ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6175件<<210211212213214>>懐かしいワクワク感を思い出す…地獄堂霊界通信 みもり 香月日輪名無し小さい頃のワクワクした感じを思い出す漫画、発見しました…! 友人に勧められたのでひとまず一巻まで試し読み。 ストーリーはこども3人が街で怒る奇怪な出来事を薬屋「地獄堂」のおじさんから教えてもらった方法で解決、退治する話です。 こども3人わんぱく系とすぐ泣くけど心優しい系と頭脳系でいつも3人で行動していきます。 仲良し3人組が事件解決のこの感じ、懐かしい…! 子供の頃仲良しの子と探検したり秘密基地作ったりしてたあの頃にフラッシュバックしたかのような気分になりました。 懐かしさで100000点。兄嫁×義弟コメディ。兄嫁キャラがとても魅力的ふつつかなヨメですが! ねむようこmampuku家事が全くできない元珍走団の女・小麦による嫁入りドタバタ奮闘記だったのがいつのまにか義弟とのラブコメに発展していて、そんな不思議な取り合わせのダブル主人公な漫画です。 さすがの実力派ねむようこ先生、わかりあえなかったり時々わかりあえたりする感情(人情)のやりとりを、とても理性的に描いていて非常に好感です。身もふたもない言い方をしてしまうとヘイトコントロールが上手い。キャラにぶっ飛んだ行動をとらせるときは、その分読者にその人を好きにさせる魅力をふんだんに盛る。その積み重ねでとても良い読後感を得られました。テレビでよく見る「大阪」は実際にリアルにああなのか…?大阪ちゅーとリアル だたろうmampukuTwitterで作者本人が宣伝していたので読んでみたところ、リンク先でめちゃくちゃ読めた上に面白くて止まらなくなった。 https://curazy.com/manga/episode?id=4110# 物心ついて以降、大阪に住んだことがないのでどこまで鵜呑みにしていいのかわからないが寸分違わぬ「イメージのなかの大阪」過ぎて逆にホントかよwとつっこみたくなる。 さまざまな「大阪っぽさ」をベースに魅力的なキャラクターたちがオモロイ日常(ラブコメあり)を繰り広げる。私は根っから江戸っ子なので住んでみたい、とまでは思わなかった(笑) 大阪に詳しい人や大阪の人がいたらどんな感想かきになる完成された2人の愛のかたちジェンダーレス男子に愛されています。 ためこうnyae一話目の、忙しさにかまけて身だしなみを蔑ろにしていたわこ(彼女)に対して、めぐる(彼氏)の「美しさは自分で間に合っているから」という発言、嫌味でも何でもなく二人の間の共通認識事項であると、その次のわこの反応を見ればよく分かる。 めぐるのプロデュースに余念がないわこと、忙しいわこの帰りを優しく迎えるめぐる。2人は間違いなく恋人同士で、誰も入り込む隙などないのである。 そんな2人を見ていると本当に楽しいし、なんか幸せになる。また自分の「当たり前」を疑わないとな、という気分になる。 あと単純に、ためこう先生の揺るぎない画力の高さが、説得力を生んでいることは間違いないと思う。1巻に載っている2人の出会いの話は色んな意味で衝撃。 もっと困らされたい!困ったじいさん【同人版】 大江慎一郎 大江しんいちろうたかTwitterでファンになり、マンバで単行本が出ていると知り読みました(KindleUnlimitedで読めますのでぜひ!) 表紙から伝わる自費出版感が作風とマッチしていてたまらない…! 雑誌でよくある、話の最後に書かれる「★付きのアオリ」を作品の一部にしているところがすごい好き。 単行本描き下ろしの、若い頃のじいさんとばあさんのエピソードにはいつも以上にキュンとしました。じいさんやるな〜!! LINEスタンプもあるのでこれで大切な人を困らせましょう。 https://store.line.me/stickershop/product/6835839/ja大団円!!目玉焼きの黄身 いつつぶす? おおひなたごう名無し終わってしまいました… 披露宴の演出はさすが!!の一言です。宮さん〜! ちなみに自分は目玉焼きに「醤油」と「マヨネーズ」です。 12巻の最後に、またグルメ漫画の連載が決まっていると書いてありましたので、今から本当に楽しみです!