生きものマンガの感想・レビュー860件<<2526272829>>意外と感動できるマンガみどりのマキバオー つの丸名無し絵はギャグマンガだけど、意外とストーリーがしっかりしていて最終的には感動できる大作に仕上がっている。主人公(馬)が様々な試練や出会いを経て成長をしていくまでの過程が面白い!勝てない、逃げられない、喰われて死ぬしかないシャトゥーン~ヒグマの森~ 奥谷通教 増田俊也名無しヒグマは日本に生息する哺乳類の中で最大にして最強。 体重が300kgを超える固体もいる。 一振りで人の首の骨ぐらい簡単にへし折れる腕を持ち、 しかもその腕の先には巨大な爪をも持つ。 人の頭など噛み砕く牙も持つ。 巨体でありながら時速80kmで走れる足腰も持ち、 犬の数倍とも言われる臭覚も持つ。 爪を使って木にも登れる能力すら持つ。 人間が戦って勝てるわけがなく、逃げることすら不可能。 しかし一度、人肉を喰らい人間の味を覚えたヒグマは、 ひたすら人間を襲い、食うようになる。 北海道の奥地、絶滅危惧種のシマフクロウが生息する森林。 電話などの通信手段も車などの移動手段もない、 大学の研究施設のプレハブ小屋に、7人の男女。 外には巨大で既に人肉を喰らったヒグマ。 逃げようにも篭城しようにも戦おうにも、 あまりにも何もかもが足りない。 それまでは絶滅危惧種鳥獣を笑って密猟していた男が、 散弾銃など全く効かないヒグマに引き裂かれ苦痛にのたうつ。 それまで「自分の死で自然が守られるなら本望」 とまで言っていた動物学者が、生きたまま食われて悲鳴を上げる。 我が娘だけは命にかえても守ると決意した母の前で、 強大な爪と牙が娘の体にくい込む、宙に舞う。 人間たちの心の中で、生きたい、死にたくないと 明滅する希望と絶望を、 ヒグマが森が雪が、そして互いの心の中の闇が飲み込んでいく。何ものにも囚われない唯一無二の漫画ももきや 笠辺哲starstarstarstarstarnyaeこの著者の描くものは、設定から展開まで全て予想がつかない。間違いなく唯一無二の漫画。 古物雑貨屋ももきやの娘・桃子と、同級生・玉田くんらが巻き起こす予測不可能なドタバタ日常譚です。 桃子の祖父は太った三毛猫だし、玉田くんは店にあったお面をつけたらヤギ顔になるし、古代エジプトの兵士人形は玉田をアヌビス神と勘違いして覚醒するしで、更に例によって主人公は怪我して流血しがちです。 突飛な世界観なのに登場人物たちは金儲けしてやろうとか、モテまくろうとか、ヒーローになろうとかいう思考は微塵もなく、あくまでも日常を普通に生きているところもいい。 設定もさることながら、言葉選びのセンスも抜群。 はっきり言って名言の宝庫です。もふもふ動物は人々の癒し。もふもふ 森栗丸Pom まふもふ動物は、人の心を癒しますね。 動物もの=涙ものかなと思いつつ、タイトルに惹かれて読んでみたけれど、『癒し』とゆう言葉が合うだろう短編集。 個人的には、40代の引きこもりの男性が、もふもふ動物との出会いによって少しずつ外に出て行く話にはグッときた。 『ブルーピリオド』山口つばさと新海誠がこれほど好相性とは…彼女と彼女の猫 新海誠 山口つばさmampuku 若かりし新海誠の自主制作短編アニメーション『彼女と彼女の猫』が17年の時を経、『ブルーピリオド』でブレイクする少し前の山口つばさによりコミカライズされた。なんだその強い組み合わせは。つまらないはずがないではないか。 冒頭、『秒速』を観た人ならすぐに「ぽいな!」とピンとくるであろう文学的なモノローグから始まる。そしてやがて『秒速』や『言の葉』などを観たことのある人は、先の展開を予感して苦い気持ちになるだろう。しかしすぐに、山口つばさの筆力にめちゃくちゃ引き込まれ、さっきの嫌な予感などどうでもよくなる。『ブルーピリオド』のファンが現在この本を読んでもなんら物足りなく感じる要素はないはずだ。素人目ながら作者の才能は当時すでに完成の域に達しているように見える。 