学園マンガの感想・レビュー4260件<<9596979899>>懐かしい…!ガ・マ・ンできない しがの夷織たか小学生のときに通っていたピアノの教室に、話したことのない女子高生のお姉さんがいつも少女コミックを置いてくれていて、それを読むのが楽しみでした(漫画がだめな家庭だったので)。 客観的にみて、ちゃお・りぼん・なかよしをすっ飛ばして少コミから読むとはなかなか歪なのですが、当時はそんなこと全く感じずただ楽しくで読んでいました。 天然はちみつ寮。、覇王・愛人、僕は妹に恋をする、ありす19th、蜜×蜜ドロップス、天は赤い河のほとり…いろいろ載っていましたが、中でもこの『ガ・マ・ンできない』はかなり印象に残っています。 主人公の名前が湊、彼氏の名前が千尋と、どちらも中性的な名前なのが好きでした。 恋愛もので男の子のほうが年下という設定のお話を初めて読んだのがこの作品で、年下彼氏というと千尋を真っ先に思い出します。 またアラサーになった今あらためて読んでみて一番衝撃だったのが、大人になった今読んでも充分刺激的に感じる内容だったことですね。 「キュートでちょっぴりHなラブコメディー」とあらすじにありますが、どう考えてもちょっぴりHどころじゃない!! PTAの「子どもに読ませたくない雑誌」第1位に選ばれたのも納得です。 雑誌で読んでいたため、そもそも単行本の表紙からしてこんなにエロかったのかと驚きました。これを当時本屋で買うのは相当勇気が要っただろうな…。心霊スクールコメディおそろしくて言えない 桑田乃梨子名無し※ネタバレを含むクチコミです。性欲にもがき苦しむダークな青春譚モンクロチョウ 日暮キノコ名無し同じ団地の隣の部屋で育った仲のいい幼馴染の正也と桃子が思春期のこじらせが原因ですれ違ってしまい他人を巻き込んで葛藤する話。ぽっちゃりしてて妹みたいな魅力のある桃子が自分より先に大人になっていくことが正也にとって恐怖だったのはちょっと分かる。とはいえ自分のトラウマ解消の為に他人をないがしろにしすぎ。そりゃ刺されますよ…。ラスト間際で「やだやだ!あの頃の桃子のままでいてよ!」と正也が情けなく取り乱したのを見て、桃子の復讐劇はこれでやり遂げたなと思いました。二人の心の距離があの頃のように戻るようなチープな終わり方じゃなくて良かったです。怖さだけじゃない新機軸の"学校の怪談"マンガ #1巻応援しにものがかり 荊木吠人sogor25四辻中学校の1年C組には「しにもの係」という係が存在する。活動時間は放課後の4時44分から7時まで、"危険だから"2人1組の行動が原則、そしてよほどのことがない限り「しにもの」の数を"減らしてはいけない"。これは入学早々に「しにもの係」に任命された柴生賢征と同じ係の不二見空子、そして四辻中学校に巣食う数多の「しにもの」たちの物語。 タイトルやあらすじからも察せる通りホラー要素満載の作品。昔あったアニメ『学校の怪談』にも近いような雰囲気なんだけど、この作品は「しにもの」に生徒が襲われて終わるような物語でもなければ、逆に「しにもの」を退治していく物語でもない。あくまで柴生たちは「しにもの係」で、学校にいる「しにもの」たちを世話したり管理したりする役割。テーマとしてはオカルト寄りだけど、いろんな切り口の解釈を盛り込むことにより単純な怖さだけじゃない、様々な角度の面白さがある作品。 …ただし、「しにもの」を世話する係があるということは、世話をしなければ問題のある「しにもの」もいるということ。それが何を意味するのかは、読んでみてのお楽しみ…。 1巻まで読了。 こういう女子バスケ漫画が読みたかったんだよ!!!(大声)BREAK THE BORDER 歩たかこの間たまたま新刊ページをを見てて、「おっ、知らないバスケ漫画があるな」と思ったらまさかの本格女子バスケ漫画で、軽くググったらnote記事が出てきてイラストの魅力にガツンとやられソッコー買ったのがこれです。