生きものマンガの感想・レビュー890件<<12345>>われわれはみんな「お猫様の奴隷」 #1巻応援ザ・にゃんフィクション たなかふじもとstarstarstarstarstar_border兎来栄寿たなかふじもとさんが描く、実話ベースの猫マンガです。 大吉・中吉・小吉の3匹の猫と暮らす漫画家と、マネージャーの愉快な日常がコミカルに繰り広げられています三猫三様の性格や特色がしっかりと描かれますが、基本的にどの子も自由奔放なのは共通しています。 たなかふじもとさんは絵もスタイリッシュで読みやすい上に猫の所作や体勢がリアルでとても良いですが、文才を感じるセリフや文章もまた非常に味があり、特に猫をあやしながら悟りの境地に達するシーンが大好きです。 マネージャーはかわいい外見としっかりとした性格に反して、一生「◯◯」ネタを擦るのもまた好きです。 「誰だって◯◯に息を吹きかけられたら声出すでしょ!」 はあまりにその通り過ぎて笑いました。 漂白中のお風呂に侵入しようと次から次へとやってくる猫たちを、ちぎってはリリースちぎってはリリースしてタワーディフェンスのような状態になったときの 「こういうゲーム作ったら売れそう!!」 も的確すぎますし、幕間では実際の写真もたくさん出てくるのですが、PerfumeやEXILEなど似ているアーティストになぞらえたシリーズもとてもかわいく面白おかしくて笑みが溢れました。着眼点の良さを感じさせるネタが続出します。 3匹を飼うにいたった理由を描いたエピソードでは、とても共感を覚えました。私は犬飼いですが、コロコロの扱いが熟達していくのはよく解ります。 かわいくて面白くて癒やされる猫マンガが好きな方にお薦めです。猫のようなナニカに癒やされる猫のようなナニカ アヅミイノリstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ食べている音?吸い込んでいる音?がものすごいけど、もふっとされたら花粉すらも吸い込んでくれるだなんて、助けてくれた人に対する好意が強い。 敵意をあらわにする人間には、何を見せたんだろうか。それとも何を吸い込んで、あの状態にさせたんだろうか。 光ったり、冷えたり、目からビームを打ったり、多彩な動きをするナニカと、その奇行を新種の猫だからと受け入れる連矢くんは、とてもよい組み合わせだと思う。 猫のようななにかと小学生主人公の、ほのぼのとした暮らしぶりを楽しめる漫画。エロガキパンダささひと 花月仁starstarstar_borderstar_borderstar_borderカイ※ネタバレを含むクチコミです。手に入れることと手放すこと細村さんと猫のおつまみ 高田サンコstarstarstarstarstar_border野愛親に先立たれ借金を抱えた貧乏OLの細村さんが、迷い込んだ猫とささやかに暮らしていくお話。 ほのぼのしてそうなタイトルと題材の割に辛い描写も多く、猫ちゃんはもちろんだけど細村さんに幸せになってほしい!と思いながら読みました。 奔放でお世辞にもいい親とは言えない母親と、優しかった母親の恋人の仏壇に手を合わせ、愚痴ひとつこぼさずひとりで生きる細村さん。 閉じた心の隙間に猫のおつまみが入り込んで、少しずつ光がさしていく様子に心があたたかくなります。 何かを得ることも幸せだけど、手放していくことも幸せに繋がるのだなと気づかされます。 ストーリーも魅力的ですが、細村さんが作る節約ご飯も美味しそうで参考になります!ホラー漫画の巨匠が描く異色の猫漫画伊藤潤二の猫日記 よん&むー 伊藤潤二starstarstarstarstar_borderカイうずまきや富江など、ホラーの超大物作家で有らせられる伊藤潤二大先生の愛猫日記 普段と同じタッチで描かれているため、ムードはホラーっぽいけど内容はネコカワイイ漫画 そしてそのギャップがどんどんツボを押してくる またQ&Aから醸し出されるホラー漫画家とは思えない先生の人の良さも楽しめる ちなみに他作品(伊藤潤二傑作集11)の双一の愛玩動物にもギャロンと言う猫を描いてて、そっち初めて読んだ時は笑い過ぎて涙出た 地上最強の生物を決めるトーナメント開幕!