食・グルメマンガの感想・レビュー1668件<<12345>>感想ただの飯フレです さのさくら名無し雰囲気や関係性が良かったです。 わざとじゃないのかも知れないけど、男の個性的な髪型や三白眼から、不死川玄弥の二次創作ぽさを感じてしまってもうちょっとキャラデザどうにかならなかったのかと思った。 絵も上手いし、内容も優しくて良かったです。有名ラーメン店屋の創業者立志伝一杯の魂‐ラーメン人物伝‐ 本庄敬 大泉孝之介 武内伸六文銭今も昔も好きな食べ物にラーメンがあります。 ただ、自分は色んな店に行くというよりは好きなラーメン屋に飽きるまでずっといくタイプなのですが、本作でも語られている 武蔵 なんつッ亭 中村屋 は、よく行ってました。 また、 大勝軒 天下一品 一風堂 このあたりは「ど」がつくほどメジャーだし、最終話の日清食品とかは日本人ならいわずものがななラーメンだと思う。 そんなラーメン屋の創業話ということで、こういう歴史や苦労話が好きな自分にとってはやはり面白かった。 自分が足繁く通ったラーメン屋ならなおのこと。 特に、天下一品のエピソードが好きですね。家族養うために屋台をひいて、暴力団にからまれてもやめない不撓不屈の精神に感服しました。 あのこってりは、創業者からにじみにでているのかと思うと、ラーメンに対する姿勢も変わってきます。 なにはともわれラーメンは、これだけ味の試行錯誤を重ねても1000円台で食べられるのは奇跡に近いと思います。 その奇跡をつくった男たちの話。 面白くないはずがないです。 牧くん、朝比奈さんのお弁当食べれると良いな。朝比奈さんの弁当食べたい U35 示よう子 羊思尚生starstarstarstarstar_borderPom 失礼ながら朝比奈さんのお弁当を食べるために奮闘する青春物語なのかなと思ったら、深い。何と深い心揺れるお話。 まだ学生でこんなに若いのに、家のことや母親のこと抱えてて、、あんな悲しい(と個人的に感じた)言葉が牧くんの口から出てくるなんて。。 朝比奈さんも、表面だけで判断されるの辛いよなぁ。牧くんの言葉が優しく沁みて、惹かれるのも分かる。 そして牧くん自身も、何故朝比奈さんのお弁当が食べたいのかわからないのですね。その謎は解明されていくのでしょうか。 また朝比奈さんはアメリカに行ってしまうのかなぁ。 まだこれから明かされていくことも多そうです。弁当で垣間見える温かい人間関係至極のお弁当 佐々木善章starstarstarstarstar_border六文銭主人公が勤める会社の先輩・佐野は、仕事ができるが弁当にも人一倍こだわりがある曲者。 「弁当の質は、仕事の質」 という格言まで飛びだすほど、弁当にこだわりまくる。 たかが弁当、されど弁当という感じで、弁当1つでめちゃくちゃ話が広がるのがすごい 大きなくくりではグルメマンガなのだろうけど、弁当のおかずに対するうんちくやその調理法だけでなく、作り手やどういう思いで食べているかにもフォーカスしてて、何ともいい話が多い。 佐野も変わりものだが、弁当の存在価値に共感する人への愛情の深さがすごい。 特に定年退職する人の話に、全部もってかれました。 弁当を見る目が少し変わる・・・かもしれない作品です。 よく食べよく飲みよく働くランチ酒 高田サンコ 原田ひ香starstarstarstarstar_border野愛頼まれたワンちゃんや赤ちゃんやおばあちゃんを一晩中見守って、仕事終わりにランチ酒。 大変なお仕事だし、手放しでいいなあとは言えないけれど明るいうちから飲んであとは寝るだけって気持ちいいだろうなあ。 見守り屋さんとして働くバツイチでアラサーの犬森さんが気持ちよく働いて気持ちよく酒と飯を楽しむお話。 毎日を楽しんで生きる犬森さんだけど、何かしら抱えてそうな雰囲気もある。そんな彼女だからこそ、お客さんも心を開いて見守りを頼めるのかもしれない。 定食や丼やハンバーガーといったボリュームあるランチに日本酒やビールを合わせる豪胆さも素敵。 よく食べよく飲みよく働く、見習いたいものです。 酒漫画としてもお仕事漫画としても楽しめる、大人に読んでほしい作品です。1.2巻で挫折だがしかし コトヤマ名無し何が面白いのかわからない タイトルだけ上手くできてる。理系女子×理系女子×カップ麺 #1巻応援3分待って むぎ先輩 七路ゆうき兎来栄寿最近は制約と誓約によって控えているのですが、基本的にラーメンが大大大好きです。シンプルでありながら奥が深すぎるほど深い、芸術的とも言えるフードであるラーメン。 その原点とも言えるのは小学生時代。