ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6117件<<99100101102103>>台詞がなくてもかわいいし楽しい女子かう生 若井ケン野愛面白くてかわいい女の子の日常系漫画が大好きです。 中身のない話だらだらしててもよい、ガチガチのギャグ満載でもよい、部活しててもご飯食べててもとにかく何でも、楽しそうだったらこちらも楽しくなります。 台詞がなくても、楽しそうなら楽しいです。むしろこの作品は台詞がないからこそ、もも子ちゃんの無邪気な奇行っぷりが引き立つのかもしれません。 赤と白のしましまが今日のラッキーカラーだったから、その辺にあった三角コーンを持ち歩くもも子ちゃん。 ギリ犯罪じゃね?と思いつつ、三角コーンを片手に縦横無尽に暴れ回る姿に魅了されました。 エキセントリックでかわいい女の子、最高です。 台詞のなさが独特の浮遊感を作り出していて、日常なのに非日常な世界観に夢中になっているはずです!「ぐらんぶる」よりラブとお色気強めてんぷる 吉岡公威六文銭好色な父親のせいで、不遇な毎日を送っていた主人公。(主に女性からの偏見) 結果として、 人生に女性など不要 豪語し、煩悩を断ち切る。 が、偶然出会った女子高生に一目惚れしてしまい、 今まで抑えてきた情欲がふつふつと沸き起こってしまう。 そんな自分にたえられず出家を決意するも、 その寺が「尼寺」で、件の女子高生がいたという流れ。 ここまでハイテンションかつ怒涛の展開に、 「ぐらんぶる」を彷彿とさせます。 ただ先方がサークルを通した男子高的なノリに対して、 本作はより女性陣が際立った感じがしますね。 作家さんがとても魅力的で可愛らしいキャラを描くので、個人的にはとても好きです。 「ぐらんぶる」 青春+ギャグ強め としたら 「てんぷる」 ラブコメとお色気強め といった感じでしょうか。 尼寺には妹たちがいたり、留学生(こちらも主人公同様、煩悩が強めで克服するため)がいたり、お約束的に容姿・性格ともにバリエーション豊富に攻め立ててくれます。 上述のヒロイン女子高生の蒼葉結月(あおばゆづき)が、修行をし1人前になってお寺を継ぐという本筋がありながらも、基本ドタバタしたラブコメ展開は読んでていた飽きないです。 「ぐらんぶる」好きな人は、もちろんですが、ラブコメ(ドタバタ的な)が好きな人も楽しめる1冊だと思います。 マイナスなことだけではないよ、失踪宣言。失踪宣言 黒川依Pom 生きていて、楽しみがないわけでもなく、失踪したいわけでもないが、興味本位で手にとった。 失踪なんて考えたことなかったけれど、人生げんなりすることなんて生きてれば山程あるよね。ってまず思う。 生きている意味がわかる時なんて来るんだろうか。。? タイトルと紹介文読むととてもネガティブに捉えわれがちだけど、私自身答えは出てないけど何かを問いかけられてるようなそんな気がしました。ありえないサラリーマン漫画やあ<YEAH!> 山田芳裕かしこ現代人なのに常軌を逸した武士道を貫ぬく加藤。初出勤日に1時間遅刻しても平気でいられる源。どんなジョークでも笑わない女・小鳩。この3人の変人が同じ福利厚生課で働いて、社食のAランチのセットをライスとパンどっちにするかで会議してる現実とかけ離れたサラリーマン漫画です。が、こういうリアリティの無さが逆に懐かしくて面白かったです。 可愛いけど全員受刑者! #1巻応援ごくちゅう! 草下シンヤ こんぱる&ふじしまペポ 雨宮名無しお野菜(○麻)の所持で捕まっちゃった主人公が雑居房で楽しい仲間たちと一緒にムショ暮らしするゆるふわ可愛いコメディですが、監修はガチな人がやってるのでちょうどいい温度で女囚刑務所のことが学べます。