恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4462件<<138139140141142>>川越市民・川越フリークが読むべきマンガ2019 1位川越の書生さん 幹本ヤエ兎来栄寿最近は『恋する小惑星』の聖地としてもにわかに注目を集める小江戸・川越。川越は私も過去何度か日帰りで行ったことがありますが、風情もあり歩いているだけで楽しい街ですね。KOEDOビール、大好きです。 その川越を舞台に、ローカルネタをたっぷり詰め込んだご当地ラブコメです。川越市民の川越の認識や埼玉県民の意識、ご当地の巨大な麩菓子棒でのチャンバラや、例の焼きおにぎりはいつも売り切れてて地元民も食べれない、など実感の込められた濃い川越ネタを堪能できます。 その上で、川越のマダムたちのアイドルと化しているイケメン書生と繰り広げられるラブコメが、実はヒロインが過去に交わしたある約束に基づいているということが序盤で明らかになりキュンキュンをもたらされます。 「休みだからといってゲーム実況を深夜まで見過ぎて眠い」「池袋の執事喫茶に行く手間は省けたけど需要がありすぎてダメです」といった具合に、良い感じに現代的で少し残念なヒロインも等身大で好感を持てます。 今後も濃い川越・埼玉ネタを盛り込んで頂きたいです。罰ゲームで大人気の男子から告白された場合きみと青い春のはじまり アサダニッキ兎来栄寿『青春しょんぼりクラブ』や『響け!ユーフォニアム』のアサダニッキさんによる新作少女マンガです。 引っ込み思案のぼっち少女が主人公で、彼女が校内のカースト最上位の男子に罰ゲームで告白される所から物語は始まります。遊びだと思いきやどうも本気のよう? いやいやでもそんな訳ないのに……という絶妙なラインの上でのもだもだ感を楽しめます。 アサダニッキさんの可愛い絵はいつも通り。ヒロインの表情、そして男子の格好いいシーンが見所です。星を見るシーンのエモさと来たら…… もう一人の男子の動向も気になり、今後の展開からも目が離せません。ドキドキしながらも、安心して楽しめるラブコメです。不倫から始まる田舎生活夫を噛(か)む 水瀬マユmampukuコミックス3巻で一応は一章一区切りっぽい。 エロティック群像劇みたいな触れ込みですが、性欲を持て余した既婚の大人たちが、各々の欲求とどう向き合い、その結果どう関係性が変わっていくのか、みたいなシリアスな話で大変興味深かったです。 変な宗教観・倫理観に囚われず「不倫」を当人たち同士の問題と割り切ったドライな世界観だからこそ、さらに一歩深く踏み込んだ内面まで描き出せているのではないかなと。 1話から登場する園芸店の男ムラタの印象的なセリフ「女は強いね」。これに「夫を噛む」で作者がやりたかったことが端的に表れてる気がしました。弱さの中に隠れた強さ。どうしても他者に頼るしかできない「弱い」女性が複数登場しますが、ふとしたきっかけで人は強くなれるし変われるのだという前向きさを感じました(作中強くなれなかった人もいましたが…笑)現代のリアルなオトコとオンナの関係を抉る快作明日、私は誰かのカノジョ をのひなお兎来栄寿「レンタル彼女」を描いた作品も昨今増えてきていますが、その中でも特に女性の心理や言動が極めてリアルに描かれていると感じるのがこちらです。 別名義で活動されていた時の作品を読んだ時も非常に画力とマンガ力の高い方だという印象でしたが、一般向け作品でもその手腕が遺憾なく発揮されています。単行本の装丁が白背景でも映えてしまう、この美しさ。 女性の描写もさることながら、男性の絶妙なダメさ・気持ち悪さなども非常にリアル。読んでいて仄暗い気分になります。が、それが良い。 連載で追っているのですが、進むごとに胃を締め付けられるような展開、また共感はできないものの実際にいるいると思わされるキャラクターが登場して続きが常に気になる作品です。 