ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6117件<<207208209210211>>KAKERU先生は、いいぞ。科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌 KAKERUドアノッカー知る人ぞ知るモンスター娘ハーレム漫画。異世界にトリップした理系大学生のヘンタイ紳士が欲と好奇心のままにつき進む。ただし、チートは無いうえに電気、エンジン、蒸気機関は不可の縛りプレイだ。生き残りハーレムをつくるには知恵をしぼれ!それにみあった代価は保証する。クリ娘ハーレムはすばらしいぞ!!ホラー風ねこ漫画の新作!苦悩!化け猫おはし 小話集【単行本版】 日日ねるこたか新シリーズとなり、ますます表紙が図書室にあった小学生向けの怖い話みたいになった「化け猫おはし」。 1話の「おどるの巻」ではテレビをつけることを学んだおはしが、三味線にあわせて踊っているのを観て真似して踊りだします…めちゃんこかわいい。 手ぬぐいの代わりにタオルを被ってノリノリで踊っていたところを子供たちに見つかり、なんとかごまかそうとするのですが、そのごまかし方も最高にかわいい…!! 4話の「ひっかくの巻」は、家族を傷つけてしまったことで苦悩するおはしと、お母さんの愛情に思わず涙がこぼれそうになりました。優しい世界…! スマホでサッと読めるので、いつでもどこでもおはしに癒やされてください! https://www.sukima.me/bv/t/ohashikobanashi/v/1/s/1/p/0 (画像は「苦悩!化け猫おはし 小話集」第1話より)ホラー風ねこ漫画苦悩!化け猫おはし 日日ねるこたか※ネタバレを含むクチコミです。19年ぶりの短編集くしゃみ 浦沢直樹短編集 長崎尚志 浦沢直樹 遠藤賢司starstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこもはや国民的作家になった浦沢直樹の短編集。古いものだと1995年の作品『ヘンリーとチャールズ』が収録されています。これはネズミが眠っているネコからケーキを盗みだそうとするカートゥーンのような話なんですが、あとがきで自分の最高傑作かもと語られていて意外でした。代表作は読んでるしメディアにも出てるから浦沢さんのイメージも固まってたけど、やっぱり作家の本心って分からないもんだなと思いました。バナナマン日村さんみたいなキャラが登場する『DAMIYAN!』はうっかり泣きそうになり、やっぱり『月に向って投げろ!』はストーリー展開が面白いなと思いました。 メシを喰うイケメンを見ると食欲が湧く女の話イケメン共よ メシを喰え 東田基nyaeもうそういう性癖なんでしょう。食欲と一緒に性欲も湧いてるみたいです。 主人公はとにかくイケメン好きのイケメンオタク。なのに細見くんからの好意には全く気づかないお決まりパターン。 作家さんの絵が上手いので、出てくるイケメンは本当にみんなイケメンで文句なし。 たぶん1巻完結なんだけど、最後の方に他の編集部員が出てきたり(しかも面白そう)、細見くんとの恋もこれから!というところで終わってしまったのが本当に残念。コンセントレーション!ホアー!!小池さん 藤子不二雄(A)キンタマーニホラー漫画じゃないんだよね?黄金の精子を持つ男!人間ども集まれ! 手塚治虫starstarstarstarstarひさぴよ近年、舞台化されるようにもなった手塚治虫のナンセンスSF。 60年代後半の手塚治虫が、少年マンガから大人向け長編マンガへの転換期を迎えていた頃の作品で、漫画集団の影響もあってか、ところどころ風刺漫画っぽいタッチになっている。 はじめは手塚作品らしからぬ見慣れない絵柄に戸惑うが、読み進めるほどに、醜い人間の欲望を写し出した手塚ワールドに引き込まれる。