小学館マンガの感想・レビュー4596件<<113114115116117>>じんわりくる切なくて優しい話 #読切応援私だけの日暈<ハロ> 鯖ななこぺそ※ネタバレを含むクチコミです。神から"性"を奪われる「月読」とは…?月の子供は夜踊る 岩渕竜子名無し※ネタバレを含むクチコミです。制作過程が詳細なコスプレ事始 #1巻応援ガワコス!! 土平ゆのあうしぃ@カワイイマンガそういえばコスプレで、ライダーや戦隊もののスーツを着ている人って、あんまり見た事ないなぁ、というのが最初の感想でした。そういう顔の見えないコスプレを「ガワコス」と言うのを、この作品で初めて知りました。 とある特撮ヒーローのコスプレをしたい女子高生が、知り合いの美大生に制作の手伝いをお願いしに行くお話。美大生のお姉さんは全く乗り気でない割には「ガワコス」という言葉を知っていたり、制作にとても詳しかったり……。 いざ制作に入れば真剣で、めんどくせぇと言いつつ極力手間を省きながらも、正確に手際良く作る過程が為になるし、女子高生の少ない予算でそれらしく作る、お姉さんの創意工夫に感心してしまう。材料の解説も詳しく、分かりやすい。 物作りの面白さがたっぷり詰まっている一方、お姉さんが当初、助力を渋っていた理由や、周囲から見て愛らしい容姿の女子高生が何故、顔を隠す「ガワコス」をするのか、といった内面描写も面白い。さらにお姉さんにとても懐いている女子高生と、色々ツッコミつつ可愛がっているお姉さん……ほのか〜な百合の予感! あと特撮ヒーローの愛知県推しにも注目!韓国の一般家庭に生まれた男子高校生のバイオリン物語!コンクール Jeong,Seol-hwaたか※ネタバレを含むクチコミです。 正統派愛憎ホラー #読切応援陰翳 二宮法子名無し※ネタバレを含むクチコミです。化学物質過敏症を知ってますか?かびんのつま あきやまひでき名無しこの漫画をきっかけに化学物質過敏症を知った人は多いんじゃないでしょうか。私もその一人で「こんな…目に見えない恐怖と戦わなければならない病気があるなんて…」と衝撃的でした。その後にテレビのドキュメンタリー番組で同じ症状がある方を拝見しましたが化学物質に苦しんでる様子はもちろん、それ以上に家族から理解してもらえないことがとても辛そうでした。発症して症状がひどければ今まで住んでいた家にもいられなくなるし、家族が療養先に会いに来てくれても衣服の洗剤の匂いなどに身体が反応してしまえば近づけないんですよね…。精神的な病気なんじゃないかと思われる方も多いらしく、普通の暮らしをしている人にとってはなかなか受け入れ難いもののようです。スペリオールで「ボクらはみんな生きてゆく!」の連載が始まりましたが、田舎暮らしを始められたのも奥様の療養の為なんですよね。改めて「かびんのつま」を読み直してみると、あきやまさんのご両親に病気のことを理解てしてもらえず症状も良くなったり悪くなったりを繰り返されてましたが、今の暮らしぶりを拝見するとあの頃より格段に充実した生活を送られているようなのでホッとしました。なんと亀梨くん主演で映画化…ゼロから始める事故物件生活 奥香織 松原タニシ 松竹芸能さいろく内容はガチの事故物件に住み続けてみるという芸人のノンフィクションもの。 やわスピで連載していたものの気づいたら3巻まで出ており、なんと映画化が決まった。 映画化の情報はやわスピでも載ってるが「映画『事故物件 恐い間取り』8月28日公開」とのこと。タイトルがちょっと変わるんですね。 松原タニシさん、どれぐらい集約されててどのぐらい盛られてるのか(リョウコちゃんの存在とか)わからないけど、本来であればもっと描かれていない期間が長くあるはずで、その細かい描写は映画では説明があるんだろうか?と少し期待。 