小学館マンガの感想・レビュー4596件<<9899100101102>>白木蓮の書評を発見しましたッ!白木蓮はきれいに散らない オカヤイヅミ名無し『白木蓮はきれいに散らない』、とっても面白かったので、他の人はどう読んだのかな???と調べていたら、なんと山脇麻生さんが書いた書評を発見! ささやかな楽しみや希望を胸に、現実と折り合いをつける様が愛おしい。 と書いていて、膝をパチーンと叩きました。そう、これ、これなんです、何度も読みたくなる理由。この作品が面白い理由。そんな劇的な(漫画的で仰天するような)出来事が起きるわけではないですが、考えてみれば同級生が亡くなることって相当ショックなこと。そうしたショックな出来事を受け止めつつ、目の前の現実を手放さず、卓袱台返しもせず、折り合いをつけるのです。これって、意外と難しいですよね。しかも、ささやかな楽しみや希望を胸に、なると、やっぱりすごいことです。なんだか元気をもらえます。 https://news.yahoo.co.jp/articles/78f225bc40a8be4e8654f84457313748fee6003f葬送のフリーレン作者の連載デビュー作名無しは一体誰でしょう? 山田鐘人 岡崎河亮名無しまず主人公が記憶喪失の状態から始まるのがおもしろい。記憶喪失なんだけど頭はめちゃめちゃ良くて、ヒントが全部出てくる場面やセリフにあるので謎が解けた時はスッキリします。 最後までちゃんと面白かったんですけど、若干、未完なのか?という疑念が残る終わり方。タイトル「名無しは一体誰でしょう?」の答えはちゃんと回収されます。友達いない系漫画は良い湯神くんには友達がいない 佐倉準名無し友達いない漫画の主人公に当たり多い気がします 友達がいないほど面白い人柄で、その人物を発見した主人公目線が多いから! 湯神くんもちょっと変わった性格で、まぁ友達はいない系だねと納得してしまいました。 でも絵柄と話のせいかすごくほっこりするんですが! ほっこり漫画のカテゴリではないかと。やっぱり土田世紀いいなぁ土田世紀短編集 ノーサンキューノーサンキュー 土田世紀かしこ各短編に作者のコメントがあるのがいいですね。前中後期それぞれの作品の要素が凝縮されているような気がするので、土田世紀を何から読んでいいか迷っている人はとりあえずこれから読んでみるのもいいのではないでしょうか。全1巻ですし。私は「HOT MOON」が一番好きでした。それについてのコメントもよかった。ここ最近読んだ漫画の中でダントツ「自分も頑張ろう」って励まされた。 粗削りだけど愛を感じる漫画チ。―地球の運動について― 魚豊mampuku科学革命に挑む異端者たちの話。カタルシスを予感させるし、とても好きなテーマです。それだけに、マンガ大賞にノミネートされた時点の2巻という序盤では、同じく今年のマンガ大賞に名を連ねるフリーレンや推しの子、怪獣8号などとくれべるとストーリーテリングでの物足りなさを感じてしまいます。3巻になって役者が揃ってきたのと読みやすくなってきたので続きへの期待値が上がってきました。終わったと思っていたけど、終わっていなかった。地図にない場所 安藤ゆきstarstarstarstarstar干し芋主人公の悠人は、勉強のできる兄とイケメンの弟に挟まれ、普通の自分にもがいている。 少し頑張って兄と同じ中学校に入学したものの勉強についていけずに、 ❝終わった❞と常に心が叫んでいる。 お隣には、一人暮らしの50代の女性が暮らしていたが、急に亡くなり、その娘、琥珀が、フランスから帰国し、ひとりで生活することとなる。 琥珀は、世界的バレエダンサーだったが、ケガをして引退し、さらに 母親を亡くしたという、世間的には、30歳の身寄りのない独身女性が職を失ってかわいそうな環境にいる。 ❝終わった❞と思っている中学一年生が、自分と同じ❝終わった❞と思われる琥珀に興味を持ち、同類の様子見たさにお隣に回覧板を持って行ってみると・・・。 年の離れた不思議な関係が今後どんな展開になっていくのか? 中学一年生をいう繊細な年齢の悠人の目線で描かれる。 人から褒められるって、自分に自信が持てたり、ここにいていいんだって安心できる薬だなって思う。「クリスマスにブスと過ごすのが嫌だった」は名言ホムンクルス 山本英夫かしこ※ネタバレを含むクチコミです。 クセになるゆるさ光の箱 衿沢世衣子ymzkrm1巻だけなのが少しさみしい。もっと続き読みたいです。エピソードとレシートを照らし合わせるの楽しかったです。ヤミネコかわいすぎ。 生と死のはざまを行き来できる世界が素敵に思えた。絵がフルカラーできれい!