スポーツマンガの感想・レビュー1565件<<12345>>最後は?ストレート!!の感想 #推しを3行で推す最後は?ストレート!! 寒川一之starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 寒川一之のスポーツ漫画は好きなので前から読みたかったので今回読んでみたがちょっと複雑で疲れた。溝口大河と御角威斗の関係性が巻数が進むほど難しくなるし、両親の話は誰がどこまで誰が知っているのかとなかなか複雑だった ・特に好きなところは? 千葉航平の全てだな。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 面白いとは思うが個人的には「GOLDEN★AGE」の方が好きかな 1話目で掴まれましたブルーロック 金城宗幸 ノ村優介starstarstarstarstar_borderalankサッカーマンガではありますが、サッカーそこまで好きじゃない私にも面白いです。逆に、Jリーグも海外リーグもワールドカップも全部好き、みたいなサッカーファンが読んだらどう思うかを聞いてみたい。ちなみに自分は日本代表戦がテレビでやってたら見るくらいのレベルです。ルールは一応知っていて有名選手なら知っているというレベル。そのくらいの私には、1話目で語られる設定がすでに面白かったです。協会の人々もコーチも、苗字含めてやべぇやつ出てきたぞと。主人公まともで良かった。チームワーク、強さと優しさ、社会性、そんなことを考えてしまいました。おすすめです。野球漫画?で一番好きです。ONE OUTS 甲斐谷忍名無し純粋な野球漫画ではないですが、野球漫画で一番好きです。めちゃくちゃ面白いです。もう書店で新品で手に入らないのが残念です。 ギャンブル✖️野球 最高です。気になる方は是非!読んで後悔はしないと思います。ただ絵は下手くそですけど慣れます!少女漫画が苦手で少年漫画お好きな方にお勧め!ちはやふる 末次由紀名無し※ネタバレを含むクチコミです。 戦後編までは漫画史に残る傑作はじめの一歩 森川ジョージstarstarstarstarstar瀧タイトル戦〜戦後編は日本一面白い漫画だった ウォーリーやら一歩引退前後とかビックリするくらいつまらない時期もあったけど最近はわりと面白い 好きなバトルベスト10 1位 一歩vs千堂タイトル戦 2位 ヴォルグvsマイク 3位 鷹村vsホーク 4位 間柴vs沢村 5位 伊達vsリカルド 6位 木村vs間柴 7位 鴨川vsアンダーソン 8位 千堂vsゴンザレス 9位 一歩vs沢村 10位 千堂vsヴォルグ表情が上手く描けている作品です。アオのハコ 三浦糀名無し内容はいたって普通の学生恋愛漫画。個人的に主人公の男の子だけがどうしても好きになれません。なので少し評価は低めです。女の子は可愛いです。表情を描くのか上手いと思います。こんな愛の形があっても良い月光の囁き 喜国雅彦starstarstarstarstar瀧変態少年と普通の恋愛を求める少女がSMに目覚めてゆく異色のラブ・ストーリー 純文学的な作風による独特な世界観に引き込まれる 新しいマイナースポーツ漫画!これからの面白くなりそう!ドッグスレッド 野田サトル名無し最新刊まで読みました。展開が早く、サクサク進みます。あらすにもあるように主人公は元フィギュアスケート選手、それでそう来たかと読んでみた感想です。 これから試合などでより熱くなりそうな予感です。 ただ今の所の試合がどうなってるかの詳細があまり描かれていない為、急にそうなるのか!って言う感じです。 初めなのであえてそう言うふうにしているのだと思います。一歩vs宮田を…もう気長に行きましょう!はじめの一歩 森川ジョージ名無し44巻までは間違いなく名作。全漫画でどれか1冊のみ選んで下さいと言われたら、はじめの一歩44巻を選びます。それぐらい熱いです! ですが最近?は…停滞気味。面白い巻もありますが… ちゃんと完結してくれるのであれば気長にゆっくり待ちます。日本ではマイナースポーツ漫画だけどめちゃくちゃ面白い!アイシールド21 稲垣理一郎 村田雄介名無し結局最後まで細かいルールは分かりませんが、めちゃくちゃ面白いです。キャラクター1人1人の使い方が上手いです。色んな名言も好きです。高校生の時、ジャンプを買って真っ先に読んでました。絵の見せ方も最高です。 誰もが知る名作バスケ漫画スラムダンク 井上雄彦名無し完璧!