恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4446件<<116117118119120>>式守さんが凛々しい可愛いだけじゃない式守さん 真木蛍五名無しこの漫画家さんの描く女の子は、とっても可愛い!そしてなにより、カッコいいです。不幸体質のため次々と災難に見舞われる主人公の和泉くん、それを颯爽と守る式守さんにメロメロです。初々しい高校生カップルのあるあるネタも満載で、ああー、10代の恋愛って素敵...!と琴線が刺激される作品です。甘くてとろけそうねぇ先生、知らないの? 浅野あや名無しドラマ化もされた作品で、ドラマでも甘い雰囲気が漂っていましたが、漫画の方はとにかく甘いです。 漫画を描くことに夢中の華は、偶然入った美容院で理一にカットしてもらい、付き合うことになります。最初はこんなに唐突な恋愛の始まり方で大丈夫なのか?と心配になるんですが、読んでいくと理一が華のことを真剣に好きなんだというのがわかるし、恋愛下手な華があたふたしながらも理一に夢中になっていくところがとても可愛いです。 恋愛は甘いけれど、二人は仕事にもプライドを持っているところがが格好いいなと思いますいろんな雑誌に掲載された短編がまとまった一冊地下鉄の風に吹かれて 南Q太名無しどれも南Q太さんらしい短編だな〜と思いながら読んでたら、タイトルにもなってる「地下鉄の風に吹かれて」という話でめっちゃびっくりした。こ、これ…南Q太さん本人の話じゃない…?「猫のたまご」っていう話もそうだよね…。 このセリフすごい。「でもいつも迷ってるんだよ、娘や君や私にとって最善の策がないかなって探ってるんだよ、それは考えをころころ変えているってことなの?」ちょっとエッチでセクシーなラブコメ漫画の名作プリティ フェイス 叶恭弘ヒロナカ交通事故に遭った高校生で空手の猛者の主人公・乱堂政が、1年後に好きな女の子の顔になっていたというハチャメチャな設定が秀悦。ギャグセンス、ちょっとエッチでセクシーなシーンが魅力的で、この作品のキャラは時代を超えても可愛いと思えます。ラブコメディ漫画の新境地を開拓した名作。 バブル後期の日本の恋愛観や仕事観そして人生観東京ラブストーリー 柴門ふみhysyskドラマが1991年だから自分は当時小学校4年生くらいか。当然原作を読んでる訳はなく、ドラマを観る習慣もなかったのだけど、あの当時としては衝撃的なセリフ「セックスしよ!」をクラスのお調子者がふざけて真似していたり、物真似やパロディや懐かしのドラマを振り返る的な番組で見かけたりして、断片的な知識だけはあった。 するとなんとこの4月から現代版としてリメイクしたドラマが始まるとのこと!これって今の10代からしたらおじいちゃんとかおばあちゃんの世代(30年前の20代)の話でもおかしくない訳だよね? https://www.fujitv.co.jp/tokyolovestory/ 柴門ふみが「スタバもユニクロも無かった時代」って言ってるのがうけた(ださくて質が低いとされてたけどユニクロはあったよ!)。 ぜひリメイクドラマと91年版ドラマと原作を比較して楽しみたいのだけど、始まる前の期待としては、赤名リカは今の時代にすごく合ったキャラクターとして描き直せるんじゃないかな、ということ。あとがきによれば「作品の成功はリカが受け入れられるかどうかにかかっていた」とのことで、当時としては賭けだったようだけど、今ならむしろ普通の感覚として受け入れられるような気がしている。帰国子女の外資系バリキャリみたいな人も増えたはずだし。 くっついたり離れたりすれ違ったりまた戻ったり辛気くせえ〜と思うのと、ところどころ現代(2020年)の感覚と合わずに「うわっ」となるところはある。けれどもあの時代にしては新しい(自分の親はほぼ柴門ふみと同世代だけどこんなにリベラルじゃない)考え方や生き方を肯定しているし、新旧の価値観のぶつかり合いに、まさに今リアリティを持って考えたい問題が見えてくる。この作品が生まれた時代(恋愛至上主義的な価値観)含めて乗り越えられるべき名作だと思う。