少年誌ハードボイルド漫画といえばこれかなDADA! 𠮷田聡マンガトリツカレ男俺の好きな義理人情とハードボイルドが混ざってる傑作。コメディ要素もいいし登場人物の全員に美学がある モンローの過去編はすげー好き 悩んでる姿も可愛い主人公溺れるようにできている。 完全版 シギサワカヤかしこ※ネタバレを含むクチコミです。買おうかな幻想ギネコクラシー 沙村広明やむちゃ自分で所持していたい漫画だなって。 短編って、「これ、手ぇ抜いてるな~」って話が1話くらい入ってたりするけどこの作者に限ってそれはないのかな。作者のコメントを見ると、雑にちょちょいと描いたみたいな印象受けるのがまたいい。 いつでも手の届くところに置いといて、自分が深刻になりすぎた時に読みたい。 沙村さんは本当に天才。中川いさみの闘病エッセイ重粒子の旅 ―鼻にガンができた!― 中川いさみ名無しガンって鼻にもできるのかと初めて知った。 単なるイボだろうと思い医者に行ったら悪性の腫瘍だと言われ鼻の摘出を勧められるも、セカンドオピニオンで重粒子線治療を知りトライする闘病エッセイ。ピンポイントでガンをやっつける最先端の治療らしい。 入院のことは編集者にも秘密にしてたらしいので知らなかったが、中川いさみ先生がご病気だったというショックは大きい。現在ではガンも治らない病気ではないだろうけど、やはり身構えてしまう。副作用は今もあるようです。 けれども、病院内のリクリエーションでふなっしーに仮装した職員が登場する場面も、治療と同じトーンで描いてて思わず爆笑してしまった。作家はどんな時でも作家なのだと、ファンも安心して読める内容になっていると思います。 金剛寺さん金剛寺さんは面倒臭い とよ田みのる大トロ画面がぎゅっとしてて最初は読みづらかったですが、内容は面白いです!コメディの圧力が強い村井の恋 島順太sogor25あらすじの展開に達するまでたった8ページというまさに一直線のコメディという感じなんだけど、思ったよりボケの手数と種類が多いので、1巻160ページくらいならそのままの勢いで駆け抜けてしまうだけのパワーがある。一応ラブコメではあると思うんだけど、登場するもの全てにボケが乗っかってるような感覚になる、とにかくコメディの圧力が凄い。 1巻まで読了。ポプテピピックよりは多少とっつきやすい今夜はねこちゃん 大川ぶくぶmampuku相変わらずハイコンテクストでクセが強くて、読んでるとだんだんハマっていくこの感じは間違いなく大川ぶくぶ。 ぶくぶの笑いが理解できる私(サブカルクソ女感)を堪能できる素晴らしいク…作品です。猫という生き物の人語を解さず本能に忠実、という性質を上手く笑いに昇華したかと思えば、それらを鮮やかに裏切ってくる意外性で笑わせに来たり、猫ギャグ奥が深いです。 モラル低め、刺激強め、美少女度高めtrash. D.P 山本賢治mampuku絵に描いたような「セクシャル&バイオレンス」という内容。何となくの印象というか偏見ですがエログロ系ってとっつきにくい癖の強い絵柄が多いイメージでした。ところがこの「trash.」は、まるでアニメのようなデザイン性、画力、萌えを兼ね備えた洗練された絵柄で、なんならジャケ買いするレベル(というかしました) そんな洗練された美少女たちが敵の脳漿やハラワタをぶっ飛ばしたりあるいは逆にぶっ飛ばされたり仁義なき血みどろの戦いを繰り広げるマジでヤベェ漫画なのです。気になって買ったはつみ道楽 サメマチオstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男気になって買ったら予想以上に面白かった。 あらすじにも書いてるが、主人公が特許を取り毎月1万7830円のお小遣いを手にしそのお小遣いで道楽をするという内容 道楽に内容がちょうど俺も興味ある内容で参考になってよかった腐女子になりたいとか思っちゃったりして腐女子のつづ井さん つづ井名無し鉛筆一本で描いたみたいなラフな線と、最低限の描き込み。推しに対してはどこまでも真摯に向き合う姿勢が眩しいです。自分も常々こうでありたいと思います。つづ井さんの人間性を証明するかのように、まわりの友達とも信頼関係を築けていますね。