監督がリングの中田秀夫監督なのでだいぶホラーになる可能性も・・・・ もともと文字書籍で松原タニシ著作として出ている事故物件本があるけど、マンガとどのぐらい内容違うのかわからないです。そっち読んだ人がいたら感想教えてもらいたいなぁ 小山ゆうの素晴らしさが凝縮されている短編集小山ゆう短編集 小山ゆうマンガトリツカレ男これに掲載されている「ワシとタカ」と「メーンエベント」はマジで何回読んでもいい。 「ワシとタカ」はタカはたった一人で亡き父親の教えを守り男らしい真の男になるため悪を倒す。悪といっても「タカ」が一方的に決めているの悪かどうかも怪しい。それに対抗して「ワシ」が同じようにタカの真似を続けるがこちらは悪かどうかの判別するしていない。ただ「タカ」に対抗したいだけで行動をする。 最終的に「タカ」と「ワシ」は大げんかをし「ワシ」の引越しにより別れることになるがこの二人だけにしか理解できない友情が書かれてむちゃくちゃ好き 「メーンエベント」はボクシングが題材だが「がんばれ元気」みたいな内容ではないし、おまけに主人公のボクシングの試合すらない。今日が引退試合の主人公にフォーカスを当てて控え室で今日がデビューの選手と試合前から過去の話などしながら進む。主人公のボクシングに全てをかけてきて、色々な事情があるなか引退試合をする事になる。ラスト1ページの全くセリフがないが顔だけで心情が理解できる。 14歳でデビューかぁ…夜からはじまる私たち ときわ藍名無し若干14歳で小学館新人コミック大賞を獲ったという「アイドル急行」が読んでみたくて買ってみた。なんかもう全体的にキラキラしていて眩しかった。もうトーンの使い方が凄いのなんの。実の姉がアイドルだけあって、ストーリー・展開ともにアイドルファン目線だけでは描けないレベルだと感じた。本人の出自に触れるのはアレかもしれないけど、ほんと漫画の主人公みたいなポテンシャルの持ち主よ。今後の作品が楽しみ。人や国や時代によって違う生死や闘いの意味HUMANITAS ヒューマニタス 山本亜季名無し日本人なら何度かは 「武士道とは死ぬこととみつけたり」 という言葉を聴いたことはあるだろう。 武士道の心得を記述した書「葉隠」の一節だ。 武士とは何か、生きるとは死ぬとは何か。 死を覚悟して生きるのが武士道。 生きるために闘うがそれだけではない。 もしも今の時代の日本人に「葉隠」を漫画化して 読ませたらどう感じるだろうか? (実際に、そういう漫画はあるみたいだが) 日本人の魂を見出す人も居れば、 単なる精神論の一つとみなしたり、 ただの武家社会の建前論と評する人もいるだろう。 どちらかというと現代日本ではありえない、 ある種の異文化・異世界の話と感じる人が多いと思う。 「HUMANITASU」は 世界各地で似て異なるように存在した 葉隠的な文化を描いていると思う。 人類は過去から現代まで連綿と、 地球上の世界各地で生き抜いてきた。 そして生き抜くために戦ってきた。 それぞれ独特なコミュニティを作り、 独特な文化・風習を産み育て、 それらを作るため守るために闘い、 ときに己の意思に従い、 ときに意思に反しながらも闘い、 自身や他者の生殺与奪すらも行ってきた。 それぞれの独自な文化や価値感のもとに。 「HUMANITASU」ではそれぞれ3つの短編で、 アメリカやソ連や北極圏など地球上の各所での 色々な時代での人や国家体制や大自然を相手にしての 生きるための闘いを描き、意味を問うている。 もしかしたらそれらは外国人が日本の時代劇を見て 「ワオ!ホワッツ、ハラキーリ!」 と驚いているような種類なだけの話なのかもしれない。 結局は今ではなくなった時代の話に過ぎないのかもしれないし、 もしかしたら誤解や虚構も混じっているかもしれない。 