こんなん元女バスとしては買うしかないじゃん…! https://note.com/imazine_world/n/n4ad8f0d9a6cc https://youtu.be/SuM7UaMNHpo はあ〜〜! 格好良すぎる!! 思い起こせば私は女子バスケ漫画を読んだことがありません。 そもそも“ちゃんとした”女子バスケ漫画(=リアルな等身の女子がガチでアスリートしてるシリアスなバスケ漫画)って他に存在しているのかさえ知らないです…。 そしてまさに、私の抱いているこの疑問が作者の歩先生がこの『BREAK THE BORDER』を描こうと思ったきっかけなんだそう。 >自分が読みたい路線の女子バスケの漫画が今までなかった。キャラクターは偶像的な女の子でなく、ちゃんとひとりの人間として描かれていて、それでいて絵がかっこよくて、ガチで…そういう女子バスケ漫画が読みたかった。 実際読んでみて、いやもう、ほんとおっしゃるとおりで「絵がかっこよくて、ガチ」で最高すぎる。 試合内容もガチならば、全員バスケに対してガチでふわふわ浮ついたとこがない。 はいこれ!!!!!好き!! また、女の子たちは平均身長の可愛い子から超高身長で筋肉質なイケメンまで多種多様はい好き!! https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/12438693/picture_pc_c06a5ff33d173acda5a2166f8c8db1a4.jpg (上記画像は「🔰はじめての人のためのBREAK THE BORDERガイド」より) も〜〜、超リアル。 「そうそう! バスケ部ってこうだよね…!」と、すんごいしっくりくる。 スポーツ漫画は、スポーツというテーマが平凡すぎるために、主人公や周囲のキャラに癖の強い個性・見た目・名前を付けて差別化しようとする傾向があるような気がします。 が、この作品は真逆。 出てくる誰もが「あ〜、こういう子居るよね」と感じるくらい超自然で没個性的。普通だったら、キャラの弱さは漫画においてウィークポイントになってしまうだろうけどこの作品は違う。 キャラが平凡なのではなく、「どっかの練習試合で会ったことあるよね」ってレベルでリアルだからこそ、それが魅力になっているんです。 5番のPG・樹里先輩とか日本に1万人くらいいるでしょ…眼鏡の雨宮先輩も絶対1校に1人はいる。 https://i.imgur.com/KhOOXuc.png (△『BREAK THE BORDER』歩 4話より) キャラの造形だけでなく、試合ももちろん迫力満点。1つ1つの動作や姿勢が「本物」で説得力がすごい。ディフェンスするたびに、ボンボン背中から吹っ飛んでくとこ狂おしいほど好き。 そして動作の軌跡が水彩ブラシで描かれてるのが超〜〜格好いい…!! さらに足さばきやボールの鋭い動きには、ほっそい引っ掻いたような白い線がかかれていてたまらない。 なんかもう…めっちゃ良いもの見たなと、幸せな気持ちでいっぱいです…ありがとうございます。 Netflixでアニメ化するまで応援し続けたいです。 https://note.com/imazine_world/n/neea54d52d097ありそうでなかった漫画!パッカ 今井大輔むそっか河童か〜!! 河童漫画で水泳もので恋愛でってありそうでなかった気します。 鱗が生えるとちょっとギョッとしますが、あっちの女の子にドギマギこちらの秘密がバレそうでヒヤヒヤ…面白いですね! 河童ってきくと男なイメージなので、高校生女子が「尻子玉」って言ってるのがちょい違和感 でも全体的にベターでない青春モノで、いいなと思いました!ギャルの手料理食べたいよギャルごはん 太陽まりい野愛ギャルってかわいいですよね。JKの頃はギャルこわいと思っていましたが大人になってみるとギャルは総じてかわいいです。 陰キャは漏れなくビビリ散らかし、優等生は敬遠し、でもほんとは心優しくて純情でエロくて不器用なギャルが主人公の漫画です。 