真・異種格闘大戦 相原コージstarstarstarstarstar_borderカイ某グラップラー漫画(第一部)の最大トーナメントみたいなので優勝したアングラ格闘家がヒト代表となり、猛獣を倒す! 初戦はカバ! 一般的には動物園でよく見るのんびりした印象だけど、実は危険生物としても知られる相手に武井壮よろしくヒトの知能とテクニックで立ち向かうアツいバトル漫画!!! かと思いきや所詮はヒト。一瞬で死にます。 しかし本番はこれから!!! 誰もが思い浮かぶライオンやゾウをはじめ、水陸戦えるワニ、人間に調教された土佐犬、ブラジリアン柔術を学んだ高知脳ゴリラ(黒帯)などなど16名+補欠数名 ただのバトル漫画ではなく、それぞれの生態を活かした戦術に詳しい解説もついてるので動物知識も得られる実用的?な漫画 テンポも良くあっという間に10冊読めちゃいます亡き愛犬に似た大きなワンコがいる優しくてモフモフな世界異世界ポメラニアンと虹のもふもふ旅 春日有starstarstarstarstarぺそ※ネタバレを含むクチコミです。ラブラブなのは分かるけどちょっと危機感ないひみつのセフレちゃん ヤマヲミstarstarstarstar_borderstar_borderるる※ネタバレを含むクチコミです。辰年の2024年に読みたいマンガ猫に育てられたドラゴン 神虫からすみstarstarstarstarstar_border兎来栄寿私は龍が好きです。 『ドラゴンボール』と『ドラゴンクエスト』に育てられ、山全体が龍であり龍王神社や龍泉寺がある地を故郷としている私は、人一倍龍を愛し、龍に愛されています。 2024年は12年ぶりの辰年ということで、個人的には前年の卯年に続いて意気軒昂となる年です。 昨年の最初には干支にちなんで『兎』を紹介しましたが、今年も「龍」にちなんでこちらの作品を紹介します。 皆さんは、ドラゴンを飼いたいと思ったことはあるでしょうか。本作はそんな夢を少し独特な形で満たしてくれます。 迷い子ドラゴンを飼い猫が拾ってきたことで一緒に育てていくほのぼのコメディです。猫と一緒に暮らして育てられることで、自分を猫だと思いこんでいるドラゴンのかわいい仕草が特徴的です。 丸まったり、鍋に入ったり、伸びたり、いたずらをしたり……。フルカラーで描かれる、2匹を中心とした猫っぽさ溢れる営みに癒されます。猫好きな人ほど、思わず「あるある」に口元を緩めてしまうのではないでしょうか。 ハロウィンやクリスマスなどさまざまな年中行事も描かれ、こたつにみかんのお正月シーンもあるのでこのお正月に読むのにもピッタリです。 タツノオトシゴであったり来年の干支である蛇も登場して干支感もあるので、一気に読むのも良いですがシーズンごとに少しずつ読んだり読み返したりするのも良いかもしれません。 今年は年始から大変な災禍が起きて始まってしまいましたが、世界の人々の安寧を祈っています。悲報に心が疲弊してしまった方も、こうした作品を読んで気分を紛らしていただければと思います。 被災地以外の方は心身共に元気に過ごして経済や社会を回すことで、直接的な募金などの支援を生む余裕を生み結果的に最大の支援に繋がることもあるかと思いますので。それにしても猫がかわいい #1巻応援借金1000万作曲家の人生を変えてくれた猫の話 ちとせ 響介starstarstarstarstar_border兎来栄寿借金1000万円を背負いながら、猫のためにマンションを購入し、さらには1億の豪邸も建てたことでTVにも出演して有名になった作曲家の響介さん。 100万PVを超えて書籍化もされたその「猫マスター」としての活動の様子を、『ところにより犬や猫が降るでしょう』や『ねことボン』のちとせさんがコミカライズしたのが本著です。 私も大概ちとせさんの描くワンニャンが大好きですが、本作でもそのかわいさは飽和しています。