恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4446件<<117118119120121>>悪役女子と主人公の女の子のすれ違い百合 #1巻応援少女漫画主人公×ライバルさん くゥ百合スキー主人公の恋路を邪魔するライバル的なポジションの女の子、少女マンガにはいますよね? このマンガの主役は「ライバル」の檜山さんです。といっても檜山さんが好きなのは「主人公」の木村さんが恋をしている水嶋くんではなく木村さん本人! そう、百合だ! 檜山さんの思いは木村さんには常に間違って届くのがなんとももどかしいのですが、応援したくなること間違いなし。三者の関係がことごとくすれ違うようすにドキドキでした。 悪役令嬢といい物語の進行上嫌われ者になってしまいがちなキャラクターにスポットを当てるの、最近の流れなのかも。みんなが物語の呪縛から解き放たれて幸せになるのを見届けたい…。時代ものでもキュンとするチ・カ・ラ 和田尚子名無し大正時代が舞台でも、切ない恋模様が繰り広げられていて面白かった。この時代は、自分の好きな人と結婚する人って少ないのかなぁと思いを馳せながら読みました。とはいえ、許嫁の新聞記者の彼もクールでイケメン。千華羅ちゃんが羨ましい…。あと、着物や袴が華やかで良いですね。日本と西洋文化が入り混じった時代の色も感じられて見ていて楽しい。のり子、ガンバレ青いころ あおきPom のり子が純粋無垢で真っ直ぐで、人をすぐ好きになっちゃうところも可愛い。 (自分のファンの聖(あきら)くんを好きになっちゃうところとか単純明快。) 夢を追っかけられる若い時を生きるのり子達が、キラキラしてて眩しくうつる。笑ってても泣いてても悩んでても何してても楽しそうで、ほっこりした気持ちになりました。 夢を追うだけじゃなく、恋も順調に進みそう?!なので、のり子の夢も恋も叶うといいなあ。と応援したくなる物語。 夢のような80'sに想いを馳せるきまぐれオレンジ☆ロード まつもと泉野愛まさに夢のような80's!! 都会的とかお洒落とか大人っぽいとかそういう概念をこれでもかと詰め込んだ最高のラブコメです。 このキラキラした世界観に当時の中高生たちはさぞ憧れたことでしょう。 ごく普通の男の子なのに実は超能力者という恭介の設定も気持ちいいくらいにご都合主義だなあと思いきや、ちゃんとヒロインとの出会いのストーリーに活かされています。 そしてなんといっても2人のヒロインがめちゃくちゃ最高です。 大人びてセクシーなまどかと、天真爛漫で一途なひかるちゃん。どちらも可愛いし、ひとりの女性として人間として魅力的なんです。 恭介が優柔不断になる気持ちもわかる…。選べません。双子の妹ちゃんも2人とも可愛くて選べません。 そして80年代ファッションも可愛いです。ハイウエストのスカートとかロゴ入りのスウェットとか今見ても(今だからこそかも)お洒落で可愛い!! 喫茶店でバイトしたり、ディスコやロックのライブに行ったり、こっそりお酒を飲んだり(未成年飲酒ダメ絶対)…背伸びしたい少年少女が描く煌めきに満ちた青春そのものを謳歌していて、戻ることのない時間に想いを馳せてしまいます。空気感ごと愛おしいのです。 煌めきに満ちた…憧れのエイティーズ… みたいなポエムを思いついちゃうくらいに素晴らしい作品でした。遅れてきた青春をありがとう。 行き違い空回る恋のパラドックスうそつきパラドクス きづきあきら サトウナンキ名無し遠距離恋愛中の彼氏持ちの同僚を好きになった男と、その好意に気付きながら煮え切らない女の、恋になりそうでもう一歩の所でならないすれ違いにドキドキします。一線をこえるかこえないか、きわどい駆け引きに伴う背徳感がたまりません。女の子のボディがむちむち肉感的なのもセクシーです。 女性向けの絵柄をしていますがお色気シーンも多く、内容はわりと男性向けです。ドロドロしてる面もありますが面白いです。ある意味で主人公がぶれてないのでそこまで嫌な感じがしないのも良いです。。キャラクター達の名前が面白い。 少し古めの漫画ですが、アプリ等で全話公開していたのでそれで読んだ人も多のではないでしょうか。 なんと現在は続編が連載中です。少女漫画好き、恋愛漫画好きにオススメ恋愛カタログ 永田正実名無しマーガレットで連載していた恋愛少女漫画です。 