スポーツマンガの感想・レビュー1565件<<5354555657>>まっすぐすぎる青春DAYS 安田剛士まーしょんスポーツ漫画としては王道の、初心者でヘタな主人公が名門サッカー部に入って努力していくという話だが、ここではストーリーも大事だが、主人公の”心”に注目して読んでほしい。 1冊読み終わるごとに1つ良いことをしたいと思えるはず。高校の陸上部での恋を描いた青春群像劇ピーチ・ミルク・クラウン 手原和憲mampuku キャラクターの細やかな心情に寄り添いながらも激しく濃厚なサッカー論を展開しまくった前作「夕空のクライフイズム」とは反転して甘酸っぱい恋模様を展開しまくっている今作。高校生の青春という部分では共通しています。 「夕空」では敗者の美学というのもテーマだったので、この恋物語の行方もひと癖ふた癖あるのではないかと期待しています。主人公と同じ子を好きなイケメンという強力なライバルがいるので、彼にはガンガン仕掛けて面白くしていってほしいところではあるのですが…昨今のラブコメでは恋のライバルにやきもきさせられる展開はあまり望まれていないようですねちょいエロコメディといえるのか?天より高く 宮下あきらマンガトリツカレ男男塾のメンバーが出世しているのと頭のおかしい相撲取り、民明書房の話しか記憶がない。 ちょいエロのコメディだが、宮下あきらの絵柄なので表現できない難しい気分になる 魁!!男塾好きなら楽しめる。 扉絵といい終わり方も含めて好きBAKUDAN 宮下あきらstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男内容は不良少年がボクシングのヘビー級チャンピオンを目指すスポーツ漫画がベース。 最初の方は面白いんだが、途中から嫌な予感が止まらず、扉絵にも不穏な空気が流れ初めて、最終回でデビュー戦/日本チャンピオン/世界チャンピオン戦をやるという当時の読者には伝説になっている強引な終わり方。 最終回の対戦相手達も、適当につけただろうという名前で無茶苦茶だったけど俺は好きだよ。 伝説が現在進行形で描かれている弱虫ペダル 渡辺航starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)新刊が出るたび読んでいるが、現時点で56巻まで出ているので序盤の熱量をもう一度確認したくなって読み返してみた。 やはりすごい熱量。 読んでいるだけで体が熱くなってきて今すぐに自転車で飛び出したくなる。 高校に入学した小野田坂道が自転車競技に出会い、隠された才能を発揮し、のめり込んでいく熱血青春スポーツ漫画だ。 この漫画のすごいところは、話の導入部分がものすごく丁寧で、違和感なく自転車競技というものに興味を持たせられるところだ。 主人公の小野田坂道は自転車になんか全く興味がなく、アニメ研究会に入ろうとするが人数が足りず休部になっていて部員勧誘をするも集まらず途方に暮れていた。 まず、主人公が自転車に興味がないのがポイントで、多くの読者と同じ目線に立っているのでとても共感できる。 そして、アニメ好きで節約したいからといって千葉県から秋葉原までの約45km、往復90kmをほぼ毎日ママチャリで走っているという。 もう、自転車に向いてそうで才能を発揮してくれそうな説得力あるエピソードが分かりやすい。 同世代ではトップレベルの自転車やってる同級生が、偶然学校前の激坂を歌いながらママチャリで登る小野田を目撃し、ハンデ込みで勝負を挑むが、僅差で小野田は負ける。 しかし、全くの素人相手に僅差の勝負だったことで、彼は小野田の才能を認め自転車部に勧誘する。 ここでいよいよ自転車の才能があることが発覚してきて、あとはそれを疑う周囲の人に実力を見せつけるのみとなってくる。 ここから面白いのが、小野田の成長と、ママチャリと自転車レースで必須な速く走ることに特化したロードバイクとの違いを丁寧に描いていくのだ。 まず、適切なサドルの高さにすることでこぐ力が完全に伝わり、ギアがつくことでさら速くなる。その感動を喜びの新しい発見の感情として表現してくれている。 そして、ここまではまだママチャリだったが、レースに参加することでギアとかサドルとか関係なく完全なロードバイクとの性能差を見せつけられ愕然とする。 しかしここでママチャリですらかなり速かった小野田がロードバイクを手にすることで爆速となり部員をごぼう抜き! ここまでで自転車競技用のロードバイクってすごいんだ!