こういう生き方も「ていねいな暮らし」と言えるのでは? トレーナーの文字がたまに変わるといった細かい技も流石です。 ところで連載がしばらくストップしているようですが、続きを読める日はいつか来るのか… 主人公は相手を、作者は読者を、振り回しまくる漫画喧嘩商売 木多康昭名無し※ネタバレを含むクチコミです。能力バトルではない能力ラブコメ!ポンコツちゃん検証中 福地翼名無し福地翼先生のラブコメって「タッコク!!!」以来ではないでしょうか?いままでの作品でもラブコメっぽい展開はあるにはありましたけど、前作の「サイケまたしても」などは特に、常に死を意識したシリアスな展開が続いてたので、あくまでバトル漫画の印象が強かったんですよね。もともとサンデーらしいラブコメに合う絵柄だと思ってたので、むしろ「なぜもっと早くやらなかったんだ!」という気持ちになりました。(役に立つのかわからない)超能力を検証しながら、イチャコラするというノリも、本来の能力の使い道は、ココなんじゃないか?と思わせてくれるハマり具合です。あと、今までの作品でボツになった能力ネタも活かされてるのではないかと。そういう意味でも上手い。 水戸くんと夢咲さんの距離感は変わらずにいてほしいですが、一応、「超能力を使って隕石から地球を守る」というミッションが与えられてる以上、どこかで正念場が来ると思います。でも本当にこんな調子で地球が救えるのだろうか笑好きだからこそ、揺さぶられる倫理観彼女と彼氏の明るい未来 谷口菜津子sogor25前作「彼女は宇宙一」の評判が私の周りでやたら良かったので、谷口菜津子さんの名前を見つけてあらすじも何も見ずに今作に手を伸ばしたんです。冴えない感じで超ネガティブ思考の彼氏・一郎とそんな彼のことが大好きな美人の彼女・ゆきか…読み始めは「地球のおわりは恋のはじまり」みたいな幸せなラブコメなのかと思ってました。 そしたら突然明らかになるゆきかの過去に関する噂。生来のネガティブさもあってその噂を異常なまでに気にし始める一郎。そして唐突に登場する噂の真偽を確かめることのできるふしぎ道具。疑惑とそれを検証する術を目の前にして激しく揺れ動く一郎のメンタル。予想以上に読者の倫理観を揺さぶってくる恐ろしい作品でした。谷口さんの絶妙にデフォルメされたキャラクター造形、ベースは整然と並んだ長方形なのに突然崩れたようになるコマなど、いろんな方法で作品のリアリティラインを曖昧にしてきているのもその揺さぶりを効果的に支えているように思います。 1巻の段階ではその噂が事実かどうかは分からないけど、少なくとも現在のゆきかの気持ちは一郎に対して一途であることが伺い知れます。一郎の視点のないゆきかだけしかいない空間の描写からもそれは分かります。それを鑑みると、この作品の肝はゆきかの過去に囚われてしまった一郎の心の移り変わりにあるのだと思います。一郎が現在のゆきかだけを見て過去の噂など気にしないという態度を取ることができたなら、もしくはその噂を検証する手段があったとしてそれを実行しなければ、この2人はこれまでと変わらず穏やかに過ごすことができた、でもそうすることができなかった一郎の咎と、それを一概に否定することのできない読者側の人間の性、を描いた怪作だという印象を受けました。 「hなhとA子の呪い」「青春のアフター」「それはただの先輩のチンコ」等、好きという感情とそれに付随して回る負の感情をファンタジー設定を交えて描く作品が好きな方と相性のいい作品ではないかと思います。 1巻まで読了。 忍と若様のラブコメ!忍べよ!ストーカー 藤原旭たか広告で気になって買った作品。めちゃくちゃ良かった…!!勝手な推測ですが、「この方はさぞ忍者の同人で活躍されていたのだろうな」と思わせるクオリティの高さでした。 **顔がいい!** **ちゃんと忍んでる!!** **とにかく絵が上手い!** **コメディ&エロ!!** BLっぽくないアクション漫画のようなコマ割り(大迫力の見開きも何度か出てくる)と、和風で耽美な絵がすごくマッチしていて好きです。 抜け忍・紅丸は領主の息子である獅之介を行き過ぎなまでに慕っており、忍びの技を活かして現代で言うところのストーカー行為をしているのがちょっと変態くさい(そこがいい!) 