カップラーメンやカップ焼きそばを食べてはその蓋を綺麗に洗い、ジャポニカの自由帳に貼り付けて、点数や寸評を書き加えた独自の「カップラーメンノート」を作っていました。 So as I pray, UNLIMITED CUP RAHMEN WORKS (その体は、きっとカップラーメンで出来ていた) と詠唱されてもきっと間違いではありません。近年も意識して食べる量は減らしていますが、食べる際にはちょい足しなども凝らして可能な限り美味しく頂いています。 そして言うまでもなく百合も大好物なのですが、そんな私にとっては最高でしかないマンガがこちらです。 えびを主な研究対象とする薬師寺つむぎ(通称むぎ先輩)と、その後輩である湯浅汐。 理系大学生にありがちな研究に追われる忙しない日々を過ごす彼女たちですが、つむぎが愛してやまないのがその合間のカップラーメン。 1巻の目次を引用すると 1杯目 恋と研究とカップヌードル 2杯目 傷心の夜にはマルちゃん 赤いきつねと緑のたぬき 3杯目 深夜のご褒美 でかまるバリシャキ!もやし味噌ラーメン 4杯目 一緒に食べようペヤングソースやきそば 5杯目 ちぐはぐなふたりと蒙古タンメン中本 辛旨味噌 6杯目 ヘルシー志向!わかめラーメン ごま・しょうゆ 7杯目 お部屋でチキンラーメンどんぶり プロローグ 出逢いとカップヌードルシーフードヌードル となっており、1巻では誰もが知るメジャーなカップラーメンがメインで扱われます。 つむぎが美味しそうにカップラーメンを頬張るときのリアクションが100点満点で1万点くらいあり、読んだらカップラーメンを食べたくなること請け合いです。そんなかわいらしいつむぎを見て汐が想いを募らせてしまう姿がまた良いという一粒で二度美味しい作品です。理系女子ならではの出逢いのきっかけを描いたプロローグがまた大変素晴らしいお点前です。専門的すぎて合コンでも男子にフラれてしまうつむぎを受け止められるのは、汐しかいないんだという必然性に納得感しかないですね。 私自身は文系ですが雑誌のNewtonを読むのも好きだったので共感できるポイントが多く、登場する専門的なタームがガチなのも好きです。 また、つむぎと汐以外にも4年の油小路さんと庄野さんというこちらはこちらで凸凹コンビなふたりも。こちらはこちらでまた美味しい関係性が育まれており、百合としての満腹感もしっかりもたらされる作品です。 好きなカップラーメンをあらかじめ買っておいてから読むと良いかもしれません。 途中までは間違いなくジャンプの看板だったトリコ モノクロ版 島袋光年starstarstarstar_borderstar_border瀧アイスヘルでのトミーロッドとの死闘は本当に良かった インフレしていくにつれて食材が不味そうになる子ども食堂が必要とされないくらいになればいいのにかえで子ども食堂 まつもと史子starstarstarstarstar_border野愛こんなお店が増えてほしいけど、こんなお店を必要としない子どもたちが増えてほしいとも思う。 離婚して職を失って、疎遠だった父親のもとに帰った主人公・楓。 無愛想で家庭を省みることのない人だったのに、いつのまにか子ども食堂を営んでいた。 子どもたちと触れ合うことで元気を取り戻しながら、それぞれの家庭の問題や父親との関係と向き合っていくお話。 明るくてほのぼのしている作品だけど、偏食にモンスターペアレンツ、ひとり親世帯やヤングケアラーなど、今まさに起こっている問題も描かれている。 子ども食堂があるからまるっと解決なんてことは現実には起こり得ないだろうけど、大人も子どもも寄りかかる場所やひと休みする場所があるだけでも救いになるんだろうな…と思う。 この作品のように、泣いたり怒ったり悩んだりしても優しい自分に戻れる世界であってほしい。チャンピオンらしい奇想天外な展開と膨大な知識量に基づく監修が合わさった傑作鉄鍋のジャン 西条真二 おやまけいこstarstarstarstarstar瀧料理バトル漫画というジャンルでこれを越える作品はもう現れないのでは? 監修であるおやまけいこの経歴調べるとビビる 思い出のドーナツをめぐって #1巻応援まわるドーナツと金曜日 こやまけいこstarstarstarstarstar_border兎来栄寿先日、かりんとうを気に入ったアメリカ人がその正体を砂糖たっぷりの小麦粉の生地を油で揚げたものだと知って友人に「これは日本のオールドファッションドーナツだ」と紹介したら「日本のドーナツは硬いな……」というコントが成立してしまっていたという笑い話があり、好きでした。 