げきがにちれん
あらすじ
青年僧侶が劇画で描く日蓮上人の生涯。たんねんに調べ上げた史実をもとに、法華経の世界と聖人の信仰観を克明に綴る力作。単にストーリーを追うだけでなく、聖人のナマの姿を生き生きと描き出した異色の御一代記。
りっしょうあんこくろんまんがでどくは
あらすじ
災害や戦乱が相次ぎ、民衆が不幸な生を強いられるのはなぜか。その答えを仏の教えの真髄に求めた時、念仏信仰に支配された社会体制にいどむ日蓮の、たったひとりの戦いが始まった。自分の信じる正道──法華経至上主義にもとづく宗教・社会改革の提言、『立正安国論』とともに。異端者として弾圧されながらも命がけで民衆の幸福を願った、誰より強くやさしい男・日蓮。その生涯と思想を、どんな本より読みやすく。
だいぼさつとうげだいさんしょう
あらすじ
炸裂する極悪所業! こんな破壊的なヤツ見た事が無い! 菩薩だろうが、閻魔だろうが、善だろうが、悪だろうが、斬りてぇヤツは斬る! 殺戮を呼ぶ魔性の剣に魅せられた暗黒剣士・机竜之助! 修羅道まっしぐらの時代劇ダークサイドヒーロー・ロマン! 「大菩薩峠の歌」を自ら作詞作曲した宮沢賢治をはじめ、芥川龍之介、谷崎潤一郎、泉鏡花、菊池寛らの日本文学史を彩るそうそうたる作家が絶賛した中里介山の伝説の小説が、百年の時を越え平成の劇画王・ふくしま政美の超劇画で甦る! 小池一夫を監修に迎え、グレードアップした第二章がついに第三章へ! 妖刀村正を手なずけた斬殺剣士・机竜之助。死人流の極意を会得し、竜之助と対決する宇津木兵馬。兵馬を助けるお松と裏宿の七兵衛! 作画家・ふくしま政美の筆致もさらに鋭く勢いを増し、まさに平成の超時代劇画の大爆発!
あつはらのがいか
あらすじ
熱原下方(あつはらしもかた)の庄の名主・神四郎(じんしろう)は、年貢米を出せない一家が心中したり、赤ん坊が間引きで殺されてしまう現実を憂いていた。そして、その一方で滝泉寺(りゅうせんじ)の僧達が、夜ごと酒を飲み、遊び女(あそびめ)達とたわむれる姿にも……。仏の教えに疑問を持ちはじめた神四郎の前に、青年僧・日秀(にっしゅう)が現れる。日蓮(にちれん)の弟子・日興(にっこう)に仏法の正義を説かれ、法華経に帰依する決意を固めた日秀は、滝泉寺を追放されたものの、いきいきと遊説していた。そんな日秀の姿を見て、神四郎は法華宗に興味を持ちはじめるのだが……。
こうぼうだいしくうかい
あらすじ
今から千二百二十余年前の遠い昔、讃岐の国に一人の赤子が誕生した。彼の名は、弘法大師空海、幼名、真魚――。中国から真言密教をもたらし、万民の救済に生きた彼の生涯が、今ここに蘇る――!!