乗りたい!となるほどに分かりやすく描かれている。 そしてここから小野田本人の成長物語へと移行していき、1年目のインターハイが終わるまで30巻近く使う。 これって、実はあのスラムダンクと似たような構図なのだ。 バスケに興味が無い桜木花道、異様なジャンプ力を発揮し才能がチラつき、バスケの勝負のアツさや桜木花道の成長を描いていき、インターハイを描き終わるのに約30巻。 4月~インターハイの終わりまでの短期間をここまで濃くアツく描けている点など共通点がたくさんある。 これで名作にならないわけがない。 そしてスラムダンクは熱量が下がったその後を描きたくないとのことでそこで終わったが、弱虫ペダルはその後もきっちり描き、2年目のインターハイもものすごくアツい展開になってきている。 僕たちはいま、後世に語り継がれる伝説的な漫画が誕生しつつあるリアルタイムの連載を追えていることに幸せを感じた方がいいのかもしれない。引退間近の元名選手、かつての守備位置・ショートへ返り咲くため突き進む!ショート黒松 瀬下猛マンバ運営【掲載誌】 モーニング2017年47号(2017年10月19日発売)より連載開始 【受賞歴】 『エル・カミーノ』 第67回 ちばてつや賞 ヤング部門 準優秀新人賞 受賞 http://yanmaga.jp/awards/chiba/archive/67.html 『HAKA』 第71回 ちばてつや賞 ヤング部門 期待賞 受賞 【公式ページなど】 モアイ http://morning.moae.jp/lineup/873 決して折れない強い生き様を強烈に描いてます囚人リク 瀬口忍starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)ついに完結。 東京に隕石直撃後に建てられたの壁の中のスラムで働く警官のおじさんにリクは世話になっていたが、ある日警視総監である鬼道院により無残に殺されてしまい、目撃したリクが罪をなすりつけられ13歳にして冤罪で脱出不可能と言われる極楽島の監獄へと送られてしまう。 おじさんの無念を晴らし鬼道院の顔に一発入れるために脱獄を決意するリクだった。 全38巻なのでどんどんと大きな話になっていくんですが、あくまで焦点はリクの個人的な問題、「鬼道院の顔に一発入れる」を最終的な目標にしているので決してブレません。 とんでもなくアツいマンガです。 脱獄を決意したあとに絶対に不可能と思われた極楽島からの脱出を、丁寧に丁寧にしらみつぶしに可能性を探っていく様子もワクワクしますし、リクの決意の強さ、覚悟、アツさに感化されていく仲間の描き方もどれも大好きです。 たまに大ゴマで田中のおっちゃんの謎のポージングが挟まれることがあるんですが、それも個人的には漫画的表現の楽しみになっていました。 漫画的表現で言えば、リクや鬼道院の表情の強さが漫画的強さになっているなと思います。 そこに彼らが息づいて生きている泥臭さ、リアルさがあります。 ラストは意外と言ってしまえば意外とあっさりめに描かれています。 そうでしょう、そんなもんなんでしょうきっと。 そこに誰のどんな想いが込められ、幾人もの生き様があり、背負ってきた物語があるかに関わらず物事は起こり得るのです。 個人的には事態の収束はもう少しねっとりしたものを見たい気持ちはありましたが、おそらく描きたかったであろう部分がそこでは無く、それに至るまでの過程だったんだろうと思えば腑に落ちます。 瀬口忍先生、リク、お疲れ様でした。 自転車というミイラにまつわるミイラ取りの話のりりん 鬼頭莫宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。才能開花前も後も面白い!BUNGO―ブンゴ― 二宮裕次名無し ありがちなスポーツ漫画だと、才能開花前後の面白さに差が生じたりするが BUNGOはそれがなく、どんどん面白なっていく。 高校編も楽しみです。可愛い〜〜〜〜っかわうその自転車屋さん こやまけいこ大トロ坂の上にあるカフェみたいな自転車屋さんで、小さいカワウソ君が自転車のことをたくさん教えてくれます。 こだわりが強すぎてちょっとめんどくさいカワウソですが、可愛いです。 シュナイダー最高キャプテン翼 高橋陽一しん翼のライバル最高!!