生きものマンガの感想・レビュー860件<<2223242526>>不思議な世界に癒される小さなお茶会 完全版 猫十字社名無し精神的に疲れてしまった時に、小さなお茶会のコミックを開けば、ほっこりとしたリラックス空間が広がる、そんな素敵な漫画です。「ぷりん」と「もっぷ」夫婦が作り出す、あたたかく優しい雰囲気がとても素晴らしいです。一日の疲れを癒すのにぴったりの作品です。宇宙人(ネコ)×SF これはすごくいいぞ…!宇宙人ムームー 宮下裕樹たかヤングキングアワーズ8月号から始まった、ねこと家電にまみれた新連載!! 惑星間航行技術を持つまでに発達した超文明では、戦争により知識人を殺しまくった結果崩壊し、バカだけが生き残った。ネコの姿をした「ムー」は、バカでも使える遺産でなんとか地球までたどり着き、主人公の家で科学技術を学び直すというあらすじ。1話では電子レンジがテーマ。 「アワーズ 2019年8月号」 http://www.shonengahosha.co.jp/book_Info.php?id=7896 メカが上手い!女の子がかわいい! そしてなによりネコの仕草・表情ががかわいいいい!!! 「惑星間航行できる宇宙人が全員宇宙船を作れるわけじゃない」とキレるムーが好きwww 煽り耐性がなかったり、摩擦熱も知らないくらいおバカなくせにロズウェル事件の技術(※高度な宇宙人の技術)を学ぼうとしたり、いい性格してる…! 次回以降どんな家電が登場するのか楽しみです! (画像は1話より。とってもキュートなネコに見えるが…)生死をかけた狩猟の現実と善悪を問うクマ撃ちの女 安島薮太六文銭3巻目になって、自分好みに面白くなってきた印象。 主人公はライターで、女性猟師チアキと一緒に狩猟現場の取材をするという話。 1巻は、狩猟の現実とか銃の扱いとかがメインだったが、2巻の最後チアキ(と、その姉)の過去の話からグッと奥行きがでて、3巻では、いわゆる違法行為を平然とするが狩りのスキルは高い師匠の話で、じわじわと自分好みに面白くなってきた。 こういうアウトローな強キャラが好きなんですよね。 なんで、出てくるとテンションあがります。 主人公たち(得てして正義、正論)とは違った独自の美学をもっていたり、キレものだったり、強さにブレがなかったりするので、謎のカッコよさがある。 主人公たちとは違う価値観で己の正しさを見せつけてくれるんです。 (るろ剣の斎藤一みたいな) そんな、チアキの師匠もすごい。 獲物がいないのに銃に弾を込めてる状態は違法なようですが、そんなものは無視。 山の中で、急に襲われて誰が守ってくれる?法律が守ってくれるのか? と言わんばかり。 確かに正論だ。 安全のために法があるはずだが、狩猟現場で安全はどっちなのか? 誰にとっての何の法なのか? 考えさせられるフレーズだ。 野生動物たちが相手の常識が全く通用しない世界に、何でも利用すると豪語する師匠。 銃、車、知識、経験を使いこなし、手際よく効率的に狩りをこなす。 邪魔な法律は無視。 目的のために、手段を選ばない男。 どっちが正しいとか言えない。 結局、ルールを守っても、死んでしまえば意味がないからだ。 ライフルとか狩猟の現場が中心で、クマを撃つとか撃たないとかの話で終わるかと思ったが、こうした法の遵守的な善悪の話もでて、ストーリーに深みがましてきた。(これも現実といえば現実だが) 3巻最後が衝撃的で、師匠どうなるんだろう…。漫画家と保護猫の日常4コマうちのネコは飼い主に優しい。 樫本学ヴちゅーるは偉大『コロッケ!』や『学級王ヤマザキ』の作者である樫本学ヴとと保護猫の黒猫との日常生活を描いた4コマ。ほのぼのとした日々が過ぎていく、心温まる漫画です。元々はTwitterに投稿されていた漫画だということを後になって知りましたが、リアルタイムで「くろまめ」ちゃんを知れなかったのは少し悔しいですね。 おひ釣りさまを読んでおひ釣りさま とうじたつや名無し最近では、お一人様という言葉をよく耳にするが、一人で行動できない人も多いのではないだろうか。そんな現代で、一人で釣りに興じるOLを描いたこの作品は、一人で何か行動を始める人押しになるように感じた。新しいことに踏み出したい人や釣りを始めてみたい人におすすめしたい。