最後物足りなく感じますが、それもいい! スポーツ漫画No1です!一番続きが気になる作品ボールルームへようこそ Sweep over the Dance hall. 竹内友名無し発刊ペースは遅いのが難点ですが、どの巻数を見てもその巻の特徴があって、1巻1巻が面白いです。だれるとかもなく最高の漫画です!遅くても良いので、今まで通り無駄なく無事に完結する事を祈っています。 原画展で完結する気はあると書いていたので少し安心しました。邪道野球漫画、終盤は王道ONE OUTS 甲斐谷忍starstarstarstarstar_border瀧反則合戦といい今までの野球漫画とはまた違った試合展開が盛り沢山 じゃあ野球を小馬鹿にしてるのかというとそうでもなく終盤はチームメイトたちと友情と努力による熱い野球讃歌になるのがまた良い 特に主人公である渡久地がただのスカした野郎かと思ったら誰よりもプロ野球をリスペクトしてて情に厚いのが魅力的、ここが居心地が良いと思ってしまった云々の下りはグッとくる あしたのジョー+バリバリ伝説?F(エフ) 六田登starstarstarstar_borderstar_border瀧序盤が完全にあしたのジョー あと何故か女性キャラが皆酷い目に合う大傑作、滅びの美学あしたのジョー ちばてつや 高森朝雄starstarstarstarstar瀧居場所を与えてくれたボクシングの為、亡き友の償いの為、そして己の誇りの為に青春や恋愛を全て捨てた男の滅びの美学。 結婚式でのノリちゃんの表情が忘れ難い。ジャンプスポーツマンガ史に名を刻む最高最強の王道 #1巻応援最強の詩 宮田大介starstarstarstarstar兎来栄寿「『週刊少年ジャンプ』史上最高のスポーツマンガ」 と言ったら、あなたは何を想像するでしょうか? 『侍ジャイアンツ』、『アストロ球団』、『プレイボール』、『キャプテン翼』、『スラムダンク』、『超機動暴発蹴球野郎 リベロの武田』、『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』、『テニスの王子様』、『ホイッスル!』、『ライジングインパクト』、『アイシールド21』、『Mr.FULLSWING』、『黒子のバスケ』、『ハイキュー!!』、『火ノ丸相撲』、『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』etc... 上記以外にもいろいろな作品が思い浮かぶことでしょう。 この『最強の詩』は、それら超名作ジャンプスポーツマンガに確実に連なっていく物語です。 『テニスの王子様』、『アイシールド21』、『黒子のバスケ』、『ハイキュー!』など近年で2500万部を超えるような特大ヒットを果たしたジャンプスポーツマンガの主人公は、共通して背が低いという特徴が挙げられます。スポーツにおいてはフィジカル面で劣るというのは明確な弱点ですが、しかしそんな弱さを抱えた主人公が誰にも負けないパフォーマンスを発揮するからこそカタルシスが生まれます。 しかし、この『最強の詩』の主人公・金山は近年のそういった流れにおいては異端な、恵まれた体格から生まれる(タイトル通り「最強」の)フィジカルを持った主人公です。ただし、本作で描かれるラグビーというスポーツに関してはまったくのど素人という、いわば桜木花道のようなタイプです。 ただ、この金山の無双っぷりが非常に爽快極まりありません。それは従来の『ジャンプ』スポーツマンガではあまりなかった快感です。飛び抜けた才能はあっても、それだけでその競技に精通する猛者には通じない。故に努力して強くなる。それが正道です。しかし、金山はアマゾンの奥地から突然出てきたナトゥレーザのように、田舎から出てきて持ち前のフィジカルだけで最初から日本代表クラスの選手と互角以上に渡り合っていきます。 「完璧な一団(パーフェクト・スカッド)」という、U-15ラグビーW杯優勝チームのメンバーが本作において非常に重要かつ魅力的なキャラクターとなっているのですが、彼ら相手に金山がどこまでやれるのか。何ならその先まで行けてしまうのか。ひたすらにワクワクします。 努力せずに強くなるのは近年の主人公のトレンドとも言えますが、この無双状態は『ジャンプ』で言えばあたかも藤原佐為を宿したヒカルが、名人の子を倒して名だたるプロ棋士相手にどこまで戦えるのかドキドキするような感覚です。 