児童養護施設で育った俺がマンガ家になるまでの(おおよそ)8760日
幼少期に過ごした児童養護施設…。そしてそこからどうやってマンガ家になったのか…!? 「鬼門街」「Hey!リキ」の著者自身の半生を描いた衝撃の実話マンガ!
幼少期に過ごした児童養護施設…。そしてそこからどうやってマンガ家になったのか…!? 「鬼門街」「Hey!リキ」の著者自身の半生を描いた衝撃の実話マンガ!
僕のマンガで何とか食えるようになったので仕事を辞めて家でゴロゴロしていた妻が、ある日ムックリと起きて「赤ちゃんほしい」と言いました。‥‥で、話は飛んで赤ちゃんが生まれたところから始まる、診断が多い育児生活。この作品は、とある小規模なマンガ家の私生活を基にしたフィクションという体裁の、私漫画です。
敗戦の屈辱から約20年――1964年の東京五輪は、当時の日本人達にとって、単なるスポーツの祭典以上の意味を持っていた。もはや戦後ではない。惨めな負け犬ではない。高度経済成長の波に乗り、生まれ変わった「経済大国日本」の姿を世界に誇示するまたとない機会であったのだ。そんな東京五輪を遡ること4年前、ローマ五輪。かつての陸上王国だったはずの日本が、総ての陸上競技に入賞ゼロという絶望に打ちひしがれていた頃、陸上界には新たな巨星が誕生する。ヒーローの名は、ハダシの王者、アべべ・ビギラ。一介の無名兵士だったはずの彼は、最終日のマラソン競技に世界新記録で優勝すると、一夜にして、祖国、エチオピアの英雄となったのだった。――そして、また、ローマから遠く離れた地、日本でも、後に東京五輪で王者アべべと優勝争いをすることとなるニューヒーローの芽吹きが…… 後世に残る偉業を成し遂げながらも、不遇の人生を送った“栄光なき”天才たち。彼らの人生は、如何なるものだったのだろうか――森田信吾による異色の偉人伝!
本物の戦場で傭兵をしていた、軍事評論家・高部正樹を描いたコミックエッセイ。傭兵の報酬は? 食事はどうする? どうやって傭兵になるの? といった生活の裏側から、現地の市民との関係性、死にそうになった体験、戦闘の詳細、少年兵の実情などの報道されない真実まで、 本物の戦場のリアルを描きます。★単行本カバー下画像収録★
あだち充・勉の兄弟青春譚! 1970年代初頭――― 漫画の黄金期、その前夜。あだち充19歳。あだち勉22歳。ありま猛16歳。まだ何者でもなかった漫画少年3人の破天荒な共同生活が今始まろうとしていた。あだち充を漫画家にした男・実兄あだち勉を中心に漫画に人生を懸けた男たちの青春群像劇を『連ちゃんパパ』のありま猛が描く! 前代未聞の実録漫画家青春物語。
「全部 実話です(笑)」(吾妻) 突然の失踪から自殺未遂・路上生活・肉体労働──『アル中病棟』に至るまで。著者自身が体験した波乱万丈の日々を、著者自身が綴った、今だから笑える赤裸々なノンフィクション。 ・第34回日本漫画家協会賞大賞・平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞・第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞・第37回日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門 数々の賞を受賞した名作が待望の電子書籍化! さらに、電子書籍限定特典として関連作品を収録! これはもう総てのアズマニア、だけでなく総ての現代人にとっての福音の書だと思いました。面白くて面白くて、泣く暇も震える暇もありません。[足の丸い四頭身で描かれた現代の新約聖書]て事でどうでしょうか。受難の煉獄とも言える全編を覆う、強烈な生命力が軽妙ですら有ります。──菊地成孔(ミュージシャン) ●単行本カバー裏 インタビュー『裏失踪日記』収録●【電子書籍限定特典】・『放浪日記』2006年・『失踪こぼれ話』2001年 【目次】夜を歩く/街を歩く/アル中病棟/巻末対談 吾妻ひでお×とり・みき/裏失踪日記/失踪日記 電子書籍限定特典
全国各地の刑務所や拘置所で面会した殺人犯。本書では、個性が際立っていた「7人」について、面会と文通の記録をはじめとする膨大な取材データに基づき、実像をマンガで克明に描き出す。日本中の誰もが知っているような有名な殺人犯たちについて、実際に本人と会った者でしか知りえなかった実像と事件の深層、意外なエピソードの数々はとても興味深い。◆小泉毅(面会場所・東京拘置所) 元厚生事務次官宅連続襲撃事件(平成20年)――「愛犬の仇討ち」で3人殺傷◆植松聖(面会場所・横浜拘置支所) 相模原知的障害者施設殺傷事件(平成28年)――19人殺害は戦後最悪の記録◆高柳和也(面会場所・大阪拘置所) 兵庫2女性バラバラ殺害事件(平成17年)――警察の不手際も大問題に◆藤城康孝(面会場所・大阪拘置所) 加古川7人殺害事件(平成16年)――両隣の2家族を深夜に襲撃◆千葉祐太郎(面会場所・仙台拘置支所) 石巻3人殺傷事件(平成22年)――裁判員裁判で初めて少年に死刑判決◆筧千佐子(面会場所・京都拘置所) 関西連続青酸殺人事件(平成19~25年)――小説「後妻業」との酷似が話題に◆上田美由紀(面会場所・松江刑務所) 鳥取連続不審死事件(平成16~21年)――太った女の周辺で6男性が次々に……
