かばんこうぼうにっき
あらすじ
舞台はフランス・パリ。中学生の少女・歩(あゆむ)はある日小さな鞄屋に迷い込む。そこには、まるで星のようにきれいな鞄たちと、美しい手さばきで鞄を作る店主。心を奪われた少女は、鞄職人への道を歩み始める!著者・間間戸淳の繊細かつ美麗な作画で、パリの街並みと工房の製作風景をご堪能ください。
まりあさまのいないまちすとーりーおぶかろちーら
あらすじ
架空の町“カロチーラ”を舞台に描かれる、悲しみと罪と希望の連作集。Story of Carocheila 「Solitude」カロチーラの中央広場でヴァイオリンを弾く少女・サリの物語。両親に捨てられ孤独を抱えるサリを、一匹の猫との出会いが変えていく。Story of Carocheila 「金雀枝(エニシダ)」恋人は突然去って行った。何も残さずに。残された者たち、エニとシダの物語。『ジゼル・アラン』の笠井スイが、個人誌として発表していた幻の作品群を単行本化。「Solitude」、「金雀枝(エニシダ)」の2本に加え、漫画誌・ハルタで発表した笠井スイの読切「瞼に咲く花」を特別収録。同時発売の「名もなき羊たちの町 -Story of Carocheila-」には、「カミキリ」と「Scissor」の2編を収録。全4遍からなる架空の町“カロチーラ”の物語。
なもなきひつじたちのまちすとーりーおぶかろちーら
あらすじ
架空の町“カロチーラ”を舞台に描かれる、罪と裏切りと再生の連作集。Story of Carocheila 「カミキリ」母親の死を自分のせいだと思い、罪の意識に囚われる少女・ミルラ。行くあてもなく電車に乗ったミルラは、カロチーラで散髪屋を営むルーと出会う。少女と青年の再生の物語。Story of Carocheila 「Scissor」ふたりでの生活を始めたルーとミルラ。穏やかな毎日を送るふたりの前に、シェンナと名乗る女性が現れる。シェンナとルーには、拭いがたい“過去”があった。贖罪と希望の物語。『ジゼル・アラン』の笠井スイが、個人誌として発表していた幻の作品群を単行本化。同時発売の「マリア様のいない町 -Story of Carocheila-」には、「Solitude」と「金雀枝(エニシダ)」の2編を収録。全4遍からなる架空の町“カロチーラ”の物語。
きょうのちょーか
あらすじ
釣りが大好きな小学生・潮香(ちょうか)は毎日放課後釣りへ繰り出す。普通の釣りはもちろん、釣り竿がなくても釣りをする!?テグスと針だけの釣りや、割り箸と糸での釣り。ペットボトルでも魚は捕れる!限られた時間と道具で気軽にできる釣りをご紹介!もちろん本格的な磯釣りもやっちゃうぞ!
あしもとのあるきかたはくめいとみこちわーるどがいど
あらすじ
カラーそしてモノクロの描き下ろしイラストをふんだんに盛り込み、『ハクメイとミコチ』の世界を徹底解説。さあご案内しましょう、ハクミコワールドへ!*前代未聞&前人未踏! 30体以上をフルカラーで描き下ろしたキャラクター紹介*キャラクターの性別、年齢、職業など、初公開のデータが続々*キャラクターの素顔が垣間見えるQ&Aコーナー掲載*帽子や衣装、気になる小道具をテキスト付きで解析*交通・商業・建築から紐解くマキナタとその周辺地域*特別収録・ハクミコ世界地図*特別企画・“原寸大”料理再現! ハクミコサイズでごはんを作ろう!など、楽しい企画&貴重な情報が満載。本編そしてテレビアニメを楽しむ際には必携の1冊です。
ひつじがいっぴきはるたこみっくす
あらすじ
夢を思い通りに操れる少女・怜夢(れむ)は、かわいいものでいっぱいの夢の部屋を作って、毎夜そこで楽しく遊んでいる。現実世界でうまくやれない怜夢にとって、夢は唯一の心安らぐ場所なのだ。しかしある日、凶悪なモンスターが夢に現れ、暴れだした。怜夢は街で見かけたヤンキー・荒康汰(あら・こうた)を召喚し、モンスターと戦わせようとする。たいせつな夢を守るため、少女とヤンキーのドリームバトルが始まる!