一方で、弱い者が歯を食いしばって立ち上がり強者に対峙して成長するストーリーはサブキャラクターの方に用意されており、そちらはしっかりと濃厚な王道を堪能させてくれます。 選手はもちろん監督にも非常に味があり、ラグビーを全然知らなくてもまったく問題なく楽しめる作品です。 1話を読んで「最高の王道が来た」と感じさせてくれて、毎週読むたびに盤石に良さを積み重ねて行っています。 『ジャンプ+』はおよそ旧来の『ジャンプ』らしくない作品も読切を含めて多数載っているのが特色ですが、逆にこれ以上なく本誌に連載されていてもおかしくない王道スポーツマンガが来てしまいました。 1巻分読めば、この作品の1000万部を余裕で超えていくであろう面白さを感じていただけるでしょう。 そして、未来には「『最強の詩』を読んでラグビーを始めました」という子が日本代表として活躍してくれることでしょう。それくらいのパワー漲る作品です。 師弟愛にスケート愛、スポ根の本質は愛なのかもしれないメダリスト つるまいかだstarstarstarstarstarmampuku【4巻読了】 この『メダリスト』とかいう神漫画を今の今まで読んでこなかったことを激しく悔やんだ。 真っすぐでストイックで鋼メンタルの主人公が、少し遅れたスタートラインからガシガシ上手くなっていくスポ根成長ストーリーが好きみたいです(『BeBlues』など) 読みながら主人公たちに勝ってほしくて本気で応援しまう、勝っても負けても感動の涙を流してしまうこの気持ちはウマ娘で推しを育成してるときの感覚に近いです。残念ながら読むと泣いてしまうので漫喫や移動の電車ではなく買って帰って読む必要がありそうです。 個人的な推しは眼鏡少年の理凰くんです。ツンデレ可愛すぎか相撲でも王道ど真ん中火ノ丸相撲 川田六文銭スポーツ、特にスポ根系の漫画って食指が動かなかったのですが、これは面白かった~。 なんとなく噂には聞いていた作品でしたが、予想以上に良かった。 低身長でも、横綱を目指す高校生・潮火ノ丸が主人公の話。 特に階級がない相撲の世界では体格がものをいうのだから、その道はどれだけ無謀で険しいかがわかります。 また最初は弱小高校から部員をあつめ仲間とともに優勝を目指す・・・といった、これもジャンプ三原則「努力」「友情」「勝利」に完全にのっとった王道ど真ん中。 でも、既視感が薄く、それ以上に相撲という競技そのものに興味がわいてくるから作者の底力に感服します。 国技であり、スポーツというよりも武芸的な意味合いもあるのでしょうが、主人公の相撲という競技に対する姿勢が美しいのも特徴。 可愛いヒロインがいるとかもないし、ふんどし一枚の純然たる男臭い漫画で、とにかく格好良くて熱くなります。 燃える漫画を読みたい方はぜひ、これをおすすめします。正反対な2人が「本物」になる高校演劇物語 #1巻応援君のためのカーテンコール 恵茂田喜々 さとうしほsogor25小説を書くのが好きだけど自分に自信を持つことが出来ずにいた高校2年生の阿久津桜は、 転校生の柊つばめに小説を書いていたノートを取り違えられ、彼女に小説を読まれてしまいます。 小説を誰かに見せるどころか人と話すことも苦手で自分から動くことが出来ずにいた桜。 そんな彼女に対してつばめは、彼女の物語を世界に伝えたいと、演劇部を立ち上げることを提案します。 これまで自分では誰かに伝えることができなかった桜の言葉を「演劇」という方法で形にしてくれたつばめ。 彼女との出会いで少しずつ変わってゆく桜は、つばめに対して何か自分が返せるものはないかと考えるうちに、 彼女もまた桜とは異なる形で心に澱を積もらせてきたことを知ります。 この作品はそんな2人が高校演劇を通して「本物」へと近づいてゆく、 その姿を熱量高く、そして瑞々しさ溢れる絵で描き出す作品です。 1巻まで読了 自転車好きじゃなくても面白いっすころぶところがる 黒田硫黄かしこ第5話に山田芳裕の「大正野郎」が大学時代のバイブルだったという記述があるというのでそれ目的で購入しました。本当に1コマだけど満足です。自転車情報誌に連載されていたとあってマニアックな描写も多いですが貴重なエッセイ回もあるので楽しいです。私が毎日乗ってるサビまみれでボロボロなママチャリを黒田硫黄が見たら引くだろうな…。エマとカピュシンの感想 #推しを3行で推すエマとカピュシン Lena Sayaphoum Jérôme Hamonstarstarstarstarstarleon・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ヒップホップとバレエと道が分かれた姉妹の成長が気になった。 