ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6175件<<208209210211212>>淡くほろ苦い青春漫画!君と僕。 堀田きいち時を駆けるアラサー昔はこのさらっとしたシンプルな絵が逆に新鮮だった気がします。 ゆるい漫画でほっこりするし双子、春ちゃん、要たちをずっと見ていたい気持ちになります。 春に懐くまさきの関係性もいい。 結希と再開するドイツ人の少年(千鶴)も可愛い! キャラクターがいっぱい出てくるのに不思議と混在しません。 どのキャラもちゃんとキャラ立っている。 友達で恋愛にはなかなか発展しないんですけどこの微妙〜〜な感じがまさに青春!! このゆるい関係がずっと続けばいいのに、と読んでて憧れてた気がします。 屋上でいつものメンバーで集まって焼きそばパン食べるみたいなベターで貴重な関係。 一番好きだったのは千鶴とメリー(まさき)ですかね 千鶴の気持ちより行動が先に出てしまったって感じがいいんですよ。 この感情の機微を書き表せるのはほんと才能だと思います。これはいい新連載がきた!ぽんこつポン子 矢寺圭太starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)ちょっと未来のちょっと田舎の海辺に住む頑固おじいちゃん。 家族が心配して送ったのは、この仕事が終わったら廃棄が決定している30年動いているメイドロボ。 ガタがきてて首はすぐ落ちるし、包丁を持つとロボット三原則により人間を傷つけてはいけないから震えちゃうし、いろいろぽんこつだけど、とても愛らしくて構ってしまいたくなる。 しかし、500円玉のシーンほんとよかった。妙に説得力があって存在感と寂寥感が漂っててとてもシュールで最高の俯瞰の構図だった。 大ゴマの使い方がとても大胆で潔いので切れ味があって気持ちがいい。 そして、包丁の場面にしろ、イオンにしろ、500円玉にしろ、コマ割りが上手いので間が上手く表現されていてテンポがすごく気持ちいい。 あと単純にかわいい。 ああいう丸い目が好き! 基本的にキャラクターのデザインとか背景の描きこみとか、絵のバランスがすごく良くて好みだ。 最初は、設定的にはベタで手垢がついてるようにも感じたが、いままでの全然上手く描けてなかったんじゃないかって思うくらいすごくよく描けてていいなと思った。 おじいちゃんも「アリスと蔵六」の頑固おじいちゃん的で気持ちがいい。 ドラえもんのような家に転がり込んで一緒に住むタイプになるとは思うけど、のび太君の面倒を保護者の観点から見るような昔のドラえもんとは立場が若干違って、介護という意味では面倒をみられるのはおじいちゃんでも、おじいちゃんの方がより大人だしぽん子の方がトラブル起こすことになりそうだから逆転しそうな気もする。 二人のいい関係性が構築されていきそうで楽しみ。 おじいちゃんのボケ防止になって賑やかで寂しくなくなればいいな。ほっこりしたい時はギャルと恐竜だギャルと恐竜 森もり子 トミムラコタ猫あるくヤングマガジンを読みながら、最初は「なんかゆるい漫画が始まったな〜」なんて思いながらふわ〜っと読んでいたのですが、気がついたらめちゃくちゃ楽しみになっていました。 登場人物がみんな優しくて癒されるし、人間社会に「恐竜」が紛れ込んで生活しているという異質な設定なのになぜかしっぽりと違和感なくハマっていて今までにない不思議な魅力がある漫画なのでめちゃくちゃおすすめです!マンバがクチコミマンガ描きました!凪のお暇 コナリミサトマンバどうもマンバです!ドラマ「凪のお暇」がTBSにて7/19(金)よりスタート! https://www.tbs.co.jp/NAGI_NO_OITOMA/ というわけで、おいとま原作より**「んあ゛あ゛~〜!!わかるッ…!!」**と共感してしまうセリフをピックアップしました。 みなさんはどのセリフが好きですか? マンバが凪のお暇の共感ポイントを勝手に紹介するよ!!!(1/3) もはや芸術明日ちゃんのセーラー服 博Juno圧倒的画力と質感で描かれるフェチズム。女子中学生と制服の魅力の全てが詰まってる。現代でも江戸でも猫は人間と一緒差配さん 塩川桐子名無し試し読みしていい感じ、と思ったらどうぞそのまま一巻読んでください! 間違いないです。 お江戸の猫漫画! 差配さん(猫)がメインで動くんですがいろんな人間いろんな猫がそれぞれ気ままに生活して動き回ります。 