「平成の話とは思えない!」「こんな村があるなんて!」と、WEB連載時から大反響!!衝撃的な初投稿作品が単行本に!「所有のない社会」を目指す「カルト村」で生まれ、19歳のときに自分の意志で村を出た著者が、両親と離され、労働、空腹、体罰が当たり前の暮らしを送っていた少女時代を回想して描いた「実録コミックエッセイ」。〈カルト村ってどんなとこ?〉●大人と子供の生活空間が別々 ●朝5時半起床で労働 ●布団は2人で1組●食事は昼と夜のみ ●卵ミルクを飲ませられる ●お小遣いはもらえない●すべてのモノが共有で、服もお下がり ●男子は丸刈り、女子はショートカット●ビンタ、正座、食事抜きなど体罰は当たり前 ●手紙は検閲される●テレビは「日本昔ばなし」のみ ●漫画は禁止、ペットも飼えない●自然はいっぱい。探険など外遊びは楽しい♪
100人に1人が罹患すると言われる 「統合失調症」。決して珍しくはない病気だが、幻覚や極端な妄想など通常の精神状態からは想像しにくい症状のため、その理解は必ずしも進んでいるとは言えない。発症した時、本人の脳内はどんな混乱状態になっているのか? 闘病から社会復帰の過程まで、女性が自らの発症体験を、繊細かつ優しいタッチで描いたコミックエッセイ。
強迫性障害、摂食障害、強制入院、退院後の揺り戻し…高校生のわたしを苦しめたのは、自分のなかの「神様」でした。物を触らずにはいられない、自身の体型が気になって食事ができない、同級生の視線が気になって学校へ行けない、家族や医師にさえ「神様」の秘密を打ち明けられない……ある平凡なひとりの女子高生が経験した、凄絶な日々。精神科病院に入院し、一時は「もう無理、死んでしまいたい」とさえ思いながらも、自分を見つめて認めること、本当のやりたいことを見つけることで回復に至るまでの道のりを描く、絶望と希望のコミックエッセイ。第4回新コミックエッセイプチ大賞受賞作品『わたし宗教』を約3年間かけて完全改稿のうえ、大幅な加筆を加えてオールカラーで書籍化。【目次】プロローグ 神様とわたし第1話 神様との出会い第2話 言うとおりにすれば悪いことは起きない第3話 進路の不安と神様の声第4話 神様の命令とわたしの1日第5話 誰にも言ってはいけないこと第6話 食べられない、食べてはいけない第7話 仲間はずれにされたくない第8話 摂食障害と心療内科第9話 ボロボロになっていく体第10話 親は泣いて土下座をした第11話 1カロリーもとりたくない第12話 神様、わたしはまだ大丈夫ですか?第13話 こんな日々が続くくらいなら…第14話 精神科病院への入院第15話 入院生活と病院からの通学第16話 退院が怖い第17話 本当の地獄第18話 消えた神様第19話 わたしのやりたいこと第20話 神様に出会っていなかったらエピローグ 神様とさよなら
この物語は2009年9月2日に漫画家・松橋犬輔の実弟が逮捕された時の実話を漫画にしています。裁判傍聴漫画を連載していた自分の弟が逮捕される…この嘘みたいな漫画のような出来事(裁判)を被告人家族の立場から苦しみながら描いた物語です。
ふとした興味から、裁判所の傍聴席に初めて座った北尾太郎。殺人・強姦・詐欺・離婚にDV…。傍聴する北尾に、赤の他人の赤裸々な人生が垣間見える──。時には被告に同情し、また時には検事の論理に頷く北尾は次第に法廷の傍聴に魅せられて行く。そこには紛う事無い、リアルが有った。
愛する夫の真実を知りたいと願う女性の物語 平凡な夫婦の幸せは、なぜ壊されなければならなかったのか? 国有地が不当な価格で売却された事件の渦中で、関係者の名を隠蔽するために公文書の改ざんを命じられた近畿財務局職員・赤木トシオ。その妻、マサコが「夫の死の真実を知る」ために国と闘うことを決意するまで、そして現在の迷い、怒り、葛藤とは――!? 夫の真実を知りたいと願う、一人の女性の物語。そして、愛する人の喪失に向き合う、すべての人に贈る物語――
「メディアが報じない福島第一原発とそこで働く作業員の日常」、そして「この先何十年かかるともしれない廃炉作業の現実」を、あくまでも作業員の立場から描写。「この職場を福島の大地から消し去るその日まで」働き続ける作業員たちの日々を記録した、いま日本に暮らすすべての人たちに一度は読んでいただきたい「労働記」です。