恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4446件<<118119120121122>>可愛らしいヒーローものかと思いきやグレイプニル 武田すんさいろくかなりエグい。 といってもグロいだけのマンガでは全然なくてストーリーがしっかり編まれていて話も面白い。 ここでクチコミを書くときによく2巻まで読めば…と書くのだけど、やっぱりこれも2巻まで読むと止まらないと思う。 エロい絵なのにエロくない女子の裸多めだけどそんなことより戦闘シーン、そして考察が捗る。このあとの展開がしっかり気になる巻末を毎度迎えていて、高い構成力を感じる作品。読んで損はない!ヒロインいっぱいちょいエロハーレムポコと田舎でいっしょ! D.Pさいろく人型ペット(一般的に性玩具とされていると女性から毛嫌いされている)を拾ったものの、チンチクリンから一向に育たない。。と思いきや、というお話。 取締から逃げる羽目になり田舎に帰ってきた主人公は諸々ハーレム状態を過ごすことになるのでそういうのを楽しむだけのものと思って良い。 これは最終的にどう終りを迎えるんだろうか。。。 ポコ(大)が一番可愛いと思う。ただの異世界ハーレム物じゃない結婚指輪物語 めいびい名無し最初はタイトルからロード・オブ・ザ・リングかな?と期待していなかったのですが、いい意味で予想を裏切ってくれました。 異世界ラブコメものですが、ストーリーが面白くてどんどん次が気になっていきます。深淵王との戦いの行方も気になる良質なファンタジーだと思います。 あと、作者めいびいさんの描くヒロインはやはり上手い&可愛い。芝居に対する狂気。執着と熱意。ガラスの仮面 美内すずえ名無し芝居に対する狂気。執着と熱意。 普通の少女だった北島マヤは、お芝居のチケット1枚を手に入れるためにボロボロになるまで働き、冬の海に飛び込みます。その狂気に満ちた姿に周囲は恐怖さえ感じます。この物語は、可愛らしい少女漫画ではなく、迫力満点のガチンコ物語なのです。 やがてマヤは月影先生のもとで演劇の修行をはじめ、その天才っぷりを発揮していきます。ライバルとの戦いや自身の葛藤などが劇中劇とリンクしていきます。 この劇中劇の迫力もこの漫画の魅力です。 なお、紅天女の争奪戦は1976年の連載開始から長年のテーマですが、2020年現在いまだに決着がつきません。 光速ビッチと校則イケメン眼鏡友達として大好き ゆうち巳くみstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)なんだかすごいもの見た新しい感覚のラブコメ友情譚! 他人の彼氏でも息をするように恋をしてすぐ学校のトイレでしちゃうようなギャルが、女子に追われて逃げた先で出会ったのは校則を本気で守るイケメンメガネ。 秒で惚れて、不純異性交友はダメだけど友達ならいいよねと言いながら貞操観念の境界をさらっと越えてこようとするこのギャルの凄さが光ってる。 これはただ単純にビッチだからすごいって話じゃない。 このキャラにそれをよしとしてしまうパワーがあるのがすごい。 最初の1~3ページ目で水道から水を飲んでるのか思わせといて実はトイレでの事後で口をすすいでたってのがすごい。そう、しゃぶったからだ。 男子生徒からしたら「マジかよ!いいの!?すげー!」ってなるだろうけど、ごく一般的な(こういう言い方あまり好きじゃないけど)女子生徒からしたら悪夢でしかない。 下手するとギャルとは会話になってないんだけど、このついていけない論理にどうにかしてついていきたいと思わせられてしまう。 そしてこの強引さこそが校則やルールにガチガチに縛られて友達がいないイケメンメガネを救う可能性もある。 いや、ユルすぎと堅すぎで互いに救い合う関係になるのかも。 今後どうなっていくのか期待しかしてない! 楽しみだ・・! DAYS NEOに載ってる読切が両方とも素晴らしい。 内容によって絵柄を変えているし、それぞれユーモアと得体の知れない恐怖と救いがある。 