特に、Story4でのポポロンの表情は反則的。0.02秒で″保護″ります。 猫への愛が高まりに高まり、猫ファーストを信条とする響介さんの、猫にすべてを捧げる生活の始まりから実際的な内容までが詳らかに描かれます。幕間では、熱の溢れるコラムも。 リュックやソラといった猫の名前の由来が響介さんの大好きなファイナルファンタジーやキングダムハーツにあるのも個人的に共感するポイントでした。なお、ちとせさんの絵も可愛いですが、実物の写真集も付いています。ソセコアカミミ。 響介さんは、元々借金のあるところから猫を飼い始めて、猫のために頑張ることで今の生活を手に入れることができたものの、猫のみならず動物を飼うに当たっては基本的に経済力を有していなければならないこと、そして大切な子たちに健やかに暮らしてもらうための大切な覚悟・心構えが説かれます。 あとがきに「保健所や里親に目を向けて」と書いてあるのも素晴らしいと思いました。 ″猫には「いい」か「よい」しかない″ Exactory(その通りでございます) 個人的読書録BEASTARS 板垣巴留starstarstarstarstarmampuku■6巻まで読了 肉食獣たちの反社組織「シシ組」が、「ライオン組」でも「獅子組」でもなくなぜカタカナだったのかが伏線回収される。「ししおどし」の「しし」ってことね。 社会派だったり哲学的だったりする部分がフォーカスされやすいけど、結構しっかり少年漫画してるところも好き。 思春期の時分に読んでいたらがっつり性癖歪められていたかもしれない。1章から終わりまでの落差が...名前のない怪物 蜘蛛と少女と猟奇殺人 万丈梓 黒木京也 子月コウstarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ1章の時点ではかなり続きも気になるグロありサスペンスって感じでした 猟奇殺人と謎の生物とのサスペンスあり、グロあり、伏線要素あり、と面白いと思ったんですけど... 4巻から2章が始まり、突然の作画変更 もちろん1章の可愛らしさの中にもグロさと迫力があり、良い感じで狂気も感じるイラストからの変更ですから 物語も途中からはSF要素強めのストーリー展開になっていき、個人的にはこの時点でいまいちのめり込めなくなってしまいました つまらないわけではないですが、もう少し物足りないなぁという感想ですウィルスによりネコに触れられるとネコ化してしまうパニックSFニャイト・オブ・ザ・リビングキャット メカルーツ ホークマンstarstarstarstarstar_borderキャロ と見せかけて、ただただ猫が可愛い漫画 バンド・デシネ風の力のある描き込みとゾンビ映画の様にシリアスな雰囲気で話は進んでいるが、ゾンビの様に撃退するわけにはいかない。なんたってネコはカワイイから。 真面目な場面のはずなのにウンチク挟んで来るギャップがたまらなく面白い 現在4巻まで発売してるが、月刊連載のためか絵柄が変わってしまってるのが少し残念 とは言え完結まで見届けたいと思うぐらいのポテンシャルがあるネコ好きにオススメの漫画「銀の匙」の原体験的な作品百姓貴族 荒川弘六文銭『銀の匙』の著者であり、『銀の匙』→本作という流れで読んだ身としては、漫画がリアルになった感じです。 『銀の匙』のエピソードって一部脚色ありのフィクションかな?程度で読んでいたのですが、どっこい、本作を読むとリアルのほうがもっとキツイ&生々しいのにたまげました。 あ、あの話マジなんだ と、謎の説得力が増す。 そんな副読本として読んでも面白い作品でした。 農業、畜産の過酷さ。 特に、家畜を動物ではなく食料としてとらえて処理していく姿は、そんな感情はエゴだとわかっていても、胸にクルものがある。 時に面白おかしく、あっさりと書いているけど、だからこそ、読んでいて行間に残るものがある。 ただ切々滔々と農業の過酷さやエグさを語られるよりも、よっぽど残る。 