学園マンガの感想・レビュー4236件<<122123124125126>>少女の変化していく内面をコミカルに描いた傑作バナナブレッドのプディング 大島弓子TKD@マンガの虫※ネタバレを含むクチコミです。"陰"と"陽"な2人の出会いから始まるガールズグラフィティハロー、メランコリック! 大沢やよいsogor25学校ではあまりクラスに馴染んでいない1年生の湊と、明るく陽気で自ら部活を立ち上げようと動いている2年生の響生。一見正反対のように見える2人が"音楽"という共通点により心を通わせてゆく物語。 見るからに陽キャラな響生との出会いによって湊が変わっていく物語…のようにみえるけれど、実は湊が"変わっていく"のではなく、湊自身も知らなかった自分の能力や思いなどが響生とのやり取りで"引き出されていく"物語なのではないかなと思う。だからこれは「ドラマチックな出会い」の物語ではなく「誰にでも起こりうる出会い」の物語、そんな気がする。 1話まで読了。先輩の袴の下がとにかく気になる先輩、パンツはいてますか? 西島黎名無し天才剣道女子・三鷹雪乃ちゃんは、同じ剣道部の藤倉先輩が「パンツを履く派か、履かない派なのか」がとにかく気になる!!! 自分は剣道に詳しくないので知らなかったのですが、男性は道着を身につける際、下着を履くと非常に蒸れるため、履かないことも普通にあるんだそうです。そ、そうなんだ… 1話では、試合中に藤倉先輩がパンポジを直しているように見えたことから集中力を切らしてしまい無敵の三鷹さんは一本取られてしまう。相当なショックを受けたかと思いきや、そっちのショックではなく藤倉先輩にはパンツを履いていてほしくなかった自分がいたことに気づいたのだった。実写映画化決定!のぼる小寺さん 珈琲nyaeアフタヌーンの公式で特報として発表されてましたね! 記念としてマガポケで再連載するとのことですので、とにかく嬉しいニュース! http://afternoon.moae.jp/news/5100 今週の早乙女選手早乙女選手、ひたかくす 水口尚樹名無し※ネタバレを含むクチコミです。異能力野球漫画の極北デッド・オア・ストライク 西森生名無し出来るだけ、はちゃめちゃな野球漫画をイメージしてほしい。その三倍くらいヤバイのがこの漫画だ。入学の洗礼に電車に降り注ぐボールの雨。初っ端からこれである。もはやギャグ漫画というべきだろう。 ただ、はちゃめちゃなだけでなく魔球と魔振という概念を用いて、意外と、ちゃんとスポ根もする。ちょっと気になる人はGANMAで読んでみるといい。おそらく見たことのない野球漫画がそこにある私も夢中夢中さ、きみに。 和山やまやむちゃ表紙からはわからない良さがある~! 男子校モノってけっこうあるけど、これはそういう括りじゃないの。もっと爽やかで…かわいい…?ゆるい…?優しい…? 個人的には美術部の小松君が好きだな。あと二階堂は言われるまでもなく1コマ目で伊藤潤二。 漫画史上最悪の女性キャラ激!!極虎一家 宮下あきらマウナケア私にとって、この作品を忘れられないものとしているのは、学帽政の男っぷりの良さでもなく、虎の破天荒な生きざまでもありません。漫画史上最悪の女性キャラクター、枢斬暗屯子の存在ゆえです。これ「すうざんあんとんこ」、と読みまして、連載当時に人気だったアメリカの歌手をもじった名前なのですが…。中身は女傑というか怪女というか、とんでもない猛女なんですね。ぱっと見、セーラー服を着ているのでかろうじて女性だとわかりますが(当時は今みたいに女装タレントはいなかったし)、レスラーのような風貌はともかく、ヒゲが生えているって…。そして用をたすのは男子便所、どうなってるのかわかりませんが立ちションしてます。しかも下着はふんどし。それでもってキレると「犯したるっ!」と叫び荒れ狂うってもう何がなんやら。