エッセイマンガの感想・レビュー1010件<<678910>>お母さんの愛で溢れてる!うちの息子はたぶんゲイ おくらstarstarstarstarstarこめつぶ息子のヒロキの事を思うとても理解あるお母さん。 愛があって素敵!!! ヒロキが素直というかめちゃくちゃピュアすぎて可愛いし、こういうお母さんになりたいし、こういう子育てをしたい。。みんなに優しい世界! お母さんも弟もみんな優しくてほっこりするし、読んでるとめちゃくちゃ幸せな気分になった 脳みそまで食べちゃいたいアタマの中のアレを食べたい アサギユメstarstarstarstarstar_border野愛すごい世界があるもんだ…と圧倒されながら読んでいる。 トナカイ、カメレオン、カエル、ウーパールーパー、鹿や羊の脳みそ…食べてみたいという好奇心はギリわかるけど、食べたいかと聞かれたら決して食べたくはない。 いわゆるゲテモノたちをアサギユメ先生が美味しく食べまくるお話。 ただ興味本位で食べるのではなく、愛するが故に食べてしまいたい…!を実行する行動力が凄まじい。 死んだペットを食べるエピソードにはかなり度肝を抜かれたけど、こういう愛もあるんだなあと納得してしまった。 旦那様の鯨川リョウ先生への愛もかなり深いので、最終回でカニバらないでね…?とちょっと不安になったり。 ウーパールーパーは意外と美味しそう…コウモリは絶対無理!虫はいけるかも…?など自分のOKラインを考えながら読むのも楽しい。なにごともストイックに取り組む姿は美しいですね。定額制夫の「こづかい万歳」 月額2万千円の金欠ライフ 吉本浩二starstarstarstarstar_border酒チャビン節約にストイックに取り組む人々の群像劇です。 節約を描いたマンガとしては「つるピカハゲ丸」が最高峰ですが、それを覆すポテンシャルを秘めたマンガです。いや、すでに抜いているかもしれません。 あちらはセコさをギャグに昇華して見せるスタイルを採り、「つるセコ」というオリジナル概念で流行語大賞目前までいきましたが、こちらはとことんストイックなところをリアルに細かく描写(作画自体はリアルでも細かくも無いですが)して心情を揺さぶってきます。そういう意味では、大きな枠組みとして捉えれば、本作もスポ根マンガと言えるかもしれません。 会社の経費の立て替えでポンタポイントを貯める人や、家飲みを突き詰めた結果、キッチンが居酒屋っぽく改装されてしまった人など、相当高みを極めた(というかヤバい)方々が登場します。2巻とか相当やばかったですね。 ただやはりその対象が何であれ、何かを極めんと欲して試行錯誤する姿は純粋に美しいものですし、我々の心を打ち、日々の生き方を変えてくれる(つまり世の中を変革する)もので、作者をはじめ、本作に登場される方々には尊敬の念を抱かずにはいられません(ホメてます)。 読んでいるときの心情としては、尊敬5、感動3、クスクス(ギャグ要素)2、くらいのイメージです。これ読んで整いたいマンガ サ道~マンガで読むサウナ道~ タナカカツキ名無し「整い」「サ活」など新しいムーブメントを巻き起こしているサウナ漫画。 短編で、サウナ1セットにピッタリな長さなのでサウナのお供には抜群に相性が良いのだろうけど、僕の通っているサウナは漫画の持ち込みが禁止なのと、僕は近眼なのでメガネを外している状態では漫画は読めません。 なので、この漫画を読みながらサウナに入るという憧れはいまだに達成できず・・・ マイサウナの購入を急がなければ。 サウナでまだ「整い」を感じたことがない人は、この漫画で学んでサウナデビューしましょう。 この仕事は凄い!!不浄を拭うひと 沖田×華starstarstarstarstar_bordermotomi内容はかなり衝撃的です。 自分は何故生まれてきたのか、どのように生きてどのように死にたいのか、人と人との繋がりとは・・・だからこそ様々な事柄を考えさせられる漫画です。 全く知らない職業なのでとても勉強になります。 人が嫌がる仕事と言うのはその分稼げるのだとは思いますが、誰かがやらなきゃいけない事を出来るのは凄いなと改めて関心しました。山下和美と洋館世田谷イチ古い洋館の家主になる 山下和美名無し「数寄です!」のイメージが強いですが実はかなりの洋館好きだという作者。子供の頃過ごした小樽の思い出から、世田谷にある古びた洋館との運命的な出会いを描いた実録エッセイ。 タイトルからすると、その洋館がゆくゆくは自分のものになるということなんですかね。前向きになれる失恋めし失恋めし 木丸みさきstarstarstarstarstar_border野愛悲しみや寂しさを癒してくれる失恋めし。やけ食いやけ酒ではなく、丁寧で優しいご飯が描かれているのがいいですね。 