歴史マンガの感想・レビュー1574件<<6061626364>>『奈緒子』や『ラストイニング』の中原裕の「自選」短編集オンリー・ユー 中原裕 自選短編集 中原裕 神尾龍starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男野球、サッカー、時代劇、音楽、タイガースと色々ネタがある短編集。 個人的には一番最初の、「クロコダイルダディ」が特に好きかな。 一番最後の「虎風想」は「ビッグコミックオリジナル タイガース特集号」で読んだやつだった どうもでいい話だけどペンぱらエースに「ペンだこパラダイス」のフレーズがあったけど、山本おさむが書いた漫画と関係があるかが気になる少年誌時代劇の傑作無用ノ介 さいとう・たかをstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男“用無し犬”と呼ばれる賞金稼ぎが主人公の無用ノ介が人助けしたり、賞金を稼いだり、人生に悩んだりする傑作 物語の始まりかたの表現とかかっこいいし、妙にポエムっぽいことを言い始めたりするところもいい 2010年ぐらいに出たさいとうたかを時代劇傑作選みたいな単行本にその後の無用ノ介が載ってたけどそれも面白かったタイトル通りの内容うどん団兵衛 さいとう・たかをstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男うどん好きな侍が一話完結で色々解決する漫画。どの話も面白い 表題のうどん団兵衛の他に短編が入っているんだけど全く救いがない漫画だった水戸黄門の代わりに世直しする傀儡 さいとう・たかをstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男主人公が喜んで世直しするんではなく、しょうがなくやってる感じが好き。 犬が刀を咥えて戦うという名シーンも存在する。 https://manba.co.jp/topics/10373/comments/25231 裏武闘殺陣編烈火の炎 安西信行名無し主人公が異能力を使った過酷な戦いの世界に巻き込まれていく。 チームを組んで武術大会に挑戦する中盤展開(裏武闘殺陣編)は特に好きだった。 姫、風子のツインヒロインの魅力も光ってたし、バトル描写も迫力あったと思う。 これこそマンガ大賞2017に選ばれてほしいぜ!!HUMANITAS ヒューマニタス 山本亜季名無しここ1年ぐらいで読んだなかでは、かなり面白い部類に入るのに今いち知名度がない。ヒトラーもエゴサしていた真説★世界史大全 駕籠真太郎名無し単行本買って1p目で内容を理解した。 日本SF大賞受賞!WOMBS 白井弓子ファースト結構前から連載していたと思ったけど、いつの間にか完結していたんだね。 そして日本SF大賞受賞。 これは改めて読み返さねばならないなー。 http://sfwj.jp/awards/Nihon-SF-Taisho-Award/37/decision37.html怨!怨!怨!衛府の七忍 山口貴由井上篤史自由、平等、人権、平和、幸福。 それらを否定する人はいないだろう。この衛府の七忍を除いては。 彼らは無残に殺されたが、極楽行きという菩薩の誘いを拒否し、 怨身忍者として蘇り怒りの刃を振り下ろすのだ。 とにかく熱い。 太陽のごとく熱い。 山口貴由は、時代の十歩先を行く作家である。 また、時代の百歩手前にとどまる作家でもある。 「自分らしく生きる」事に、1000分の1秒でも 疑問や不安を抱いた事がある人に、ぜひ読んでほしい。通称園田三国志三国志 久保田千太郎 園田光慶starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男一部で有名なコピペ「こやつめ、ハハハ」が掲載されている名作 横山光輝の三国志と違い劇画調で、首が飛んだり真っ二つにするシーンが多い。 特に最初の方で劉備、関羽、張飛で黄巾党をコンボで惨殺したりとやりすぎ感がある 劉備が顔が妙に怖いとか、呂布がジャイアント馬場っぽいとかあるけど、一番すごいのは大仏顏の孔明に尽きる。 おまけに後半書くのを飽きたのか、コピペが多用される。 色々書いたけど一見の価値はありますね 南北朝の戦記物 1巻が出たバンデット 河部真道芥川塵太郎鎌倉末期から室町になるまでの南北朝時代の戦記物。太平記をベースにしてるようで、副題に偽伝太平記ってついている。 この時代が漫画で扱われるの珍しいし、1巻も面白かった。歴史系好きはたぶんハマる。