恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4463件<<116117118119120>>憧れのあの子がお姉ちゃんに!?いい弟、悪い弟 瀬能旬名無し憧れだった女の子が親の再婚で自分のお姉ちゃんになってしまった!?という男の子からすると夢のような物語。血のつながらない男女が一つ屋根の下で姉弟として一緒に住んでいたら、絶対恋愛感情がでてきてしまいますよね。ちょっとドキドキハラハラさせられましたが、ラストはホッコリ。読んで良かったです。お馬鹿男子との恋は成り立つか? #1巻応援メビウスハート ―ディアティア外伝― かずまこをあうしぃ@カワイイマンガこの作品は、かずまこを先生が『楽園』誌で連載した、高校生男女の恋愛漫画『ディアティア』のスピンオフ。主人公・桐ヶ谷睦子の友人・諏訪環の物語である。 行動の早い環の恋は睦子の恋を刺激したが、環の恋の実際は、本人の報告からしか分からなかった。そこを環の高校入学時から描いているのが、本作だ。 環の恋の相手・佐久間は、典型的な「お馬鹿男子」。ガサツでバカばっかりやって、見てる分には面白いが、時に真面目な女子が腹を立てる様な。読む前は彼の恋愛話が、読み応えのある物語になるという気が、あまりしなかった。 しかし、佐久間の心理描写、とりわけ「女子嫌い」が描かれるうちに、物語は深みを増していく。 佐久間は女子の、自分への評価を、どこまで分かっているのか……彼の内面描写が、かなり丁寧になされる。男子らしい自意識で苛立ち、女子への感情を拗らせている佐久間の内面は、同じ男子の私には結構、共感できる。 一方、佐久間の男子ノリが好きな環は、女子のノリや、女子達の佐久間への態度に違和感を感じる。この環の心境は、「同調圧力」に覚えがある人は、理解できるのではないだろうか。 環に芽生えた佐久間への恋は、彼の友情との取り引きになる。恋を告げた瞬間、友情は失われるのか……? 1巻では1年生が終わり、新学年、環が睦子達と出会う所まで。 2巻以降、ある程度二人の進展は『ディアティア』で知っている訳だが、そこでの二人の心理描写や対話の細部がどの様に描かれるのか……1巻は瞬間の思考と、繊細で丁寧な心理描写に心動かされた。2巻も期待して待つ!少女がたくましく成長していくお話暁のヨナ 草凪みずほ名無しすっかりアニメ化などの流行に乗りそびれ、つい最近無料キャンペーンで初めて読んで、どハマりしました。 初めは、か弱い夢みがちなヨナだったのが、物語が進んでいくにつれただ周りの男性に守られるだけじゃなく、自分から戦いに行くかっこいい女性に成長していきます。スウォンに裏切られつつも、好きな気持ちを断ち切れない。旅が進むごとのハクとの関係性にもキュンキュンします。また、シリアスな場面もクスッと笑わせてくれる、大好きな作品です。 元々古代中国系のお話が好きですが、少女漫画でそういった描写はそこまで期待していませんでした。ですが、街並みから服装といいとても凝っていて素敵です。クズの愛し方クズの愛し方 北沢旭名無し女の子ってダメ男に惚れちゃうところがあるんですよね。私もその気持ちよくわかります。でもこの漫画に出てくるの旦那は、タイトルの通りのまさに「クズ」。クズすぎてかなりイライラさせられました。夫が仕事を辞めてそのまま主夫になって子育てをしてくれると言われても、やっぱり男は外でしっかり稼いで来うほうがいいのではないかと思いました。 男性の夢が詰まってそ…ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか? 望公太 ななせめるち 浦稀えんやaico男性の夢が詰まってそうな設定でキャラクター笑 男性漫画のヒロインってちょっと抜けててピュアキャラではにかみな女子多くないですか? そういうキャラに憧れる日本男児が多いということでしょうが。。血の繋がらない親子愛に感動あいの話 清水ともみ名無し寒い冬の晩に目の見えない赤ん坊を拾った青年。彼が娘に注ぐ純粋な愛情に感動しました。不幸な生い立ちと足の障害が原因でいい加減に生きてきた青年が、初めて守りたいものを得て成長していく姿が愛おしくて胸が締め付けられます。人に優しくしてほしいから「ゆう」と名付けられた娘の天真爛漫な言動もとっても可愛くて、二人が幸せになってくれるように祈ってやみませんでした。最後はしみじみと素敵な作品を読めた幸せを噛み締められます。