普段の食卓にのる食材はすべて、農家の方々のおかげなんだとあらためて感謝したくなる、そんな本でした。 読みやすいし、小さい子供の食育にもいいんじゃないか?と思いました。まっすぐなタイトルの新連載いきものがすきだから カレー沢薫名無し「きみにかわれるまえに」と基本的なテーマは同じ新シリーズというかんじでしょうか。 ここ1年、在宅時間が増えたことでペットを飼い始める人が急増したものの、実際飼ってみると思ったほどラクじゃなかったなどというような理由で保健所に連れてこられるペットも増えているという事実があるんだと思います。 佐山さん「犬を捨てる奴はリアル犬死にする会」で頑張れ! 魔界で言語学の現地調査ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~ 瀬野反人starstarstarstarstar_borderゆゆゆ世界の何処かで教授の変わりに現地調査の話?と思ったら、突然出てきた魔界。 ファンタジー!! けれど中身は民族学のような、言語学。 言葉にはその人たちの歴史や文化、考え方が詰まっているから、民族学みたいになるのかな。 共通点から言語を解読していくのだろうけど、最初の取っ掛かりは大変だっただろうな。 なんせ言葉を発する器官から違う。 主人公がいろいろ推測しているのを見て、言語学オリンピックの問題を思い出した。 言語学オリンピックのお試し問題だと、パズルのように正解を導くけど、主人公たちの行っていることはパズルのピースを探すところからスタートになるので、なかなか大変そうだ。 ちなみに近頃、世代が下に離れすぎた人たちが使う言語を理解しにくくなってきたので、見習って理解するようにしたい。 一桁台前半はまだ大丈夫だけど、後半以降はおしゃまさも増していて難しい。「あかねさす柘榴の都」感想あかねさす柘榴の都 福浪優子ニーナスペインが舞台と知り、興味津々で読んでみた。…おかげで今、めちゃくちゃ旅行に行きたくってしょうがない(笑) 母を亡くしたばかりの14才の少年ナツキ。見知らぬ叔母と暮らす為に、ひとりスペインへとやって来た。無愛想なアルバとの暮らしに、最初は戸惑うことも多かったナツキだが、少しずつ互いを知り絆を深めていく様子が丁寧に描かれていて良かった。また、個性豊かな周囲の人達が、そんなふたりを温かく見守ってくれているのも微笑ましい。 それにしても、作中の食べ物がどれも美味しそうで、深夜に読んでお腹がすいてしまった。 …先日トゥロンを見つけて思わず購入した。激ウマだった(笑)実力行使で駆除できない理由 : かわいいから。ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット メカルーツ ホークマンstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ人が猫になるホラーのはずが、猫かわいいがあふれている。 猫化と襲い来る猫たちに戸惑い逃げつつ、劇中の人たちも猫かわいいと思わず目を奪われ、写真を撮ろうとしてしまう。 さらに、国からの救助隊が猫対策として、ペットボトルとかトゲトゲのシートとか、絶妙に効果がないやつを出してくる。 内部に猫派スパイがいるだろうと疑うレベル。 そして当然のごとく、対策は効かず、人びとは猫になっていく。 もう抵抗せずに、猫になったほうがいいんじゃないか。 読んでいてものすごく、そう思ってしまった。 ゾンビだとそんなこと思わないのに。 やっぱり猫だし、作中では、嫌悪されてないし、大事にされてるし。ゾンビと猫の違いを見せつけられた気分。 なにを言っているかわからないかもしれないですが、そんな猫化パンデミックのお話です。 ちなみに、猫と猫対応に意識を奪われすぎて、私はヒロインどころか主人公の名前も覚えきれていません。ジュンク堂書店池袋本店にデカい壁面ポップがヤニねこ にゃんにゃんファクトリーstarstarstarstarstar_borderさいろく次にくるマンガ大賞2023、1位!? すごいなヤニねこ! と思ったらちっちゃく2が挟まってました、12位です。 