主人公の一人である「彼女」が抱える、人生の意義とか将来への不安や葛藤とか人間関係のわだかまりとかそういう普遍的な日常の懊悩を、「彼女に好意を寄せるペットの猫」という極めて独特かつ区切られた視点から描ききっている。ある意味、新海イズムを読み解く手がかりになりうるエッセンシャルな作品のように思える。この話をしだすと長くなるのでまた別の機会に…… この作品でとりわけ印象に残ったのは、まずひとつは主人公の片割れである「猫」の「彼女」に抱く愛情が形を変えていく様だ。与えられる側から与える側へ、恋から愛へ。取り巻く状況も、感情も目まぐるしく変わっていくなか、しかし交わす言葉を持たない二人は表面上変わらず側に在り続ける。「猫」が「彼女」の日本語を解している描写はまったくないということに、後半まで読み進めてようやく気がついた。お互いにお互いの考えていることがわかっていないまま奇妙な割り切った信頼関係が築かれているのだ。 もう一つは、漫画のレビューを書くとき毎回言及している気がするが、「彼女」が非常にチャーミングであることだ。『ブルーピリオド』には可愛い女子あるいは恋愛対象としての女子がほぼ登場しないため、山口つばさがこれほどのやり手だとは全く予想しておらず、無防備な後頭部から殴られたような衝撃を受けてしまった。ブルーピリオドはまだまだ続きそうだが、今後主人公の青年が恋をするような展開があるとすれば、少々気を引き締めて読まねばなるまい……(?)35歳、男やもめの物語猫又まんま 保松侘助名無しなので決して腹を抱えて笑えるとか、明るく楽しい気持ちになるような話ではないのですが 人の人の関わり合い、心理描写が緻密に成されているので読み進めているうちにグッと引き込まれるような力を感じます。 主人公の 愛する妻を失ってしまったことによる無気力、そこからの「生き残った者は自分の人生を真摯に重ねていくべきである」といった決意を得ていくまでの変化には目を見張るものがあります。 全2巻とコンパクトに収まっていますが、とても美しい結末を迎えていますし 最終話を読んだ後に敢えて第1話を読み返すと驚きすら覚えるかもしれません。 悲しみから目を背けるわけじゃない。 それはそれとして受け入れるからこそ 人は何度でも立ち直れる。前を向ける。 そういう気持ちを教えてくれた作品だと思っています。 環さん(主人公の妻)、したたかなところがすごくかわいい。 おすすめです。猫のいた日々グーグーだって猫である 大島弓子影絵が趣味小学生の頃、ある日、母が家族になんの相談もなくいっぴきの猫を連れ帰ってきた。もう子猫とは言いがたい白いチンチラで、目は綺麗なエメラルドグリーンだった。母曰く、気がついたらペットショップで購入していたとのことだった。当時の私は、この珍事件に歓喜したのか、さっそく翌日にはクラスメイト全員にアンケートをとり、そして名前が決められた。Jといった。 家族や私の友人にたいへん可愛がられたJだったが、数年が経つと、事態は少し変わっていた。私は中学生になり、部活や勉強に忙しく、あまりJの相手をしないようになった。その代わりに意外にも、父がJの世話に熱心になった。夜、父が仕事から帰ってくると、Jは歓喜乱舞した。父が外へ連れていってくれるからだ。毎夜、Jと父は15階建のマンションを上から下まで何往復もしてから疲れ果てて帰ってくるのだった。父と折り合いの悪かった私にとっても、この外での遊びは好都合だった。 しかし、世の中とは不可思議なもので、Jと父とは相思相愛にはならなかった。いわば父はJの遊びに利用されていただけで、Jを好きすぎる父はいかんせん触りすぎる。Jはそれをちょっと鬱陶しく思っていたらしかった。家族が寝静まる夜なか、Jはふらふらと寝床を探しはじめる。高校生になっていた私はいちばん遅くまで起きているようになった。父の部屋はJが出入りできるようにいつでも開けてあった。それでもJが父の布団で寝ることはなく、いつも私の部屋の閉ざされたドアをガリガリと引っ掻いた。