夢を追う彼氏にフラれた人、離婚して実家に帰ってきた人、着ぐるみのバイト中に元カノと出会した人……失恋の数だけ人生があるんだなあと気づかされます。 でもどんな人も美味しいご飯を食べるとちょっと前向きになるんですよね。 素朴な絵柄とのんびりした関西弁、美味しいご飯に癒される作品でした。 タイトルのパワーよ明日食べる米がない! やまぐちみづほ六文銭『明日食べる米がない』 このタイトルに釣られました。 え?日本ですか?と思ったが、日本の話なんです。ええ。 主人公は、両親の離婚により、母親と2人暮らしに。 母親も、それまで働いたことがないから、いわゆるフリーターで、その給料だと当然極貧になってしまう。 その生活を描いた実録エッセイ漫画。 個人的に恐ろしいと感じたのは父親で、冒頭、急に離婚を切り出して、家を売却したから、二人を強制的に引っ越しさせるという流れ。 離婚の理由は特にない。 主人公にしてみれば父親は、家庭を顧みない、1人行動してしまうタイプなんだと軽く記載してましたが、いやいやいや・・・恐ろしいって。 なんで、そんなことできんだろ?って不思議に思ってしまった。 母親も母親で、よく言えばポジティブ、悪く言うと考えなしなところがあり(若干スピリチュアルも入っているし)、主人公が色々振り回されてしまう様が不憫でしかたなかった。 それでも、この逆境に大した不満をもたず、おもしろ可笑しく表現する著者の精神はすごいなと思った。 自分自身も貧乏だったので、貧乏話とか読むと思い出してトラウマなのですが、この作品は明るく笑えて良かった。 また最後には、著者(主人公)の生活が軌道にのっているのも安心しました。 現代だとNGな漫画新ジャングルの王者ターちゃん 徳弘正也名無し度が過ぎる下ネタがとても面白いです。 今の時代だと、PTAとかがうるさくてできないんだろうな・・・ 今まで見た漫画、アニメの中で一番過激な下ネタだと思います。 規制が厳しくなると、エンタメがつまらなくなりますね・・ ターちゃんのような男子専用の漫画を見る事はもうないのでしょうね・・・・ 会社を辞めたあの子、どうしてるんだろな凪のお暇 コナリミサトstarstarstarstarstarゆゆゆ「凪のお暇」は、主人公・凪が突如会社員をやめ、身一つで郊外へ引っ越し、八方美人な性格からサラサラストレートヘアまで、完璧超人を演じるのをやめた「お暇」時間を描いた物語。 自分が28歳ぐらいのとき、派遣会社の人に「会社を辞めて新しいことをしたくなる時期ですよね」と言われたけど、凪もそんな感じだったんだろうか。 初登場は嫌な感じのキャラクターでも、だんだんと好きになれるのがこのマンガの最大の特徴だと思う。 人を見かけで判断しないとか、見えている一面だけがその人の本質でないとか、言葉にすると少し説教くさいことが物語中で描かれているからこそ、生み出せる技なのかもしれない。 ちなみに、作者さんが呑兵衛&DIY好きな方なので、このマンガの中にも片鱗が。 真似をするのも楽しい。 しあわせなオタ結婚例監督不行届 安野モヨコstarstarstarstar_borderstar_borderママ子オタクの方って独特の感性お持ちで、改めて読んでみるとこんな人いるわと思ってしまった。 終始クスクス笑ってしまうようなお二方のやり取りが、微笑ましすぎていとおしい。解説がいい意味でオタク臭はひどい笑 幸せな日常が垣間見れて、お互いに思いやり愛を伝えている言葉が感動して涙ものでした。 仲良しオタク夫婦のエッセイ的なお話 庵野監督がしっかりと特徴捉えられていて激似です。ゲームに詳しくなくても面白かったぼくは任天堂信者 ピョコタンstarstarstarstar_borderstar_borderかしこ作者が中学時代の修学旅行で京都に行くことになり「どうせなら過去じゃなくて未来を学ぼう!」と同じ班の女子を説得し、任天堂に見学依頼のハガキを送ったら当時の広報室長が応接室で対応してくれた…というエピソードを知って任天堂を好きにならない人がいるだろうか、いや、いない。 全財産をはたいて任天堂の株を買って大損したりしながらも、株主総会に出席したりする話が面白かったです。ちなみにこの作者はライバルであるSONYの株も持っているんですが、SONYの株主総会でいつも暴れて退場させられるジイさんと連絡先を交換して仲良くなってました。南くんの恋人、電子版が出てた南くんの恋人 内田春菊さいろく電子版再販、ということで全く憶えてなかったため改めて読み直し。 最後こんな終わり方だったっけ・・・衝撃すぎた。 「なんてこった」という気持ちと同時に「最近の漫画だったらこういう終わりを迎える事ない気がする」という時代の変化(どっちが良いとか悪いとかではなく)をなんとなく感じました。 