そんな都合のいい設定があるかよと思うけれども、なんかギャルならありそうだなあと思わせてくれるのがいいところ。 パンツも谷間も死ぬほど豪快に見せてくれるけど、さすがにそれはアンドロイドか男として育てられた武家の娘じゃないとそこまでの露出はだめだよ!でもギャルだとエロも爽やかなのが不思議なところです。 飯×エロは大嫌いだけどギャルは爽やかエロかわいいのでOKです。ギャル大好きです。 教師とギャルの恋?模様も描かれますが、ギャルが純情で健気なので応援したくなるけど距離感保ってほしいなあ…なんて思ってみたり。 絆創膏だらけでポトフ作ったのはまじでかわいすぎるので読者は漏れなく恋に落ちるでしょう。 ギャルが好きっていうかみくちゃんが好き。わたしもお魚綺麗に食べるの苦手だよ陰キャだけど!! この世界に尊いという日本語があって本当に良かったcitrus サブロウタANAGUMA※ネタバレを含むクチコミです。分析系主人公の高校バレーボール物語!バリボー! 低身長でバカにされていた俺が分析力で高校バレーのスーパーエースに!! 岡藤誠名無し※ネタバレを含むクチコミです。綺麗なお父さんは好きですか?プリンセス・ボンバーに狂い咲き 中川勝海名無し※ネタバレを含むクチコミです。 久しぶりに全部読んだぞエリートヤンキー三郎 阿部秀司starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男連載中に読んでたけど最近見かけてまた読みたくなったので全部読んだ。 今読むと昔と感想が違い、大河内三郎の話よりも兄の大河内一郎、二郎や準主人公とも言える河井星矢や三郎軍団の親衛隊隊長の石井武、電撃を食らったショックで途中から「オウヨ」しか喋れなくなった福士、後輩の最初はイケイケだったが後半から全く活躍しない後藤田、頭のおかしい奴らしかいない学校で比較的まともな思考を持っているせいで苦労する萩原、ウルフ前田などの主人公ではない奴らの方が面白い 特に河井星矢と石井武に関しては昔と印象が逆で昔は河井星矢がタチ悪いなと思ってたけどどう考えても石井武の方がタチが悪い。河井星矢は自分の利益の為に大河内三郎を生贄にすることが多いが、石井武はどんどん悪い方向に加速させていく。まさに「予想の斜め上」をやるのでどんどんおかしい方向にいくことになる。 このマンガのすごいのはだいたい長期のギャグマンガだとたまにハートフルな話があったりするのだが、全くそんなことはなく最初から最後までヤンキーギャグマンガを追求していた。 これは著者が歩んだ道の通過点のひとつでしかないのだ…絶叫劇場 谷間夢路nyae可憐でthe少女漫画な絵柄に対し、容赦のないグロ描写。キャラクターの独特なテンション、一貫性があるんだかないんだかわからないストーリー。作者の頭はちょっとオカシイとしか思えない。 これを読んで「なんだこりゃ、アハハ」と笑うことはとても簡単だ。 しかし著者が生前に生み出した作品の数と幅の広さを知ると、これは長い漫画家人生のほんの一作に過ぎないんだな、これだけ読んでとやかく言うのは愚かしいな、とやけに厳かな気持ちになってしまった。だって15歳で貸本劇画でデビュー(Wikipedia参照)って…それだけで凄いじゃないか。 いろんな点でホラー漫画とは、短編集とはこういうものだという固定観念をぶっ壊してくれました。谷間先生はもう亡くなっているので、現代でもそういう作家に出会ってみたいものです。 固定観念がぶっ壊れたというのは、全ての短編において主人公の少女は別人であるはずなのに、ボブヘアに小柄なセーラー服、不自然に逆だった前髪と、風貌が全く同じであるということ。何か意味があるのか…?と最後まで読んでみたものの、何もなかった。そういう「なぜ?」というところがたくさんあるのにそのまま貫いていたので、それでもいいんだなという気付きになったということです。 