皆さんはドーナツはお好きですか? 私は大好きです。サクサクでシンプルな味わいに飽きが来ないオールドファッションも良いですし、香ばしいチョコレート系も美味しいですし、ソフトな食感のシュー系も魅惑的ですし、ふわふわのエンゼルクリームやもっちもちのポンデリング系も外せないですし、ヘルシーで優しい味わいの豆乳ドーナツも好きです。食べ過ぎには注意ですが、ドーナツ最高です。 そんなドーナツ好きが読むと、ドーナツを食べたくて仕方なくなってしまうマンガが本日発売されました。『かわうその自転車屋さん』のこやまけいこさんが描く新たなハートフルストーリーで、移動販売のドーナツ屋さんのお話です。 幼稚園の栄養士だった亡き母が作ってくれた思い出のドーナツが忘れられない赤髪の少年わたる。恩義ある園長の孫であるわたるのために、そのドーナツを何とか再現しようと奮闘する黒猫の黒鉄(くろがね)。 キッチンカーの外装のデコレーションや内装の設備などが整っていくさまにとてもワクワクします。食品衛生責任者の講習を受けに行く件などもリアルで笑ってしまいましたが、大事なことです。また、キッチンカーといえど好きな所で勝手に営業して良いわけではなく、その場所を見つけるためのやり取りの部分も好きです。 イーストドーナツとケーキドーナツの違いや、実際にドーナツを試作してみるところまでかなり詳細にドーナツ描写もなされていくのでドーナツ食べたい欲がモリモリ高まります。 そして何より良いのは、お店を通して関わる人々にドーナツを通して美味しさのみならない幸せを振りまいていくところです。例えば1話では、人と喋ることが苦手な引っ込み思案の美容師のエピソードが描かれます。彼女が、まわると出逢い彼らの作った温かみのあるドーナツを食べることで救われていく様子に心が和みます。 今日はホワイトデーでもありますが、ドーナツと一緒にこちらを楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。正ヒロインはスライムとんでもスキルで異世界放浪メシ スイの大冒険 江口連 双葉もも 雅starstarstarstar_borderstar_border宮っしぃとん好き(でいいのかな?)の正ヒロインのスライムのスイに焦点を当てた番外編 本編の物語の合間のお話しで、スイの成長を見守れるスーパーほっこり漫画 スライムだけどめちゃくちゃ可愛い、これはみんなご飯あげちゃう 本編読んでいれば確実に楽しめる作品なので、とん好きにハマった方はこちらもどうぞ異世界飯うま漫画とんでもスキルで異世界放浪メシ 赤岸K 江口連 雅starstarstarstarstar_border宮っしぃ勇者召喚に巻き込まれて変なスキルを持って異世界転移した主人公、ネットスーパーから買い物できるスキルで現代料理を駆使して最強フェンリルをテイムしたり、飯作ったり、スライムをテイムしては飯作ったり、なお話 ひたすら飯作って食べてる漫画だが、物語の設定や各キャラクターや背景までしっかり作られていて高クオリティ ほっこりするようなスローライフもあれば、冒険ファンタジー物としても楽しめる良作です 異世界好きならかなりオススメできる作品なので未読の方はぜひ 成長と青春白い街の夜たち 市川ラクstarstarstarstarstar_borderカイ控えめな性格の女の子が突然のきっかけでトルコ料理屋でバイトを始める事になり、そこと専門学校で成長していく王道ストーリー 作者は相当のトルコオタクのようで描写や注釈がかなり詳しくて楽しい ツナマヨしいたけが美味しそう真夜中ごはん イシヤマアズサstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ作中に出てくる料理は作り方も載っているので、真似しやすいのがうれしい。 イラストのようにシズル感たっぷり、つややかなものができるかわからないけど、同じように作って楽しみたくなる。 運動会のお弁当の話もとても好きだ。 大きな入れ物に入ったエビフライと唐揚げ、それからおにぎり。食べ盛りのきょうだいで食べたらしい。 なんと素敵な記憶だろう。 イラストから、このエビフライはサクッとしているんだろうなと想像させられて、さらには過去に食べた中で美味しかったエビフライの味や食感と重なって、とんでもなく美味しそうなものに思えてくる。 埃っぽくなった体操服、和気あいあいとしたお父さんと子どもたち。 幸せな一コマだなあと思う。 