絵がいい、すごくいい。猫の絵もそうですが江戸時代の人間描写もうまい。 江戸×猫漫画たまらん…!!さらりと本気の背景潮が舞い子が舞い 阿部共実影絵が趣味阿部共実はツイッターをやっていまして、自身のマンガの宣伝なんかに混じって時々すごく印象的な風景写真をあげている。光と影のコントラストをくっきりと写したショットであったり、小さな細部が無数に集まってひとつの全体を為しているショットが多いように思う。 とてもいい写真だなぁと思うと同時に、やっぱり阿部共実は目がみえるひとなんだなぁとも思う。彼女の出世作となった『ちーちゃんはちょっと足りない』は目がみえないひとの話だったものだから、いっそうそう思うのかもしれない。ナツの目には海がみえなかった、ナツの目にみえるのは錆びれた団地の綻びとかそんなのばかりだった。つづく『月曜日の友達』は明確に目のみえるひとの話だった。水谷の目に海がよくみえた、磯の匂いが感じられた、建物の錆びは単なる綻びではなく雄大な潮風に吹かれたものだった。 そして新作『潮が舞い子が舞い』は、やはり海辺の町の青春群像だというが、2、3頁にいちどは子どもたちの会話を交わすその背景にギョッとさせられる。潮風に揺れる深緑の影をあそこまで見事にトーンで描くことのできるマンガ家は最近ではもうほとんどいないのではないか。あるいは白か黒かのちょっと哲学的な会話をしている直後の頁に教室の窓からの逆光を見事な光と影のコントラストで描いたコマはどうか。 阿部共実は遠い将来、世に溢れる単なる青春マンガ家のひとりではなく、マンガというジャンルを代表するような存在として語られるのではないかという気がしている。 表紙とタイトルに気持ちよく騙された…!ハッピーエンドを信じてる 藤峰式天沢聖司腹がよじれるほど笑ったBL漫画はこれが初めて。 透明感がありキラキラしてる表紙。 七五調のタイトル。 「おっ、これはしっとりしたドラマかメインのBLの予感…!」と手にとったら、見事に予想を裏切られました。 簡単にあらすじを説明すると「漫画(※BL)のような大恋愛」と「狂ってしまうほど激しいH」に憧れるゲイで腐男子の主人公が、上京してその夢を叶えるため奮闘するというもの。 120%コメディー…! も〜〜メチャクチャ笑える。BL作品を読んでいれば読んでいるほど笑える。主人公の揺るぎない『BL漫画脳』ぶりが、腐女子の私は何から何まで共感できてとにかく面白い。 「静かに心の機微を描かれるタイプの恋愛」よりも、「激しく奪われる」のが好きな主人公は、爽やかイケメン・土谷さんと早くどうにかなりたくて仕方がない。 漫画から得た知識を全面的に信じ、己の欲望に忠実に従って恋愛を強引にリードする姿が本当に爽快! そしてこの作品は表紙からしてやってくれますよね…! https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,dpr_2.0,f_auto,fl_lossy,h_365,q_80,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/book/regular_thumbnail/208830/45830391-bddd-4acb-bf5b-6bba7594ee68.jpg 主人公は「ヤバイくらいにアダルト、痛いくらいにドラマチック!」なタイプの漫画が好きなのにオシャレサブカルBLっぽいデザインの表紙なの、最高です。 まさに健全な恋愛などよりも憧れの「激しく奪われるという」ハッピーエンドを信じてる男の子の物語にふさわしい表紙だと思います。 (画像は3話より。何言ってだこいつ…天才か)こ、これは…ずるい漫画だ!殺し屋Sのゆらぎ 舟本絵理歌名無しずるい!惚れたら殺せなくなる! 可愛いのが悪い! Sがワタワタしてるのがたまりません。 殺し屋ものなのにぽわ〜〜っとしてしまう!ずるい!読者の年齢層を引き上げる白血球さんはたらく細胞 清水茜ぱにゃにゃんだー赤血球ちゃんのかわいさにほのぼのしていたら、誰よりも真っ赤に鮮血に染まる白血球さん。彼の不器用な優しさが垣間見えるたびにほのぼのと癒されるのですが、題材である細胞のシステマチックな無情さを損なわないレベルで、つまりは思い切りよく、細菌や細菌の餌食になった細胞たちを殺す姿は、「子供に読ませようかなと思ったけど、もうちょっと大人になってからだな」と踏みとどまらせるだけの迫力があります。