https://daysneo.com/author/tototo/美女と少年のノスタルジック恋物語 #1巻応援あさこ よしだもろへ名無し※ネタバレを含むクチコミです。ふしぎの国の有栖川さんふしぎの国の有栖川さん 尾崎あきら名無し門限が夕方6時、趣味はおじいさまと共通の落語という、とことん古風な女子高生の有栖川さん。今や絶滅危惧種であるほどの箱入り娘だけど、周りの友達に愛されてて、意外と男子を前にしても物怖じせずしゃべれるのはいい感じ。外見も中身もイケメンな隣町の男子校生の野宮くんと知り合って、落語の話から仲良くなります。野宮くんが、有栖川さんの極端さを笑ったり馬鹿にしたりせず、純粋に興味を持っているのが好印象です。 純粋な主人公の恋を応援したい、何気ない日常を描いた作品が好きな方にお勧めします。 ガテン女子とイケオジの年の差ロマンスゴマ塩とぷりん【描き下ろしおまけ付き特装版】 鈴木有布子名無しまったくの赤の他人だった福永晴日と春原永人が、ノリと勢いで入籍して同居するという展開。晴日と永人は年齢も20歳離れており、仕事も完全に別業種です。最初のうちは噛み合わなかった2人が、同居生活の中でお互いを知っていきます。年上の永人が大ざっぱな晴日をさりげなく支える場面が素敵です。同居生活の細やかな描写もいい。凸凹カップルの背景が伝わってくる話も楽しくて読みごたえがありました。母を陥れた男との危険なランデヴー銀座心中【単行本版】 並木クロエ名無し主人公の高梨小夜は、母親を騙した会社社長・霧生理人に出会ったことから運命が変わってしまいます。母親が大好きだった小夜が、復讐のため苦労しながら成長していく姿が見どころです。霧生はやり手の経営者で勘が鋭く、小夜はなかなか目的達成できません。夜の仕事に慣れるため努力したり、霧生に食い下がったりと、頑張る小夜を応援したくなります。小夜をふり回す霧生と、小夜を守ろうとする幼なじみの大地との三角関係にもはらはらさせられます。復讐のゆくえはもちろん、小夜がどちらの男性との未来を選ぶのかにも注目しています。強くて表情がよく変わる主人公の出てくる漫画はいいスキップ・ビート! 仲村佳樹む懐かしい〜!と思いつつ読んだことあったかな、と記憶が怪しいです。 昔も今も強い女子、強い主人公は読んでて気持ちがいいですね! あと表情がコロコロ変わって、次のコマでいきなりデフォルメになったりするのは昔の漫画は多かった気がします 今読むとここまで1ページに情報詰め込まれていたのかと驚きます。 今だと15冊も読めるそうなので是非! 切ない蜜会~あなたのすべてを、俺にください~ 奥めぐ美名無し叔母に恋する青年。叔母は青年の父親を思い続けているという複雑な関係。高級車に乗って彩子の前に現れるイケメン実業家の存在も気になります。それぞれの気持ちが交差していて、とことん交わらない矢印。なんだか切ないです。それにしても絵がとても綺麗。繊細な絵が切なさをよりいっそう際立たせている気がします。芸妓の世界紅匂ふ 大和和紀 岩崎峰子名無し元名芸妓であり、現在は作家としてもご活躍されている岩崎峰子さんの実話。マンガは「はいからさんが通る」の大和和紀先生が描いてます。 3歳の時に始めて会った置屋の主人に見染められたという後の舞妓、咲也。見染められたご本人もすごいですが、そんな小さな子を見染めた置屋の主人がまた凄い審美眼の持ち主だった事に驚きました。 京都を舞台に繰り広げられる舞妓の世界で何年も売り上げナンバーワンとして活躍、100人に1人と言われた咲也の成長する過程や花街の様子が和紀先生の素晴らしい絵で蘇ります。 芸妓の世界というのは殆どの人には未知の世界ですが、とても興味深い日本文化の世界です。この作品ではマンガを楽しむだけではなく、日本の伝統文化について詳しく知る事が出来るという大きな付加価値が有ると思います。イケメンアイドルと一つ屋根の下?国民的アイドルが弟になったら 【単行本版】 ただまなみ名無し自分が大好きなアイドルが親の再婚で弟になったら、自分ならどうやって一緒に暮らすか色々想像して楽しくなった。