温かな「禁断百合」三つの掌編集チヨちゃんの嫁入り 伊藤ハチあうしぃ@カワイイマンガ●主従百合本 仕えているお嬢様に恋してしまった召使いの女性。病で日に日に弱っていくお嬢様は「死ぬ前に誰かを愛してみたかった」と言う。本心を伏せて、召使は「偽りの恋人役」を申し出る。 ●春に降る雪 山奥の雪深い村で、誰とも関わらず生きる少女。他と違って獣耳が無く、「呪われた力」を持つ為疎外されている彼女を、一人の女性研究者が訪ねる。 ●チヨちゃんの嫁入り 11歳のチヨちゃんはお隣のお姉さんが大好き。父母を亡くしたお姉さんに「家族になってあげる」と言ったのに、お姉さんはお見合いするって……。 ♡♡♡♡♡ 主従、呪いの力、年の差と、近づき過ぎる事を(普通なら)問題視される関係の二人。 いずれも真っ直ぐに想う心が孤独な人、絶望した人を救う、温かなお話。何かを乗り越えて心が舞い上がる瞬間の高揚感に、心が洗われる一冊だ。 喧嘩するほど仲が良い素敵な二人と一匹家族の晩餐 秋本尚美名無し麻生と敦彦、全く逆の性格だからかえって良いのかもしれない。言い争いが絶えない二人だけどお互いを求める気持ちはやっぱり同じ。実際、二年同棲してこれだけ言いたい事を言い合えるようになるのはかなり凄い事だと思う。麻生と敦彦ほどお互いの気持ちを素直に出せる相手はそうそう居ない。その二人を一番近くで見ていたハムスターのテンちゃんがそれを一番理解していたと思う。 そうは言ってもまだ22歳と24歳の二人、これからの人生はもっと長いんだから喧嘩は少しづつで良いから減らして欲しいと願う。大好きな彼、彼女が居るのによく喧嘩をしてしまう人、この作品はそんな人におススメ。麻生と敦彦は20代の設定ではあるけれど、秋本先生の絵は素敵で大人っぽいので年齢に関係なく楽しめる。 モテるための自己啓発本いつかモテるかな よしたに名無しギャグ漫画かと思いきや、男性のセンスを磨くためのしっかりとした啓発本であることに驚きました。 内容に関しても丁寧な解説があり、実生活に活かせる内容となっています。 読者層としては20代以降といったイメージがありますが、早く読む分には支障はないと思いました。 自分の生活に照らし合わせて読む事ができるので、本当にモテたいと思っている人は是非読んで頂き、役立ててみて欲しい。夢見る三姉妹の恋と青春三粒のジェリービーンズ 桃季輝実名無し表紙を見たときに思わず「カワイイ!」と声が出そうになりました。一卵性三つ子の姉妹である麻林・樹林・希林が主人公です。髪をほどいて集まっていると3人ともそっくりなのですが、話している内容で違いがわかるのが面白かったです。 電車通学とか砂浜デートとか、胸キュン要素が満載です!恋に懸命な女の子たちを応援したくなります。3人が家で本音を話し合うところも、女の子らしい展開で面白いです。見合いから始まる、恋と自己肯定。合法百合夫婦本 伊藤ハチあうしぃ@カワイイマンガ嫁に行き遅れていたハルは、小説家の女性との縁談を受け入れ、二人の生活を始める。当初は酷い縁談だと思っていたが、小説家の「先生」は尊敬できる人物で、ハルは次第に彼女を愛する様になる。 見合いから始まる恋と、お互いの弱さを支える物語……それは優しく心に染みる。 ♡♡♡♡♡ 明治・大正期をモデルに、獣耳種族の女性同士の合法的な結婚を描いた本作は、『月が綺麗ですね』と同様の世界観の同人作品。(プロトタイプなのだろうか……) ハルはあまり自分に自信がない。「先生」の人となりを知るにつれ、自分が先生の嫁でいいのかと悩む。一方先生の方も、自分の事をかなり低く評価し、それ故に自分から何も行動を起こせなくなっている様だ。 そんな二人がぎこちなく生活するうち、互いの内面を知り、相手を褒めて、貴方が必要だと告げるやり取りを繰り返す。愛の言葉が、自己肯定感の低い人を肯定し、勇気づける……泣きたくなる程、心に染みるやり取りだ。 この物語を、全ての自己肯定感の低い人に贈りたい。そう思う程、優しい作品だ。 疲れたな~ってときに読みたい微ラブコメうたかたダイアログ 稲井カオル名無し毎日忙しくてイライラしている人におすすめです。