お風呂シーンとか女の子達がキャッキャッしてるシーンはただただ普通に可愛い〜のですが、ふと「ここはシャバじゃないんだ…」とハッとさせられる瞬間があります。特に単行本で読むと各話の間に取材協力者の雨宮さんのコラムが載ってるのですが、この元・受刑者の雨宮さんが教えてくれるリアルな女囚刑務所の事情を読むと「やっぱり自由って最高だな!」って思いました。いわゆる臭い飯と呼ばれる刑務所のご飯ですが、みんなで食べると美味しく感じるのはここでも同じだそうです。献立には袋入りのきな粉がよく出てくるらしいですが、ご飯にかけたり、味噌汁に入れたり、それぞれで美味しい食べ方を見つけてるのがちょっと楽しそうでした。なんかクセになる面白さがあるので2巻も早く読みたいです!妖怪ショートストーリーが始まった妖怪ギガ 佐藤さつき埔里サンデーで新連載の妖怪ショートストーリー。25pの中に3つ妖怪の話がある。長くても10pくらいで一つの話になるショートストーリー系。最近新連載多いけど、こういうのはなかった。 さくさく読めるし妖怪はちょっとキモくて可愛い。30過ぎのみんな、心の中の裏道お兄さんと仲良くな…うらみちお兄さん 久世岳mampuku ずっと存在は気になっていたものの「ド違法だよ」騒動などもあり少し敬遠気味でした。いざ読んでみるといい意味で先入観が覆されて面白かったです。 「ニーチェ先生」みたいに斜に構えて偽悪的なこと言う説教漫画なのかなと勝手に想像していたのですが、「社会人の悲哀」とか「ダメ大人の自虐」を吐く死んだ目をしたお兄さんに、共感のような同情なようなものを得るという、ハジけた感じの表紙からは想像もできないようなある意味「オッサン向け漫画」でした。 自分で吐いた毒で自らが傷ついていく裏道お兄さんに涙を禁じえません… 23区で余すことなく銭湯巡り東京23区 女ひとり風呂 小沢カオルさいろく東京育ちの自分としては特に銭湯好きなわけじゃないけど馴染みや行ったことのある銭湯がいっぱいあるのを思い出しました。 そのうちの1件しか紹介はされていなかったけど、銭湯だけじゃなく周辺地区のレビューも兼ねているのがいいところ。 北区の銭湯では清野とおる先生が出てくるよ!こっちの猫型ロボットも、いいな〜。ヤコとポコ 水沢悦子nyaeヤコとポコ、想像以上の癒やしマンガ。 1巻読んだ時点では世界観設定がよくわからないんですけど、たぶんかなり近未来っぽいです。アシスタントロボットと言えば、人間の暮らしをサポートしてくれる便利で万能な相棒ですが、この漫画のふたりの関係はそういうものとは少し違って、ちょっと不器用な漫画家のヤコと、ちょっとドジなロボットのポコの仲は良いんだけどベタベタしてない関係性がちょうどよい。表にはそんなに出さないけど、お互いのことを思いやってるのが伝わる的な。 てきとうモードに設定されたポコの、少し世話がかかるくらいが可愛いんですよね。 ひけらかさない優しさみたいなことでいうと「よつばと!」とか「ねこと私とドイッチュラント」(どっちも大好きなマンガなんですけど)と通じるものを感じました。地下娘の設定、特殊すぎる…チカカラチカ 天山まやチャンピオンスキーヒロインの子は、地下の国からやってきた”地下娘”なる生物。植物のように生まれ変わるタイプのヒロインで、前の世代の子が居なくなるとよく似た新しい子が転生してやって来るのだが、過去の記憶や性格もリセットされており、なかなか狂気的な設定の居候モノだったと思う。ほぼニートのような暮らしぶりで、ひたすらマッサージチェアにズモズモされるだけの回など日常生活を見てるだけでも面白い回はあったが、もう少し活動的であれば話が良い方向に進んでいたかもしれない。 人生最後に誰と何を食べたい?