(褒めています) 体の仕組みについて勉強になるだけじゃなくて、不摂生や迂闊な怪我で、あの可愛らしい細胞たちを困らせてしまうと思うと、健康に気をつけようと戒められる不思議な読後感もありました。 再開すると嬉しいです。 玄関ドアが無い家に住んでいた著者の衝撃エッセイ漫画ほとんど路上生活 川路智代たか独特の画風に惹かれて読んだら衝撃的な内容にショックを受けました。作者がTV番組「激レア」さんにも出演したあと一気に知名度が上がったので、この作品を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。 https://togetter.com/li/1198899 ・女子中学生のときに住んでいた家の玄関ドアがない ・夜中に不審者が侵入して著者に放尿 ・不審者に羽交い締めにされるetc… 作者の想像を絶する体験がいくつも描かれています。 身の安全も衛生も保証されない家。 そんなものはもはや家ではなく、タイトルの「ほとんど路上生活」はまさに的を射た言い方だなとつくづく思います。 ネットで公開されているエピソードもあるので、まだ川路智代とその家族の人生を知らない人はぜひ。 https://cakes.mu/series/4126主人公の映写室のわかばさん 青山克己 神田川あゆ大トロわかばさんが可愛くてセクシーで最高です。 他の登場人物もキャラ立っていて面白いです。悟り世代っぽいスマートさ紺田照の合法レシピ 馬田イスケやむちゃグルメ漫画がブームということで、様々な趣向のおいしい漫画がありますが、このマンガはしつこくないレシピ解説が読みやすかったです。 主人公紺田のスマートな振る舞いと、食事中のギャップも面白いです。 短時間で何も考えずにさくっと読める感じ。 いつまでもフォーエバーオニクキン肉マン ゆでたまご38歳の人のマネージャーあの頃からずっと楽しませてくれるキン肉マン。 現在も30年経ってもなお、今、この超人をピックアップするのかと胸が高鳴る。 今から、キン肉マンを読み始められる人が羨ましい。 僕の30年を一瞬で味わえるだなんてめちゃくちゃ面白い六道の悪女たち 中村勇志いい漫画読みkindle版3巻まで無料期間だったので読了 めちゃくちゃ面白い 続きを買わざるを得ない 柴田ヨクサル好きな人好きそう未確認妖精?!との共同生活うちゅうのようせいチルピル 下村トモヒロ名無しまるで捨て猫を拾うようなシュチュエーションで現れた自称・宇宙の妖精チルチルとピルピル。今のところ明確なツッコミキャラがいない。全員ボケてる。どんなふうにストーリーが展開していくのか期待! 鬼島さんと山田さん感想鬼島さんと山田さん 星見SK名無し読みながら思わずブハッと吹き出してしまう 山田さんの心の声も可愛いけど他キャラ、二次元好きな水樹くんが可愛い面白くて笑ってしまった 心の声聴こえる系の漫画は面白い ほぼ相思相愛ってわかってるんだから早く結婚してしまえ〜 でもやきもきしながら読んでしまう… 両者とも可愛いしおすすめボルダリング愛がすごい、美少女小寺さんのぼる小寺さん 珈琲名無し映画化の知らせを機に、ウェブで公開されてたので初めの方だけ読んでみました。 スポ根部活マンガかと思いきや、無口でミステリアスな小寺さんの意外とほっこりする日常を見つめるような内容でした。 小寺さんのボルダリングに対するひたすら真っ直ぐな姿勢と素直な性格により、学校に行く意義を見いだせない子に、学校へ行ってみようかなと思わせるなど、本人が気づかないところで沢山の人に影響を与えてるみたいです。 こんな可愛いくて良い子、演じるキャストはプレッシャーですね。"アタリ"と人間の見えない交流に不思議と癒やされるアタリ 琥狗ハヤテsogor25守り神を創造し人間の世界へと送り出す"アタリ"という異形の存在。そのアタリがほんの気まぐれから現世に降り立ち人間の世界に触れるという作品。アタリは人間には見えず意思疎通はできないんだけど、現世の事象に無知でタブレットや駄菓子に興味津々だったり、悩みを抱える人々の傍に寄り添い届かない言葉をかけるアタリの様子に不思議とほっこりする。 また、ある理由からアタリのことが見える少年・仁の登場により、仁とアタリのエピソード回も時折挟まれる。見えるからといってアタリが問題を解決しようとするわけじゃないんだけど、アタリの言葉に不思議な力があるのがよくわかるエピソード。強く押し出してはないけど根底にあるメッセージは強い。 あと守り神かわいい。ただかわいい。