単行本描き下ろしのおまけも「ああ……」となりました。近い将来、実写化されそうです。 様々なリアルなこじらせキャラ来世ではちゃんとします いつまちゃんaicoごしらせキャラって今の時代リアリティーがあって読んでておもしろい笑 4コマなのも気軽でよかった!自分の心は自分しかわからない。シジュウカラ 坂井恵理Pom 主人公の忍は、これからどうしていくのかな。 正直、年上女性と年下男子のよくある恋物語かなと思っていたら、意外に奥が深かった。 アシスタントの男の子の過去も明らかになっていましたが、闇が深そうな印象。 しかしながら、この物語の1番の被害者は何も知らない息子(5巻あたり、少し勘付いているのかな)ではないかと勝手ながら思った。中年のおじさんが高校生の頃にタイムスリップして人生と恋をやり直すハイポジ きらたかし名無し妻に離婚を切り出された中年が久しぶりの風俗でスッキリしようと思っていたら、ひょんなことから高校時代(80年代)にタイムスリップしてしまった…という話。 いじめられていたとかではないが思い残すことの多かった高校時代を、ある種中年の吹っ切れによってちょっと楽しくやり直している。その中でも、のちに結婚することになる妻と、あとはクラスの美人な女の子の間で少し恋心が揺れていたりする。 人生をやり直し、恋もするっていうタイムスリップものの王道ストーリーながら 80年代ならではの文化とか空気感がいい味付けをしている。最終的にはきっと現在に戻ったりするんだろうけど、その糸口もまだ見えないし、とりあえず恋の行方を見守りたい、第一巻だった。 少女漫画も画力の時代ですよまいりました、先輩 馬瀬あずさmampuku西野ナントカみたいな、あるいはHoneyW〇rksみたいな、J‐POPの歌詞をそのまんま漫画にしたようなラブコメという印象。とはいえこの作品を人気足らしめているのは作者の頭の回転の良さを感じさせるバランス感覚のよさとコミュニケーションの妙なのかなと思います。 もちろん先輩と主人公の可愛さと、ゆるくのんびりとした空気が一番の売りだと思われますし、卓越してると思います。少女漫画でもこれくらい絵が上手い方が、表情も動きも豊かでいろんなシチュエーションが映えますね。ヤクザに少女マンガの真似事は難しい…?こいまん 井出圭亮sogor25"鬼の愛染"の異名を持つ日文組の若頭・愛染恭司。彼が一目惚れしたホステス・幸善子に「俺の女になれ」と詰め寄ったところ、幸善子は愛染にビンタして一言「お断りよ!わたし、"こいまん"みたいな恋がしたいので!」 "こいまん"とは今巷で大人気の少女マンガ「友達以上恋人未満」のこと。この日から幸善子"こいまん"みたいな恋に落ちさせるため、"こいまん"ファンの舎弟・ヤスの協力を得ながら"こいまん"の作中シーンを再現しようとする愛染の日々が始まった…という作品。 愛染のほうは幸善子を好きな気持ちに偽りはないものの、ヤクザらしく暴力で問題を解決しようとしたり心のなかでは欲望丸出しだったりと、少女マンガとは似ても似つかない人物。 一方の幸善子は普通の女の子かと思いきや、頭の中をかなり"こいまん"に侵されているのか、わりかし普段どおりのヤクザっぽい振る舞いをしている愛染に"こいまん"の主人公の姿を勝手に重ねて勝手に胸キュンしていく。最初に愛染をビンタした勢いはどこへ行ったのか、ただただちょろい。 そんな噛み合わない2人の関係が絶妙なご都合設定を駆使して上手く回っていく様子にはニヤニヤが止まらない。 そして、愛染を始めとした彫りの深い顔面の作画と"こいまん"のベタな少女マンガ展開とのギャップ、そしてそれが(主に幸善子の脳内で)重なり合うというアンマッチな感じが最高に面白い。舎弟のヤスや日文組組長・権三郎、幸善子とSNSで繋がった"こいまん"ファンの女子高生・康江と、サブキャラクターもおしなべて味付けが濃くていい感じ。