女性蔑視も過剰暴力もお構いなし、という無茶苦茶っぷりが、いつまでも頭にこびりついたままなのです。強烈なキャラは他にもいますけど、彼女を超える衝撃はお目にかかったことありません。ホント、罪な女ですよ。早く続きを…!君には届かない。 みかむ片思い漫画これ!!これ読んでと言いたい! すれ違う思いがたまらなくて身悶えます。 早く二巻を〜と思ってしまう関係性…続き早く刊行してください;オカルトミステリーの金字塔エコエコアザラク 古賀新一マウナケア私が少年のころ、まわりはオカルトに満ちていたように感じます。「オーメン」「ゾンビ」「エクソシスト」「サスペリア」「マニトウ」という映画を劇場で見た記憶がありますし、江戸川乱歩や横溝正史の小説が手に届くところにありました。また、テレビでは夏になると「あなたの知らない世界」を昼間から放送していましたし、漫画も日野日出志に楳図かずお、つのだじろう、古賀新一のホラー作品をよく読んだものです。こうして挙げてみると壮観ですね。ただ、本作はここにあげた中でも別格。恐怖というより得体のしれない未知の世界を教えてくれた存在でもあるのです。主人公は女子中学生。この黒井ミサという主人公が魔女という噂通りの魔性を備えた女。気に入らないものには容赦なく、死かそれと同等のことで罪を償うことになるという妖しげなダークヒロイン。加えて魔術や呪文、黒ミサなど世界の闇を教えてくれる訳ですから、思春期の精神には蠱惑的でした。今読んでもそのころの刺激的な出会いを思い出してしまう貴重な作品です。 野球マンガが好きすぎて…砂の栄冠 三田紀房影絵が趣味『砂の栄冠』をもう一周してしまったのですが、終始泣き腫らしもいいところ、とくに夏の甲子園からエンディングにかけては目が充血しすぎてコマを追うこともできやしません。 しかし、どちらかといえば三田紀房という漫画家は『ドラゴン桜』に代表されるように、どこかケチで現実主義的な物語を得意とするひとでしょう。夢と希望の対極にあるといいますか、ひたすら合理的で実践的な行為を選択するといいますか、こんなものに感動していいんですかと思わなくもない。 それで今回また最後まで読んで気づいたんですけども、作中人物が実践する合理性とは別に意外と演出がクサいんですね、大袈裟ともいえるかもしれません。試合でもいきなりワケのわからない毒蜘蛛がでてきたり、バイクにまたがった不良がでてきたり、神がでてきたり、ガーソが拘縛された地蔵としてでてきたり、登場人物たちは合理的で小賢しいんですけど、なんかとにかく演出に気合いが入っている。冷静に読んでみるとバカバカしいと思われても仕方ないと思えるぐらい気合いが入っているんですね。 そして極めつけには、エンディングで、亡くなったはずのトクさんがいつものベンチに座っている。そのトクさんに七嶋が言葉を発する。もうここで涙腺は崩壊、甲子園の魔者のごとく誰の手にも負えません。なにせあの合理的で実践的な七嶋がそこにはいるはずのないトクさんに声をかけるのですから。真面目にやって下さい、先輩方!的中!青春100% 秋★枝あうしぃ@カワイイマンガ新入生の毛利と楠が入部した弓道部は、ふざけた先輩の巣窟だった!今日も用具を手に、モノボケに興じる面々。ウケた時の合言葉は「射!」……それでいいんか? 思考戦と人間関係のドラマを紡ぐのが「陰」の秋★枝先生だとしたら(『純真ミラクル100%』『Wizard’s Soul』『恋は光』など)、『煩悩寺』や『起きてください、草壁さん』のような、細かいネタを詰め込むシチュエーションコメディを繰り出すのは「陽」の秋★枝先生。この『的中!青春100%』は、「陽」の作品に分類されるだろう。 (やや強引に分類しましたが、がっつり秋★枝先生ワールドに引き込まれたい方は「陰」の作品、気軽にコメディ+恋愛を楽しみたい方は「陽」を読むといいかも、くらいの気持ちです) 弓道部の先輩達は、なかなか部活をしない。