その音のせいで寝られない日もしばしばあった。時々、気が向いた日にだけ(それはつまり色々あって落ち込んでいたり寂しい思いをしていた日だ)ドアを開けてやっていっしょに寝た。 大学生になると私はすぐに家を出た。Jのせいではないが、父との折り合いはますます悪くなっていた。家を出ると、すぐに生活が一変した。それまでずっと視界にモヤがかかっているかのようだった慢性的鼻炎が瞬時に治ったのだった。「バカは風邪をひかない」という言葉は真であるとそのとき私は思った。たぶん、私は猫アレルギーだったのだ。 グーグーを読んでいると、猫のいた日々を思い出す。長年、思い出しもしなかった記憶が沸々と湧き起こってくる。そして、なんだかよくわからないけれど、ボロボロと涙が溢れてくる。けっしていい飼い主ではなかったのに。 Jも父もいまだに健在だ。でも父は、年に一度あるかないかで会うたびに年老いたなあと思う。Jもそろそろ猫でいえば化けてもいいぐらいの年齢になっている。家出していらい、家には寄り付かないようにしていたが、そろそろこちらから訪ねてみてもいいかもしれないと柄でもないことを思った。Jは私のことをまだ憶えているだろうか。転んでもタダでは起き上がらない!綿の国星 大島弓子影絵が趣味転んでもタダでは起き上がらない! 大島弓子のマンガは、もうこれに尽きると言ってもいいかもしれません。というか、もう全編に渡り転びっぱなし。敗北の人生。しかも、あしたのジョーですらびっくりして卒倒するぐらいのノーガード戦法で立ち向かってゆく。でも、それは戦法なんて呼べた代物ではなく、彼女たちは単に生まれながら身を守る手段を知らないだけなんです。それはそれは痛々しくて見ていられないほどの。 『綿の国星』のチビ猫は、両親に刷り込まれたロマンティックな価値観よって、大きくなったら人間になれると信じている。その両親というのは、じっさいには人間の飼い主で、チビ猫はほんとうの父母すらもわからない。飼い主は事業のしっぱいで夜逃げしてしまい、瀕死のノラでいるところを時夫に救われる。そして恋をする。 少女の姿で描かれてはいても、チビ猫はやっぱり猫なので、助けてくれて「ありがとう」のたったの一言も伝えることができません。それでもチビ猫は、たとえ転んでもタダでは起き上がらない! いつか人間になったら「一番はじめにありがとうって伝えるわ」と心に誓うんです。 衰弱から回復して元気なってくると、しかし、チビ猫はだんだんと世の理りを理解するようになります。でも、あたまで理解したからといって人間への憧れが消えるわけではありません。だからといって相変わらず言葉が通じるわけでもない。時夫の一家は優しく接してくれます。でも、チビ猫はいつだって周囲の人間たちにたいして、あるいは猫たちにも、あるいはものを言わないこの世界の自然にたいして、たったのひとり(いっぴき)なんです。でも、それでもチビ猫は、転んでもタダでは起き上がらない! たとえ意志の疎通ができなくても、その対象を懸命にみようとする、きこうとする、肌で感じようとする、たとえ泥だらけになろうとも。 大島弓子のマンガは全編に渡り、この種の健気な気合いがみられます。『つるばら つるばら』というのがまた凄まじくて、男性に生まれてしまった女性が、子どもの頃くりかえしみた夢にでてくる家をどこまでも、どこまでも探し続ける。夢のなかでのことですから、あらゆる意味で当の本人にしかわかりえない家をどこまでも、どこまでも探し続けるんです。もうね、大島弓子というひとはとにかく気合いが入っています!砂岡さんのクールな優しさに癒される。チベットスナギツネの砂岡さん キューライスPom 砂岡さんと娘スナコのお話。 ネコノヒーとスキウサギが大好きでキューライス先生の漫画は毎日の癒しと楽しみの一つ。 その中でも砂岡さんは、読めば読むほど砂岡さんの優しさとスナコとの家族愛に涙した。 週末のんびりと読みたい4コマ漫画。