獅之介は少し鈍いところがあるけれど、いわゆる「難聴主人公」のように憤りを覚えるほど鈍いわけではなく、硬派で誠実ないいキャラ。 奇抜な髪型やカタカナ言葉が出てこない、地に足ついた世界設定がすごく良かった。 また個人的に「片方の愛情が重いカップル」が好きなのでとても楽しめました。 主従関係、忍者、時代物好きにおすすめしたい作品です。連載権を勝ち取った珠玉のラブコメ殺し屋Sのゆらぎ 舟本絵理歌たか舟本絵理歌先生のことは、サンデーうぇぶりの「ゲッサンルーキーズ 一週間全力バトル」で知りました。どの短編もSF(すこし不思議)な世界観で本当に魅力的で、少年マンガらしさと可愛らしさを兼ねを備えた絵が大好きです。 見事1位を獲得し連載となり、本っ当にうれしいです…! https://www.sunday-webry.com/series/1172 殺し屋の正太郎とお嬢様のきりちゃんは、ツッコミがいないボケ同士。見ててすごく和むし、ボケが重なって渋滞していくのがたまらない! そして正太郎がきりちゃんにガチ恋してヤンデレ気味になってるところも個人的にすごいツボ。一方的に愛が重いのが最高…! (画像は1話より。正太郎がときめくといつも飛び出してくるハート好き。特に1話では中尾彬のストールばりにネジネジになってて笑った)今年いちばん「尊い」話題作先輩がうざい後輩の話 しろまんたmampuku 次にくるマンガ大賞2018のウェブ部門1位。ツイッターに掲載されバズりまくり、書籍化を果たす。 タイトルをよく読むとわかる通りカップリングの話であり、かわいい「後輩」の話であります。ガサツで鈍感な先輩のほうはいざという時優しくて頼りになるギャップが胸キュンポイントですかね。あと柔道やってて腕っぷしが強いです。 シンプルに共感を得やすい内容だと思うので、長々紹介するより読んでもらった方が早いですw https://comic.pixiv.net/works/4862 日本男児必読である!!僕!!男塾 宮下あきら 宮川サトシ 近藤和寿 宮川さとしstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男あらすじにある通り若手漫画家の男塾潜入ルポ漫画 最初の数ページで宮下あきらの「学帽政」のようなキャラを見ながら、男塾の話をしていたので、「な なんだかようわからんが猛烈に悪い予感がしてきた・・・・!!」なんて思ったが、そんなことはなく男塾の魅力を伝える傑作になっている。 男塾初期のネタの直進行軍/油風呂/竹林剣相撲/撲針愚/男塾一のインテリ 田沢を詰め込んでありむちゃくちゃ楽しめる。あらゆるコマで懐かしい気持ちになる素晴らしい漫画だ。 この漫画の面白さは魁!!男塾をどれだけ読み込んでるかにかかっている部分が大きいと思うが男塾好きの俺にはたまらない名作。 おまけ漫画の戦吉兆占針盤ネタも最高だった 考えず感じて浸りたいこの狂気の沼THE・GIRLS・SCHOOL 双刃美兎来栄寿たまにこういうネジが2、3ダース飛んだギャグマンガを抉りこむように撃ち込んでくる新人作家が出てくることを嬉しく思います。 表紙絵の美しさに騙されて手に取って下さい。中身も絵は綺麗(な所は綺麗、良い意味で酷い所は酷い)ですが、ぶっ飛んだテンションによる痛快さすら感じるカオスな世界が広がっています。何度も声を出して笑ってしまいました。 下ネタが大丈夫な方、『あそびあそばせ』や『春になるとウズウズしちゃう。』、美川べるの作品などのような趣が好物の方はぜひぜひ。 巻末のおまけも色々な意味でボリューミーで、今後も双刃美さんの描くマンガは問答無用で追っていきたいと思わせられました。<<210211212213214>>
小さい頃のワクワクした感じを思い出す漫画、発見しました…! 友人に勧められたのでひとまず一巻まで試し読み。 ストーリーはこども3人が街で怒る奇怪な出来事を薬屋「地獄堂」のおじさんから教えてもらった方法で解決、退治する話です。 こども3人わんぱく系とすぐ泣くけど心優しい系と頭脳系でいつも3人で行動していきます。 仲良し3人組が事件解決のこの感じ、懐かしい…! 子供の頃仲良しの子と探検したり秘密基地作ったりしてたあの頃にフラッシュバックしたかのような気分になりました。 懐かしさで100000点。