用具を手にモノボケに興じ、別のスポーツで遊び、真面目な毛利(本名は杉本)を呆れさせる。 特にシリアスなドラマもないので、おかしな面々に振り回されるうちに、状況に染まりそうになる毛利(本名は杉本!)の行く末を、気軽に眺めていたい、そんな作品が、およそ100ページ。 後半は、恋愛のかけらの4ページが少しずつ積み重なってゆき、幾つかの愛になる約70ページの作品群『ワンシーン』。どちらかといえば「陰」の秋★枝先生だが、短い瞬間の恋心を切り取り、ドキッとさせられて終わるのが気持ちいい。秋田弁女子の春夏秋冬めんけぇなぁ えみちゃん 沼ちよ子あうしぃ@カワイイマンガおばあちゃんと二人暮らしで秋田弁強めの中二女子・えみちゃん。田舎暮らしの毎日はとっても楽しい! 読んでいくと、秋田独自のイベントや風物や食、細かな風習の多さに驚かされる。意外と楽しさいっぱいの秋田を素直に享受し、楽しむえみちゃんは、最初から最後まで純粋で愛らしい。 さらに共に楽しむ方言少なめ幼馴染のかなこ、カルチャーショックを楽しむ東京出身のみよしさんの三人娘が揃うと、途端に賑やかになって楽しい。 食べること大好き、演歌大好き、ゆるキャラ大好きな、まだまだ垢抜けないえみちゃんには、「素直」という言葉がよく似合う。その感性を通して見る世界のきらめきは、例えば『明日ちゃんのセーラー服』と同じような眩しい感動を与えてくれる。 春の芽吹きにときめき、眩しい夏に弾け、秋の実りに喜び、長い冬にも楽しみを見つける、とことん前向きなえみちゃんと、無数に散りばめられた「秋田あるある」を楽しむ、どこまでも明るい秋田漫画。方言を使いたくなる! (ちょっと調べた限りでは、ここまでしっかり秋田を舞台にした漫画って、見当たらない。そういう意味でもレアな漫画かもしれない、多分) ハレンチ大戦争の破天荒さハレンチ学園 永井豪マウナケア性描写の漫画的表現についての話題になると、この作品の名がよく出てきますが、現代に生きる人が読んでこれを過激と捕らえますかね? 描かれている性的な描写はむしろ永井流のあっけらかんとしたイタズラ描写で、連載当時スカートめくりの流行を増長させたということはあったにせよ、いまさら目くじらたてるほどのものではないと思うのですが。ハレンチという言葉や映像化された作品のイメージで想像されているような…。ということで読んでみてくださいこの作品。読めばわかりますが、性的な描写よりも過激なのがバイオレンス描写。第1部の終盤、「ハレンチ大戦争」と銘打たれたシリーズで描かれる、ハレンチ学園を潰そうとする軍隊と生徒や先生との抗争はその最たるものです。ここまでの作品の明るさが吹っ飛んでしまうという凄まじさ。血しぶきがあがり、首は落ち、級友は爆死し、親も撃ち殺してしまうという暴力の嵐が吹き荒れます。この部分だけは今読み返しても戦慄しますし、深読みもしてしまう。こういったところを見てもっとみなさん語ってほしいのですけどね。最高に最高だったから読んでほしいボーイミーツマリア PEYO名無しBLとかつべこべ言わず一ページめくると絵がめちゃくちゃうまいからそうそのまま読んでほしい! 雰囲気漫画じゃないけど優しいボーイミーツボーイの雰囲気は出来上がってるしなんでこんなに絵がうまいんですかってぐらいうまいし、感動するし本当にオススメする最近の一冊です。 布教したい!! とてもいい漫画に出会ってしまった。 ありがとう。ブリーチにおける言葉の巧みさBLEACH カラー版 久保帯人マウナケア虚と書いてホロウと読ませたり、破面と書いてアランカルと読ませたりといった、漢字のイメージを外国語と被せる表現や、和洋中取り混ぜた登場人物の名前など、そうそう真似なんてできません。