動物園獣医師さんのお仕事を学ぼう! #1巻応援イーハトーヴのふたりの先生 山口八三かしこ岩手県の動物園に勤める獣医さんのお話。主人公の星野はケガをした動物の痛みがわかる特異体質の持ち主ですが、物語にファンタジーの要素はそれほど無いです。それよりも動物と向き合うとはどういうことかを現実的に学べる漫画だと思いました。ペット医療と違って動物園医療はまだまだ治療法が確立されていないことが多く、獣医さんそれぞれが試行錯誤して治療をしているということを初めて知りました。読むと動物園の印象が変わります。それと同時に星野については急病になった先輩獣医の代わりに赴任してきた津川との人間同士の話も描かれています。津川は人に対して冷血な印象ですが動物達に関わることにはとても熱いです。怒ると津川弁になるなど根っからの悪人ではないことは分かりますが、彼には明かされてない秘密がまだありそうです。表紙の絵が綺麗だなと思って手に取ってみたらとても面白かったです。ネコ人形ニャンダとミミの冒険ニャンニャンニャンダ 赤塚不二夫あほえもん導入はほぼピノキオ。猫の人形であるニャンダとミミちゃんが命を吹き込まれ、二匹の人形が繰り広げる明るく楽しいギャグ漫画となっている。 赤塚作品において、ネコキャラ中心の作品は安心して読める印象がある。やはりネコ好きだからだろうか。猫好きだった赤塚不二夫…ネコの大家さん 赤塚不二夫名無し猫好きだった赤塚不二夫の人柄が忍ばれる作品だと思う。マンションの経営者になったネコが繰り広げるはちゃめちゃで痛快なストーリーが爆笑を誘います。猫が人間と重なりあうように、人間の小狡さなどもうまく表現されていて猫を通した人間学のようなものを感じた。誰もが幸せな気持ちなれる作品です!おじさまと猫 桜井海名無しエキゾチックショートヘアという血統種にも関わらず、ブサイクなあまり買い手がつかないままにペットショップに取り残された1匹の猫。 ある日、上品な紳士がお店にやって来た時から、彼の世界は一瞬にして変わります。 第1話の猫のふくまるとおじさまの出会いの場面を読んだ時から、涙腺が緩みっぱなしです。優しいおじさまの愛情に包まれて、ふくまるがどんどん幸せになっていく姿を見ると、お話の世界のことだとわかっていても、本当に良かったなと心から思ってしまいます。 どうも心に傷を負っているらしいおじさまも、ふくまるの可愛らしさに触れて、どんどん心が癒されて、気持ちにも大きな変化が生まれてくるのは、ペットが単なる動物ではなく、私達と心で通じ合う家族のような存在だからでしょう。 ちょっとコミカルで、ほんわか温かなストーリーだけでなく、おじさまの謎が次第に解き明かされていく過程にも目が離せなくて、次の回を読むのが待ち遠しくて仕方ないほどです。 最初はTwitterに投稿されていた漫画ですが、今や日本のみならず台湾でも大人気。ブサイクだけど、いじらしくて愛らしいふくまると素敵なおじさま、周りの個性豊かな登場人物たちと、読む人の誰もを虜にする魅力でいっぱいの作品です。三角コーン見ると思い出すやしろあず記 やしろあずき野愛お母さん面白い好き。でも自分のお母さんだったらやだな、やしろあずきさんのように面白く料理できたらいいけどな。 天才に育てられたから天才になれるのか、天才だから面白エピソードに昇華できるのかよくわかんないけど面白いし楽しそうだからいい親子。 息子の厨二病を今に繋がってるからいいじゃんって否定しないのいいお母さん。黒歴史いじられてもグレずに厨二病のまますくすく育ったやしろあずきさんいい息子。 クレイジーなまま幸せな家族を形成できるのだな、と感動すら覚える。面白ければ幸せ。面白いこそ正義。 わたしが描いた絵や小説が母親の寝室から出てきたときのことを未だに根にもっていたけど(小6くらいのときのこと)そろそろ許そうと思いました。パグ犬のなんともいえない表情パグリ 楠木あると名無しパグ犬・パグリのなんともいえない表情が、とても可愛くてキュンとしてしまいます。ストーリーとしては、作中の漫画家Kさんが離婚し、母子家庭になった中でパグリとの出会いを通し、明るい毎日が送れるようになるというエッセイ風マンガとなっています。ショート完結のコメディ漫画なのですが、結構読み応えがありました。