雰囲気は「ヒナまつり」や「Back Street Girls」に近いので、このあたりのコメディ作品が好きな方にはオススメ。 しかしこうやって並べてみると"ヤクザ"と"コメディ"って案外相性が良いみたいですねw 1巻まで読了歳を重ねた大人の日常と恋。グランメゾンむらさきばし 南Q太Pom 一定の温度で話が進んでいく感じを受けた。低くも高くもならない、変に例えてみるならストーリーの速度、登場人物のテンションも36度の平熱。笑 青亀さんと美穂さんの恋も適度な距離感があって穏やかに進んでいくところがよかった。 むしろ、最後そうなったんだ!ってゆうくらい、私は美穂さんの気持ちが最後までわからなかった。 青春を思い出させてくれる!消えた初恋 アルコ ひねくれ渡名無し登場人物が、皆、キュート♡ 私は、特に青木くんのジタバタ空回り具合がとっても好み。 色々な偶然が重なりそれぞれの恋愛に向かって前に進む感じ、忘れかけてたこれが、“青春”だ!!めっちゃ普通のモテないオタク男子!ミンゴ イタリア人がみんなモテると思うなよ ペッペ書肆喫茶mori店主マンガアニメゲーム好きなイタリア人オタクの日本生活! 私は知らなかったのですが作者のペッペさんはテラスハウスに出演もされたイケメンモデルさん。 でもマンガの中ではゲームやアニメのことばかりなオタクっぷり!好きな子の前でしどろもどろになる様子はめっちゃ普通のモテない男子! 語学学校に通う友人たちが個性的で、イタリア人てこんな人たちだったんだ!て笑ってしまいます! 本作をはじめ、エルザ・ブランツさんの『フランス人の私が日本のアニメで育ったらこうなった。』とか、フー・スウィ・チンさんの『シンガポールのオタク漫画家日本をめざす』とか、外国人のオタク漫画家さんの作品は、日本を愛してくださってるのがにじみ出ていて読んでて嬉しいですね〜!ラブコメ!俺を好きなのはお前だけかよ 伊島ユウ 駱駝 ブリキ大トロ王道学園ラブコメなかんじで面白いです! 女の子みんな個性的でかわいい…… アニメもよかったです。 面白かったアレンとドラン 麻生みこと名無し面白かった展開が読めない!こちらから入れましょうか?…アレを 松田環大トロギャグか…?と思いきや少しシリアスな展開もあり、続きが気になります。 新鮮なセックスレス解消法です。今1番好きなラブコメ! #1巻応援魔女らば魔女れば 桜井亜都のれん雛※ネタバレを含むクチコミです。 青春のほろ苦さを感じた。東京マーブルチョコレート ハロー、グッバイ、ハロー。 谷川史子Pom シンプルな恋愛ストーリーだけど読み終わった後、切なくてほっこりした気持ちになった。 青春はやはりいいものですね⭐︎ そして、谷川先生の絵は柔らかくて人の優しさが溢れている感じがして素敵です。初心者姉弟の、微妙な距離感。微熱空間 蒼樹うめあうしぃ@カワイイマンガ親の再婚で姉弟になる、亜麻音と直耶。きょうだいに過度な期待を抱く二人だったが……「思ってたのと違う!」初対面の異性と同じ屋根の下で過ごすドキドキと、家族としての距離感の双方を往き来する、悩める高校二年生の物語。 ----- 思春期の二人にとって、同い年の異性と「姉弟になる」は一大事。相手の呼び方ひとつとっても、なかなか前進せず、二話も話が作れてしまう。 二人は基本いい子なので、家族になろうと努力しつつも、相手を異性として意識する心に悩み、ジタバタする。 姉弟として時を共有し、互いの優しさを知り、家族としての信頼を深めるにつれて、却って相手への「別の」感情も募らせてしまう様が切ない。 この二人のままならなさに、亜麻音の親友・郁乃も加わり、事態は複雑になる。 亜麻音の隣は自分のものと思っていた郁乃。どんなに「親友」を積み重ねても、ポッと現れた男に一瞬で攫われてしまうことに、思い至った時……。 それぞれの苦悩が、二巻までで一通り提示され、振り回す亜麻音に、大人しく振り回される直耶という構図も定着して、安定の面白さ。 