戦争、テロ、人工授精にクローン人間といった科学の暴走、優性思想に人身売買など、これだけの問題をかき集めて、痛烈に風刺した上で2巻に収まっているのが凄い。 「これがもしリアルな作画だったら」と思うと、恐ろしくなる場面がいくつかあった。ナンセンス絵のおかげで、心に深い傷を負わずに済んだし、エッチシーンも淡白になってしまうのだけど、ナンセンス作品においてそれを言うのはナンセンスなんだろうなぁ。 ※画像は、終始活躍していた精子搾取マシーンの「シボリ機」 コレに男を放り込むと、死ぬまで搾り取られるらしい 内部では一体何が起こっていたのか、最後までわからなかった… 国語の教科書の記憶を刺激有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいのマンガで読む。 ドリヤス工場hysysk国語の授業で習ったものとか、有名すぎて敬遠してたものの話が大体分かる(分かると言えるのか?)。部分的に覚えてるけど、こんな話だったっけとなるのが面白い。『舞姫』で覚えていたのは「ウンテルデンリンデン」という地名だけだった。 10ページくらいという短さ、水木しげるテイストの画風により、全部シュールな話に読めてしまい、やはり原作を、行間を読まねばという気持ちになる。有名すぎる名作ほどきっかけがないと読む気になれないので、この作品がいいきっかけになると思う。単行本で読むと伏線がちょうどよく繋がって面白いCITY あらゐけいいち渚ブルーモーニングで連載しているあらゐけいいちの最新作 単行本の最初に収録されている話が、その2〜3話あとで繋がってきたりするから、単行本で読むとちょうどいい面白さがある。1巻も2巻もそんなバランスで話が作られているから、たぶん意識していると思う。 ドタバタコメディって感じで内容も面白いのでおすすめ 審判を挑発しまくるのがメインのひどすぎるサッカー回が特に好きだった よいフェチ感怪獣のトカゲ 山本崇一朗 福地カミオ名無しからかい上手の高木さんの作者が原作の作品。個人的にはあっちより好き。びっくりするとしっぽが切れるとこがよい。トカゲの表情も絶妙 良作短編集東京発 異世界行き 大武政夫マンガトリツカレ男ヒナまつりの作者の短編集 どれも面白いが、「銀行強盗は同窓会の始まり」と「三田村桜子(仮)の一生」 「銀行強盗は同窓会の始まり」はタイトル通りの内容で口で説明したら面白くないが、漫画で読むと面白い感じの短編。 「三田村桜子(仮)の一生」は、タイトルからは想像できない内容で、異世界物の短編でトラックにひかれそうなところから始まり、最終的にはいいオチがある面白い短編だったz 「可愛さの音圧が高い」美術部ラブコメこの美術部には問題がある! いみぎむるmampuku まさにアニメを切り出して漫画にでもしたような高クオリティの作画で、作監でもつけてんのかってくらい異様に安定しています。表紙もアニメ塗りでなんかキービジュアルみたいです。あるいはラノベの表紙。10年前のアニメ好きな人が好きそうな絵柄ですよね、とらドラ!とか、ゼロ使とか、かんなぎとか。私も好きです。 この「可愛さが高い水準で安定している」というのが非常に素晴らしいのです。音楽に無理やり例えるなら、音圧が高くRMS値が高い状態です(音圧競争には賛否ありますがダンスミュージックなどでは大事な要素です)。私は以後これを『可愛さの音圧が高い』と呼び表したいと思います。 話は一話完結式で、落語みたいに丁寧で笑える話や人情系の話が多いですね。そして1巻の一話くらいの割合でたまにあるラブ濃度の高い話数はかなり尊みが深く、美麗な絵ばかりに目がいきがちですがラブコメとしてもかなり質が高いです。 作品内で頻繁に使われる「カメラを固定したまま時間の経過を数コマに渡って描く」やつ、ARIAやよつばとを読んだとき初めて「こんな素敵な技法が!」と感動したのですが、めちゃめちゃ上手くないとできないやつですよねこれ。