星のさいごメシ おおひなたごう野愛人生最後に何が食べたい? 寿司や高級肉みたいな贅沢品、お茶漬けやインスタントラーメンみたいな日常食、母親や恋人が作ってくれた思い出の味などなど。 たわいもない話なのに、その人らしさが浮き彫りになって絶対盛り上がるテーマ。 主人公は編集者として働く星乃。 婚約者の一平と幸せな日々を過ごしていたが、衝撃の告白をされ結婚は破談に……。 抜け殻になってしまった星乃が、さまざまな人の「さいごメシ」を取材しながら再び前を向いていくというお話。 さいごメシを問うことで、その人の生き方や価値観が見えてくる。 人生の最後に誰と過ごしたいか、一番幸せだった時はいつか、どんな自分で在りたいか。 気軽に読める飯漫画の顔してるくせに、おおひなたごうらしいギャグも満載のくせに、人生に想いを馳せながら泣いてしまった。 自分の作った料理をさいごメシに選んでくれる人がいたら、幸せだよなあ。脇役が主役! Fate/スクールライフ氷室の天地 Fate/school life TYPE-MOON 磨伸映一郎サミアド古今東西の英霊がスタイリッシュバトルを繰り広げるFate(フェイト )のスピンオフです。 シリーズを知らなくても楽しめます!(多分) 「仮面ライダー龍騎と似た設定…?」ぐらいの知識でも大好きな漫画になりました!(体験談) 「聖杯戦争」が始まる1年前。 原作主人公の衛宮士郎やヒロインも登場します。英霊も少し出ます。 しかし、バトルは一切ありません! 4コマ誌「ぱれっと」で2006年から続く長寿コメディ漫画です!安心。 主人公は原作で ほぼモブキャラの眼鏡っ娘「氷室 鐘(ひむろ かね)」 それに親友2人を加えた陸上部3人娘がメインキャラです。完全無欠の一般人です。 主人公達がアナログゲームしたりアライグマ捕まえたり遠坂凛をミスコンV2に導いたり長野旅行したり陸上部で散々な結果を出したりカードゲームで盛り上がったり馬鹿話したり怪しい英雄を妄想したりします。 裏では色々起きますが現在は聖杯戦争の被害を抑えた この漫画だけのパラレル世界に突入しています。 会話や無駄知識が面白く、話もブッ飛んでいてワクワクします。 作風としては『ふおんコネクト!』などの「ざら」先生に少し近い気がします。 パロディや小ネタがモリモリ盛りに 盛りだくさんで、元ネタ探しも楽しいです。 作者さんは原作の大ファンで、趣味全開で氷室ばかり描いていたら公式から連載オファーが来た猛者です。リスペクトばっちり(のハズ)なので原作ファンも納得です!(多分) 画像は台風の日にあえて友人宅の雨どい修理を強行したがるマキデラと家でくつろぐ氷室・三枝(さえぐさ) 陸上部3人娘です。「ダンゲロス」シリーズ第3弾。バカと下品のオンパレード!ダンゲロス1969 横田卓馬 架神恭介toyoneko「ダンゲロス」シリーズには「戦闘破壊学園ダンゲロス」「飛行迷宮学園ダンゲロス」「ダンゲロス1969」があり,もともとは架神恭介先生による小説です(その小説のもとになったTRPGっぽいものもあるらしいのですがよくわからないので説明省略)。 基本的には超人たちの能力バトルなのですが(なお能力者は「魔人」と呼ばれます。),能力は本当に異常なものばかり。 たとえば漫画版「戦闘破壊学園」1話に登場する女の子の能力名は「災玉」。男にのみ感染するウィルスを作り出す能力で,感染した男はありとあらゆる性病を発症したうえに精液を吐き散らしながら金玉が爆散して絶命するという,狂気に満ちた能力です。 そんな「戦闘破壊学園ダンゲロス」を漫画化したのは,今となってはジャンプ作家の横田卓馬先生。 シンプルながらも魅力的な絵柄と,原作をうまく整理したストーリー,そして何より,迫力ある演出が加えられたことで,最高の作品になりました。 