占いが大好きな17歳の少女実果と片思いの相手修司くんとのラブストーリーが中心ですが、他の登場人物のラブストーリーも入り乱れて進みます。 初めて読んだのは小学生だったので大人っぽくてドキドキしたのを覚えています。 しかし大人になって読み返すと逆に甘酸っぱい青春のラブストーリーが描かれていたんだなぁと再発見出来ました。 少女漫画好き、恋愛漫画好きにオススメします!丸太振り回す系異世界漫画神眼の勇者(コミック) 白瀬岬 ファースト 晃田ヒカ名無し「みんな丸太は持ったな!!行くぞォ!」でお馴染み【彼岸島】の丸太を武器にするネタに乗っかった、丸太推しのなろう系漫画です。中身はわりと正統派でネタっぽくはなってないです。ヒロイン達との出会いや主人公が活躍するまで展開が速いのでテンポ良く読めます。個人的には赤ん坊が苦手ですが概ね面白いかった。特筆できるストーリー展開って感じでは無いですが、なろう系が好きならハマると思います。 てんぷる(お寺で)ラブコメてんぷる 吉岡公威名無し「ぐらんぶる」に続いて「てんぷる」って覚えやすい事この上ないタイトルですな。今度はお寺を舞台にしたラブコメで、主人公はオンナ好きの父親に反して、煩悩を断ち切って修行するため寺に出家することになるものの、なぜか美少女だらけの尼寺に入ることに。導入部分からすでに面白いです。全巻買い揃えたい彼方から ひかわきょうこ名無し何度も読み返しても、飽きない!! 主人公とヒロインの信頼関係が本当に好きです。世界観がしっかり作られていて、本筋のお話も凄くダイナミックでどんどん激しい展開になっていくのに、2人の変わっていく関係がとても丁寧に描かれていて、読む度に新しい発見があります。 まだ電子版でしか読んでないんですが、書籍購入もしたいです。少女漫画の既成価値観と戦い抜いた最終回…! #完結応援風光る 渡辺多恵子せのおです( ˘ω˘ )少女漫画を支えていた1つの作品が、もう「見事」としか言いようがないほど素晴らしい最終回を迎えることができました。 『風光る』は、月刊flowersが創刊号からずっと連載されており、2020年7月号をもって23年間の連載に幕を閉じました。 本作は1997年~別冊少女コミックで連載が開始されましたが、2002年に別冊少女コミックがリニューアルされた際、プチフラワーと別冊少女コミックの一部連載作品を併合した形で創刊された月刊flowersに移籍されました。 flowersの元になった別冊少女コミックは、萩尾望都の『ポーの一族』『11人いる!』、吉田秋生の『BANANAFISH』、田村由美の『BASARA』など数々の名作を生んだ場であり、今もflowersでご活躍されている漫画家さんがご活躍していました。 flowersのもう一つの前身であるプチフラワーでは、24年組では竹宮惠子の『風と木の詩』、木原敏江、大島弓子や山岸凉子の短編、ポスト24年組と言われる佐藤史生、ささやななえ、そして彼女らの次の世代にあたる岡野玲子、吉野朔美、西炯子などなど、常に新しい少女漫画の価値観を生んでくれた多彩な作家陣でした。 つまり、月刊flowersは、既成価値観を壊し戦い抜いてきた作家陣の意志が残された、小学館の唯一の少女漫画雑誌なのです。 前置きが長くなりましたが、『風光る』がここまで見事な最終回を迎えられたのは、今現在のflowersに、前述した数々の巨匠たちの影響が残っている故だと思います。 また、『風光る』も、停滞している少女漫画の既成価値観に対し、23年間ずっと戦ってきました。 その功績の一つが、それまで難しいと言われていた、少女漫画で史実に沿った歴史ものを、最後の最後まで描き切ったことだと私は思います。 そしてその結果の、この最終回…!! flowersがなければ、この最終回は描けなかったのでは…?ともまで思います。 この完結を読むことができて、作品にとって雑誌というのはとても重要なんだな…と思うことができました。 (作品自体の感想は、以前書いた口コミを読んでいただけたらなと思います…!) 洸太くんがかわいくて…あねどきっ 河下水希aico洸太くんがかわいくてたまらない。中学生の恋ってかわいいな。有り得ない展開だけど、少年向きの程よいエロさがいやらし過ぎず、さわやかに読めます。社内恋愛に揺れる20代ヒロインいまはまだだいじょうぶ。 室たた名無し同じ会社の同期である男女の恋模様を描いた作品です。主人公の小端は感情表現が素直なので、唐突に交際を申しこんできた同期の吉本に、どきどきはらはらする小端の姿と場面ごとに変わる表情が見どころです。 