辺獄のシュヴェスタって言いづらいけど面白い辺獄のシュヴェスタ 竹良実ii連載はじめてなのに、センスありすぎ!!!!!マリーアントワネットの時代でゾンビベルサイユオブザデッド スエカネクミコ地獄の田中ゾンビ系の作品は増えているけど、歴史物にまで食い込んでくるとは ついに完結したのかビン~孫子異伝~ 星野浩字マンガトリツカレ男スーパージャンプ/グランドジャンプPREMIUM/グランドジャンプと移籍して大変そうだったけど、ついに完結か。 龐涓との対決の馬陵の戦い前に終わってしまったのが残念だ。 伊藤智義原作版のほうが好きかな栄光なき天才たち[伊藤智義原作版] 森田信吾 伊藤智義starstarstarstarstarマンガトリツカレ男森田信吾だけの時より、伊藤智義原作版のほうが「栄光なき天才たち」を取り上げている気がする。 エリシャ・グレイ/ドルトン・トランボの回が特に好き。 おもしろかった不思議な少年 山下和美名無し不思議な男の子が出てきて、人間の運命をちょっと変えたりする感じの話好きだからよかった。 素晴らしいこの世界の片隅に こうの史代石川明素晴らしい 作る人の愛情を感じた作品ですが、観るひとの愛情が加わると、より素晴らしいものが伝わってきます。虱のアニメーションと吹き出しを対応させるの鋭過ぎる。この世界の片隅に こうの史代名無し虱のアニメーションと吹き出しを対応させるの鋭過ぎる。 https://magazine.manba.co.jp/2017/01/03/hosoma-konosekai8/ 虫によってミクロとマクロのスケール感が際立ってるんだな。細馬さんは音楽も聴き逃してないところが流石。。勧善懲悪バイオレンス時代劇画明楽と孫蔵 幕末御庭番 森田信吾starstarstarstarstarマンガトリツカレ男勧善懲悪バイオレンス時代劇画 岩倉具視が最高に良いし、悪役もとんでもない感じも良い 2人の魔女に花束を。19世紀ロンドンの骨董品店を舞台に繰り広げられる猟奇でやさしいゴシックファンタジー―黒釜ナオ『魔女のやさしい葬列』魔女のやさしい葬列 黒釜ナオ兎来栄寿『解剖医ハンター』というマンガをご存じだろうか? 18世紀イギリスはロンドンに実在した近代外科医学の父にして死体泥棒(!)ジョン・ハンターの冒険を描いた名作である。ジョン・ハンターは、あの『ドリトル先生』と『ジキル博士とハイド氏』のモデルになったとも言われる奇人。作中でも、「食屍鬼(グール)」、「切り裂き屋(ナイフマン)」、「悪徳紳士(ミスター・ハイド)」、「ドクター・ドリトル(ヤブ医者)」と、とにかくひどい言われようだが、革命的知性と反骨精神を武器に、旧世代の悪習や打算ずくな権威を向こうに回し、己が道を切り拓く姿が痛快である。マンガ的なケレン味がよく効いていて、若き日の大航海者ジェームズ・クックに「おれは人類で初めて人体の地図を作る/いや この地球に生きとし生けるものすべての/生命の世界地図を作る」(第1巻、P124)などというセリフは思わず胸がすく。ハンターと同じく進歩を信じつつも、己の利権を守るため、民衆を愚昧にとどめようとする敵役に月光協会(ルナ・ソサエティ)のエラズマス・ダーウィンを配している辺りもにくい。あの進化論のチャールズ・ダーウィンの祖父である。作画を担当したのは黒釜ナオ。この作品が初の単行本だった。  『解剖医ハンター』から3年、黒釜ナオがこの6月、満を持して新刊を世に送り出した。その名も『魔女のやさしい葬列』。帯には、「構想2年」の「ゴシックファンタジー超大作!!!」とある。  魔女のやさしい葬列 1 (リュウコミックス) 作者:黒釜ナオ 物語の舞台はまたしてもロンドン。ただし、時代は下って19世紀ヴィクトリア朝期。16才の花売りの少女ナンシー・ドリットは、ブレイロック骨董店に毎日花を送り届けている。それはまだ年若い店主ブレイロックから、店番の少女リラへの贈り物。だが、密かにブレイロックに思いを寄せるナンシーは、2人の関係を勘ぐり、彼の不興を買ってしまう。リラが売春をさせられているにちがいないと思い込んだナンシーは、見知らぬ男と連れだって歩くリラの後を追う。路地裏で彼女を待ち受けていたのは、思いもよらぬ光景だった――。 物語の視点人物は花売りのナンシー。ろくでもない父親と年端もいかぬ弟妹を養う彼女は、春をひさぐことまではしないにしても、いつかこの悪徳の巷を抜け出してやろうと、銭勘定に余念がない。ついたあだ名は「銭(コイン)の魔女」。  『魔女のやさしい葬列』P33 一方、ナンシーが花を届けるリラは、天真爛漫な少女。だが、彼女は、そのあどけない少女の外見の内側に「人類最初の魔女」リリスを宿している。