さて,ここで紹介するのが,シリーズ第3弾「ダンゲロス1969」。 舞台は,1968年~1969年。過激化する学生運動の中で,「魔人」学生と,「魔人」警察/公安が入り乱れ,抗争を繰り広げるというストーリーです。 それまでのシリーズと比べてもさらにバカかつ下品になった「魔人」能力のため,これはもう絶対漫画化不可能だろうと思われた作品です。 特に警察側がヤバくて,常に下半身丸出しで精液で敵の動きを封ずる奴とか,常にうんこを食べている奴とか,オナホール刑事とか,触手生物(名前は「姦崎姦〔かんざきれいぷ〕)とか,異常な奴しかいませんでした。 そもそも「戦闘破壊学園」と「飛行迷宮学園」の原作小説は講談社から出版されてるのに,この作品だけ,作者の自費出版です(キンドル版のみ)。 ところが!この作品も商業作品として漫画化されました。 漫画化したのは,「戦闘破壊学園」と同じく横田先生。 横田先生は,「戦闘破壊学園」同様,原作の魅力を充分に引き出しつつ,一方で,その絵柄によって,癖のありすぎる「魔人」能力を,ちょっとマイルドな印象に仕上げることで,ぎりぎり商業出版に耐えられるようにしてくれました(画像参照)。 なお,小説版の表紙は武富健治先生が書いてます。武富先生が漫画版を描いた場合は,商業出版の範疇を超えた可能性がありそうです。 ヤバすぎる能力を持った魔人たちが次々あらわれ,学生と警察/公安の戦いは過激化していき,物語はどんどん盛り上がっていったのですが,しかしやはり,読者を選ぶ作品ではありました。 何しろ1巻ラストのヒキが,精液で敵の動きを封ずる「魔人」公安vs女子小学生のおしっこを操る能力を持った「魔人」学生の戦いが始まる!というものでしたから。 安田講堂決戦開始の直前で,漫画版の連載は終了してしまいました(打ち切り)。 コミックは全5巻。原作のうち三分の二強までが消化されました。 ある意味で一番盛り上がる聖百合超特急(リリアンエクスプレス)は描かれたものの,まさにこれから最終決戦!というところでの連載終了でした。 「革命の構造」の秘密は明らかにされておらず,「転校生」も戦いの舞台にはあらわれていません。 無念…実に無念です。 とはいえ,横田先生のツイッターをみると,いつか続きを描きたいとのことです。 https://twitter.com/kyooteta/status/1202790198771208192 いつか,どこかで,この作品の続きを読める日を待ち続けたいです。 ジェットコースターのような展開HOTEL CALFORINIA すぎむらしんいちstarstarstarstarstarかしこカリフォルニアって名前は付いてるけど北海道のとんでもない山奥にあるホテルが舞台。しかもよく見るとスペルが間違っていて【カ「ル」フォ「リ」ニア】になんです。ホテルから町に通じる唯一の道が土砂崩れで崩壊したことから、そこで研修を受けていた新入社員7人と支配人と掃除のおばちゃんが閉じ込められてしまうのですが、新入社員のみょ〜に色っぽい女の子が実は社長の愛人だったことが発覚します。ただでさえ絶体絶命の状況なのに社長に愛人として斡旋していたヤクザも乱入して現場はもっと混乱します。あとは熊やら大麻畑やら老人の集落やら…まるでジェットコースターのようなスピードで展開するので退屈しません。しかもストーリーの合間にたびたび挟まれる一枚絵がどれもカッコよかったです。ちっちゃくてもお兄ちゃんお兄ちゃんは背が小さい 冬野ケイ野愛低身長男子がとても好きなので、背が小さいお兄ちゃんなんて最高じゃんと読んでみました。 想像以上にちっちゃかったです。お兄ちゃん、全長17センチほど。 