話数が「Distance」と表現されているのですが、読んでいるうちに理由がわかって思わず笑ってしまいました。どこかふわふわしてつかみどころのない吉本に、ついついふり回されてしまう小端の組み合わせがとてもいいと思います。トレンディ!東京ラブストーリー 柴門ふみ名無しトレンディドラマにもなった作品で、誰もが名前をご存知なのではないでしょうか。リカとカンチ、有名ですよね。 ごく普通の男女がまるで映画のようなラブストーリーの主役になります。 恋愛漫画の教祖様のような柴門ふみ先生原作だけあってそれぞれの恋愛感情の描写が見事としか言いようがありません。 もちろんこんなオシャレな恋愛経験はありませんが(笑)なぜか納得してしまう心模様です。 時にはこんなトレンディな漫画の世界に浸ってみるのもいかがでしょうか? あのママレードボーイの続編です。ママレード・ボーイ little 吉住渉名無し子供のころ読んでいた漫画の続編ということでとても懐かしい気持ちになりました。主人公は光希と遊の妹、弟ですが、大人になった光希達やその他ママレード・ボーイのキャラクターたちも登場し、あの頃のときめきが蘇ってきます。 なにより光希と遊がいまも幸せそうなことが嬉しかったし、それぞれのキャラクターのその後の人生が描かれているのは感慨深いです。 この作品単体で読んでももちろん楽しめますが、前作を読んでからのほうがより楽しめると思います!単なるラブストーリーじゃ終わらない面白さHOME ナガトカヨ名無し本作は主人公サチが、ひょんなことから同じ高校のモテ男、リョートの家に転がり込み、そこでアイや健介という愉快な仲間と一つ屋根の下で暮らすところから始まります。もうその設定だけで少女漫画らしさ全開でキュンキュンします。 しかし、この作品は主人公と男の子が同居する、単なるドキドキラブストーリーではなく、アイや健介などキャラの濃いマンションの住人たちがいることで、より話にパワーと勢いが加わり、ラブストーリーに加えてホームドラマとして楽しめるところが面白いなと思います。 そして、リョートの抱える秘密がやっぱり物語の主軸です。この秘密がサチやリョートの関係にどう影響を与えるのか、ドキドキしながら読みました。納得や共感を得られる不倫の物語金魚妻 黒澤R名無し不倫をテーマとして、色んな人妻を描いたオムニバス。 タイトル「金魚妻」の主人公さくらの話はシリーズで続いています。 作者の黒澤Rさんの繊細なタッチに、男心がそそられる作品です。この種のテーマにありがちなドロドロしたストーリー展開ではないのが、逆に想像が膨らみました。夫が冷たかったりセックスレスだったりと、不倫する妻の立場になって読むと納得できる部分もありますが、夫の側からすると怖いような気もします。 不倫をされている、不倫をされそうとだと思っている男性諸君の教科書的な一作かもしれません。 婚活女子たちの奮闘に共感ピーナッツバターサンドウィッチ ミツコ名無し29歳女子4人それぞれが結婚できないドツボパターンにハマっているところがリアリティがあって「あぁこういう女子いるいる」と共感しながら読みました。 特に「普通でいい」といいながら、それが高望みであることに気がついていない沙代は、とてもリアルに感じました。それを陰ながらリサーチする調査員たちは現実的にはありえないけど、登場すると一度話を俯瞰することができます。リーダーのおばさまがナイスなキャラで面白い。 なかなか簡単には行かないアラサーの恋の結末は、ほろ苦くも力強さを感じさせるので、同じアラサー女子が読んだら夢中になること間違いなしの作品です!いちばん好きな黒ギャルですスーパーベイビー 丸顔めめstarstarstarstarstarnyaeこんなにも愛らしい黒ギャルがいるなんて…もう完全に玉緒ちゃんに惚れてしまいました。 「見た目はギャルだけど中身はピュア」を描いてる漫画が世の中に多すぎて今まで興味が湧かなかったんですが、これは表紙に惹かれて読んで良かった!! らくぴ(地味メン彼氏)との恋がメインだけど、親友さわちゃんとのやりとりも好きです。あと舞台が町田なのも地味に大事な要素だと思ってます。10年振りにハチクロを読み返したハチミツとクローバー 羽海野チカかしこハチクロの連載終了時が高校1年生だったので、私も大学生になったらこんな青春をしたいな〜と憧れながら読んでいました。