他にも視覚的に飽きさせないカメラワークやつけPANみたいな動き(1巻で宇佐美さんが泣く前のページ)とか、映像的な演出が各所に盛り込まれています。 一方でコマをぶち抜いた立ち絵(さよなら絶望先生でよく見るやつ)とか可愛い描き文字など漫画的な表現もしっかりしていて、よくあるイラストだけ上手い人とは一線を画します。 基本的にマンガは話の面白さと同じかそれ以上に絵のうまさと完成度が大事だと考えているので、そういう意味で文句のつけどころがほとんどないなと感じました。欲をいえば、シリアス展開とか恋敵とか、好みが別れるような刺激的な展開があったほうがより私好みではあるんですが(笑)こんなにときめくSM漫画を他に知らない生きろ!モリタ 松本藍名無しこの作品を読んでいちばん良かったのは、Mの人の思考ってこうなんだ!と知れたこと。全てのMがそうではないにしろ、また視野が広がった気がして嬉しい。 主人公モリタは気が弱くて自己主張が苦手ないわゆるヘタレ。 SMプレイの相手探しに勇気を振り絞って(その振り絞り方もドMならでは)出会い系サイトに登録、さっそく返事をくれた相手に会ってみると、なんと16歳の女子高生。 その子(彩ちゃん)は生粋のドSであるにもかかわらず、処女な上に恋もまともに知らないと来た。色んな面でアウトなんだけど、彩ちゃんの自分勝手で上から目線の言動にいちいちモリタが反応している様が面白い。 プレイの相手としてだけではなく、しっかり恋をしてしまうモリタだけど、当然ふたりの間にはさまざまな障害が立ちはだかります。 生きるか死ぬかみたいなギリギリ感はないけれど、思わず「がんばれモリター!」と叫びたくなるアブノーマルラブコメディです。 23巻もあるのがすごい行け!!南国アイスホッケー部 久米田康治大トロ下ネタがキレキレで好きです。懐かしいワクワク感を思い出す…地獄堂霊界通信 みもり 香月日輪名無し小さい頃のワクワクした感じを思い出す漫画、発見しました…! 友人に勧められたのでひとまず一巻まで試し読み。 ストーリーはこども3人が街で怒る奇怪な出来事を薬屋「地獄堂」のおじさんから教えてもらった方法で解決、退治する話です。 こども3人わんぱく系とすぐ泣くけど心優しい系と頭脳系でいつも3人で行動していきます。 仲良し3人組が事件解決のこの感じ、懐かしい…! 子供の頃仲良しの子と探検したり秘密基地作ったりしてたあの頃にフラッシュバックしたかのような気分になりました。 懐かしさで100000点。兄嫁×義弟コメディ。兄嫁キャラがとても魅力的ふつつかなヨメですが! ねむようこmampuku家事が全くできない元珍走団の女・小麦による嫁入りドタバタ奮闘記だったのがいつのまにか義弟とのラブコメに発展していて、そんな不思議な取り合わせのダブル主人公な漫画です。 さすがの実力派ねむようこ先生、わかりあえなかったり時々わかりあえたりする感情(人情)のやりとりを、とても理性的に描いていて非常に好感です。身もふたもない言い方をしてしまうとヘイトコントロールが上手い。キャラにぶっ飛んだ行動をとらせるときは、その分読者にその人を好きにさせる魅力をふんだんに盛る。その積み重ねでとても良い読後感を得られました。 テレビでよく見る「大阪」は実際にリアルにああなのか…?大阪ちゅーとリアル だたろうmampukuTwitterで作者本人が宣伝していたので読んでみたところ、リンク先でめちゃくちゃ読めた上に面白くて止まらなくなった。 https://curazy.com/manga/episode?id=4110# 物心ついて以降、大阪に住んだことがないのでどこまで鵜呑みにしていいのかわからないが寸分違わぬ「イメージのなかの大阪」過ぎて逆にホントかよwとつっこみたくなる。 さまざまな「大阪っぽさ」をベースに魅力的なキャラクターたちがオモロイ日常(ラブコメあり)を繰り広げる。私は根っから江戸っ子なので住んでみたい、とまでは思わなかった(笑) 大阪に詳しい人や大阪の人がいたらどんな感想かきになる完成された2人の愛のかたちジェンダーレス男子に愛されています。 