父の再婚相手のイケメン息子と同居することになった主人公のナツキ。 お兄ちゃんとの生活にドキドキしていましたが…やってきたのは手のひらサイズのお兄ちゃん・ハル。 小さいながら、頼りがいのある兄になろうと奮闘するハルさんがめちゃくちゃかわいい! ナツキの鞄に入って学校行っちゃったり、近所のおばあちゃんと仲良くなったり、妹のピンチを救ったり……。 ちっちゃくても大きくてもハルさんは素敵なお兄ちゃんだっただろうなあとほっこりしちゃいます。 自分はもういい歳なのでお兄ちゃん欲しいとは思わないけど、ハルさんのサイズ感ならお兄ちゃん欲しいかもしれない。ぽっちゃり厄病神が善行ダイエット厄いよ!アラクシュミ ツナミノユウ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 サスペンスを楽しむ夜は散歩者 福山庸治かしこサスペンスチックな短編集なんだけど「ハラハラドキドキをどう見せたら楽しいか」みたいなウィットに富んでる内容になってます。やっぱり表題作の「夜は散歩者」が一番面白かったです。夜の森で追いかけてくる殺人鬼から見つからないように白いスカートを途中で脱ぐんだけど、そういやパンツも白だった!目立つから脱ごう!…まぁ、パンツはいいか(照)、のシーンが特に好きでした。でも作者の自作解説によるとあんまり気に入ってない頃の作品なんだよね。「世間の壁に負けた僕は、誰でも面白がれる、ユーモラスで小気味のいいサスペンスを描き始めた。”一皮剥けた”と評された。そうなのかな?」日和の闇は深い!!往生際の意味を知れ! 米代恭starstarstarstarstar干し芋7年前に別れた元カノが忘れられない主人公の市松海路。 付き合ったのは、だったの1か月。 その期間に撮った映画の映像を毎日見ては、一日の報告をしている毎日。 その元カノの日下部日和は、7年ぶりに頼みたい事があるとTELをしてきた。そして、会ってみると・・・。 『出産映画を撮って欲しい。』『海路の精子が欲しい。』『父親はいらない。セックスもしない。が、子供が欲しい。』とびっくり発言を連発!! 結局、ダメなら他の人に頼むと言われ協力することにした海路だが。 漫画家の母との確執。父親の死の真相。複雑な家庭環境から自分を見失いかけている日和。 2巻読了。 これから、もっと面白くなりそうな予感♬実写化おめでとう!きのう何食べた? よしながふみ名無し「2LDK男二人暮らし 食費、3万円也。-ちょっと増えました-」のキャッチフレーズで知られる『きのう何食べた?』が実写化するらしい。 表情の変化とモノローグ。さらりと描かれる、身に沁みそうなご飯の数々。『ゲイカップルの日常』という難しい題材を丁寧に紡ぐ原作を、どのように表現するのか気になる。 https://taishu.jp/articles/-/62205?page=1 個人的にもったいない作家「ハナムラ」先生おとりよせミッドナイト ハナムラ六文銭小生、ハナムラ先生が好きなんですよ。 「ハナムラさんじゅっさい」でハマリ、 端的に言って好みの絵柄で、氏の描く女性キャラの可愛さにやられております。 だけど、あんまり売れている印象がなく、本当にもったいないと思います。本作もおそらく1巻で終わり…だと思います。 少しでも布教できるよう頑張りたい所存。 さて、本作の内容なのですが、 ここまで言っておいて大変恐縮ですが、本作は氏の魅力である、可愛い女の子は皆無です。 編集部のむさい(失礼)男たちと、夜な夜な取り寄せたご当地グルメなどを食べるという展開です。 相変わらずの画力の高さはいわずもがななので、ご飯の絵は上手で美味しそうです。 また、舌の肥えた編集者たちが色んな所から取り寄せた食材の数々は、一度試してみたい気になります。