これが内田春菊であり、名作であるのだ。 色々な経験を経て大人になっていく15歳、プロ彼女~枕営業してた元アイドルだけど質問ある?~【単行本版】 GSST 大久保ニュー ふめいちゃんstarstarstarstarstarママ子長年いわれていることだろうけど、芸能界はやっぱりこういうことしないと生活ができない方々がたくさんいるのでしょうね。 しかし15歳って若い、いや幼いといっていい年。 だけど荒波にもまれててどの業界いっても戦えそうなワンだーウーマン。 『金持ちと結婚する会』とかネーミングがストレートすぎてウケた。 全てが現実なのでしょうけど、ほんとすごい世界です。業界のウラ話 子持ちママさん編腐女医の医者道! さーたりstarstarstarstarstarママ子医療の現場って、一般人か見たらやっぱり未開の地。 医者と言っても色々なんだと思う気と、外来に病棟に手術に勉強会にと休憩なしが当たり前のブラック業務。 しかも科によって業務の体制が違うようで、そこも気にしなくてはいけないなんて知らなかった。 くすっと笑えるところもありますが、全体的によくこの仕事に就いたなと頭が下がります。 子供小脇に抱えながら、カルテの整理とか夕回診とか想像超え・・・ 掘り出しものでした!田中圭一の「ペンと箸」 田中圭一 GMOクリエーターズネットワーク 株式会社ぐるなびstarstarstarstarstar_border酒チャビン面白いです!往年の有名マンガ家のご子息にマンガ家のエピソードを聞いてマンガにする企画で、一人当たり10ページ未満なので、サクサク読めます! 知らない、もしくは作品を読んだことがないマンガ家さんもいましたが、あっ読んでみたいな、と思わせるものが多くありました。チャレンジしてみます! 最初の数話は、手探りだったのか、あまりピンとこなかったのですが、途中から田中先生の中で何かが吹っ切れたのか、かなり面白くなってきます!なので、試し読みで「あまり面白くない」と判断しないで欲しい一作です!!! あとさすがマンガ家の血をひいているからなのか、登場するご子息もかなり個性的な方が多くて面白かったです!いがらしゆみこ先生のお子さんの登場シーンは思わず笑いました。 あとはパタリロでおなじみの魔夜峰央先生の娘さんから「ワンコ攻め」という単語がさらっと発せられていたシーンは、なかなか感慨深かったです。 元はぐるなびの企画だったようで、だからしょうがないのですが、個人的には飯の部分はいいので、そいういのをとっぱらって第二弾を作って欲しいです! ジークがどんどんかわいくなっていく北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 江本マシメサ 白樺鹿夜 あかねこstarstarstarstarstar_borderママ子秘境の伯爵リツとゴリゴリの元軍人のジークの極寒スローライフ。 外部の人を嫌う村に人々、冷静にとらえ自分のできることから始め、どんどんなじんでいくジーク。 四季折々の風景はとてもきれい。 季節ごとににしかできないこととやっておかないといけないことがあり、長い冬に備えて短い暖かい季節は大忙し。 寒い中でも、お互いを慈しみあってゆっくりと本物の夫婦になっていくふたり。 ほっこり時にはピりっとしましたが仲良くなれてよかった!人生ってこんな感じ人生は深いな じじぃ野愛だからなんだというわけじゃないけど、うっすら楽しいこととうっすら恥ずかしいことを繰り返しながら人は生きている。 なにかを成し遂げた人の生き様ばっかりを見てもしょうがないので、こういうなんでもないエッセイはちょうどよくて好き。 キムチの汁とか綿棒とか鍋スープとかぶちまけちゃうことあるよな、お洒落にしようと思って大失敗することあるよな、とかめちゃくちゃあるあるだけど人に言うのはちょっと恥ずかしいエピソードが適温で描かれているのが心地よい。 テンション高すぎず自虐しすぎずなんとなく楽しく生きてる感じがゆるくてよい。人生観は変わらないから気軽に読んでほしい。お互いに気持ちよく過ごすためのマナー男の作法 池波正太郎 なかじまもりおstarstarstarstarstar_borderママ子池波さんのエッセイ的なの。 上質な人、物、接し方を先生とたまたま出会った営業マンのお姉さんと池波節で解説。 お金を使うからいい、使いやすいからいい、注文した物を残したり、我が物顔で食事が終わっても退席しなかったり こういった行動がどうしても良くないのか理由がある。 多分もう続きはないのだろうけど、読んでいて小気味いいのでぜひもっとおじさんのお話聞きたいです。 ひとりぶらりごはんの感想 #推しを3行で推すひとりぶらりごはん 柘植文starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 相変わらず柘植文の漫画はおもしろいな。