「動脈切れてないわ…」じゃあないんだよ(とやかく言ってしまった)俺に休載というのを教えてくれた...ボクはしたたか君 新沢基栄starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男超問題児のしたたか君が如何彷町に引っ越してきて大沢城小学校に転入するところから始まる。主人公らしからぬ言動のしたたか君や周りの友達の中でも「佐々木コタロー」がお気に入り。久しぶり読み返したけどやっぱりいいな。 個人的には「奇面組シリーズ」より面白いと思うね ボクはしたたか君はすごい好きで、毎週楽しみに読んでいたし新キャラクターが登場してより面白くなりそうなところで作者が体を壊し休載をし、そのまま連載が終了してしまった。 不条理な恐ろしさ不安の種+ 中山昌亮野愛読んだことを後悔するくらい怖かった。怖いの知ってて読んだのに怖かった。次のページで絶対気持ち悪いやつ出るって覚悟して読んだのに怖かった。 純粋に絵の不気味さにやられているところもありますが、妙に真実味を帯びているところや説明がないところがとても怖いです。理由がわからないもの、得体の知らないものって怖いです。 ここに描かれている地名には絶対住まないぞ…と思ってしまった。住んだことあるとこもあったけど…。 オチョナンさんはギリかわいい気がしないでもないです。こっくりさん系JK都市伝説漫画ルート3 (ひとなみにおごれやおなご) みなぎ得一ふでだるま平成の妖怪絵師みなぎ得一先生の作品。 神に悪魔や妖怪にUMA、そして人間の世界が混じり合った混沌世界が舞台。 主人公はこの世界の中等部に通う"化け狐"の久木初音と"化け狗"の光前寺保由に"化け狸"の二ツ岩魔魅。 3人で狐狗狸(こっくり)さんをしたことがきっかけで学校の七不思議を検証することになり........ まず主人公チームが狐狗狸(こっくり)さんの名前を冠してるのが洒落が効いてる 個人的にオカルトには人間臭さが欠かせない要素だと思っているのでまずこの設定で心を掴まれました みなぎ先生の都市伝説考察が随所にあり、その着眼点がまた面白くて解説ページを読み込んでしまいます キャラクター造形も面白いのでオカルト漫画好きは是非読んでほしい作品ですホラー系だけど、地獄少女に惹かれざるをえなかった…!地獄少女 永遠幸 地獄少女プロジェクトせのおです( ˘ω˘ )私が小学生の頃の少女雑誌のホラー漫画といえば、地獄少女でした! 「地獄通信って知ってる?午前0時だけアクセスできて、呪いたい人の名前を書くと、地獄少女が現れて、怨みを晴らしてくれる」 このサイトに書き込まれる人が結構な悪人だったりウザかったり…。 閻魔あいちゃんこと地獄少女が、その人を地獄に陥す様が気持ちいい…!!! ホラー漫画だけど、読んでいてとてもワクワクしたのを覚えています。 閻魔あい自身も謎な存在で魅力的でした。 なぜ地獄少女になったのかの「過去編」は、興味深くて何度も読んだ記憶が…!! TVアニメと合わせて楽しんでいたのも、今では思い出です。 (当たり前ですが、アニメと漫画で作風が違ったのも好きでした。) 「人を呪わば穴二つ、いっぺん死んでみる?」 閻魔あいの決め台詞も好きで、ちょっとしたかっこいいヒーロー的なヒロインでした! 何度も読みたい最高の心霊ジュブナイル漫画…!青春オカルティーン 小林ロクたか※ネタバレを含むクチコミです。ほんのり効いたBLがいい心霊ギャグ4コマ井戸端は憑かれやすい 竹屋まり子天沢聖司めちゃくちゃ好きでたまに読み返したくなる優しくて笑える心霊4コマ。BL好きにはたまらないコメディだと思います! 神社なんて継ぎたくない不良の御守(みもり)には、ものすごく霊に憑かれやすい可愛い系の幼馴染・井戸端がいる。 神社なんて継ぎたくないわりに、幼い頃から怪異に襲われている井戸端を毎日助け続けて来たために能力はガンガン鍛え上げられている。 バシバシ殴って霊を祓う姿が、どう見てもイジメにしか見えないことが悩みだったが、ハグすることでも祓えると判明。