(結構、いい値段はしますが・・・) しかし、やはり、なぜこの題材なんだろうと思わずにはいられないです。 せめて形だけでもヒロインがいればなぁと、残念!もったいない!と思わずにはいられなかったです。 こういうところも不遇な感じが、よりファン熱を高めてくれるポイントですね。紙袋くんの熱すぎるくらいの海ちゃんへの想い紙袋くんは恋してる 甘海老りこPom 紙袋くん、カッコいいじゃないですか。 海ちゃん好きすぎて、テンパってるところも少し抜けてるところも可愛い。 若干のコメディ要素もあるし、面白かったな。 何で紙袋被ってるんだってそもそもの疑問があったけど、すんなり入り込めたのは、紙袋を上回る何かがあったからですね、きっと。 そして気になる紙袋君の正体も(見た目)まぁ想像通りでした。笑 兎にも角にも、青春!コメディの中に忍ばせた心温まるストーリー #1巻応援さよなら幽霊ちゃん sugar.sogor25この作品は、それぞれが別の部活の「幽霊部員」である、みき・めぐ・とうこ という女の子3人と、学校の空き教室に取り憑いている「本物の幽霊」の女の子・ゆう の4人組の日常を描く作品です。 放課後になると3人はゆうが取り憑いている教室に集まり、他愛のない会話を繰り広げていく、ゆるい雰囲気の中でキレのあるギャグがたくさん見られるコメディ作品です。 しかし、物語が進んでいくと、「幽霊部員」の3人はそれぞれの部活から距離を置いてしまった理由について向き合い始め、そして「幽霊」のゆうは生きていた頃の記憶や、成仏せず学校に取り憑いてしまった理由というった謎に迫っていくことになります。 終始ゆるい雰囲気で進むのですが、コメディの中に挿し込まれる4人それぞれのドラマに気付いたら心を動かされている、そんな不思議な読み心地の作品です。 1巻まで読了 球道即人道バトルスタディーズ なきぼくろこはち※ネタバレを含むクチコミです。恋に賞味期限ってあると思います?恋する暴君 高永ひなこstarstarstarstarstar名無しこのフレーズ、頭から離れないです。 あるんでしょうかねえ…… 森永が4年も片思いしている相手は、ホモが嫌いでブラコンの巽。 そんな思いが5年目に突入しようとしたある日、友人からどんなやつでもトロトロになってしまうお薬を譲り受けてしまう。もちろん棚の奥にしまっておいたけど、巽が森永の家で酒を飲み酔っぱらっている時、誤ってその薬を飲んでしまう。巽の身体はあれよあれよという内に真っ赤に染まり、下はギンギンに。そんな巽を目の前にして、森永はどうするのか……二人の恋の行方は!? といった感じの内容です。 まず巽先輩が長髪眼鏡のイケメンなんですね!たまらん! 森永はヘタレ攻めと言いますか、やるときはやる男といいますか…… とにかく横暴で傲慢な巽がトロトロになるシーンは必見です!! ぜひ読んでみてください~~<<99100101102103>>
面白くてかわいい女の子の日常系漫画が大好きです。 中身のない話だらだらしててもよい、ガチガチのギャグ満載でもよい、部活しててもご飯食べててもとにかく何でも、楽しそうだったらこちらも楽しくなります。 台詞がなくても、楽しそうなら楽しいです。むしろこの作品は台詞がないからこそ、もも子ちゃんの無邪気な奇行っぷりが引き立つのかもしれません。 赤と白のしましまが今日のラッキーカラーだったから、その辺にあった三角コーンを持ち歩くもも子ちゃん。 ギリ犯罪じゃね?と思いつつ、三角コーンを片手に縦横無尽に暴れ回る姿に魅了されました。 エキセントリックでかわいい女の子、最高です。 台詞のなさが独特の浮遊感を作り出していて、日常なのに非日常な世界観に夢中になっているはずです!