両親が再婚同志ならお互いに同じ年の子供が居ても不思議ではない、とは言えそれが異性だったら凄く問題ではないか、それも一人は大人気アイドルというのだからまた話しが複雑。とは言え、そんなイケメン弟が出来たら毎日ドキドキワクワクの毎日に違い無い。でもこのマンガ、読んでいると陽生にあまりにも振り回されている涼夏が可哀想で助けてあげたくなってしまう。アイドルは陽生だけど、マンガの中では涼夏がヒロイン。頑張れ、涼夏!きっと涼夏になった気分で読むと楽しい、そんなアイドル大好き少女におススメの作品。 めっちゃネタバレ有りの1巻を読んだ感想誰かいい人いませんか? バラマツヒトミ名無し※ネタバレを含むクチコミです。耕作はつくづく幸せ者1ポンドの福音 高橋留美子名無し 自分は現在必死にダイエットに取り組んでいるが、近くに好きな人やはっきりした目標が無いとどうしてもダレがちになってしまう。その点常にシスターアンジェラに温かく見守られつつ、彼女への愛(というほど大袈裟ではないか…)を目標に日々減量に取り組める耕作はつくづく幸せ者だと思う。ボクシングシーンやその技術に関する描写が深ければなお良かったが、あくまでこれはラブコメディなので…不倫事件が幸運を呼んだ!?リーガル×ラブ 安タケコ名無し大好きな弁護士物に超イケメンの梅宮仁先生、その友達の千賀先生、そして可愛いミモリンこと三森こころ、と登場人物がとても魅力的。不倫疑惑で奥さんに訴えられたミモリンが純粋過ぎてとても面白くて可愛い。大人の魅力たっぷりの仁先生のカマかけに見事引っかかるミモリンの素直さに、こんな今時女子もきっと居るんだろうなと思うと読んでちょっと安心した。不倫問題は災難だったけど、それが無ければ仁先生と会う事もなかったし、素敵な転職もなかった、一見災難に見えても実はとても幸運な事って案外あると思う。仁先生には昔の恋の秘密が有りそうだけど、ミモリンとはなんだか良い感じ。二人の恋を見守りながら法律もちょっと勉強できる、とても素敵な作品だと思う。 人生の甘いも苦いも味わえるコーヒー店タカセコーヒーと私 プチキス 原夏見名無しあるコーヒー店に訪れる人々の日常を描いた短編集です。1話ごとに主役が変わるので、さまざまな人生模様を楽しめます。線や色合いが素敵な絵なので、落ち着いた気持ちで読み進めることができます。登場人物の会話のテンポが良く、せりふの1つ1つに切れ味があるのもいいと思います。主役の気持ちをモノローグでていねいに掘り下げているのもいいと思います。40ページほどできっちり終わるので、少し息抜きする時間にさらっと読めるのも魅力的です。80年代が詰まったラブコメきまぐれオレンジ☆ロード まつもと泉hysysk扉絵の下に書かれたポエムみたいなやつが時代を感じられて非常に良い。「ロハ」とか本当に使ってたんだな。。 いまジャンプ本誌で連載している『ぼくたちは勉強ができない』(マルチエンドだってね)とかと比べると、当たり前だけど40年近い月日の経過を感じるし、2020年の感覚的には素直に笑えない部分もある。復刻されたマンガの単行本にはよく人種差別についての言及があったりするが、性差別に関しても書かれて然るべきだと思う。 そういった点を差し引いても、ある時代の雰囲気を詰め込んだパッケージとして楽しめる作品だし、色んな意味での大らかさがある。現代の(雑誌で連載されてるような)マンガはちょっと複雑過ぎるかも知れない。推しがいる世界で生きる幸せ推しが武道館いってくれたら死ぬ 平尾アウリ野愛あなたには推しがいますか?担当がいますか? いる、と答えた人すべてに読んでほしい。わかるから。絶対わかるから。 リアコだったり同担拒否だったり崇拝してたりいろんなタイプのオタクがいるのでなんとも言えないですが、結局推しが健やかに生きていればいいですよね。えりぴよの気持ちわかる…。 推しのために働いてるし推しのために仕事辞めたし推しのために転職したしな…推しには言わないけど…。 