そしていちばん凄いと思うのが、ものの見事にその体を表す斬魄刀のネーミング。刃が繋がった鞭状の刀である蛇尾丸(ざびまる)、刀身が無数に出現する千本桜、疋殺地蔵(あしそぎじぞう)に清虫(すずむし)、双魚理(そうぎょのことわり)、そして主人公・黒崎一護の斬月。見ただけで何となく能力がわかるし、音の響きが心地よい。ただただ感嘆するばかりです。それともうひとつ特筆しておきたいのが、詩的な表現のかっこよさ。海外小説のように話の冒頭にさりげなく配置される詩や、コマの間のモノローグ。少年漫画ではあまり見ないクールな表現だと思いませんか? そのセンスを少しでいいから分けてもらいたいです。 なにひとつ野球じゃないのに野球をしている(友人より)デッド・オア・ストライク 西森生名無しタイトルはこの漫画を友人に勧めたときの感想だ。デッド・オア・ストライクは、『高校野球』という架空のスポーツをテーマにした『バトル野球漫画』である。まずは好きな野球漫画を思い浮かべながら読んでほしい。今までの野球の常識は破壊され、理解できないが、きちんと理論に基づいている(と納得させられる)魔球と魔振が飛び交い、思ったよりスポーツ漫画っぽい。 様々な能力スポーツ漫画を好む人にはもちろんだが、そういったジャンルを避けてきた方にこそおすすめする。ただしショートはゴロに轢かれるかわいそうなのに笑ってしまう隠慎一郎の電気的青春 ツナミノユウnyae主人公の隠くんは子供のときに不幸な事故により緊張したり気持ちが高ぶると放電してしまう体質になる。放電体質がバレるたびに転校を繰り返す人生だったが、今度こそは普通の高校生活を送るためになんとかして体質がばれないように振る舞うも、何もかもが裏目に出て誰よりも目立ってしまうのだった。という話です。思いっきりコメディです。 度を超えた挙動不審のため教師に問題児認定されたり、放電体質を利用しようとする環境保護団体?に追い回されたりと普通の高校生活からどんどん遠ざかってしまって本当にかわいそうなんだけど、申し訳ないくらい笑ってしまいました。電車の中では危険です。 あと登場人物紹介をかなり丁寧にしてくれているのが好感持てます。高校デビュー失敗組は必読水曜日 冬川智子starstarstarstarstarnyae読んでいて、ちびまる子ちゃんが今女子高生だったらこんな感じかもなと思った。 どうせあたしなんか…と自分を卑下しながらも、心のどこかでは自分のポテンシャルを信じたい。いつか自分もあちら側に…という期待を捨てることができない女子高生の自意識がパンパンに詰まった、笑える青春?マンガです。 中学までの地味だった自分を捨て、高校デビューを目論むも根っからのオシャレ人間たちとの圧倒的な差を見せつけられ、絶望する主人公の鳩。かといって地味女子グループに入ることはプライドが許さない。 比較的自分とレベルが近いと思っていた友達も、オシャレになって恋をして彼氏ができる。比べて自分は“男子に話しかけられるか”を日々の目標にする始末。 流行りのおくれ毛を作っていったらボサボサだし疲れてる?と言われてしまうくだりは涙なしでは読めません(笑い涙です)。 鳩はそんなオシャレグループにかすりもしない自分に対して思い悩みながらも、全体的にノリが軽いのが読んでいて楽です。 鳩に自分を重ねて、自分の高校生活を振り返って、しょうもなかったけどそんな自分も今思えば未熟で愛おしいな、と思えるかもしれません。 こういうの大好き魔法自家発電 谷和野さいろくマンバ通信読んで買ってみた。とても良かった。良かった… https://magazine.manba.co.jp/2019/10/29/tomiyama-mahoujikahatsuden/シュールすぎやしないかアダチケイジ大全集 The DRIFTERS アダチケイジ名無し「グラゼニ」のアダチケイジ、デビュー作とのことで、興味があって読んでみたところ、想像以上にシュールな世界観のギャグ漫画だった…。