ダンスの描写も迫力やスピード感がありながら、激しすぎないのが 心地よい。 ・特に好きなところは? 光の描写と徐々に成長していく姉妹の過程に説得力があるところ。 それを見守る周りのクラスメイトや両親も味があっていい。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ストーリーも絵の使い方もバンドデシネならではで日本の漫画とは 違った読み味が楽しい。未邦訳の7巻をKindleで買うほど気に入った。新たなる遺志を継ぐ、高校野球物語 #1巻応援十五野球少年漂流記 白井三二朗starstarstarstarstar_border兎来栄寿『カノジョは絶対、ボクのこと好きなはず』や『Dear Monkey 西遊記』の白井三二朗さんが描く、新たな野球ストーリーです。 白井三二朗さんといえばどちらかというとかわいい女の子を描くイメージが強かったのですが、2021年に読切「邪神打線」を描いていることもあり野球マンガを描きたい想いが強くあったのかもしれません。 タイトルだけ見ると「15人の野球少年が異世界転生して野球するのかな?」と思う方もいるかもしれませんが、純粋な野球マンガです。ただ、近年また新しい野球マンガがたくさん登場していますが、本作も切り口は独特なものとなっています。 30年以上の高校野球監督歴の中で3校通算22回も甲子園に出場し全国制覇も成し遂げた名将・大倉祐一。そんな大倉が率いる名門校・東王を、かつて公立校として追い詰めた県立大江山高校のピッチャーであった若林耕一郎。 そのふたりが、100年女子校として続いてきた博愛学舎が共学化するに際して新設される野球部で全国制覇を目指していきます。 そこまでは良いのですが、新チームを発足しようとした矢先に大倉のガンが再発して帰らぬ人となってしまいます。「大倉さんがいるなら新設の野球部でも」と入学しようとしてくれていた新入生も、半分以下になり残されたのはたった14名。 若林はそれでも残ってくれた者たちを大倉が残した50年分ノートを元に指導していこうとするも、肝心の中身の字のクセが強すぎて解読が困難であるという問題がありました。 そこに断片的に描かれた「部員全員がマウンドに立てることを目指す」という新たな野球の構想の実現に向け、チームをマネジメントしていくこととなります。 ピッチャーが野球において特に大切であるというのは、多くの人が納得するところでしょう。だからと言って全員を大谷翔平選手とまではいかなくとも投げて打てる選手にするというのはなかなか大胆な発想で面白いです。なぜ名将がそんな発想に至ったのかを読み解いていく、ある種のミステリ的な楽しみもあります。 野球マンガですが、監督側の苦悩も多く描かれており、硬式と軟式出身者の確執、陸上しかやってこなかった者や性格に難がある者など一筋縄ではいかないチームをまとめていかねばならない難しさが描かれています。 指導者側のキャラクターとしては、かわいい見た目でありながらセパタクローとスカッシュで日本代表を務め女子ラグビーを全国優勝に導いた責任教師・吉島苺もいい味を出しています。メンターとしての有能さと、プライベートの抜け感のバランスが良いです。 グラウンドを見たときの感想であったり、セルフマネジメントのシーンであったり、エピソードでそれぞれのキャラクターを描いていくのが上手いので14人それぞれの掘り下げが深まったらこのチームをとても好きになれそうです。 偉大な先人の遺志を受け継いでそれが大成するのかどうかという視点のウェイトもあり、従来の野球マンガとはまた違った部分で楽しめる新たな高校野球譚です。 現代的な主人公によるJ2からの立身 #1巻応援ナリキンフットボール 明石英之 清水海斗兎来栄寿旧来の作品においては、データや科学的アプローチを重視する頭脳派キャラというのは噛ませ犬ポジションであることが非常に多いものでした。データを過信して、データを超える強さや成長やチームワークを見せる主人公側に敗れるというのが様式美です。 しかし、今は逆にデータで戦う頭脳派キャラクターが主人公になる時代なのだなぁとこの『ナリキンフットボール』を見てもしみじみ思います。 古くから行われてきたスポーツアナリティクスが近年では現実世界でも非常にメジャーな存在となってきたことはSports Analytics Labのこちらの記事に詳しいです。 