えりぴよはなかなか報われていないようにも見えますが、好きな人がいること、好きな人がいるから生きていられること、それって本当に幸せなんですよ。推しが生きているだけで幸せ。わかる。 (余談:わたしの推しはプロレスラーなので怪我せず生きてるだけでまじで奇跡だし幸せなんですよ) 推しがいる人は読んだらわかる。推しがいない人は読んだら推しが欲しくなる。わかる。 アイドルオタのオフィスラブ。これだから生身のイケメンは!きみはアイドル サカモトミク名無しアイドルオタのオフィスラブストーリー。とある出来事をきっかけに、同僚のイケメン年下社員と関係が始まり、ちょっと内気でこじらせ気味の大人同士が少しずつ距離を縮めていく。アイドルオタの推し活あるあるネタがいい感じに面白いです。長く恋をしていないと踏み出すのに勇気が必要になるけれど、行動しなければ恋は始まらないと思った。主人公の篠田青衣の揺れたり悩んだりする気持ちの描写がとても丁寧で、感情移入しながら楽しく読めました。美しい絵でコマ割りも見やすかったです。ちょっぴりエッチなラブコメ作家といえば雛子バリエーション! 矢野健太郎名無し矢野健太郎先生って現代で言う矢吹健太朗ポジションなのかなぁと思う時がある。 奇しくもこの二人、描いているジャンルも名前も似ている部分が多いし‥。 そう考えると新旧のレジェンド作家にお世話になり続けているなぁと。 で、このマンガはそんな良作を連発する矢野健太郎先生のポテンヒッツ的作品です。 現在もアップデートされた絵柄で活動中!最終回も目前!ゆらぎ荘の幽奈さん ミウラタダヒロ名無しゆらぎ荘の幽奈さんのミウラタダヒロ先生はその前に恋染紅葉と言う漫画を短期連載されていました。 原作付でやっていたミウラタダヒロ先生、それが作画も原作も1人でやったのがこのゆらぎ荘の幽奈さんなのです。 それゆえに最初こそは若干ストーリーがちぐはぐで進んでいきましたが、今ではジャンプの柱のひとつとなったのは皆の知るところでしょう。 ありとあらゆるエロハプニングを繰り出してきた少年向けハーレム漫画として名を残すと思います。 最終回も目前、全員が幸せになるようなフィナーレを期待しています。 犬になったけど君に恋してる犬になったけど君に恋してる 河村万理名無し目が覚めると、自分が犬になっていることに気づいた男子。美少女の家にペットとして迎えられたけれど、その美少女はなんと男子が人間だったころに繋がりがあった、というよくある転生コミックです。読んでいて、一抹の寂しさもあって笑いだけではない複雑な内容でした。トルコに行ってみたい人にぜひオススメ天は赤い河のほとり 篠原千絵ソラ篠原千絵先生の長編かつ傑作マンガで、トルコに行ってみたい女性ならぜひ一度は読んで欲しい、オススメのマンガです。古代トルコのヒッタイト帝国についてかなり調べて、そして想像力でマンガらしく膨らませているのが見事です。 絵柄は昔のマンガ絵ですが、内容は一人の女性としても、歴史好きとしても、マンガファンとしても、よく考えられているなと今でも感心します。特に後半になるにつれて人生を考えさせられるストーリーは深みを増し、エジプトのネフェルティティ王妃の最後のくだりは心に残ります。 私はトルコ旅行の前にこのマンガを読んで、トルコにはまって大好きになり、ハットゥサ遺跡に行き、シルクロード中を旅することになりました。原点のようなマンガです。 また、続編の番外編となるナプテラ王女の話は、なぜこのマンガのテーマで日本とトルコをつなぐのか、というメッセージが暗に示されていて、篠原千絵先生のうまいまとめ方に脱帽しました。<<118119120121122>>
かなりエグい。 といってもグロいだけのマンガでは全然なくてストーリーがしっかり編まれていて話も面白い。 ここでクチコミを書くときによく2巻まで読めば…と書くのだけど、やっぱりこれも2巻まで読むと止まらないと思う。 エロい絵なのにエロくない女子の裸多めだけどそんなことより戦闘シーン、そして考察が捗る。このあとの展開がしっかり気になる巻末を毎度迎えていて、高い構成力を感じる作品。読んで損はない!