ましゅまろめりけんさっく
あらすじ
今年も不良だらけの鬼胡桃高校で、クラス対抗番長決定戦の季節がやってきた。絵に描いたようないじめられっ子・薬島(やくしま)が所属する1年B組の代表は喧嘩師・火野(ひの)に決まったはずだった。……が、とある理由から薬島も代表に!?キレ者、超怪力など、さまざまな他のクラス代表を蹴散らせるのか。いじめられっ子ゆえの必勝法が冴え渡る!?マシュマロ(いじめられっ子)×メリケンサック(喧嘩師)のコンビネーションも見逃すな!
こうあんぶとくいじんしゅかごじゅうろく
あらすじ
憑依、予知、念力、発火――異能の力を駆使して犯罪を防ぎ、罰するための部署「公安部特異人種課」。物語は、「非」能力者の常田が特異課に転属になったところから始まる。異能者を追う特異課もまた、異能者の集団。常田はひとクセもふたクセもある彼らに戸惑いながら、今日も事件を追う! 確かな画力で描かれた鬼気迫る異能VS異能のバトルに大注目、待望の第1巻ついに発売。
みあのけーきはあますぎる
あらすじ
[収録作品一覧]・母は夭逝の人気女優マリー。ロケ地のダイナーで働く父と恋に落ちたが、若くして死んでしまった。僕はいつまでも大人になれず、今日、会ったことのない「妹」のクロエが現れた…。「マリーのダイナー」・ペーターにはお母さんがいない。お父さんは遠い海の上で働いている。私・ミアはいつまでもペーターと一緒だと思っていた。そのとき、町に妖艶な歌姫エヴァが公演に来た…。「ミアのケーキは甘すぎる」・ピザ屋が8枚のピザを配達にきたのは、家1軒を貸し切って開かれたオールナイト・パーティー。一夜の出来事を複数の視点から描いた実験的な作品。「パーティーセット!!」「こども」の時代は終わりを告げ、成長の痛みとともに「おとな」の自由と楽しさを迎える。「こども」から「おとな」へと変わる瞬間を描き連ねた傑作集! 7篇の物語を収録!
にしこうへいさくひんしゅう
あらすじ
ある日突然マッチョの小人がやってくる表題作、「小さくてマッチョな者たち」や、筋骨隆々な少年の悲しい性を描く「鋼の少年、鉄の掟」など、癖になる作品を集めた一冊。
ほんじつのしのみやけ
あらすじ
若くてきれいな四ノ宮家のまま母・まり。新しい母として認めてもらうため、やって参りました!まりの心配とは裏腹に五兄弟は概ね協力的であったが、四男・克四朗だけは嫌悪感をあらわにしていた……。家族愛と、ラッキースケベが交錯する楽しい生活が始まります!◆キャラ紹介まり:新しくやってきたお母さん。家事万能だがおっちょこちょい。歳より若く見える。背は小さいがナイスバディー。光一朗(こういちろう):四ノ宮家長男。父親が海外赴任で不在のため、一家の大黒柱的存在。進二朗(しんじろう):四ノ宮家次男。真面目で堅物。兄弟のブレーキ役。女性にはめっぽう弱い。秋三朗(あきさぶろう):四ノ宮家三男。物事を冷静に見ることに長けている。クール担当。女の子大好き。克四朗(かつしろう):四ノ宮家四男。思春期ど真ん中。不器用、そしてすぐにテンパる。唯五朗(ゆいごろう):四ノ宮家五男。兄たちと歳が離れているのもあり、周りの5歳児より少し大人っぽい一面を持つ。一家のアイドル。
くびばなはさきゆく
あらすじ
母親を亡くし、心を閉ざす少年・リラは、ふと吐いた嘘がきっかけで“首”だけになった妖精・ベルタと暮らすことに。ベルタの世話をする生活が、孤独な少年を徐々に変えて行く。えんため大賞出身の気鋭・高江洲弥の初コミックス。
ろーかるわんだーらんど
あらすじ
『少年少女』、『6番目の世界』、『鵺の砦』に続く、福島聡の読切シリーズ最新作! 初恋の相手とボクの20年を描く「第1話 深作慧(ふかさく・けい)」。殺しや4人と男と女、6人の生と死をかけた「第4話 決断」。オンナについて、欲について、友と語り合った熱い夜「第5話 エロチシズムの歴史」。ほか全6篇を収録。
なかむらてつやさくひんしゅう
あらすじ