Helckのスピンオフピウイ~ふしぎないきもの~ 七尾ナナキ名無しHelckで登場するピウイが主役の漫画で、全体的にゆるい感じで進んでいきます。珍獣ハンターのユリーカとのやり取りも可愛くて癒されます。本編以外にも4コマ漫画が多数収録されています。ヘルクやヴァミリオも少しだけど登場するのでHelckが好きなら楽しめると思います。輪廻転生×ボーイミーツガール×猫 なファンタジー魔法使いだった猫 みかみふみsogor25人に興味がなくクラスで浮いてる代わりに猫に異常に懐かれる主人公・雪村咲季。一匹の黒猫に導かれて旧校舎に足を踏み入れた彼は、その猫がとある魔女・ハナの生まれ変わりであり、自身がハナに飼われていた猫の生まれ変わりだということを思い出す。猫に生まれ変わった魔女と少年に生まれ変わった猫の輪廻転生を超えた再会の物語。 …というのが1話のあらすじ。ここまでだととても美しい物語なんですが、もちろんお話はここで終わりません。 咲季は旧校舎での一件を期に同級生・里奈との親交を深めてゆく。里奈のほうは好意を全開に示しているが咲季は(前世が猫だったから?)あまり相手の心情を汲み取ることができずにいて、このあたりの掛け合いはボーイミーツガール感があります。一方のハナのほうは、猫であるその身にまだ魔力を残しており、また魔女だった時代に人間たちに虐げられた過去があり、咲季との再会も偶然ではなくウラがありそうな様子。そして1巻中盤になり現れる謎の第三勢力によりダークファンタジーの様相も呈してきます。 そんな様々な要素が絡み合った本作、さて連載媒体はどこなのかというと、まさかの少年画報社「ねこぱんち」。私は電子書籍派なので書店さんでねこぱんちの単行本がどの辺りに配置されてるのか分からないのですが、表紙も映えますし、できれば秋田書店の少女マンガの付近なんかに配置して頂けるととっても良いんじゃないかなと思う今日この頃です。 1巻まで読了西東京の四季を遊ぶ家族!東京のらぼう! 関口太郎あうしぃ@カワイイマンガここは東京都あきる野市。タワマンもお台場もないけれど、ちょっと歩けば自然がいっぱい!何でも作れるけど仕事が暇な父たんと、今日は何して遊ぶのかな......(ちょっと面倒) ----- あきる野市は、都心から西にちょっと(?)離れた、そこそこの(?)ベッドタウン。新宿から拝島駅経由、JR五日市線でおよそ1時間。八王子や青梅に隣接する。秋川渓谷や丘陵地帯を擁し、武蔵五日市駅から三頭山(檜原都民の森)へのバスがあるなど、自然にとても近い街。 自然大好きな漫画家の「とうたん(父)」は、連載を打ち切られた時に、「家賃が安い」という「かあたん(母)」の後押しもあり、この地への移住を決める。その時お腹にいた子が13歳になり、10歳、4歳の三姉妹と、かしましくも楽しい「ちょい田舎暮らし」を楽しむ、そんなお話である。 とうたんのアウトドアスキルと好奇心に振り回されつつ、三者三様にとうたんとの遊びを楽しむ姉妹。特に中学生の長女は、簡単には父についてはいかないが、その歳なりの付き合い方で楽しませる父の懐の深さが優しい。 そしてとにかく食に関しては、都会では絶対に手に入らない食材が盛り沢山。調理に成功すればめっちゃ美味いし、多少失敗しても、それすらも楽しめる。「東京」でこんな食生活を送れるなんて、羨ましい。 とうたんは、アウトドア以外でも(暇なのか?)子供達の相手をよくする。そして子供達の写真などの記録をとりたがる。それはまるで、過ぎていく今を何とか繋ぎ止めようとするようで、一緒にセンチな気分になる。 大ゴマで、見開きで、展開される自然と子供達の光景に、息を飲む。そんな美しい自然と、程良く触れ合いながら生き生きと暮らしたいと願う人に贈られた「あきる野暮らし漫画」。憧れるし、あきる野に住みたくなる、そんな作品だ。「愛しのアニマリアは良き」愛しのアニマリア 岡田卓也兎来栄寿「『恋する乙女は握力500kg!!』