じわじわとハマるあなたがしてくれなくても ハルノ晴名無しセックスレスの夫婦がお互いにすれ違っていき、ついには不倫にまで発展していく。そんな物語。 主人公・妻のみちが最初は健気でかわいいのですが、夫に夜の営みを拒否され続け、どんどん悩み傷ついていく様は胸が痛みます。その後同じセックスレスの悩みを抱える同僚と仲良くなり、好きになってしまうみちの心情や葛藤をとても丁寧に描かれており、男目線でも分かるなぁと思えるものがありました。自分が主人公だったら果たして、どう思ったのだろうか。どう行動したのだろうか。気付いたらハマってしまったマンガでした。 本編好きなら是非お勧め!終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅 浅見よう 鏡貴也 はらわたさいぞう 綿貫ろん名無し月鬼ノ組の総隊長である一ノ瀬グレンの過去にスポットライトを当てたスピンオフ作品です。 終わりのセラフの世界が破滅するまでを描いた作品で、本編の終わりのセラフが好きな方には間違いなくおすすめです。人間がどのようにして強くなってきたかがよくわかるストーリーとなっています。大切なことが詰まってる青春物語キラメキ☆銀河町商店街 ふじもとゆうき名無し人情味あふれる商店街に住む男女6人組の幼なじみたちの交流に、心から温かい気分になれたり、時に涙して、笑顔になれる物語です。成長していくにつれて普通は離れていってしまう心を、しっかりとつなぎとめていく主人公たちの姿に何だか救われる思いがしました。友情も愛情もただ楽しいだけでなく、一筋縄ではいかない色々な問題が起こるけど、みんな相手のことを心から思いやっていて何度も泣けました。嘘に嘘を重ねた愛憎劇私たちはどうかしている 安藤なつみ名無し伝統と格式ある和菓子屋をめぐる愛憎劇。 母親を無実の罪で失ったヒロインは、真実を知るため名前を変え、嫁として潜り込むのだが、そこで泥沼の人間関係に巻き込まれる。 とにかく誰でもいいから、信頼できる人を見つけて協力を仰げばいいのに、愛し合っている旦那にすら嘘をついて結局裏切りの種を蒔くあたり、見ていて息苦しい。 本当に『どうかしている』というタイトルがぴったりだと思う。 完結が近いドメスティックな彼女 流石景名無し少年マガジンではクライマックスに近づいており、もうすぐ完結すると思うと感慨深いものがあります。 義理のの妹と姉どちらを選ぶかと言う究極の選択。 ネタバレになるから詳しくは言えませんが、最終的にこんなシリアスな刺激的な漫画になるとは誰が予想したでしょうか。四人の男女のすれ違い恋模様名前も呼ばないあのひとと【単行本版】 山本巳未名無し結婚式で相席したことがきっかけで飲み友達になった男女4人のすれ違い恋模様から目が離せない。お互い名前も知らない関係だったのに、月1の飲み会を続けるうちに次第に……という等身大のリアルさがいい。人間関係の微妙な変化や年齢を重ねる事への不安が上手く描かれて思わず共感。仕事と恋愛、婚期の間で揺れる大人の為の恋愛漫画。イケメン兄弟と同居!きょうだいごっこ 安斎かりん名無しイケメン兄弟といきなり同居することになった女の子のドタバタ劇。 主人公は一人っ子なので、いままで兄弟と一緒にくらした経験がないため、いろんな場面であたふたしてしまう。そんな彼女がとても純で思わずキュンとしてしまいました。 それにしてもイケメン兄弟と暮らせるなんてラッキーだな…2巻で終わってしまったのが非常に惜しい。 複雑な「人の心」にシンクロする百合 #1巻応援あなたと私の周波数 くわばらたもつあうしぃ@カワイイマンガある時、目の前の人が隠し持つ「何か」に触れる。 思いがけない秘密に触れて、その『昏さ』に混乱し、時に何かに気付かされ、時に受け入れ……様々な感情の在り方が、この『あなたと私の周波数』という短編集には描かれている。 その感情はかなり複雑だ。喜びの中に苦しみがあったり、プライドと憧れが混乱していたり、割り切れないまま前に進んだり……それは複雑なのだが、同調できるリアルさがある。 一言では言い尽くせない感情の機微を描いた、読み応えのある物語達。人の心の複雑さを忘れない為に、一つひとつの物語に心をシンクロさせつつ、読んでいきたい。 ●あなたと私の周波数 貴方は私の想いを知らない……そう思っていたOL。ふと見つけたトランシーバーから……貴方の声? ●お前に聴かせたい歌がある バンドのメンバーに「私の死体を埋めるのを手伝って」と頼まれる。