山と共に生きるマタギマタギ 矢口高雄かしこ山と渓谷社から出版された文庫版で読んだんですけど、いや〜風景描写の素晴らしさに圧倒されますね!初めはなんで山と渓谷社からマタギが?と思ったんですが、読むと山に登りたくなる、自然に還りたくなります!それと同時に、山の恐ろしさと有り難みも学ぶことが出来ます。山そのものが神なんだ!と。 マタギなので動物を狩るのですが、むやみやたらな殺生はしません。そこには技術と知恵と代々伝わるかたい掟があるのです。熊の恐ろしさはもちろん、猿も大群で襲ってきたり、人間と動物の戦いではいつも手に汗を握りました。どんなに熟練のマタギであろうと一筋縄ではいきません。でも私が一番興奮したのはニホンオオカミとカモシカの戦いです。野生同士の戦いにおいて人間はただの傍観者でしかありません…。これが大自然です…。 最後の湖に現れた巨大生物には驚きしかありませんでしたが、何が起こったって不思議じゃない、山ってのはそういう神秘を含んでいるんだ!と、納得させられたのも事実です。やっぱり風景描写がすごいからでしょうか。いつだって本気。勝負師・魚紳、復活。バーサス魚紳さん! 矢口高雄 立沢克美名無し※ネタバレを含むクチコミです。わがままだけど可愛い猫のレオくんレオくん 萩尾望都名無しちょっとわがままで、たまに人に迷惑もかけるけど、素直さと可愛さでなんでも許されるレオくんが主人公の猫マンガ。萩尾望都先生の猫がモデルなのかな? 学校に行ってみたり、漫画家のアシスタントに行ったり、お見合いをしたり(人間と!)、グーグーだって猫であるの映画に出ようとしたり、人間と同じようなことをする、いわゆる2足歩行できるタイプの猫です。 その一方、トイレは猫用だったり、ネズミを追いかけたり、「猫のくせに」とバカにされたり、と、猫っぽい人間のような人間っぽい猫のような絶妙な存在。 他の「猫マンガ」とは一味違うけど、猫の可愛さは存分に味わえる一冊です。いい時代になりました!おまかせ健さん 樹原ちさと華子あまりの懐かしさに思わずレビューいたします。 小学生の頃、古本屋さんで手に入れたのですが、当然、連載はとっくの昔に終わっており、周囲の同級生は知るわけもないこの漫画、妹と二人で勝手に略して「おまけん」と呼ぶほどブームになりました。 楽しいし可愛いし、涙が溢れる人情に溢れる幸せなお話です。 気持ちがくさくさしているこんなご時世ですので、癒されるには絵柄も物語も最適という気がします! 昔の少女漫画は最高ですね! まさかこれをまた読めるとは思いもよりませんでした。 いや、ほんといい時代になりました。女の人生女の人生―日常に潜む罠と悪縁― 大橋卓名無し一人の女性と、周囲の人間関係をサスペンスっぽく描いた短編作品集。 予想外な着地を見せるお話が多かったです。 一見して、信頼できる味方だと思っていた人が、 実はそうでなかったり、心の奥底に狂気を持っています。 私たちが知らない人間の裏側、それも見ちゃいけない部分、それをのぞき見しているような、そんな気持ちになります。史上最もコミカルな"魔女狩り"の物語 #1巻応援魔女のマリーは魔女じゃない 小林安曇sogor25時は16世紀。神聖ローマ帝国は"魔女狩り"の最盛期である。勿論処刑される者の中に魔女はほとんどおらず、本物の魔女は密かに身を隠したり上手く人間社会に溶け込みながら生き永らえていた。 主人公の魔女・マリーも森の中の小屋に1人で済みながら薬草を提供するなどして人間社会との関わりを保っていた。この作品はそんなマリーと彼女の身に迫る魔女狩りの危機の物語 …を限りなくコミカルに描いた"スラップスティック魔女ライフコメディ"である! そもそもマリーは自身のことを魔女だと思っていない。ただちょっと箒で飛べたり悪魔を召喚できたりするだけである。ちなみに彼女の言動にツッコミを入れてくれる相棒のナハトは"カラス"である。 その上でマリーは人間社会との関わりを極力保とうとする。一応身を隠すために礼拝に参列したりはするのだが、魔女の使いと言われる黒猫を助けたり箒を武器にしたりして自ら墓穴を掘っていく。 その軽いノリとキレのいいボケツッコミを繰り広げながら、魔女狩りなどのシリアスな設定はしっかりと守られていてそのギャップが楽しい不思議な雰囲気がある。