全てがゆるい。 そしてコンプラ的にはR16+ぐらいでいいと思う。 下品である。でもこれが面白いよねっていう歳の人向けである。 読みもしない叩くだけの人に潰されたりしないといいなぁ。。。と心配してしまうぐらい。凄い謎生物 ぜひ読んで!クジマ歌えば家ほろろ 紺野アキラstarstarstarstarstar_borderママ子越冬のためロシアから来たと言っていたけど、嘴はあるけど足も手も鳥ではない形態。何に分類されるのだろう。 優しいアラタとくじまの遠慮なくて図々しい感じがいい。すこし病み気味に兄に好き。 くじまのお陰?で家族の会話も増え、にぎやかな生活を送る。 春になったら帰ってしまうのかな、それはさみしいよね。 じわじわと クックックと笑ってしまう、怖いのに面白い癖になる作品。 はちゅラブコメ秘密のレプタイルズ 鯨川リョウstarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ爬虫類にラブを捧げるコメディマンガです ひたすら爬虫類の生態や飼い方を全ての話で語りまくってる内容でマジで尖ってるのが面白い 鯨川先生らしいキャラクターも良いので、各キャラの物語やラブコメ要素も間に入ってるのが楽しめる でもそれは2割も無いぐらいで、ほぼ全てガチの爬虫類の内容 作者の本当に好きな熱意が伝わる良い作品だが、個人的にはどっちかというとマンガというより図鑑かなぁ...笑すげー面白いんですけど、豚レバー豚のレバーは加熱しろ 遠坂あさぎ みなみ 逆井卓馬starstarstarstarstar_border宮っしぃ転生したら豚で美少女と戯れてく話かと思ったら、結構ガチの世界観とストーリー展開で結構衝撃的でした 原作1巻分がすごく漫画で丁寧に描かれてて、世界の核心や背景も漫画だと気になりすぎて原作読もうかと思うぐらいは楽しめた タイトルの通り加熱しない豚レバー食って異世界転生したって始まりなので、タイトルは出だしで回収してちゃいます 転生後の展開はマジで作り込まれてるので、これは久しぶりに大当たり異世界もの キャラも可愛いので、キャラ萌えもかなりできますよ、ジェスちゃんマジで可愛い、豚って呼んでくれるなんてご褒美ですやん銀牙伝説ノア 次号、最終回!!銀牙伝説ノア 高橋よしひろ名無し※ネタバレを含むクチコミです。なんでも質問&感想スレ 荒らしNG銀牙伝説赤目 高橋よしひろバショー※ネタバレを含むクチコミです。<<12345>>
たなかふじもとさんが描く、実話ベースの猫マンガです。 大吉・中吉・小吉の3匹の猫と暮らす漫画家と、マネージャーの愉快な日常がコミカルに繰り広げられています三猫三様の性格や特色がしっかりと描かれますが、基本的にどの子も自由奔放なのは共通しています。 たなかふじもとさんは絵もスタイリッシュで読みやすい上に猫の所作や体勢がリアルでとても良いですが、文才を感じるセリフや文章もまた非常に味があり、特に猫をあやしながら悟りの境地に達するシーンが大好きです。 マネージャーはかわいい外見としっかりとした性格に反して、一生「◯◯」ネタを擦るのもまた好きです。 「誰だって◯◯に息を吹きかけられたら声出すでしょ!」 はあまりにその通り過ぎて笑いました。 漂白中のお風呂に侵入しようと次から次へとやってくる猫たちを、ちぎってはリリースちぎってはリリースしてタワーディフェンスのような状態になったときの 「こういうゲーム作ったら売れそう!!」 も的確すぎますし、幕間では実際の写真もたくさん出てくるのですが、PerfumeやEXILEなど似ているアーティストになぞらえたシリーズもとてもかわいく面白おかしくて笑みが溢れました。着眼点の良さを感じさせるネタが続出します。 3匹を飼うにいたった理由を描いたエピソードでは、とても共感を覚えました。私は犬飼いですが、コロコロの扱いが熟達していくのはよく解ります。 かわいくて面白くて癒やされる猫マンガが好きな方にお薦めです。