主人公は見てのとおり小林よしのり作品の影響を明らかに受けている。東大一直線ほどのキレはさすがにない。が、語彙の数はすさまじく、意味のわからないワードをぽんぽん出しながら勢いで突っ切ってしまう。これが新人時代の勢いというものか…。などと思いながらよく見ると、グラゼニでたまに見せるギャグっぽい動きを色んな箇所で見ることができた。ともだち○こ、を使ってボーイズラブをイジる、という今の時代から見るとちょっと微妙じゃないか?という描写も入ってるが、昔のギャグ漫画だから仕方ないところもある。衝撃的授業を叩き込め!ハンマーセッション! 棚橋なもしろ 八津弘幸 小金丸大和マウナケア表紙とタイトルだけではいまいひとつ内容がわからず、ドラマ化されてから読み始めて好感をもった作品です。ハンマーセッションとはメキシコ系ギャングの俗語で、新入りがきた時、しきたりや掟を脳天に叩き込む、という意味だそう。ですが、この作品では「衝撃的授業」という言葉が当てられています。つまりは教育モノ。型破り教師が生徒を更生させていくという定番の設定ながら、その教師が脱走した詐欺師というところに新味があるわけです。この教師、問題のある生徒に接する時は、詐欺のテクニックを使う。それは人心掌握術だったり、調査の上でのハッタリだったり。ほか法律も知っているし、簡単な心理トリックも仕掛けられる。これらプロの技がビシッと決まるのがいいんですよね。で、この辺の能力って、現実の生活や仕事上でも重要なことなのでは、て思ったりしてしまうのです。知識を蓄えたり、頭を使って行動して人の心をつかんでいるわけしょ? ビジネスマンでもナルホドと思うことだらけですよ。少年向けと侮ることなかれ。 木村直己の初期短編集さよならインプ 木村直巳マウナケアデビュー作「最後の妖精」を含む、木村直己の初期短編集がこれ。「監察医朝顔」や「天涯の武士」など、青年誌掲載の木村作品を読んだことのある人には、あまりに現在と作風も絵柄も違うことに、ちょっとした驚きを感じると思います。この本に収められているのは、すべてSFファンタジー。そして絵柄は手塚治虫や石ノ森章太郎に近い、柔らかなタッチ。漫画家の絵柄は、何年も描き続けていくうちに変わってくるものですが、それにしても現在と比べるとまるで別人のよう。また一方ではそれ以外の絵も描けるんだといわんばかりの、劇画タッチの作品「小雪鬼」なんて作品もあり、将来花開く才能の片鱗も見受けられます。これら5編の短編が中学三年から高校三年の間に発表され、単行本にまとめられていたということにもびっくり。木村直己という漫画家に興味をもった人は、一度読んでおくべきかと思います。ゾンビはエモいゾンビ少年と殺人鬼少女 田村ゆうきたか人を切り刻みたくてしょうがない衝動を抱えて生きる優等生の女の子と、ある日ゾンビになってしまい異臭を気にして公園でコソコソ生きる男の子の話。 も〜〜!!このあらすじだけでエモい…!! 死なないゾンビと殺人衝動。 まさに破れ鍋に綴じ蓋の関係性…!! 決して死なないゾンビ君だけが、彼女の殺人鬼としての性を受け止めてあげることができる…! そして、異臭を放ち、切り刻まれては縫われツギハギだらけで人混みに行けない(と強く思っている少年の慎ましさ、健気さがたまらない…!)少年を受け入れてあげられるのは、少女だけ………!! 積極的に迫るヒロインと、元は快活だったろうに自分の臭いに劣等感と羞恥心で奥手な少年。 同じ時を重ねるに連れ、二人は互いを強く必要とし合う。 ひゃ〜〜!尊い……無理……。 サディスティックで猟奇的なゾンビの恋(全2巻)にキュンキュンしてください!!<<122123124125126>>
※ネタバレを含むクチコミです。