コンビニでバイトする高校生男女のなんてことのない日々ですが、二人の会話がとにかくテンポがよくてクスっと笑えます。発展するのかしないのか微妙なラブコメ要素がちょいちょい出てくるところも癒しポイント。気持ちがリラックスする作品でした。微笑ましいゆるゆる恋愛マンガドはどんかんのド 岩田タカヨシ名無しフウキとツグムの身長差恋愛ストーリー。高校でクラスメートの二人の不器用な恋愛がとても新鮮です。ツンデレ男子にふりまわされる女子の関係性が青春のまっただなかに、よく見かける光景で微笑ましい。ガツガツした恋愛マンガではなくて、あくまでもゆるゆるなので安心して読めました終始ワクワクしてました。#1巻応援渡り鳥とカタツムリ 高津マコトPom 面白かった!物語の展開にワクワクしました^ ^ つぐみのように、自由に旅してみたい!色んなところへ行ってみたい。 雲平のようなリフレッシュの仕方も、とっても良い。 そんな気持ちにさせてくれたマンガでした。 つぐみと雲平の出会いも、二人が旅先で出会った人達も素敵でいいなあ。 うめまよ(つぐみの犬)も可愛すぎて、とっても癒された。 二人でもっと色んな所へ旅して、色んな旅の形を見せて欲しいな。 上流階級の世界にひたれるチャタレイ夫人の恋人 川崎三枝子 D・H・ロレンス名無し古典小説のコミカライズ版です。小説をさくっと漫画で理解したい人におすすめ。スコットランドの上流階級の家が舞台、主人公はお嬢様なので華やかな世界に浸れて楽しいです。夫のプライドの高さやコニィの満たされなさが、格調高い綺麗な絵で表現されている点が見所。もっとオラオラしても良いんだぞ俺様御曹司と愛され契約結婚 三浦コズミ あさぎ千夜春ポコニャン俺様御曹司がもう少しオラオラしてても良かったかな。もっと立場を利用して上から見下ろして組み敷いてくる感じかと思っていたので物足りなさは否めないかな。。 主人公に出会うまでは女性関係がだらしないという設定はあるけど、契約結婚が決まってからはとにかく優しくて誠実な男になっちゃってましたね。まあそれも可愛くてよかったです。 そんななかでもいちばん俺様…ッなセリフだと思ったのがこちら 「お前を俺のものにしたいし するんだ」続きがきになります。ながたんと青と-いちかの料理帖- 磯谷友紀名無し絵がきれいで登場人物たちの感情も表情豊かに描かれていて読み応えのあるとても好きな作品です。 年の差がある夫婦の今後がどうなるのか展開が気になります。努力家で優しい主人公なので幸せになってほしいなと思いながら読んでいます。出てくる食事もおいしそうなので、料理上手っていいなあと思っちゃいました。 昔読んだ少年たちの探偵団のようでわくわくです!大田舎中学校の大事件 こせきこうじ名無し少し古いタッチですがコンビニなどもあり現代風の設定の少年たちの冒険物語です。 警報の出ている天気の中、銀行強盗たちが逃げたと推測した廃校舎にいくシーンから始まり最初からわくわくして読みました。 犯人を捕らえることが目的の少年、強盗たちを捕まえたらもらえるお金が目当ての少年、そしてドキドキすることが大好きな少女の仲良し3人組という組み合わせも良いなと思います。 そしていきなり土砂崩れにより閉鎖された空間に閉じ込められる三人とその安否を心配する田舎の人々、ふんわりとした絵柄・雰囲気とドキドキのミステリー人情サスペンスを楽しめました。 他の同梱作品も魅力的で、自然があふれる街での野球のストーリーなどさまざまな作品が楽しめました。天使のような顔をした男の愛と復讐の物語天使は二度、嘘をつく 望月深冬ポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。貴方と歩く月夜が、私の人生。月が綺麗ですね 伊藤ハチあうしぃ@カワイイマンガ獣耳を持つ種族が暮らす、とある国。そこでは女性同士の婚姻が認められていた。財閥の一人娘・春日ちるは16歳にして、幼い頃に決められた許婚・18歳の東雲千里の元に嫁ぐ。幼い頃の温かな記憶を頼りに、互いに寄り添う生活が始まる……。 ♡♡♡♡♡ 描かれる世界は、明治・大正期の日本がモデルのようだ。