とかやばたにえん」 「それな」 「とりまオランウータンのオラミの好きピが隣に住んでるイケオジって話なんだけどー、好きすぎてラリアットかますのジワる」 「それなー」 「でもまじでイケオジ格好よすぎ」 「まず顔が良い、しかも優しい。すこ」 「あと大親友(と書いてタカラと読む)フリルとの過去エピソードどちゃくそエモすぎ」 「あーね。泣けた〜沸いた〜」 「よさみ深いから人類読むべき」 「そーいえばバ先の先輩に秒で読めって渡したんだけど『お前オラミに似てるな』って言われて草」 「ガチションボリ沈殿ゴミ虫〜」 ってマックで女子高生が言ってましたせ、せつな…星守る犬 村上たかしやむちゃタイトルは知ってたけど、こんなにグッと掴まれるような話だったんですね。読後に見ると表紙の可愛らしさが際立ってつらい… こういう絆系の話は犬ならではのあるあるだけど、こんな悲しいラストは見たことがない。シンプルな分、おとうさんとハッピーの関係の濃さが見えてしまって悲しいんですよねぇ(泣)うっかり。。。おじさまと猫 桜井海名無し優しいタッチの絵やギャグ漫画のような猫ちゃんだと思っていたら、心にグサグサ響いてしまって毎回号泣です。。。わがまま可愛いスキウサギ。スキウサギ キューライスPom スキウサギ、可愛すぎる。 自分本位で動くしイラッとさせる言葉を言うから腹立たしいんだけれど、たまに可愛いこと言うから離れられない。 4コマだから読みやすいし、読めば読むほどハマっていく! キューライス先生とスキウサギの関係は親と子供のような、、彼氏と彼女のような。。? 癒されたい時、のんびりしたい時におすすめしたい。 こういう旦那がいいよね歩くひと 谷口ジローやむちゃ特に、話の筋があるわけでなく、「歩くひと」の視点を通じて鳥や木々や花や動物、子供…生活を丁寧に描いた漫画です。こんな風に、素直にいろんな物を受け入れたり感じることができるってすごく素敵なことだと思うんです。 シンプルだからこそ皆さん好みが分かれると思いますが、私は第8話の長い道が好きです! 初っ端からキムジョンウンっぽく見えると笑ってしまうので注意です。深草さんの罵詈雑言を惜しむ渋谷金魚 蒼伊宏海名無し第1話で強烈な印象を残した深草(ふかくさ)さん。 主人公に対して、凄まじい罵詈雑言を残し、あっけなく退場…。 序盤で居なくなるには惜しすぎるキャラだった。 https://twitter.com/ReaderStore_JP/status/837540551494815745 特に深草さんの罵詈雑言は素晴らしいの一言。 「ごめん、無理。」 から始まって 「開けたら私は危なくなるでしょうが!」 「それくらい分かれよ童貞映画チビが!」 「逃げ回るだけでクソの役にも立たないわねぇ!!!」 「肉の壁になって私を守るぐらいできないの!!?」 「消火器にも気付かねぇから教えてやったのに!」 「何で「代わる」ってすぐ言わねぇんだよ!」 「昔のクイズ番組かお前はっ!!」 「せっかく「*気安い美少女*」の私がたまにはお前みたいなのもいいかと目をかけてやったのに!!」 「映画!? "トイストーリー"くらいしか知らねーよ!!*ボゲ*」 「あー!!こんな事ならパンツ見せるんじゃなかった!!」 「アンタに付いてったせいで惨々よ!!!」 「大体アンタと私じゃ存在の価値が違うのが分かんないの!?」 「どっちが生き残るべきか小さい脳で今すぐ計算しろっ!!」 「分かったらそこで童貞の まま・・・ 死・・・」 (深草さんの背後に金魚あらわる) 「月夜田くん、助けて・・・」 もし腹黒ヒロインとして生き残っていたら、その後の展開はどうなっていただろうか。 ほんっと惜しくて仕方ないキャラだった。 ホラー漫画家が猫エッセイを描いたらギャグ漫画になった伊藤潤二の猫日記 よん&むー 伊藤潤二nyae本屋のネコ特集棚でなんとなく立ち読みして即買いした、いまのところ自分の中では猫マンガのトップに君臨し続ける一冊です。 絵は著者の普段のタッチを変えておらず、そんな恐ろしく猫を描くな!