果たしてマリーは魔女狩りを避けながら平穏な日常生活を守ることができるのか。乞うご期待! 1巻まで読了ほのぼのした内容こぐまのケーキ屋さん カメントツ名無しくま店長とお客さんのやりとりの一つ一つが心が癒されます。なんとも言えない優しい絵に疲れた心がほぐれていきます。 日頃、仕事や人間関係で疲れている人にはぴったりのコミックです。いろいろな動物たちが登場することで絵本的な感覚で楽しめました。ヤマネのちょしちゃんかってにシロクマ 相原コージ名無し※ネタバレを含むクチコミです。食いしん坊な狛犬2匹に癒やされっぱなし #1巻応援巫女と狛犬のおそなえ御飯~もぐもぐ世界のグルメ~ 宝井サト名無し狛犬といっても見た目も中身も幼児なので、欲望にまっすぐ突き進んでは、巫女のいぶきに叱られる。 狛犬は、神様のお供え物のお下がりを食べるというしきたり上、毎日和食ばかり。しかし絵本やテレビでは、おいしそ〜〜〜うな外国の食べ物がたくさん。 そんなある日、どうしても和食以外が食べたいという2匹の切なるお願いに、いぶきも根負けして「米粉のピザ」を作ってあげたところ… こんなおいしそうに食べる生きものいる…?と思ってしまうほど一生懸命頬張る。もうこんな顔されたらなんでもあげたくなっちゃうじゃんよ…! 神社に関する基礎知識もしっかり解説してくれる親切な漫画です。 狛犬の他、お稲荷さんも2匹出てきますが、もれなく可愛いです。 癒やし漫画でもあり、グルメ漫画でもあり、親子でクッキングにチャレンジしてみたい人にも役立つかもしれません。ラーメンズ新公演をいつまでも待っています鼻兎 小林賢太郎野愛鼻兎はかわいい。楽しそうに生きている。 家族も知らない、誕生日も知らない。いぬはおもしろい。 小林賢太郎と鼻兎はあまりに顔が似ているので、ついつい重ね合わせて読んでしまう。となると、いぬは片桐さんかなあ。 かわいいゆるーい漫画だけど、そこはかとなく漂う孤独の匂い。 自らの背景を何も知らない真っ白な鼻兎に小林賢太郎を見てしまうのは、舞台美術をほぼ使わないのにあるべきものが見えるラーメンズのコントに通ずるものがあるのかもしれない。 小林賢太郎信者は深読みしまくって、それ以外のひとはサラッと読める漫画だと思います。キモ・かわ・怖…な猫?マンガ。 #1巻応援猫を拾った話。 寺田亜太朗nyaeこんなにもひとことでは表せない感情が渦巻く猫マンガは初めて読みました。 いや、もうハッキリ言おう。猫マンガって書いたけど猫じゃない。アイツ猫じゃないよ!でもいい子だしかわいいよね!!猫じゃなさすぎるから、名前を「ねこ」って付けちゃってるし。 キモくて怖いけど、それ以上に可愛いねこと、飼い主のイガイ。ふたりの間には、愛しかない。それは普通の猫と飼い主の間柄と何ひとつ変わらないです。 ねこのキモさを最大限表現したアニメーション作って欲しいです。穏やかで純粋な気持ちになれる耳をすませば 柊あおい名無し映画を観てると時々「思春期の甘酸っぱい青春を謳歌しやがって…ッ!」みたいな気持ちになるんですけど、漫画だと(穏やかで)純粋な気持ちで読めるから不思議。漫画の持つ力なんでしょうか?漫画の方が入り込みやすいというか、一途な想いを感じやすかったですね。深い愛情を感じるぼくと三本足のちょんぴー 小田原ドラゴン名無し漫画家・小田原ドラゴン先生とミニチュアピンチャーのちょんぴーとの出会いから、ちょんぴーが家族になり、やんちゃぶりに振り回されつつも深い愛情を感じて、お互いに掛け替えのない存在になるまでの日常一コマ一コマが微笑ましくて、読みながら思わず笑顔になってしまいます。ガンのために三本足になってしまったちょんぴーですが、全く不自由を感じさせないやんちゃさには見ているこちらも楽しく明るい気分になり、元気をもらえます。私も犬と猫を飼っていて、彼らが飼い主にもたらしてくれる幸せを日々感じていますが、この作品の中にも同じように幸福感があふれていて、とても温かくてほっこりした気持ちになります。<<2223242526>>
精神的に疲れてしまった時に、小さなお茶会のコミックを開けば、ほっこりとしたリラックス空間が広がる、そんな素敵な漫画です。「ぷりん」と「もっぷ」夫婦が作り出す、あたたかく優しい雰囲気がとても素晴らしいです。一日の疲れを癒すのにぴったりの作品です。