すると今度は当然ながらBL疑惑が浮上して…というあらすじ。 動物霊に憑かれた井戸端が可愛く見えてしまったり、普段の言動から「束縛系オラオラヤンデレサイコボーイズラブ」と誤解されてしまったり、ほんのりBLが効いたギャグが面白い! 「眉唾」で御守の唾を井戸端に…は、オカルトとBLを上手く使ってていいなぁと思った。 また、男子たちだけじゃなくて、女子も「エロいことを考えると霊が逃げる」などで笑わせてくれるところが良い。 あと別にオタクじゃないキャラがオタク文化に精通してる様子をみせるところがすごい好き(グッズのトレードの掲示板の文章とか、息子&娘大好き御守パパが「(息子のフィギュアを作る)いい原型師が見つからない」って言ったり) 実は御守の妹が呪いの人形で御守と井戸端を結びつけていた…という、予想外の展開にはすごい笑ったけど、それをただのギャグで終わらせるのではなく、2人の曖昧な関係にきちんと決着をつけてハッピーエンドを迎えたのがよかったです。 作中に登場した霊感がないひとでも霊視できるようになる「狐の窓」は、思わず真似してしまいました。 https://comic.pixiv.net/works/4102ぬ〜べ〜ファンは絶対読んだほうがいい続編!!地獄先生ぬ~べ~NEO 真倉翔 岡野剛名無し広や郷子が生徒じゃないし…と思ってたんですが、普通にめちゃくちゃおもしろい。むしろ郷子はメインキャラだし、美樹もいまだに変な女として出てきます。 その他の元生徒たちもいろんな意味で成長した姿を見せてくれるので、ぬ〜べ〜ファンは絶対読むべきだと思いました。鬼の手が今どうなっているかにも注目です。まさにNEO鬼の手。 最初は子供にまつわる社会問題をテーマにして話が進んでいくんですが、生徒たちのキャラクターが定着していくといつもの妖怪・悪霊VSぬ〜べ〜のおなじみ展開。 とくに、苫米地マリという生徒が登場してからめちゃくちゃ面白くなります。この子は実は〇〇の姪っ子なんです。ただ少年誌から青年誌になったからか「ホラー的な怖さ」は減ってるかなと思います。 さらに、ぬ〜べ〜&ゆきめ夫婦の関係にも衝撃的な展開があります。まだ5巻までしか読んでないので最終的にどうなるかわかりませんが、表紙を見てるだけでワクワクしますね! お金という理解不可能な力を、福の神という比喩で描いたマンガ。ゴールデンゴールド 堀尾省太やじまけんじ説明のつかない力に解釈をつけるのが妖怪や幽霊、神や魔法を生み出す理由だと思うのですが、このゴールデンゴールドは「お金」というものの持つ力を「福の神」という具体的な比喩を用いて描いた作品だと思いました。 お金は人を集め、羨望や憎しみや、好意という気持ちすらもコントロールする。 怖い、でもお金のもつ魔性の力が人間にものすごく強く働いた時どうなるのか、その先が見てみたい、そう思って読んでいる作品です。ヒミズについて語ろうヒミズ 古谷実地獄の田中終盤の「悪いやつがいない」がすごかった裏の裏が知りたい。なれの果ての僕ら 内海八重Pom 人間の心の奥にある黒い物を試されてて、誰が嘘ついてて誰が本当のこと言ってるのか分からないため皆が悪に見える。 小学校の同窓会で、殺人が起きるなんて驚きですが、首謀のみきおは何が目的でこんな事件を起こしたのか、私はみきおの裏にも操ってる人がいる気がしますが、、まだ2巻なので、謎が多いですね。 私は夜にこの漫画見つけて次の日に読もうと朝一で読みましたが、個人的には朝読むのはおすすめしません。笑 宜保愛子の自伝的マンガ宜保愛子の学校のこわい話 東堂洸子 宜保愛子starstarstarstarstarひさぴよ> 「みなさんこんにちは。私の名前はぎぼあいこ。小学五年生。」 このあらすじを見た瞬間、ゾッと寒気がしました。 霊感ではありません。 実に興味深い漫画だ…という第六感を感じたのです。 宜保愛子(1932 - 2003)さん、ご存じの方も多いと思いますが、かつて一世を風靡した心霊番組に出演していた霊能力者です。 