漫画家・中村哲也がこれまでにFellows!&ハルタ誌上にて発表してきた、バニーガールと自転車と坂道漫画の集大成! 授業中居眠りした姫川さんをみんなで着せ替え――「昼下がりの女王様」。ロードバイク派とマウンテンバイク派の女子高生が最速をかけて勝負――「坂がちガールズ」。深夜、通行人の女性から網タイツを脱がして集める悪のバニーガールを追い詰める者の名は――「バニー刑事」、ほか全10篇の漫画を1冊に収録! 巻末には豪華カラー32ページのコメント付きイラスト・ギャラリーも楽しめちゃいます。
しょうがくせいぞんびろめお
あらすじ
4年4組に転入生がやってきた。成績優秀、スポーツ万能、ピアノも弾きこなす優等生――その正体はなんとゾンビ!ドッチボール大会では首がもげ、ピアノ発表会では足を折り、納涼肝試し大会では内臓を撒き散らす。心優しいゾンビ、穣治ロメ夫(じょうじ・ろめお)と同級生達の毎日は、トラブルでいっぱいなのだ! ハルタの鬼才・二宮香乃が熱筆する、スプラッターコメディー、待望の単行本化!
ざたうんりべんじゃー
あらすじ
舞台は20キロメートル四方の小さな町、ザ・タウン。ここで主人公・雨木は妹を殺した仇を探し続けているのであった。手がかりはただひとつ、【格子状の傷を持つ男】。それだけ。彼の武器は復讐にたぎる血液。この血液が彼の矛と盾になるのだった。
さっぷうがーる
あらすじ
真田順子が描き連ねた全10篇の物語を収録!今をときめく女の子たちは、食べて、悩んで、笑って、恋をまっすぐ。/いつしか”運命の赤い糸”が見えるようになった主人公の乃香(のか)。親友のアンナは憧れの鷹(けい)に告白しようとするが、ふたりの赤い糸はつながっていなかった。[thesameoldsong]/あるオトコの部屋に、制服を着たふたりの女子高生ミキと葵。ふたりとも怒っている。「としくん、お願い。私たちのどっちが好きなの?」そして3人目の女が……。[しゅらば]/華やかで力強い女の子たちを、魅力的なタッチで描き上げる一冊!
さいあいのとなりのあくむ
あらすじ
20世紀の半ば、アメリカの近代主義から生まれた新しいデザインの流れ「ミッドセンチュリー」。レイ・イームズ、ル・コルビジェ、柳宗理らによる建築・家具・デザインをこよなく愛する青年樋山大成は、美しく、魅力に満ちた、自分だけの理想の部屋に暮らしていた。ところが壁をはさんだ隣りの部屋から鉄パイプが壁を突き破って侵入。その穴から大量のゴキブリがはい出し、お気に入りの家具はメチャクチャに!怒った大成は文句を言いに隣りのチャイムを押すが、現れたのは絶世の美女・雪乃(ゆきの)。美部屋と汚部屋、美女と凡人、いまでこぼこなふたりの新生活が始まる……!安住だいちによる注目のラブコメディー第1巻!
あかいみはじけた
あらすじ
小さな実がはじけるような、微かな一瞬。しかしそれは彼や彼女を大きく変えていく。大胆な筆致で、7組の男女に訪れるその“瞬間”を描き出す、高橋那津子の初コミックス!【収録作品】第一話蓮先生の書斎(小説家の叔父と高校生の姪)/第二話カウンターパンチ(負け犬ボクサーと元・恋人)/第三話ねこたこた(書道教室に通う小学生男子と女子高生)/第四話POLTERPOSTER(彼女持ちの男とポスターの美女)/第五話愛の逃飛行(自殺志願者と祝福プレゼンター)/第六話金木犀の記憶(かくれんぼ中の小学生が出会った女子高生)/第七話初恋(送辞をする中学2年生女子と憧れの先輩)
しらまり
あらすじ
そのアイドルの名は「白瀬マリ」。憧れ、を意味する職業、アイドルとは!どんな時代もキミたちの夢であり続ける希望の光!アイドルとは、笑顔と歌を届けてくれる幸せの配達員!この物語は伝説のアイドル・白瀬マリの、きらめく活動の全記録である――。それは燃え上がる熱情。漫画の中に日常描写はナシ。歌と踊りとアイドル活動のすべてを紙の上に描き連ねる、これが、これこそがアイドル漫画の決定版!
