コロコロ創刊伝説

期待値がものすごく高かっただけに・・・惜しい!!

コロコロ創刊伝説 のむらしんぼ
酒チャビン
酒チャビン

コロコロ創刊伝説ということで、もっと重厚な何かストーリーを期待してしまっていたのですが、ちょっとタッチが軽かったですかね・・・!!いい話っぽい部分もあるのですが、如何せん軽い気が・・。 完全に好みですので、いい悪いの話では無いのですが。。コロコロっぽいちゃコロコロっぽいのかもしれません。 内容も少し著者ののむらしんぼ先生ものによりすぎている気がしました。もう少しフラットに書いてくれると個人的には良かった気がします。 ただ5巻の徳田ザウルス先生とダッシュ!四駆郎の話はものすごく面白かったです!!!! 世代的にミニ四駆はバリバリやっていて、エンペラーやシューティングスターなども購入して所持していたのですが、残念ながらコロコロは卒業してしまっていたので、実はマンガは未読です。 ただ、こちらの本で紹介された写メに写っている徳田ザウルス先生の笑顔が素敵すぎましたし、田宮の前ちゃんやコロコロのスタッフも皆、子供のためを思って情熱的に一生懸命企画を進めているのが伝わってきて、ものすごく感動しました。わたしもそのようなやりがいのある取り組みに参加してみたいと思いました。 しかも徳田(ザ)先生、お亡くなりになってしまっていたのですね。。。 わたしは今でもたまに新橋のタミヤにミニ四駆をしに行くので、この際ダッシュ四駆郎を全巻読んでみようと覚悟をキメました! ちなみに完結していると思っていたのですが、この作品はまだ未だ描き切っていないようですね。かっとばせキヨハラくんが登場してないのが、コロコロを語る上ではあり得ないと思っていたので、7巻以降で登場の予定なのかもしれません。 最後にざっくりですが、本作品で取り上げられているコロコロ作品をメモしておきます。 ■ウルトラ兄弟物語:かたおか徹治 ■ゲームセンターあらし:すがやみつる ■おじゃまユーレイくん!!:よしかわ進 ■ケンカばんばん:のむらしんぼ ■とどろけ!一番:のむらしんぼ 2巻 ■超人キンタマン:立石佳太 ■ファミコンロッキー:あさいもとゆき ■ファミコンランナー 高橋名人物語:河合一慶 ■プラコン大作:たかや健二 3巻 ■男トラゴロウ:のむらしんぼ ■つるピカハゲ丸:のむらしんぼ ■あまいぞ!男吾:Moo念平 ■おぼっちゃまくん:小林よしのり 4巻 ■星のカービィ デデデでプププなものがたり:ひかわ博一 ■ビックリマン:竹村よしひこ ■魔界ゾンべえ:玉井たけし ■ウルトラ怪獣かっとび!ランド:玉井たけし 5巻 ■ダッシュ!四駆郎:徳田ザウルス 6巻 ■つるピカハゲ丸:のむらしんぼ ■スーパーマリオくん:沢田ユキオ ■ザ★超能力:あすかあきお ■炎の闘球児 ドッジ弾平:こしたてつひろ

風の大地

84巻まで久しぶり読んだ

風の大地 かざま鋭二 坂田信弘
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男

俺が小学生の時の連載開始時からずっと読んでいて気づいたら30年以上読み続けていた。ちなみに俺はずっと読んでるがゴルフは全くやらないし、ゴルフクラブを握ったこともない。30年以上「風の大地」を読んでいるが、いまだにフック、スライス、フェード、ドローを理解していないが毎回楽しみにして読んでいたので多分「風の大地」が好きなんだと思う ネットではネタ漫画みたいな扱いになったりそんなのは、ごく一部に過ぎず読み込めば読み込むほどいろんな面白さが色々出てくるとは思う。ただそれを理解するのには沖田ばりの「頑固さ」と「素直さ」が必要ではある で今回久しぶりに1巻から読み返したがやはりいい。読み返す前までに、他の坂田信弘原作のゴルフ漫画を読んだり、かざま鋭二の漫画を読んだりして坂田信弘/かざま鋭二のゴールデンコンビの作風を理解して読んでいるので最高に面白かった。 好きなゴルファーは、沖田のキャディの悪口を毎回心の中で言っていた初期のシルバー・スコット・ウォーレンV世 好きなキャディは、悪い時の陳さん。読みにくいセリフを言いながら色々やって相手のペースをみだすところがいい。砂に埋められる直前のアイスクリームを食べている陳さんもいいね 好きな手のひら返しは、 アベル・コスタ。初期は敵意剥き出しだったのにいつのまにか沖田に笑顔で「結婚式には呼んでくれよ」っていうところ。次点でクレッグ・オーウェンだな

金の国 水の国

人柄で輝く壮大な中東的絵巻(映画化記念!)

金の国 水の国 岩本ナオ
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ

この作品がまず凄いのは、主人公達を美男美女に描かない……と言うと怒る方もおられるかもしれませんね。最終的には、主人公の二人はカッコ良くなりますからね、分かります。 豊かな交易国Aの姫は、見た目ぽっちゃり体型。水が豊富なB国の男性は、髪ボサボサ。しかし彼女達は、次第に輝き出します。 男性は頭脳と損得抜きの実直さでA国中枢と渡り合い、姫は人柄と度胸でギリギリのやり取りを制する。そして次第に聖性を帯び、大人物となってゆく……。 二人を輝かせるのが「人柄」だという事に、こんなにも胸躍るとは! 世界観は中東的。豊かなA国の規格外に豪華な宮殿は、眺めているだけでも楽しい。B国は毛皮の装飾など、やや北方的な感じ。現実世界のどのあたりがモチーフか、想像するのも面白いです。 互いの内面に惹かれ、深い部分で愛し合い、信頼を強める二人が周囲の人たちを和してゆき、大きなものを動かす。スケール感のある物語がたった1巻に濃縮され、読み終わって思わず、うわぁと声が出てしまいました。 (23年1月27日に映画化とのことです。壮大な絵はアニメ化に向いていると思っていましたが、ポスターが素晴らしい!) https://twitter.com/kinmizu_movie/status/1596292657352871939?s=46&t=5CTjuadDgQT13SzcdsdmLA