懐かしい光景の中、天真爛漫なちると物静かな千里の夫婦が暮らす穏やかな日々に癒され、侍女のカヨや千里の幼馴染のハクとのコミカルなやり取りに、明るい気持ちにさせられる。 「許婚」から始まった二人は、「許婚」を超えて互いの存在を求める。二人とも自分に自信は無いながらも、自分の意思で相手を知り、受容しながら愛情を育む物語は美しい。 一方、登場人物の中には、封建的家父長制の価値観の元で、家の都合・親の意図で、生きる道を選ぶ者が出てくる。彼女達はそれに疑問を持たないのだが、ふとしたきっかけで「自分の望む道」について考えることになる。 ちるの侍女・カヨも、女教師の日和も、明るく後押しするちるや、幼くも強い意思を持った生徒の百(千里の妹)に影響され、自分の生き方に初めて自分の意思を持ち、行動する。 彼女達の決意の表情と、希望に満ちた眼差しに「独立した個」の立ち上がる瞬間を見て、心震える。 明るいやり取りの中に綴られる、自分の人生を「愛する者」の為に歩む物語を、ゆっくり追いかけたい、そんな作品だ。 一人の女性が結婚したいと思うまでアルカリ・レディー 長浜幸子Pom 男性からモテモテなことで女性からも嫉妬されながらも奈保子が結婚するまでの成長物語。とでも言いましょうか、会話の内容、口説き方、デートの仕方など、その時代の大人達を知らないですが、、とってもバブリーだと思いました。笑 3巻完結で丁度良く、興味本位から読み始めましたが奈保子が最後の最後に思ったことが、彼女のそれまでの経験全てを物語っているようで幸せな気持ちになりました。 バラバラかと思ったら最後に繋がるストーリー展開チープスリル くらもちふさこほたる最初のうちは短編集なのかな?って思うくらいバラバラの話なんだけど、読んでいくうちに登場する3人の女の子は小学生の時の同級生で、みんな「同じクラスにいた梅原クンってイケメンだったな〜」っていう共通の記憶があることが分かる。最後の話で卒業以来のクラス会をすることになって、女の子達と謎のイケメン梅原クンも再会するんだけど、タイトル通りちょっとだけスリリングな再会になっている。3人がそれぞれ成長して初めての大人の恋にドキドキハラハラする感じと、何てことない日常が最後に繋がって答えが見えてくるのが面白かったです。主人公がとにかく可愛い恋人は旦那さま 山田こもも名無し姉の代わりにお見合いへ行き、お見合い相手と結婚をするという少女漫画らしいストーリーで始まりますが、主人公が素直で優しくて一生懸命で、とにかく可愛いです。そして旦那さまも素敵でキュンキュンします。 双子の兄姉のキャラクターも個性が強くて良い味を出していて、登場人物みんな人間味あふれる人柄なのが物語の面白さを増大させているんだなと読んでいて思いました。 愛や恋や性に振り回される話はやっぱり楽しい苺シロップ 栗原まもるnyae案の定、立て続けに読んでしまった懐かしすぎて… 「ラヴLOVE・ウォーミングアップ」よりも前に出ている短編集です。 多くの短編に共通している「処女を蔑む」「処女であることに対する劣等感」を描いていることに関しては多少時代を感じます。 が、“恋や結婚なんてしなくても人生楽しい”という生き方も尊重される時代の中でも、恋や性欲に執着し振り回される男女のなんやかんやを読むのはやっぱり楽しい。 そしてやっぱり栗原まもる先生の守備範囲の広さを実感するのが3つ目の「アイスクリームマドンナ」。これ青年誌に載ってるやつじゃん!?と目を思わずゴシゴシしてしまう、かなり男性目線の話です(男子が主人公だというのもあるが)。 そして最後に載ってる「愛をブッ飛ばせ」も他の3篇とはまた方向性を変えてきてますね。何だこれはほんとうに…いま読んでも謎だ。笑 次はなにを読もうかな。すごいよこれナイショの戸黒さん 詩原ヒロさいろく※ネタバレを含むクチコミです。<<116117118119120>>
この漫画家さんの描く女の子は、とっても可愛い!そしてなにより、カッコいいです。不幸体質のため次々と災難に見舞われる主人公の和泉くん、それを颯爽と守る式守さんにメロメロです。初々しい高校生カップルのあるあるネタも満載で、ああー、10代の恋愛って素敵...!と琴線が刺激される作品です。