気の合う仲間達と遊覧船に乗ってお弁当を食べたり、クリスマスパーティーをしてツイスターで遊んだり、笑ったり泣いたりしたかったのですが、実際にそんな感じの大学生活を送れるはずもなく…。月日は流れ流れて、あの頃大好きだったハチクロをこのたび10年振りに読み返してみました。 まず衝撃的だったのは、どんだけダサダサな服でも見事に着こなしてしまうおしゃれチャンプの山崎さんが年下になってしまったこと!彼27歳なんですって。若造ですやん。そんな感じで主要キャラの大学生5人も自分より年下になってしまったので、今回改めて読んでみたら大人キャラ達にとても共感するようになりました。例えば、野宮さんの山田さんに対するアプローチを見た山崎さんが「何でお前の恋愛ってさキズつけるのが前提なの?オレは好きなコができたらうんと大事にしよう…ってずっと思ってきたぜ?」と言ったことで、野宮さんがとうの昔に脱ぎ捨てた青春スーツをもう一度着ることになるこのシーン。これを読んで私は…ハッ!青春と呼ばれる時代が遠く過ぎ去ったとしても、あの甘酸っぱい感情とエネルギーは再び装着できるんだ!と目からウロコでした。(山崎GJ!あなたと一緒に大人になったって壊れない友情があるってコトを証明したいです!)ラストでは花本先生も青春スーツを再装着するのがいいですよね〜!むき出しの感情が人生を変える瞬間はキラメキに満ちています。大人になったことでようやく気づけた物語がありました。 ちなみに一番カッコいいと思ったのは美和子さん。私もまぜご飯番長になりたいです! あるあるすぎて時代の…東京タラレバ娘 東村アキコaicoあるあるすぎて時代のを象徴してる漫画だなって思った!今昭和の漫画見てギャップ感じるように、いつの日かこの漫画にもギャップを感じる時代が来るんだろうなと思うとおもしろい。愛人希望私はSに逆らえない 響あい名無し父親の借金返済のために娘が愛人に志願するという、笑うに笑えない内容なのですが、イケメン執事の愛人かつゴージャスな環境なので羨ましいかぎり。ベッドシーンはけっこう過激でした。一度こういう思いをしてしまったら普通の恋愛ってできないかも。ダイビングの漫画なのにダイビングではないぐらんぶる 井上堅二 吉岡公威名無し建前上はこの作品はダイビングについての作品のはず。 しかし実態はダイビングというよりも大学生活に重点を置いた青春漫画というのが近い。 それでも面白いのはシリアスな笑いを誘うようにデフォルメして書かれているからだと思います。 そしてとにかく脱ぐのがウリの漫画にもかかわらずいやらしさがなくむしろ笑いや感動を誘うというのも珍しいと思います。 純真無垢(?)な学生がこのように「染まっていくのだな」というのも感じました。 系統の近い作品は「新テニスの王子様(テニプリ)」をおいてほかにないでしょう。 「ダイビングがあまりないダイビング漫画」と「テニスとは名ばかりの格闘漫画」。そう考えると似ています。 また主人公たちがテニスの試合をする場面があったのですが、まさにテニプリを彷彿とさせるような感じがそこにありました。 何をしでかすかわからない、そういうシーンが多くこれも引き込まれる理由だと思います。 中学生のストーリーな…グッドモーニング・コール 高須賀由枝aico中学生のストーリーなのに大人になって読んでもおもそろい。それぞれのキャラが素敵だからかなぁ。世代関係なくおもしろ少女漫画描く人ってほんとすごいなって作者尊敬。オタ語が半分くらいわ…ヲタクに恋は難しい ふじたaicoオタ語が半分くらいわからなくて逆に勉強になる笑 飾らないキャラが好感度大。オタクに詳しかったらきっともっと面白く読めるはず。<<117118119120121>>
主人公の恋路を邪魔するライバル的なポジションの女の子、少女マンガにはいますよね? このマンガの主役は「ライバル」の檜山さんです。といっても檜山さんが好きなのは「主人公」の木村さんが恋をしている水嶋くんではなく木村さん本人! そう、百合だ! 檜山さんの思いは木村さんには常に間違って届くのがなんとももどかしいのですが、応援したくなること間違いなし。三者の関係がことごとくすれ違うようすにドキドキでした。 悪役令嬢といい物語の進行上嫌われ者になってしまいがちなキャラクターにスポットを当てるの、最近の流れなのかも。みんなが物語の呪縛から解き放たれて幸せになるのを見届けたい…。