彼女はどこからともなくブレイロックに連れられ、さびれた骨董店に落ち着いた。ブレイロックが何者で、リラ/リリスを使って何を企んでいるのか、その全貌はまだ第1巻では明らかにされてはいない。  『魔女のやさしい葬列』P47 これは、ブレイロック骨董店に隠された「人類最初の魔女」リリスの謎をめぐる物語。だが、同時に、もう1人の「銭(コイン)の魔女」ナンシーをめぐる物語でもあるのだろう。ロンドンの片隅で小銭かすめて生にしがみつく生身の魔女が、太古から生きながらえ、死の災いをもたらす本物の魔女と出会ったときに何が起きるのか――。 当時のロンドンであれば、こんな2人が出会ったところで不思議はない。大英帝国の繁栄を背景に金持ちがわが世の春を謳歌する一方、貧困と犯罪が猖獗を極め、都市と路地裏、金持ちと貧乏人、花売りと娼婦、昼と夜、現実と夢など、さまざまな矛盾を内包した町。こんな町であれば、オカルトめいた猟奇殺人ですら起きかねない。作者はこの町にひっそりと存在するブレイロック骨董店の独特の雰囲気をたくみに描いてみせる。古今東西のガラクタがゴミの山のように積み重なり、独特の描き文字までがまるでオブジェのように違和感なくたたずむ、懐かしくも心地よい空間。だが、そのゴミ山が作り出す影には不穏な空気が漂う。それは光も闇も飲み込んで肥大した両義的な空間。ナンシーによれば、「ほぼ墓場」(P17)。実際、その後、ブレイロック骨董店は、その扉を叩く者にとって、「命にかかわ」(P149)る場所となる。  『魔女のやさしい葬列』P7 英語で書かれたこの作品の副題を見ると、Last flowers for Lilithとある。そう、これは花をめぐる物語でもある。視点人物のナンシーは花売りで、リラも大の花好き。ナンシーがカゴいっぱいに花を詰めて持ってくると、リラが飛びかかり、彼女のおでこに口づけをする。宙に浮いた薔薇の花を見て、ふと気づかされる。花は唇に似ているのだと。  『魔女のやさしい葬列』P8-9 唇/口の機能はもちろん口づけをすることだけではない。花=唇/口という連想は、その後、物語が進むにつれ、一転、陰惨極まりない様相を呈していく。 だが、酸鼻な事件とまがまがしい死を語ることがこの物語の目的ではないようだ。葬列は葬列でも、これは「やさしい葬列」なのだ。1つ1つの花は唇や口に似ている一方で、広げられた両手にも似ている。そして、花々を集めた花束は、差し出された両腕に。  『魔女のやさしい葬列』P196 こうして花は、両義性をはらみつつ、幾重にも変奏されながら、ナンシーとリラ/リリスという2人の魔女の物語を彩っていく。 まだ始まったばかりのこの物語が、いったいどこに向かおうとしているのかはわからない。心やさしい2人の魔女に用意されているのは、幸福な結末なのだろうか? 花には花言葉というものがある。「銭(コイン)の魔女」のナンシーにとっては、バラもユリもスミレも、「その花言葉はひとつだけ/「銭」ッ」(P3-5)である。リラとブレイロックとの出会いを経ることで、その花言葉の意味は変わるのだろうか? そして、このLast flowers for Lilithという花束は、どんな花言葉を持つことになるのだろうか? 今後の展開が楽しみである。 設定や取り上げた時代が面白い。イギリス人の目を通して見る古き良き日本紀行。ふしぎの国のバード 佐々大河名無し設定や取り上げた時代が面白い。イギリス人の目を通して見る古き良き日本紀行。「明楽と孫蔵」よりも前の時代御庭番 明楽伊織 森田信吾starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男「明楽と孫蔵」よりも前の時代 名コンビ明楽と孫蔵が出会うあたりからやっていて、明楽と孫蔵ファンにはたまらん内容 まだ明楽が若いから、色々悩んだりしているのも面白い。 個人的には景先生の剣術の秘奥とは何かの問答が好き 全然単行本もでないけど、俺は未だに続きを待ってるよ がっつり食べたい時に!!百人の半蔵 横尾公敏名無しがっつり食べたい時に!!クソ最高!!百人の半蔵 横尾公敏starstarstarstarstarマンガトリツカレ男これ面白すぎるだろ<<6061626364>>
野球、サッカー、時代劇、音楽、タイガースと色々ネタがある短編集。 個人的には一番最初の、「クロコダイルダディ」が特に好きかな。 一番最後の「虎風想」は「ビッグコミックオリジナル タイガース特集号」で読んだやつだった どうもでいい話だけどペンぱらエースに「ペンだこパラダイス」のフレーズがあったけど、山本おさむが書いた漫画と関係があるかが気になる