……生きてるよね? ●あんたが背中を見せたから 陸上部のエースは転校生に負けてしまう。エースのプライドに対して、転校生は……。 ●君のすべて 弁当屋のバイトJKと、彼女に懐くJC。自分の父親が亡くなった〈らしい〉と聞いたJKは、JCの父が亡くなったと聞く。 ●私たちの長すぎる夜 好きな人に振られた事を引き摺り、泣きながら酒を飲み、女子をナンパしようとする女。自信過剰のプレイボーイと純粋無垢なお嬢様の恋この恋は実らない 武富智名無しどんな女の子も虜にする超プレイボーイの輝(ひかる)が一目惚れした相手は純粋無垢なお嬢様。そんなことはから物語は始まります。さて、この恋はハッピーエンディングを迎えるのでしょうか? それとも題名通り「この恋は実らない」のか? 巻頭の輝の遊び人ぶり、自信過剰ぶりに「なんていけ好かないヤツ!」と反感すら覚え、一目惚れの相手、百合子さんと急接近した時には、輝の親友である白河くん同様「百合子さん、逃げてー!」と叫びたくなりましたが、本当に恋する気持ちを知った輝が見せる純情な部分や不器用さに、次第に2人を応援する気持ちになっていきました。 輝に惹かれていく百合子さんの純粋さや可愛らしさも、輝の一途さも、とても愛おしくて、最後までかなり感情移入して読んでしまいました。 少女漫画のようですが、カテゴリーでは青年漫画。綺麗事だけじゃ終わらない展開もあるのは、青年漫画だからでしょうか。でも、そういう場面があるからこそ、この作品は生き生きとして、読者により魅力を感じさせるようです。「あらもん」と呼ぶらしいあらくれお嬢様はもんもんしている 木下由一雑種犬こんな巨乳の女の子がもんもんて…どんだけ卑猥な漫画なのか。と思っていましたが雑誌に載ってたのを何気なく読んだら「これ絶対面白いやつジャン」と気付いた直後に1巻をポチッとしてました。 男子のほうがおカタい風紀委員というところが「ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話」と一緒ですが、そちらとは比べものにならないくらい「あらもん」の2人の圧が凄い。キャラが強い。濃い。熱い。そして最新2巻まで一気読み。 この漫画の何が好きかって、起立くんの椿さんを見る目が、マジで軽蔑してそうなところです。 高校生に振り回される警察官のラブコメPとJK 三次マキ名無し主人公と警察官という異色のカップルのお話です。 幼い主人公が甘えまくって彼氏を振り回すような感じかと思っていたのですが、読み進むにつれて女の子の方も成長し、年上の警察官を支える素敵な女性になっていきます。 主人公が公務員の奥さんやるような真面目なタイプではなく、天真爛漫で明るい感じなのが逆に好きです。式守さんが凛々しい可愛いだけじゃない式守さん 真木蛍五名無しこの漫画家さんの描く女の子は、とっても可愛い!そしてなにより、カッコいいです。不幸体質のため次々と災難に見舞われる主人公の和泉くん、それを颯爽と守る式守さんにメロメロです。初々しい高校生カップルのあるあるネタも満載で、ああー、10代の恋愛って素敵...!と琴線が刺激される作品です。甘くてとろけそうねぇ先生、知らないの? 浅野あや名無しドラマ化もされた作品で、ドラマでも甘い雰囲気が漂っていましたが、漫画の方はとにかく甘いです。 漫画を描くことに夢中の華は、偶然入った美容院で理一にカットしてもらい、付き合うことになります。最初はこんなに唐突な恋愛の始まり方で大丈夫なのか?と心配になるんですが、読んでいくと理一が華のことを真剣に好きなんだというのがわかるし、恋愛下手な華があたふたしながらも理一に夢中になっていくところがとても可愛いです。 恋愛は甘いけれど、二人は仕事にもプライドを持っているところがが格好いいなと思います いろんな雑誌に掲載された短編がまとまった一冊地下鉄の風に吹かれて 南Q太名無しどれも南Q太さんらしい短編だな〜と思いながら読んでたら、タイトルにもなってる「地下鉄の風に吹かれて」という話でめっちゃびっくりした。こ、これ…南Q太さん本人の話じゃない…?「猫のたまご」っていう話もそうだよね…。 このセリフすごい。「でもいつも迷ってるんだよ、娘や君や私にとって最善の策がないかなって探ってるんだよ、それは考えをころころ変えているってことなの?」