と言いたくなりますが、文句を言いながらもせっせとお世話する著者の姿に猫への愛情がじんわりじっとりと伝わってきます。同居人との猫に懐かれ度を競うなど大人げないバトルは本当に笑えます。 猫を飼うって大変なんだな、ということを一冊通して学びました。わたしは猫アレルギーなので猫飼いにはなれないのですが、飼ったらネタの宝庫なんだろうなと羨ましくなります。 以前、この画像のコマがプリントされたTシャツを見つけたとき、買うかどうか本当に悩んだけど買わなかった。でも未だに後悔してるので次見つけらた買おうと思ってます。ザ・ハードボイルド…それがクロちゃんという猫だ新装版 サイボーグクロちゃん 横内なおきANAGUMA大人になって『ブラックサッド』というバンドデシネを読みました。ハードボイルドな黒猫の探偵ブラックサッドが主人公。骨太でビターな物語…実に素晴らしい作品です。 しかし。しかしだ。 我々はハードボイルドな猫を…それも黒猫を…他にも知っているんじゃないか…? そう、それがサイボーグクロちゃんです! クロちゃんはちょっぴりひねくれ者の黒猫で、ついでに不死身で最強のサイボーグです。 かつての仲間グレーやマタタビとの絆、電気スタンドのガールフレンドナナちゃんへの愛、異世界サバイバル編での誇りを賭けた死闘(※このマンガには異世界編があります)、辛い境遇に置かれたゴローとチエ子ら子どもたちへの想い…。 語り尽くせるものではありませんが、クロちゃんはいつも大切な誰かへのアツい気持ちを胸に秘めて戦っています。 不平不満を言いながらも、誰かが困っていたら必ず手を差し伸べてニヒルな笑みを浮かべて助けるのです。猫なのに。カッコイイ。 だから周りにはいつも賑やかな仲間が集っています。本人がどれだけ孤高を気取っていても…。 思えばこのハードボイルドな黒猫の生き様にずっと憧れている気がします。 クロちゃんはいつまでも僕のヒーローです。ムーコ 連載200回おめでとういとしのムーコ みずしな孝之名無しムーコ連載の歴史が見れてよかった。もう8年なんだねゆるくて~かわいい~きょうの猫村さん ほしよりこやむちゃえんぴつ描きの線やセリフのゆるいフォントなど、パッと見でも癒やされること間違いなしなんですが、キャラがね、本当に独特でみんないい味出してて面白い。話の設定も、1巻の10ページまでめくってる間に完全に引き込まれちゃうから猫飼いにはぜひとも読ませたい第一部完60億のシラミ 飯森広一マウナケアがーん、やってしまった。タイトルに惹かれて読みましたが、この作品は完結しておりません。正確には第一部完であります。3巻目あたりで薄々感じてましたが…。しかし、それを承知していても、この作品は途中で読むのを止めることはできないと思うのですよ。氷河期が訪れようとしている世界。自然界では多胎妊娠や先祖がえりが起こる。そして、暴動鎮圧のため特殊部隊が結成され、石油は使用を禁じられることに。そこに現れる謎の修験道者と超能力を持つ赤ん坊。これらを下手に料理するとB級パニック映画になってしまいますが、作者はその全てを消化して、正面から未来に突き進む人間の物語を描こうとしているのです。中盤までは世界観構築に重きを置いた構成。そして赤ん坊に導かれる人々を、梁山泊の108の魔星になぞらえ、本気で108人のドラマを作ろうとしている。さらに対立の構図として修験道者=キリストと12人の使徒を配置し、どちらが正義なのか最後までわからず…と、もうそそられまくり。本当に続きを教えてもらいたい。あらすじだけちょこっとでもいいです。大きなことは言いません、「60億のシラミ」の一匹としては。つづいているアニマル横町 前川涼名無し完結の文字がないことに震えました。イッサめちゃめちゃすきだったなぁと懐かしすぎるので大人買いしたい作品です。<<2526272829>>
絵はギャグマンガだけど、意外とストーリーがしっかりしていて最終的には感動できる大作に仕上がっている。主人公(馬)が様々な試練や出会いを経て成長をしていくまでの過程が面白い!