https://www.sportsanalyticslab.com/column/sports-analytics-history.html 特に、2003年に発売され2011年にブラッド・ピット主演で映画化もされ大人気となった小説『マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男』の大ヒットもあり、一般的にもプロスポーツの世界でデータを分析し活用することを重視して戦うことはメジャーになりました。 それから更なるテクノロジーの発達によりGPSやドローンでより多角的にデータを採ることができるようになり、得られたビッグデータをAIによって解析させることも可能となりました。それによって、人間が抱く印象を超えたいくつもの真実が浮かび上がってきます。 本作の主人公は、サッカーIQが非常に高く目に見えない部分のチーム貢献度が大きいセンターバックの我王(がおう)。彼が、J2という舞台から最高の選手を目指していく物語です。我王は体力テストにおいてはJ2でも最下層で、技術的にも優れているわけでもない選手です。しかし、対戦相手や味方の分析を誰よりも深く緻密に行っており、俯瞰した視点から試合全体を見通すことのできる能力を持っています。 近年では、運動能力の66%は遺伝的な要因で決まるという研究もあるそうです。体格や骨格、柔軟な筋肉などはどうしたって天与のものです。フィジカルやスピードはいくら鍛えても先天的な才能の差で負けてしまうことも多いでしょう。しかし、たくさんの知識を得た上で他者よりも多く思考するというところに関して言えば、時間さえかければ誰にでもできる、努力の余地か大いにある部分です。 実際、近年目覚ましい活躍を見せる日本代表の三笘選手も目に見えるドリブルや決定力のすごさはもちろんのこと、それ以上に高いサッカーIQこそが特筆すべきものであると言われることもあります。 超常的な身体能力を持たなくても圧倒的なインテリジェンスがそれ以上の武器となること、それが主人公像にさえなり得ること。「頭が良いことはかっこいい」という、現代的な価値観が反映されています。 なお、我王はアナリストではなくあくまで選手としてのトップを目指します。なぜなら、アナリストではどれだけ頑張っても億単位の収入を得られないからです。サッカーが下手なままで、頭脳によって最上位のプレイヤーを狙っていく。そこに新鮮味のある面白さと熱さが詰まっている作品です。11人でやるチームスポーツだからこそ、個の能力以上に戦略やチームワークがものをいうサッカー。個性豊かなチームメイトと共に、我王がどのような戦略を打ち立ててチームを躍進させていくのかワクワクします。描かれているのはサッカーではありますが、ビジネスなどにも通じる物語でもあります。 J2のチームの予算配分などプロスポーツの経済的な部分も詳しく語られるので、『グラゼニ』のような作品が好きな方にもお薦めです。ビーチバレーってどういうもの?はるかなレシーブ 如意自在さいろくビーチバレーの何が見どころ?なんて言うと割とゲスい男の目線で物語られがちなのかなという印象だけど(実際、このマンガも構図は明らかにそういう層を狙っての構図だろうなっていうのが多いんだけど、むしろそこが逆に珍しくて良いとも思う。拗らせてる著者なのでそこも楽しむべき) 内容としてはちゃんとビーチバレーしてるプレイヤー達のお話。 普段全く知る機会がなかったのでなかなか参考になるし、ルールも、努力の方向性も面白い。 スタイル抜群なかわいい女子たちがビキニでひたすらビーチバレーしているマンガであるのには変わらないし、そこを取っ掛かりにしても最後まで満足できそうなマンガ。もちろん青春もあるのだ、スポーツだからね!<<12345>>
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 寒川一之のスポーツ漫画は好きなので前から読みたかったので今回読んでみたがちょっと複雑で疲れた。溝口大河と御角威斗の関係性が巻数が進むほど難しくなるし、両親の話は誰がどこまで誰が知っているのかとなかなか複雑だった ・特に好きなところは? 千葉航平の全てだな。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 面白いとは思うが個人的には「GOLDEN★AGE」の方が好きかな