ちょっとエッチでセクシーなラブコメ漫画の名作プリティ フェイス 叶恭弘ヒロナカ交通事故に遭った高校生で空手の猛者の主人公・乱堂政が、1年後に好きな女の子の顔になっていたというハチャメチャな設定が秀悦。ギャグセンス、ちょっとエッチでセクシーなシーンが魅力的で、この作品のキャラは時代を超えても可愛いと思えます。ラブコメディ漫画の新境地を開拓した名作。バブル後期の日本の恋愛観や仕事観そして人生観東京ラブストーリー 柴門ふみhysyskドラマが1991年だから自分は当時小学校4年生くらいか。当然原作を読んでる訳はなく、ドラマを観る習慣もなかったのだけど、あの当時としては衝撃的なセリフ「セックスしよ!」をクラスのお調子者がふざけて真似していたり、物真似やパロディや懐かしのドラマを振り返る的な番組で見かけたりして、断片的な知識だけはあった。 するとなんとこの4月から現代版としてリメイクしたドラマが始まるとのこと!これって今の10代からしたらおじいちゃんとかおばあちゃんの世代(30年前の20代)の話でもおかしくない訳だよね? https://www.fujitv.co.jp/tokyolovestory/ 柴門ふみが「スタバもユニクロも無かった時代」って言ってるのがうけた(ださくて質が低いとされてたけどユニクロはあったよ!)。 ぜひリメイクドラマと91年版ドラマと原作を比較して楽しみたいのだけど、始まる前の期待としては、赤名リカは今の時代にすごく合ったキャラクターとして描き直せるんじゃないかな、ということ。あとがきによれば「作品の成功はリカが受け入れられるかどうかにかかっていた」とのことで、当時としては賭けだったようだけど、今ならむしろ普通の感覚として受け入れられるような気がしている。帰国子女の外資系バリキャリみたいな人も増えたはずだし。 くっついたり離れたりすれ違ったりまた戻ったり辛気くせえ〜と思うのと、ところどころ現代(2020年)の感覚と合わずに「うわっ」となるところはある。けれどもあの時代にしては新しい(自分の親はほぼ柴門ふみと同世代だけどこんなにリベラルじゃない)考え方や生き方を肯定しているし、新旧の価値観のぶつかり合いに、まさに今リアリティを持って考えたい問題が見えてくる。この作品が生まれた時代(恋愛至上主義的な価値観)含めて乗り越えられるべき名作だと思う。 温かな「禁断百合」三つの掌編集チヨちゃんの嫁入り 伊藤ハチあうしぃ@カワイイマンガ●主従百合本 仕えているお嬢様に恋してしまった召使いの女性。病で日に日に弱っていくお嬢様は「死ぬ前に誰かを愛してみたかった」と言う。本心を伏せて、召使は「偽りの恋人役」を申し出る。 ●春に降る雪 山奥の雪深い村で、誰とも関わらず生きる少女。他と違って獣耳が無く、「呪われた力」を持つ為疎外されている彼女を、一人の女性研究者が訪ねる。 ●チヨちゃんの嫁入り 11歳のチヨちゃんはお隣のお姉さんが大好き。父母を亡くしたお姉さんに「家族になってあげる」と言ったのに、お姉さんはお見合いするって……。 ♡♡♡♡♡ 主従、呪いの力、年の差と、近づき過ぎる事を(普通なら)問題視される関係の二人。 いずれも真っ直ぐに想う心が孤独な人、絶望した人を救う、温かなお話。何かを乗り越えて心が舞い上がる瞬間の高揚感に、心が洗われる一冊だ。 喧嘩するほど仲が良い素敵な二人と一匹家族の晩餐 秋本尚美名無し麻生と敦彦、全く逆の性格だからかえって良いのかもしれない。言い争いが絶えない二人だけどお互いを求める気持ちはやっぱり同じ。実際、二年同棲してこれだけ言いたい事を言い合えるようになるのはかなり凄い事だと思う。麻生と敦彦ほどお互いの気持ちを素直に出せる相手はそうそう居ない。その二人を一番近くで見ていたハムスターのテンちゃんがそれを一番理解していたと思う。 そうは言ってもまだ22歳と24歳の二人、これからの人生はもっと長いんだから喧嘩は少しづつで良いから減らして欲しいと願う。大好きな彼、彼女が居るのによく喧嘩をしてしまう人、この作品はそんな人におススメ。麻生と敦彦は20代の設定ではあるけれど、秋本先生の絵は素敵で大人っぽいので年齢に関係なく楽しめる。<<116117118119120>>
憧れだった女の子が親の再婚で自分のお姉ちゃんになってしまった!?という男の子からすると夢のような物語。血のつながらない男女が一つ屋根の下で姉弟として一緒に住んでいたら、絶対恋愛感情がでてきてしまいますよね。ちょっとドキドキハラハラさせられましたが、ラストはホッコリ。読んで良かったです。