ここまで純粋に、恋愛未満のドキドキだけで構成されている作品も、最近では珍しいのでは? 初々しいラブが足りない、とお悩みのあなたに、今イチオシの作品だ。 三巻は2019年12月26日発売。ハマるのは今からでも、遅くない!年数がたって読むからこその気持ち。天使なんかじゃない 矢沢あいPom とっても懐かしくて、心躍る気持ちで読んでしまうし、こんなに時が経っても色褪せない作品だと思う! スマホもないから翠が家の前でアキラのことを考えながら、時にネガティブな気持ちになりながら待ってて会えた瞬間の高揚感とか、今の時代こんな気持ちや場面に遭遇鬼龍駿河ことあるのかなー。って考えたり。 年数が経ってるからこその読み応えを感じられて、楽しかった! 夫婦ってなんだろうあなたがしてくれなくても ハルノ晴222心の機微とかすれ違いが丁寧で続きが気になる! 不倫推しではないけど、結婚して数年後に見えてくることもたくさんあるから、物語がきれいにまとまりすぎないことを期待してしまう自分もいる。なんなんだろう。みんないろんな顔があるダルちゃん はるな檸檬222普通か 変か 傲慢か 寛容か 正しいか 間違っているか 人によってひとの見方はさまざま。 自分の見方だってころころ変わる。 頭では分かっていても、空気や雰囲気で擬態をした方が好ましいだろうと、求められているものに寄り添って嘘をつく日もある。 カテゴリ分けしてしまうことでもれてしまうものがあるというヒロセくんの言葉が響いた。 ダルちゃんとサトウさんの関係が羨ましい。 単純に、「素の自分も悪くない」と、 私も思えるようになりたいし、 人にも思えるようになりたいと思った。わかるんだけどわかりたくないあげくの果てのカノン 米代恭オムライス微妙な生まれたての恋心っていうか恋と執着を認識しきれてないっていうかストーカーってやっぱり気持ち悪いなっていうか、それでも人をここまで好きになったことあるかな?って考えさせられるような好きってなんだろうとか結婚とか不倫とか姉弟とかそっくりさんとかみんなまとめて人間だけれど違う人で、誰がどう思おうと自分が幸せだと思ってればいいよねってはなし。 早く続きが読みたい来世ではちゃんとします いつまちゃんオムライス下品なんだけどわかる~てなってしまう漫画。早く続きが読みたい。彼女の家にあったらひくなぁと思いつつも電子書籍より紙媒体をおすすめしたい…。休憩のつもりで読み進めるととまらなくなるいい感じの作品。今読んでも面白い学園アリス 樋口橘オムライス青春時代の金字塔です。るかぴょんのことが好きで好きでたまらなかった、笑い有り涙ありの何でも展開だけれど、うまくまとまっていてさくさく読める漫画でした。動物好きのるかぴょんと動物のふれあいが可愛くて可愛くて今読んでも面白かったです。<<138139140141142>>
最近は『恋する小惑星』の聖地としてもにわかに注目を集める小江戸・川越。川越は私も過去何度か日帰りで行ったことがありますが、風情もあり歩いているだけで楽しい街ですね。KOEDOビール、大好きです。 その川越を舞台に、ローカルネタをたっぷり詰め込んだご当地ラブコメです。川越市民の川越の認識や埼玉県民の意識、ご当地の巨大な麩菓子棒でのチャンバラや、例の焼きおにぎりはいつも売り切れてて地元民も食べれない、など実感の込められた濃い川越ネタを堪能できます。 その上で、川越のマダムたちのアイドルと化しているイケメン書生と繰り広げられるラブコメが、実はヒロインが過去に交わしたある約束に基づいているということが序盤で明らかになりキュンキュンをもたらされます。 「休みだからといってゲーム実況を深夜まで見過ぎて眠い」「池袋の執事喫茶に行く手間は省けたけど需要がありすぎてダメです」といった具合に、良い感じに現代的で少し残念なヒロインも等身大で好感を持てます。 今後も濃い川越・埼玉ネタを盛り込んで頂きたいです。