ダルちゃん はるな檸檬名無しフルカラーで1000円しないってだけでもすごい! ラストが意外な結末で、泣けます!ぐさぐさささる!ダルちゃん はるな檸檬名無し人に嫌われないためのふるまいを「擬態」と表現するのが、ぴったりで、ささりまくりました! すごく笑えて為になる(かも知れない) #1巻応援今日も、なんとか生きてます。 北沢バンビたかマンバでフォローしたことすら忘れるくらい前にビッグコミック増刊で読んで気に入った作品。ついに単行本が出たので読んでみましたがやっぱりメチャクチャ面白かったです! 「格言+4コマ漫画」というスタイルで構成されていて、とある会社に勤める人々が主人公。話が進むごとに仕事ぶりや私生活から人柄や交友関係が見えて来るのが面白い! みんなダメでみんないい…! 来世ではちゃんとしますとかこれとか、こういうタイプの「会社群像劇(?)」大好きです。 続編も楽しみにしています! #1巻応援料理漫画を逸脱した展開バンビ~ノ! SECONDO せきやてつじneko伴や井上の人間的な成長に、厳しいけど、誠実な評論家・永坂や伝説のサービスマン・ヤンの存在などは面白かった。 だけど、あまりにも展開が雑過ぎた。 伴とあすかをくっ付ける為に、 羽山を事故死させたり、 年上の後輩・土屋がヘドが出るほどの 卑怯者だったり、 ライバル店の妨害が殺し屋を雇って、 あすかを人質に取ることだったり、 料理が関係無い所まで行ってしまった。 これなら、一作目で綺麗に終わらせた方が 良かった気がする。気持ちよくハマれる!!トリリオンゲーム 池上遼一 稲垣理一郎starstarstarstarstar干し芋文句なく面白い!! ハルとガクのコンビの相性のいい事。 二人が昇りつめていく様子をスカッと見守ります。 桐姫もかっこいい強気のキャラで好き💕 ハルの行動力が素晴らしい。ガクのために体を張るハルも素敵♪ それに答える弱気なガクの成長する姿も見どころ!! 路線変更がヤバイ火線上のハテルマ せきやてつじneko※ネタバレを含むクチコミです。芽愛と絵里人間回収車 泉道亜紀名無し※ネタバレを含むクチコミです。忍者漫画かと思ったら忍犬漫画だった風魔 白土三平名無し※ネタバレを含むクチコミです。 短編集『心臓』の集大成みたいな読切作品 #読切応援あんきらこんきら 奥田亜紀子starstarstarstarstarかしこ久しぶりに帰省した主人公は東京で女芸人をしている。父と母は兄の子供である孫に夢中で、90歳を過ぎた祖母はボケてきていた。今現在の時間の流れを主人公の視点で語りつつ、そこにボケて子供に返った祖母の記憶と意識が混ざる構成。 祖母が子供だった頃の村では凶作で食うに困った人達が芸を見せて金をもらい歩いていて、同情した父親が彼らを家に泊めたが、翌朝に物が盗まれていたことがあった。主人公はパソコンの画面越しにネタ合わせしていた相方に「どうして里帰りしたの?」と聞かれ「自分は子供に返りたかったのだ」と気づく。子供に返ってしまった祖母と子供に返りたい孫。二人ともそれぞれの過去と現在のしがらみに苦しんでいる。 物語の最後で東京に帰ろうとする主人公を玄関先で呼び止めて「私からもらったと言うな」と祖母がお菓子を握らせる。おそらく祖母のボケた思考回路の中では、子供心に印象的だった貧しさから盗みをしてしまった人物達と、同じく芸をしている孫を混同しているが、この行為は祖母からの泥棒をしたあなた方を恨んでないというメッセージだと思う。主人公は自分が買ってきたお土産を渡してくる程ボケても子供のように可愛がってくれる優しい祖母だと感じている。 ある意味ここで意思のすれ違いが起きているけれど、同時に祖母も孫も救われている。そこに気づけるのは読者だけ、というのも面白い。 短編集『心臓』に収録されていた作品それぞれに登場したモチーフが数多く見つけられた。高野文子のオマージュのような表現もそう。今回の「あんきらこんきら」で一つの完成形に達したような感じがする。けれども奥田亜紀子の進化はまだまだ続くと確信を持てる傑作でもありました。オカヤさんの新たな代表作ですよ、これは!白木蓮はきれいに散らない オカヤイヅミ名無し「白木蓮はきれいに散らない」、読みました。面白いです。鶴谷香央理さんがTwitterで「おばさん最高です」と書いているのを見ましたが、「おばさん最強!」と思いました。親の介護や夫婦の不仲、家族からの疎外感などいろいろありますが、それでもしぶとく自分の居場所を探そうとする。オカヤさんは、他の作家なら聴き取れないモゴモゴした小さな声をちゃんと言葉にして、思いを描く天才だと思いました。