食べ物って、食べて美味しい、話を聞いて美味しそう。さらには、まつわる記憶が蘇って懐かしい、他人の話を聞いてしんみり。 楽しみ方がいろいろある、すばらしいコンテンツだと思う。 私の食べ物に関する記憶を書いてみると… 深夜帰宅が続いていたとき、毎日のように、夜中に食べたカツ丼はとても美味しかった。 夜食だけでなく、昼ご飯にもカツ丼を食べていたくらい、あの頃はカツ丼をよく食べていた。 そして、カツ丼を日に2食食べたり、1日の食事が4回必要なほどからだを動かしていなかったのですごく太った。 現実はほのぼのしんみりでは終わらず、つらいカツ丼断ち生活が待っていた。素朴なのにつややかで美味しそうなお弁当のオンパレードつまみぐい弁当 イシヤマアズサstarstarstarstarstar_borderゆゆゆお弁当の話ですが、パソコンを置いている机やテーブル、キッチンなど、何気ないシーンから溢れ出る生活感や日常がたまりません。 絵になるにあたって、第一に削られそうなものが描かれています。 机の上にある新潟県の元祖柿の種、テーブルの下にあるボックスティッシュ、お玉などのキッチン用品と並んだ自家栽培豆苗。 細々描かれているけど話を邪魔するほどはごちゃごちゃしておらず、でも生活がにじみ出ています。すごく良いです。 お宅にお邪魔して、お弁当づくり風景を覗いている感じがとても好きです。 中学生のころ、母が作ってくれたお弁当を開けるときは宝箱を開ける瞬間のように楽しみだったことを思い出しました。 こだわりの食の楽しみ方ギャグ漫画目玉焼きの黄身 いつつぶす? おおひなたごうstarstarstarstarstarカイ様々な「食」へのこだわりを取り扱った漫画 美味しい料理ではなく、食べ方や楽しみ方にフォーカスしたユニークな作品 タイトルの目玉焼きの黄身 いつつぶす?は潰して白身にソースのようにかけて一緒に食べるのか、先に白身だけ食べて黄身は贅沢に一口で食べるかというお話 (黄身潰さないのは必要以上にお皿を汚さないタメでもある) 私は油多めの片面焼き、白身はカリカリ、黄身堅焼きで最後に一口(黄身が垂れないのでお皿にこびりつかないタメ)。調味料は醤油がベスト。 他にも…とんかつのキャベツを食べるタイミング、カップラーメンの蓋を剥がすか付けたままか、口内調味するしない、そば(温)のかき揚げはサクサクにかぶりつくかつゆに混ぜ込んでしっとりいただくか、一口ちょうだいはあり?なし? などなど 普段気にしない他人の食べ方やその理由など、変わった視点から気づくきっかけとなる漫画です 私はとんかつのキャベツはデザート、剥がした蓋にスープ小袋のゴミを置く、レンゲでミニラーメンは作らない派閥です。 11巻オチの一口ちょうだいアンケートが秀逸 下町日和おいしい下町 スカイツリーと海老フライ 酒川郁子まみこ※ネタバレを含むクチコミです。飯めっちゃ美味そう...!転生したらスライムだった件 美食伝 ~ペコとリムルの料理手帖~ 伏瀬 みっつばー 中谷チカstarstarstarstarstar_border宮っしぃ転スラのスピンオフで、作中の登場キャラ達が織り成す飯マンガ とにかく飯が美味そう、しかもちゃんとレシピも書いてあるのがいいですね 3色オムライスとかめっちゃ美味そうでした、自分だと下手くそなので作れないですが... 物語としては料理に特化したユニークスキルに目覚めたゴブリンが新しい料理を作ってリムル達が美味しく食べるお話 転スラ好きなら番外編的なのは読んでおいて損はないかと、これは結構楽しめましたよ! コーヒーを置いていない喫茶店のお話猫と紳士のティールーム モリコロスstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ日替わりメニューとはいえ、700円で本格的な紅茶2杯+デザートだなんて、大丈夫なんだろうか。 人見知りだけでなく、太っ腹ないし、経営下手な店主なのかもしれない。 出されるお茶とお菓子はとても美味しそうで、店主のうんちくを聞きながら食べたくなってしまう。 ロイヤルミルクティーは和製英語などのうんちくをみていると、あれやこれや種類があることは知っている紅茶の世界の入り口に立っている気がする。 ちなみに、縦横無尽に動き回ったり、店主を励ましたりする猫のキームンくんの存在に癒やされつつも「ここ日本よね?保健所呼ばれない??」と気になり、読後に調べてしまった。 調理スペースに入れないとか毛が入らないようにするとか、触ったらちゃんと手を洗うとか、守るべき場所を守っていたら大丈夫らしい。 