ためこうnyae一話目の、忙しさにかまけて身だしなみを蔑ろにしていたわこ(彼女)に対して、めぐる(彼氏)の「美しさは自分で間に合っているから」という発言、嫌味でも何でもなく二人の間の共通認識事項であると、その次のわこの反応を見ればよく分かる。 めぐるのプロデュースに余念がないわこと、忙しいわこの帰りを優しく迎えるめぐる。2人は間違いなく恋人同士で、誰も入り込む隙などないのである。 そんな2人を見ていると本当に楽しいし、なんか幸せになる。また自分の「当たり前」を疑わないとな、という気分になる。 あと単純に、ためこう先生の揺るぎない画力の高さが、説得力を生んでいることは間違いないと思う。1巻に載っている2人の出会いの話は色んな意味で衝撃。もっと困らされたい!困ったじいさん【同人版】 大江慎一郎 大江しんいちろうたかTwitterでファンになり、マンバで単行本が出ていると知り読みました(KindleUnlimitedで読めますのでぜひ!) 表紙から伝わる自費出版感が作風とマッチしていてたまらない…! 雑誌でよくある、話の最後に書かれる「★付きのアオリ」を作品の一部にしているところがすごい好き。 単行本描き下ろしの、若い頃のじいさんとばあさんのエピソードにはいつも以上にキュンとしました。じいさんやるな〜!! LINEスタンプもあるのでこれで大切な人を困らせましょう。 https://store.line.me/stickershop/product/6835839/ja 大団円!!目玉焼きの黄身 いつつぶす? おおひなたごう名無し終わってしまいました… 披露宴の演出はさすが!!の一言です。宮さん〜! ちなみに自分は目玉焼きに「醤油」と「マヨネーズ」です。 12巻の最後に、またグルメ漫画の連載が決まっていると書いてありましたので、今から本当に楽しみです!少年誌ハードボイルド漫画といえばこれかなDADA! 𠮷田聡マンガトリツカレ男俺の好きな義理人情とハードボイルドが混ざってる傑作。コメディ要素もいいし登場人物の全員に美学がある モンローの過去編はすげー好き 悩んでる姿も可愛い主人公溺れるようにできている。 完全版 シギサワカヤかしこ※ネタバレを含むクチコミです。 買おうかな幻想ギネコクラシー 沙村広明やむちゃ自分で所持していたい漫画だなって。 短編って、「これ、手ぇ抜いてるな~」って話が1話くらい入ってたりするけどこの作者に限ってそれはないのかな。作者のコメントを見ると、雑にちょちょいと描いたみたいな印象受けるのがまたいい。 いつでも手の届くところに置いといて、自分が深刻になりすぎた時に読みたい。 沙村さんは本当に天才。中川いさみの闘病エッセイ重粒子の旅 ―鼻にガンができた!― 中川いさみ名無しガンって鼻にもできるのかと初めて知った。 単なるイボだろうと思い医者に行ったら悪性の腫瘍だと言われ鼻の摘出を勧められるも、セカンドオピニオンで重粒子線治療を知りトライする闘病エッセイ。ピンポイントでガンをやっつける最先端の治療らしい。 入院のことは編集者にも秘密にしてたらしいので知らなかったが、中川いさみ先生がご病気だったというショックは大きい。現在ではガンも治らない病気ではないだろうけど、やはり身構えてしまう。副作用は今もあるようです。 けれども、病院内のリクリエーションでふなっしーに仮装した職員が登場する場面も、治療と同じトーンで描いてて思わず爆笑してしまった。作家はどんな時でも作家なのだと、ファンも安心して読める内容になっていると思います。<<207208209210211>>
知る人ぞ知るモンスター娘ハーレム漫画。異世界にトリップした理系大学生のヘンタイ紳士が欲と好奇心のままにつき進む。ただし、チートは無いうえに電気、エンジン、蒸気機関は不可の縛りプレイだ。生き残りハーレムをつくるには知恵をしぼれ!それにみあった代価は保証する。クリ娘ハーレムはすばらしいぞ!!