だが自分は読んで胸を撃たれたし、 日本にある「葉隠」のような文化や風習、 生きるための戦いを、人類は それぞれの異文化の中でそれぞれの形で 行っていたのだろうな、と思わせてくれた。 その闘いという行為の意味や価値については、 読む人それぞれに違う思いを感じるだろうけれど。 神話伝説シリーズの1作目サバンナ 白土三平starstarstarstarstarひさぴよ『カムイ伝』第1部終了後の作品、『神話伝説シリーズ』(1974〜1980年)の1作目。表題作「サバンナ」ほか、2編の短編が収録されています。太古のサバンナを舞台に、原始の人類の営みを神話的に描いた異色作です。 まだ人類が言葉すら持たない時代であるため、セリフは一切ありません。しかしセリフが無くとも読めてしまうのが白土漫画。目の前の出来事だけでなく、何を考えているか、細かい心理まで伝わってくるから凄い。といっても、第3部で壮大なスケールの神話物語に変化し、全く別の漫画のようになってしまい、細かい意味までは理解できなかったですが…。第2部あたりから思想っぽい部分があるので、純粋に表題作のイメージ通りの漫画だったのは第1部だけでしたね。序盤はサバンナの動物たちも沢山登場します。1巻出てるから1巻読んでくれ葬送のフリーレン 山田鐘人 アベツカサ名無しアマゾンで高評価っぽくて「フーン」ろ思いながら読み始めました。 なるほど…そういう話ね! これまた普通の異世界ものとは一味違った感じで淡々と進んで行きます。 別に主人公が窮地から這い上がったりすごい力で世界を救おうとしたりしません。 でもじわじわと面白い! ので、読んで欲しいです!さらりーまんギャグC級さらりーまん講座 山科けいすけ霧兵衛良かった点 仕事が出来るがそれ以外はおかしい二階堂が最高。確かにおかしいんだが自分に近いところがあるのでより共感する 総評 どの巻から読んでもどれも面白いので、寝る前に軽く読むのには最高の漫画 もう何回も読んでる キャラから、設定、オチまで最高でした。メタモルフォーシ人 うすくらふみ名無し変態遺伝子が覚醒すると、ヒトはサナギになって成虫になり、今までとは別人に生まれ変わる。 ある日サナギから美男子が孵化するところに遭遇した主人公の花井さんは、地味で何もない自分から生まれ変わるために、美男子の村崎さんの抜け殻を食べ続けると… 誰も予想できないオチが待っています。 主人公がこれでもかと地味に描かれているところも良いですし、なによりこの設定がよく思いついたな〜と感心する突飛さ。突飛なのにすんなりストーリーに馴染み、読者は置き去りにならない。 もうこの作家さんのファンになったので、次回作を首を長くして待っています!よろしくおねがいします!!うすくらふみメタモルフォーシ人 うすくらふみときわこの漫画どうなんですかね・・・ こんなになんの心の動きもなく読み終わる漫画って事あるんですね・・ という印象です。 オチもウケを狙ってるという事なんでしょうか? 正直面白いとは思いませんでした。 仲間がいてこそ成り立つ青春ソラニン 新装版 浅野いにお名無し※ネタバレを含むクチコミです。 第二次世界大戦をベースにした短編漫画集まとめザ・コクピット〔小学館文庫〕 松本零士starstarstarstarstarマンガトリツカレ男戦場まんがシリーズ + ザ・コクピットシリーズ + ハードメタル + ケースハードがまとまっている短編集。ちゃんと確認していないけど重弾道シリーズも入っているのかな 大雑把な括りとして以下のような感じです。 戦場まんがシリーズ:「週刊少年サンデー」「COM」「プレイコミック」に掲載 ザ・コクピットシリーズ : ビッグコミックオリジナルに掲載 重弾道シリーズ: ザ・コクピットシリーズの後に不定期でビッグコミックに掲載 ハードメタル: ビッグコミックに掲載 ケースハード:ビッグゴールドに掲載 長い期間で少年誌から青年誌などのいろいろ雑誌で掲載していたので性描写があったりなかったり、絵の感じが全然違ったりする。 