だれがためにはがねはなる
あらすじ
ひとり田舎に預けられた少女・みっちゃん。慣れない町に戸惑う彼女は鍛冶職人の青年・ケンと、鍛冶場の神・キツネと出会う。その出会いは、彼女の心を大きく成長させるものとなった。しかしその成長はケンや、神であるキツネに大きな変化をもたらすことに――。注目の若手作家・天乃タカが描く、初の現代劇。待望の単行本電子化!!
ましまろぶんがくがーる
あらすじ
「なにものにも縛られず、自由に文學(ぶんがく)を愛する」、それが文學倶楽部。だが、その倶楽部は女人禁制であった――。「女」の自由に制約があった時代、なにをするにも「女のくせに」と咎められていた時代。幼い頃から読書を好み、本を愛し、文章を書く喜びを知っていた少女・百音(もね)は、長い髪をばっさりと切り、男物の服を着て倶楽部の門を叩いた。「頼もう、僕を文學倶楽部に入れてほしい」……。正体を隠し、仲間を裏切りながらも、自分の夢に向かってまっすぐ進んでいく”文學ガール”!笑顔、苦悩、喜び、不安……、思春期のくるくる変わる少女の表情を鮮やかな筆致で描き上げる、俊英・天乃タカの最新作!
ちおのぽりす
あらすじ
「応答せよ、応答せよ、こちらチオノポリス、ブレンダン隊員」――。かつて天才少年と呼ばれた弟・アダムは、事故により幼児退行してしまう。兄のブレンダンは変声期を迎えるが、大人になることにおびえている。その時、大切なスノードームの中にいるはずの、人形が消えた……。『銀河六巡り』そして『しらまり』と、魅力的な作品を作り続ける新鋭・高橋拡那、初の作品集『チオノポリス』。表題作に加え、「ウンター・ガングの英雄」、「紅竜会のおしごと」、「三千世界の鴉は死なぬ」、「少年と幽霊」、「悪い映画で一度死んだ」、「HEATH’snativeHEATH」、「少年と幽霊の思い出」の8作品を収録。
さんかくさんど
あらすじ
男、女、男。魅力的な左右の男子に挟まれた座席位置の大野ユキは、悩んでいた。キヨ君とユージ君、互いにいがみ合うふたりの男子が、授業中、ユキを挟んで、いたずら合戦をくり広げているのだった!優劣を決めるはずの戦いは、いつしかユキをめぐる恋の三角関係へと発展していく!飛び交うゴム弾!クチビルを狙った接近戦!私のために争わないでーっ!!どたばた3人組の、明日はどっちだ!?
もう1冊の「名もなき羊たちの町」と併せて、2005年前後に発表された作品群が収録されています。ひとつひとつ独立した短編でありながらいずれも同じ架空の町"カロチーラ"を舞台としています。 ジゼル・アランとは全く異なり、ポエミーで余白が多くアンニュイな感じ。一昔前感があります(笑)絵も今と比べるとだいぶ粗削り。 収録作品に1本だけ例外的に2013年にハルタに掲載された「瞼に咲く花」という短編が収録されています。ひと目見て「ジゼル・アランの人だ!!」と分かる精緻で濃密な絵!ストーリーも飛びぬけて洗練されています。というか泣けます。 水上悟志の「放浪世界」と同様、この短編1話のためだけでも買う価値があります。 「ジゼル・アラン」のクチコミでも書きましたが、著者近影やあとがきが無く、逆に装丁デザインは非常に凝っていて、作品の余韻に心地よく浸れる単行本すばらしいです。「ジゼル・アラン」もぜひ完結が見たい。そして余韻に浸りたい……