その人生は波瀾万丈なもので、幼少期の事故によって左目をほぼ失明してしまい、それがきっかけで霊能力に目覚め、人には見えない霊や魂が見えるようになるという漫画の主人公みたいな人物です。そんな宜保さんを主人公にして学校の心霊現象を解決するストーリーだなんて、絶対面白そうだと思いませんか…。 ひとまず読んでみての感想ですが、いずれも1話完結型なので読みやすいです。主に学校で怪現象が次々と発生し、それを宜保さんが霊を説得するなどして解決します。 かなり怖い話もあり、ちょっとハートフルな話もあり、心霊学園漫画としてなかなかの面白さです。中には「これはさすがに漫画向けのエピソードだろうな〜」と思ってしまう部分があるのは否めません。宜保さんが美少女すぎるし、時代背景も明らかにおかしいです。 宜保さんは1932年生まれですから、当時の学校生活はバリバリの軍国教育の時代だったはずです。なのに学校は昭和の雰囲気で、水洗トイレが登場したり、服装や設備が現代的すぎます。演出として仕方ないとはいえ、さすがにストーリーとの違和感はありました。 ところが3巻の3話目「鉄矢ちゃんの悲しみ」の回以降で、この漫画はまるっきり別の漫画へと変わります。 > 「ここからのお話は私が生きてきた戦争の時代のお話をしたいと思います」 というモノローグが突如現れ 「えっ・・? じゃあ今までの話はなんだったんだ・・・」 という気持ちは置き去りに、物語は戦時中の体験を描いたエピソードへ変わっていきます。 服装もモンペ服に変わり、厳しい軍国教育と食糧不足に悩まされる日々。最大の理解者だった兄を戦争で亡くし、弟も交通事故で亡くしているんですよね…宜保さん。 そして、空襲で地獄のような体験をします。生きてる人と、霊の区別がつかなくなるほど悲惨な状況に、宜保さんは遭遇してしまうのです。 後半はとても重い話が続きますが、それだけ宜保さんにとって戦争のことは忘れずにはいられない記憶として残っているという事が伝わる内容でした。 ===補足=== 他にも宜保愛子さんの過去が語られている漫画として、『MMRマガジンミステリー調査班』があります。 第2巻のノストラダムス大予言1999「人類は滅亡する!?(前編)」に宜保さんがゲストとして登場。キバヤシ達に、霊界の話や自身の幼少期の体験を語っています。興味があれば併せて読むと良いでしょう。これからも、行こう一緒に。湯神くんには友達がいない 佐倉準漫画を読む女S※ネタバレを含むクチコミです。<<9596979899>>
小学生のときに通っていたピアノの教室に、話したことのない女子高生のお姉さんがいつも少女コミックを置いてくれていて、それを読むのが楽しみでした(漫画がだめな家庭だったので)。 客観的にみて、ちゃお・りぼん・なかよしをすっ飛ばして少コミから読むとはなかなか歪なのですが、当時はそんなこと全く感じずただ楽しくで読んでいました。 天然はちみつ寮。、覇王・愛人、僕は妹に恋をする、ありす19th、蜜×蜜ドロップス、天は赤い河のほとり…いろいろ載っていましたが、中でもこの『ガ・マ・ンできない』はかなり印象に残っています。 主人公の名前が湊、彼氏の名前が千尋と、どちらも中性的な名前なのが好きでした。 恋愛もので男の子のほうが年下という設定のお話を初めて読んだのがこの作品で、年下彼氏というと千尋を真っ先に思い出します。 またアラサーになった今あらためて読んでみて一番衝撃だったのが、大人になった今読んでも充分刺激的に感じる内容だったことですね。 「キュートでちょっぴりHなラブコメディー」とあらすじにありますが、どう考えてもちょっぴりHどころじゃない!! PTAの「子どもに読ませたくない雑誌」第1位に選ばれたのも納得です。 雑誌で読んでいたため、そもそも単行本の表紙からしてこんなにエロかったのかと驚きました。これを当時本屋で買うのは相当勇気が要っただろうな…。