全シリーズ読んでるけど、やっぱり戦場まんがシリーズの「パイロットハンター」「スタンレーの魔女」「音速雷撃隊」「鉄の竜騎兵」が好きだな 人を通して自分を知ることカツカレーの日 西炯子Pom 2巻完結で読みやすい、面白い、後味がスッキリした作品。 美由紀は、同棲相手と別れお見合いをしながら、読書カフェに置いてあるノートに自分の気持ちを綴るとある人から返信がきてて。。 その相手は偶然にも同じ会社の人で、おじさんだった。 てっきりこのおじさんと恋してくのかと思いきや意外な方向へ転がりましたね。 美由紀も色んなお見合い相手と話したりおじさんと話したりで、本当の愛?!を見つけられて素敵なお話でした!秘密を抱えた美人転校生の正体は…!不埒な彼女と俺の貞操 薊野陽一名無し※ネタバレを含むクチコミです。 面白すぎて感想を書きにくい競馬学校物語白星のギャロップ 西連助たか※ネタバレを含むクチコミです。バッドではないがハッピーでもない恋愛漫画SWWEEET―スウィート― 青山景名無しススムは幼馴染のさくらのことが好きだけど、さくらは10歳の時に失踪した双子の弟のツトムのことが好きだという。しかしツトムはいない。なのでツトムがいつ戻ってきてもいいように、あの頃のままでいる為に、傷をふさがないように、恋愛感情を持たないまま交際するという歪んだ関係になることになってしまった。そんな時に失踪事件を調べていた男と出会い、二人は忘れていた過去の出来事を思い出していく…。 真相については二人とも無意識に忘れようとして何重にも記憶が上書きされていてるので、最後までハラハラさせられて読んでいて面白かったです。単行本の帯に書かれていた「白い闇の向こうへ閉じられてゆく物語」の「白い闇」という言葉がぴったりだなと思いました。バッドではないがハッピーでもない何とも言えない終わり方…という解釈でいいのかな。なんでタイトルが「SWWEEET」なんだろう。不動産を買う前に読め!正直不動産 夏原武 大谷アキラ 水野光博クロキ不動産業界の闇に切り込んだ初めてのマンガ!リアルな不動産屋の本音がわかる!マンガだが、1冊にビジネス書10冊分の不動産の知識が入っている。おそらくマンガ史上初めてのモノであろう。不動産を買う前にかならず読んでもらいたい。このマンガを日本人全員が続めば、日本は大きく変わるだろう。 「ハピネス」読んでみたハピネス 古屋兎丸名無し恥ずかしながらこれまで古屋兎丸先生の漫画を読んだことがなかったのですが、初心者でも読みやすかったです。タイトルにもなってる「ハピネス」と、表紙の女の子が登場する「嬲られ踏まれそして咲くのは激情の花」が印象に残りました。自分が好きなテイストの話は「もしも」です。女子高生のたわいもない会話劇ですが「もしも自分が主人公だったら誰に描いてもらいたい?」「私、吉田戦車!」「私は絶対楠本まき♡」というコマを本物の2人が作画協力されていて興奮しました。こんな会話する女子高生が登場するのが古屋兎丸ワールド…?人間の周りにいるモノたちが主人公のショートストーリー三分間のアニミズム サメマチオ名無しサメマチオの新作。たぬきの置物とか蛍光灯とか人間の身の回りにあるモノたちが主人公。 モノ視点で人間の生活が描かれていて面白いし、頑張ってたり落ち込んでいたりしている時も、別に神様が見ているってわけじゃないけどモノは見ていてくれるみたいなちょっと救われるような話もある。何かをしてくれるっていうわけじゃないけど。 三分くらいで読める長さの1話完結ストーリーなので寝る前とかちょっと空いた時間に読んだりするのにちょうどいい手軽さもいい。<<113114115116117>>
※ネタバレを含むクチコミです。