たしかに見直してみると、キームンくんはカウンターテーブルの上より先には行ってない。 なんの問題もなかった。 飲み物や食べ物を介した癒やされ系話を読みたい方におすすめです。ほのぼのとはいかないけれどこんな夜でも、おなかはすくから。 藤見よいこstarstarstarstarstar_border野愛美味しくて遅くまでやってるだけじゃなくて、さまざまな生きづらさに寄り添ってくれるお惣菜屋さん。 近所にあったら通ってしまうだろうなあ。人生相談もしちゃうかもしれないなあ。波名さんみたいにバイトで入るのもいいなあ。 結婚とか家族とか仕事とか美容とか、自分がこれでいいって決めたことでも予期せぬことがおこったり外野が余計なこと言ったり、人生ってままならない。 そんなときに美味しいご飯があって、あなたは頑張ってるよそのままでいいよって言ってくれる人がいてくれたら前を向けるはず。それって別に家族とか友達じゃなくて、他人でもいい。 自分の人生と重ね合わせてしまって、ほっこりほのぼの漫画とはとても思えないけれど、明日からがんばろ〜みたいな気持ちにはなる。 何があってもおなかすいてる自分に気づけたらなんとかなる。美味しいもの食べてみんながんばろうね。誰かの、近所の、好きな店鍋に弾丸を受けながら 青木潤太朗 森山慎starstarstarstarstarhooperテレビでネットで見ただけで、行ったわけでもないのに知った気になっていたわけです。 過去にした「アメリカの食べ物ってさぁ〜」みたいな半笑いの言い回しを、本書を開くたびひっそり恥じ入り心が土下座陳謝する。 そらそうよ。州があり市があり街があり村だの川だの大自然だのがあり(ブラジル回)、そこに暮らす個人とその人の生活、現地の習慣や、行動範囲がそれぞれあり。 そして、友達が来たら「美味い店連れてってやるよ!」という日々のご近所グルメがあるわけで。 例として3巻11話の「ホットドッグ・アンド・フライ」。上に揚げたてフラポを載せ、その上から塩を振ってあるホットドッグ。 だよね。アメリカ全土で"いわゆる"なホットドッグしか食べてないわけがない。 もっと素敵ィ〜な外国グルメもあるが、とにかくこの話に衝撃を受けた。(単に私が愚かなだけか)。 ちなみにこの漫画をクルッと裏返しにすると、個人的に『米国人一家、美味しい東京を食べ尽くす』になると勝手に思っている。ブラックサンダーアイスを絶賛するサイズ感の滞日グルメ本です。活字ですが、グルメモノが好きならおすすめ。 とにかくジュンターロサン、これからも私めの蒙を啓いてください、応援しています。土下座陳謝で。 男女の友情なんて粒だてなくてもただの飯フレです さのさくらstarstarstarstarstar野愛こういう関係っていいなあって思うのに、作ろうと思えばできそうな関係なのに、たぶんいちばん難しいんだろうなあと思ってしまいました。 男女の友情はもちろんあると思うけど、人間関係や環境の変化に左右されることなくずっと続くって結構難しい気がします。 だからこそこの2人にはずっとこのままでいてほしい! 美味しいものを美味しいですねって言い合いながら食べる、それだけで楽しい!健康的で可愛らしい2人をずっと見ていたい! 「男女の友情」とか粒だてなくても本当はいいんですよね。性別だって年齢だって種族だって違ってていい。 こういう2人が身近にいた時に、勝手にカップルとして扱ったり付き合わないの?って聞いたりしない自分でありたいなと思いました。次の旅行は北海道にしようゴールデンカムイ 野田サトルstarstarstarstarstaralank映画化記念(?)にヤンジャンアプリで無料化されていたので一気読みしました。 北海道の自然、アイヌの文化、明治維新前後の時代背景。迫力満点です。鶴見中尉がトンボみたいになってたり、鯉登お父さんがフレディマーキュリーみたいになってたり、所々に散りばめられている作者の遊び心も最高。 でも一番残ったのは、信じる心のあり方について。鶴見中尉の部下から信頼の得方、杉元とアシリパの相棒としての信頼、カムイの存在を信じるアイヌ。信じる心は強さにつながるのだな、と。 暴力やエログロ描写はそれなりにありますが、面白いです。おすすめです。アシリパかわいい。<<12345>>
雰囲気や関係性が良かったです。 わざとじゃないのかも知れないけど、男の個性的な髪型や三白眼から、不死川玄弥の二次創作ぽさを感じてしまってもうちょっとキャラデザどうにかならなかったのかと思った。 絵も上手いし、内容も優しくて良かったです。