「ひとりぶらりごはん」ということで一人でいろんな店に入って飯を食べるが飯本編よりも他の客の描写が面白い ・特に好きなところは? 喫茶店のツンデレ華道。実際見たら笑いを堪える自信がないね ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 柘植文の漫画は寝る前に読むのにちょうどいいのが多くていいな。 東京23区内に月1万5千円以下で住んでみたの感想 #推しを3行で推す東京23区内に月1万5千円以下で住んでみた 田口始starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだがこんな内容だったっけと思いながら読んだ。読んだきっかけがたまたまこれを見つけて新作があったことを知ったので読み返した。 https://manba.co.jp/boards/155710 次は新作をよむぞ ・特に好きなところは? 居酒屋チェーン編。系列店舗で働くOさんの胡散臭さが良い ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 元は昔コミティアで話題になったものを書籍化したものらしいです。 まさかの組み合わせ…!化学変化起きてます大川ぶくぶのお日記させていただく。 大川ぶくぶさいろく大川ぶくぶ×フィール・ヤング…!! そんなものが実在していいのか、っていう感じですが普通に実在していて面白いです。さすがです。 内容は本当に大川ぶくぶがフィーヤン編集さんに連れられてフィーヤンレベルを上げていく(女子力とはさらにベクトルが違いそう)というエッセイ。 色々と知らない大川ぶくぶが見れるというのも面白いが、作中の編集「ポメ」さんがめっちゃ面白い。まぁぶくぶ先生がそう描いてるわけなのだけどめっちゃ良い。さすがとしか言いようがない。 これずっと続いてくれんかな・・・ あこがれの車田先生の自伝的マンガ藍の時代 一期一会 車田正美starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン小さい頃、聖闘士星矢が好きすぎて、すごい作品すぎて、自分も聖闘士星矢のような作品が描けるようになりたくて、でも絵が下手すぎて、最終的には弟に「自分は実は車田正美である」と嘘をつくも信じてもらえず、ムカついて背中にキックをお見舞いし、呼吸を止めたくらい車田先生の信者でした。 大人になってから車田先生を好きな気持ちは一旦は少し落ち着いていたので、この作品はノーチェックで、たまたま発見したのですが、一応念のため読ませていただきました。 マンガ家を目指すあたりからリングにかけろの頃までを簡略化してまとめてますが、特に伝わってくるものがなかったので残念です。明らかに史実をベースにしていながらもフィクションっぽくしてあったり、どっちつかずになってしまっているもの残念です。 特に序盤、周りのみんなが東田(主人公)に「お前はがんばってマンガ家になれよ!」と励ましてくるのですが、東田がマンガ家になりたいと思ったきっかけもよくわからないし、応援されるほどの何かがあった描写もなく、違和感しかなかったです。 ただリングにかけろとか聖闘士星矢とかは当時めちゃ夢中になった作品ですので、車田先生物語はこんなものではないはずで、もしお時間許すようでしたら全40巻くらいで執筆してほしいと思ってます。大嫌いだった父が亡くなった時のエッセイ父よ、あなたは… 沖田×華名無し沖田×華先生のエッセイ漫画に登場する人物の中でも、かなりキョーレツな個性を持っていた父・タカシさんが亡くなった時のエピソードです。作品を読んでいて他人ながら荒っぽくて下品な人だなぁ…と思っていたのですが、実父が亡くなるのは17年間絶縁していてもつらいものがあるんですね。とはいえ生前の父は自分の姉と二人暮らしをしていたけど、姉が認知症なので亡くなったことを理解出来ず、孤独死の状態で発見されたという最初のエピソードから始まり、想定外のことが起こりすぎるので読んでるだけでしんどかったです。葬儀もお墓も仏壇もすべて×華先生が負担されたそうですが、何よりこうして漫画にしてもらったことが一番の供養なんじゃないかと思います。ちなみに表紙は父の遺影写真のイラストです。<<678910>>
息子のヒロキの事を思うとても理解あるお母さん。 愛があって素敵!!! ヒロキが素直というかめちゃくちゃピュアすぎて可愛いし、こういうお母さんになりたいし、こういう子育てをしたい。。みんなに優しい世界! お母さんも弟もみんな優しくてほっこりするし、読んでるとめちゃくちゃ幸せな気分になった