「このねこさ あの招きねこと 模様同じだよね」――おじいさんのおじいさんの代からつづく、ねこが棲みつく癒しの宿「旅荘 ねこ柳」。宿を切り盛りする父と母のあいだのひとり息子・楽は、将来宿を継ぐようにと毎日迫られているが、残念ながらその気がない。そんなある日、宿に代々伝わる招きねこと同じ模様の伝説のねこ・えびすが楽の前に現れた。「ねこ柳」に危機が訪れると、どこからともなく現れるという伝説のねこ。そのえびすは「ねこ柳」のライバル、町いちばんのホテルのお嬢さま・菫を毎日宿に連れてくるのだが…!? ――人気作家・桑田乃梨子が贈る現代のお伽話!
1920年代後半。夢見た新聞社に採用されオハイオからニューヨークにやってきたジョージィ(通称ジョー)。だけど彼女、実はその名前から男と間違えられて採用されたようで、即日解雇! 諦めきれないジョーは!?
幼稚園児のサラちゃんは、おとながドン引きするほどマセてます! 「男の人はおだてるといい」とか「小技使って男を惑わす女になりたい」とかって言葉、どこで覚えてくるの!? サラちゃんはイケメンの英介くんが大好きで、いつも彼の気を引くことで頭がいっぱい! 英介くんの近くでワザとリボンを落としたり、少食のフリしてかよわい女を演じたり、英介くんのママに心にもないお世辞をいったり…って、5歳児のくせにどこまであざといの! だけど一本気で純情バカな英介くんは、そんな腹黒サラちゃんにゾッコンで…!? おませすぎるサラちゃんをめぐる、ぶっとび幼稚園児ラブコメディ!
スイーツに目がないマフィアのボス。ただ食べるだけでは飽き足らず、秘密裏にお菓子作りに挑戦することに。が、そこは料理の初心者。やることなすこと失敗ばかりで…。側近のシノヅカは、おいし~くリカバリーできるのでしょうか!?【電子限定で、著者SNSで発表された特別編「クリスマスプレゼント」「チョコ風呂リベンジ」「ボスの外食」「11月11日はボスもポッ〇ーの日」の4本+2020.1.1年賀状イラストなどを収録!!】※予告なく、掲載または販売を中止している場合があります。★単行本カバー下画像収録★
したけど思ってたのとちょっと違った。カイニスの金の鳥とかエマみたいな落ち着いたストーリーかと思ったら、田舎から出てきた元気な新米記者ジョーのドタバタ劇だった。 絵も、表紙は繊細な感じだけど中の絵は線が太めでハッキリくっきりデジタルで描いてますって感じ。 服装や建物、「フラッパー」という社会進出する女性たちなど、1920年代のニューヨークの雰囲気はバッチリ! (ただ自分は「頼み事をする西洋人が頭を下げる」とか「リンゴの皮を剥く」描写が気になってしまって話に集中出来なかった)