テロ組織「動物解放同盟(ALA)」が生物科学研究所を襲撃した際、妊娠しているメスのチンパンジーが保護された。彼女から生まれたのは、半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーだった。チャーリーは人間の両親のもとで15年育てられ、高校に入学することに。そこでチャーリーは、頭脳明晰だが「陰キャ」と揶揄されるルーシーと出会う。「テロ」「炎上」「差別」……ヒトが抱える問題に、「ヒト以外」のチャーリーが、ルーシーとともに向き合うヒューマン&ノン・ヒューマンドラマ。作品集『パンティストッキングのような空の下』が「このマンガがすごい!」2017(宝島社)のオトコ編第4位にランクインし、話題になった漫画家・うめざわしゅんによる連載作品、開幕!
人生ふたつぶん懸けて、叶えたい夢がある! 夢破れた青年・司と、見放された少女・いのり。でも二人には、誰より強いリンクへの執念があった。氷の上で出会った二人がタッグを組んで、フィギュアスケートで世界を目指す!
家族は必然。恋人は偶然。友達は、自然になれると思ってた。これは、息を吸うように恋をした結果 クラスで浮きまくっている一人のギャルが、ルールに縛られた眼鏡少年の 本当の「友達」を目指す物語。友達で悩んだことのあるすべての人におくる 放課後の、ちょっとエッチな友情譚!
あの伝説のネオ時代劇『無限の住人』の公式続編が始動! 逸刀流との戦いから八十年余り、時は幕末。土佐で隠遁していた「不死の侍」万次はある志士の訪問を受ける。その男の名は坂本龍馬。「土佐藩士たちを護ってほしい」と請われた万次は龍馬を伴い京の都を初めて訪れる。そこで待ち構えていたのは新選組。ご存じ最強の佐幕派武闘集団が牙を剥いた――。最強の剣士は誰か? 龍馬を斬ったのは誰か? 万次だけが全てを識る!
ある日、夫に告げられた。「私、本当は女性なんです――」 大反響のコミックエッセイ! 配偶者がトランスジェンダーであることを知った著者(妻)が描く“ふうふ”2人の日々。夫のカミングアウトにより、2人の関係は変わってゆくのか? 初めて知ること。見えた世の中。周囲の反応。そして、将来のこと……。いろいろある毎日を、ユーモアあふれる視点で描き出す。「ふつう」とは違うかもしれない。でも、どこかにいる、家族の話。
2巻まで読了。 人間ととチンパンジーの間に生まれたハイブリッド、ヒューマンジーのチャーリー。 母親のチンパンジー、エヴァは天才で、認知能力では、人を上回り詩まで作っていたという。 そのエヴァに興味を持ち研究を始めたグロスマン博士は、まさかの子どもまで作っていた。 同僚の間では、「二人は恋仲だ」とも言われていた。 エヴァは、出産のダメージで脳に障害が残ってしまい、現在は、一般のチンパンジーより認知能力は低い。 しかし、15年経って、チャーリーが会いに行ったとき、今では、認知能力のないエヴァが、カードでメッセージを伝えようとしてきた。 これは、ただでたらめにカードを選んだだけなのか? 謎が深まる! 現在は、人間の両親の元で育てられ、高校に通い始めたチャーリー。 この、漫画の魅力のひとつは、やっぱりチャーリーがキュートなこと。 眼がくりくりしていて、鼻の下が長くて、耳が大きく、口の形がちょっと河童みたいで、ほんとかわいい♬ そして、運動神経が信じられないくらいに良い上に、考え方も論理的でクール。 次々と降りかかる、事件をどうやって対峙し解決していくのか。 人間とは認められていない、ただの物としての扱いにしかならないチャーリーの未来はどうなるのか。 本当に、楽しみしかない。