大人になっても楽しめるスラムダンク 井上雄彦メイアニメ主題歌になっていた大黒摩季の歌を耳にする機会があり、急に一気読みしたくなりました。連載当時も楽しかったけど、やはり今読んでも懐かしいだけじゃない良さがありますね。 花道のまっすぐでやんちゃな性格は若さ故のものだなぁ…と切なくなったりもしました。長編漫画は続くだけの面白さがある!!ANGEL VOICE 古谷野孝雄starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男この漫画自体面白いという評判を聞いていたが、 サッカー版「ルーキーズ」サッカー版「スラムダンク」など言われていて,、いまいち読むのを躊躇していたが、今回全巻よんでみた。 途中までは、ルーキーズやスラムダンクのような印象を受けていたが、女子マネージャー高畑マイのおかげで、違う漫画になってる。 他の漫画に比べ負けるのも多く、その辺のリアリティも含めてよかった。 いつまでも翼は最高キャプテン翼 ライジングサン 高橋陽一しんカズor翼、どっちがレジェンド?黒子コスプレをプレゼントされたので黒子のバスケ モノクロ版 藤巻忠俊名無しバスケとはふだん無縁でしたが、楽しめる本です。トクチ、いいよなあONE OUTS 甲斐谷忍名無し野球漫画というか、勝負とは…を描いた漫画だと思う。 12巻あたりで、野球を競技と呼ばずゲームと呼んでいたことが印象的。 この漫画における野球とは、身体能力や技術の競い合いだけではないことを示している。 そんなトクチが、勝利する姿は痛快だ。 リアルな高校野球ダイヤのA Ace of Diamond 寺嶋裕二Y現実的な設定に基づいた熱いストーリーと、見やすい画が魅力。巨人の歴史を知るマンガ江川と西本 森高夕次 星野泰視こうちゃん昭和、平成とプロ野球が巨人を中心に回っていた時代!! マジ人物描写が面白い!!社交ダンス部をテーマにした青春マンガBUTTER!!! ヤマシタトモコ無用ノスケ子快活な女子高生・夏がヒップホップダンスに憧れて入部した「ダンス部」は実は社交ダンス部だった。同時にアニヲタでネクラな男子、端場くんがイジメッコのせいで社交ダンス部に入部届けを出されてしまう。正反対の2人がこのダンス部でペアを組むことになって…という感じです。とりあえずまあ青春してます。 いつもだるい感じの女部長や、そんな部長が大好きなメガネ君など、ステキな先輩たちも見ていて幸せになります。 読み終えた後は、清清しくも少し切ない気分に。 男性漫画、少女マンガ、BLと幅広く描いてきたヤマシタトモコ先生ならではの部活もの漫画だと思います。 1994年、三四郎が帰ってきた。1・2の三四郎2 小林まこと名無し※ネタバレを含むクチコミです。かすかにBL風味10DANCE 井上佐藤大トロダンスの知識が身につきます! 思ってたよりずっと奥が深い世界なんですね。 ダンスをあまり知らない人でも勉強しながら楽しめると思います。実在のゴルファーをモデルにした漫画大地の子みやり かざま鋭二 坂田信弘starstarstarstarstarマンガトリツカレ男『風の大地』の名コンビ坂田信弘×かざま鋭二の実在のゴルファーをモデルにした漫画 かなり昭和テイストの漫画で俺はすげー好き。 坂田信弘原作の漫画にしては、人は死なない。 「ひかりの空」や「風の大地」が好きな人にはおすすめ。 今週のグラゼニグラゼニ~東京ドーム編~ アダチケイジ 森高夕次マンガが主食引退前の選手ってどんな気持ちになるのか?選手の心の中に浮かび上がる、せこい感情も描かれていて、面白いよね。ようやく面白くなってきました。WILD PITCH!!! 中原裕 加藤潔バイスサワーこの作者の前作のラストイニングが名作だっただけに、イマイチ物足りなかったんですが、主人公がプロ野球で活躍しだして、ライバルがでてきたり、面白くなってきました。主人公が身体能力で無双していないところも個人的には好きです。 野球漫画だと、一発勝負の高校野球がドラマを描きやすいので、高校を舞台にしたものが多いですが、プロ野球をテーマにした、この作品がどこまで面白くなるかこれから見ものです。<<5354555657>>
スポーツ漫画としては王道の、初心者でヘタな主人公が名門サッカー部に入って努力していくという話だが、ここではストーリーも大事だが、主人公の”心”に注目して読んでほしい。 1冊読み終わるごとに1つ良いことをしたいと思えるはず。