そうした元々もっているオカヤさんの魅了が、この白木蓮で全面展開されて、花開いたのではないか、と。「ものするひと」は傑作だと思いましたが、あれを超えました、完全に。そもそも、このタイトル、すごくないですか? ぜひ皆さんの感想も聞いてみたいです。 新聞とかでずっと連載してほしいコットリコトコ おくやまゆかnyaeとある4人家族の、なんてことなさが最高に面白い日常ショートストーリー。もうひとつのクチコミにも書きましたが単行本化を待ち望んでいました。 サザエさんみたいに、新聞のはじっことかでずっと連載していてほしいような漫画です。 #完結応援 探偵がいじめを調査する話いじめ探偵 榎屋克優 阿部泰尚starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)やわらかスピリッツで始まった榎屋克優先生の新連載! https://yawaspi.com/ijimetantei/index.html 学校で起こる「いじめ」を探偵の力で解決する、という話になっていくのかな? まだ1話なので全貌が見えませんが、探偵の忌村さんが菩薩のようだったり、目を見開いたらすべてを見通すようだったりいい感じのキャラでこれからどうなっていくか楽しみです。 学校って外部の力が入りづらい聖域のような印象がありますけど、そこにきちんと大人の仕事の技術力などを行使して解決に導くことを祈ってます。 そして原案の阿部泰尚さんが「いじめ探偵」として実在しているようなのがいいですね。 なかなかなくならないいじめが発生しづらく解決しやすい社会になっていきますように! おぎやはぎ矢作が描いた4コマ漫画 #読切応援0時45分のメガネびいき 矢作兼名無し矢作本人はまったく似てないのに小木の似顔絵がめっちゃ似てる。内容的には普段ラジオで聞く会話そのものだけど、思ってたよりもマンガ上手いじゃんと思った。TBSラジオとスペリオールのコラボで4コマまで描いてくれて矢作ってやっぱいい人だな。女子高生に伝説の絵師が憑依?!筆とあいつがいればいい。 中田アミノ名無し自分は完璧な人間だと思わせたい、ちょっと自意識が歪んだ女子高生が主人公。うっかりクラスメイトに絵が得意だと言ってしまい、美術の授業で恥をかかない為、ちっちゃいおっさん霊として現れた葛飾北斎を利用することに…!およそ主人公とは思えないマインドを持った彼女が伝説の絵師と出会って、何が変わっていくのか続きが楽しみ。 井浦秀夫先生が3D…!?スティグマ 井浦秀夫さいろく著者名を見てびっくりして読まずにはいられなかった。 大ベテランが3Dに手を出したの?と思って興味津々。そして本当にすごい使われ方をしていて呆気にとられてしまった。 といってもほとんど冒頭カラーの部分や、背景とも言えるようなモブだけがそういう3Dモデリングのキャラになってるようで(しかも全部ではない)使い方が面白いというかなんというか、なんで?と思う感じではあった。 でも井浦秀夫先生と言えば「弁護士のくず」などで有名な人だけど、たしかに女体を描く人でもあった。弘兼憲史先生よりちょっと深いところというか。 今回は新連載ということで気になっているけど、1話目で割と変な方向に話が進んでいるような気がして初めて読むパターンだなーとこれからに期待を持ってしまった。魔王城に囚われた姫が眠る話。魔王城でおやすみ 熊之股鍵次A雑誌に載ってるのを読んだ時に面白くて、コミックでも読みはじめました。 スヤリス姫のリアクションがとにかくかわいい。誤解ネタがおもしろいです! アニメもあるのでぜひ見てください。 <<9899100101102>>
『白木蓮はきれいに散らない』、とっても面白かったので、他の人はどう読んだのかな???と調べていたら、なんと山脇麻生さんが書いた書評を発見! ささやかな楽しみや希望を胸に、現実と折り合いをつける様が愛おしい。 と書いていて、膝をパチーンと叩きました。そう、これ、これなんです、何度も読みたくなる理由。この作品が面白い理由。そんな劇的な(漫画的で仰天するような)出来事が起きるわけではないですが、考えてみれば同級生が亡くなることって相当ショックなこと。そうしたショックな出来事を受け止めつつ、目の前の現実を手放さず、卓袱台返しもせず、折り合いをつけるのです。これって、意外と難しいですよね。しかも、ささやかな楽しみや希望を胸に、なると、やっぱりすごいことです。なんだか元気をもらえます。 https://news.yahoo.co.jp/articles/78f225bc40a8be4e8654f84457313748fee6003f