それだけで癒し。 1巻まで読了 好きだ!生足ショートボブかわい子ちゃん望月ミネタロウ 短編集 ショート・ボム! 望月ミネタロウBOMこの作者のショートボブ女子をこれでもかと味わいたいなら読むしかない。読まないという選択肢はない。 ズボラでいつもお金がなくて飢えてる女の子がいた。 その子はショートボブとミニスカート、リュック姿がよく似合う最高にキュートな女の子。 お金のためなら多少の無理はいとわない。 バイトに受かるために全裸にオーバーオールを着るところや、ゲイカップルの仲直りに使われるところ、所持金500円なのにやけ酒して道端で寝てしまう迂闊なところも全部推せる。 しまいにはお寿司の広告を切り抜いて寿司食べたい欲を満たそうとしてる!!もう好きだ!!結婚してくれ!!ゴールデンカムイゴールデンカムイ 野田サトルおかか囚人の話から始まってすごく引き込まれました。早く次読みたい続き待ってます!マジで君と僕。 堀田きいち大トロ1巻が出たのがもう15年近く前と気付いてショックを受けました。 小学生の頃は、こんな楽しくてかっこいいお兄ちゃん達がいたら最高じゃん!と妄想してました。 25歳になった今は、こんな男子高校生が近所に住んでたらお小遣いあげたいな…と妄想してます。 春くんと結婚したいです。 ギャグ漫画の可能性バカドリル 天久聖一(とりあえず)名無し大ヒットシリーズの『バカドリル』は漫画なのか?という疑問は当然あると思うので、タイトルに「コミックス」が入っている本書を挙げよう。 (個人的には、シリーズ全部「漫画」で構わないと思ってはいます) 疑問の余地なく、ここには「新しい笑い」の可能性がある。 それは、すごくシンプルに言えば、宝島やビックリハウスという80年代のメディアが放っていた無類の輝きを、90年代にコスり直し、鮮やかで鋭角に復興させた、ということになるのだろう。 『バカドリル』で提示された方向性を自覚的に継承した才能として、おおひなたごうがいる。(おおひなたは、タナカカツキ門下であることを明言している) また、『おしゃれ手帖』の長尾謙一郎やうすた京介なども、かなり明確にこのテイストを持った漫画家だ。 そう考えれば、現在の「笑い」への影響は計り知れない。 漫画の周縁部に発生しメジャー・シーンに深甚な影響を与えた、という点で、ヘタウマを先導した糸井重里×湯村輝彦『情熱のペンギンごはん』にも比肩すべき、素晴らしい達成であると思います。 まだまだここには「鉱脈」があるような気がしますので、なに気に最近忘れられ気味ですし、今ギャグに興味のある人はこれに刺激受けちゃったりすると、お得なのではないでしょうか。最期死ぬ前に何を食うか最後のレストラン 藤栄道彦名無し最初読んでドリフターズ思い出しました。 偉人たちが死ぬ前にレストランへと飛ばされる… 織田信長、マリーアントワネット、カエサルその他諸々 もう死んでしまってこの世にいない有名偉人が最後に食いたい料理を食えるというもの。 粋だな…と!!! マリーアントワネットの話で「よく死ぬ前に何が食べたい?というけれど病気で衰弱してしまっていたら食べられるものじゃない。食べることができたらちょっとは救われる気がする」というセリフが出てくるんですけど、きっとその通りなんですよね。 最後のご飯ってその人の人生を語るには相応しい時間、それぞれがそれぞれのご飯を食べて納得して戻っていく。 不思議ですが作風が明るいので読んだ後ほっこりします。 表紙がミュシャのポスター調に統一されてるのでレストランポスターっぽくておしゃれ。 なかなか奥が深い料理漫画です。<<208209210211212>>
昔はこのさらっとしたシンプルな絵が逆に新鮮だった気がします。 ゆるい漫画でほっこりするし双子、春ちゃん、要たちをずっと見ていたい気持ちになります。 春に懐くまさきの関係性もいい。 結希と再開するドイツ人の少年(千鶴)も可愛い! キャラクターがいっぱい出てくるのに不思議と混在しません。 どのキャラもちゃんとキャラ立っている。 友達で恋愛にはなかなか発展しないんですけどこの微妙〜〜な感じがまさに青春!! このゆるい関係がずっと続けばいいのに、と読んでて憧れてた気がします。 屋上でいつものメンバーで集まって焼きそばパン食べるみたいなベターで貴重な関係。 一番好きだったのは千鶴とメリー(まさき)ですかね 千鶴の気持ちより行動が先に出てしまったって感じがいいんですよ。 この感情の機微を書き表せるのはほんと才能だと思います。