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むかーし、むかし。そのまた、ずっーーーとずっーーーとむかしの原始時代。ある村に『ゲビゲビ』というプリンの大好きな男の子がいました。ゲビゲビの仲間はとても仲良し。みんなのアイドル『ムララちゃん』へんてこ頭の宇宙人『キャミキャムくん』いつも風邪をひいてるピンクの犬『ピク』みんなはいつも一緒に野山を駆け回って遊んでいます。ゲビゲビの村はとってもヘンテコな村で、いつも崖崩れで大きな岩が落ちてきては朝になると元通りになるガケガケ山や、あまーいカラフルな雨。その他いろんな味がする魚が釣れたり、川がピカピカ光ったり、不思議なことがたくさんあります。中でももっとも大きな不思議は、山のように大きくて、頭のてっぺんに大きなお城が立っているバオバオ山。その正体は大昔からゲビゲビの村に住んでいる大きな大きなマンモスです。そして、村で一番怖いのは夜の不思議な生物達。中でも暗闇にポツンと浮かぶ『白い人』と呼ばれる謎の人は、見つかるとどこまでも追いかけてきてゲビゲビ達を何処か知らないところへ連れていってしまう怖い人。でも、ゲビゲビにはパパからもらった話をする魔法の槍やママに作ってもらったふわふわ浮かぶ服。そして何より、大好きな仲間達がいるからどんなことがあっても負けません。そんな不思議なゲビゲビ達の楽しい生活をのぞいてみませんか?漫画家、佐佐木あつしの記念すべき絵本デビュー作。君たちもゲビゲビの大ファンになっちゃうかもしれませんよ♪

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漫画家の仕事はひたすら机に向かう。人との会話もなく、締め切り間際となれば食事もとらず、徹夜も普通の不規則になりがちな生活サイクルで、粛々と原稿を仕上げていく。そんな不規則な生活の漫画家が犬を飼う? 犬との生活は、毎日朝夕の散歩や食事、遊び相手、病院など世話することが沢山で、気苦労・時間・お金もかかるわけで…。『大変なことが盛りだくさん…飼えるわけないやん…。』しか~し!しかししかし!しか~しですよお客さん!そんな苦労を一気に吹き飛ばし、、駄菓子・レトルト食品が大好きな不健康漫画家を健康的な人間に変えてしまう柴犬『ぶん太』の可愛らしさときたら…こっちが与えた愛情を120%で返してくれるんやでっ♪つぶらな瞳で全力でこっちを信頼してくれたら…「んは♪」ってなるやろ?ぶん太のためなら死ねる!…いや、ぶん太より先に逝くわけにはいかぬ!寂しい思いはさせたくはない!…いやさせない!!ほら、ぶん太がいるおかげで健康にも気を使うようになった!「まさかこんなにデレデレになるなんて…」京都賀茂川沿いの加茂街道を散歩コースに、今日も柴犬ぶん太がいく!!京都在住の漫画家ちゅうじょうゆきよしが愛犬との何気ない日常をエッセイコミック化!一部地域では人気投票でちゅうじょう先生よりも上位を獲ってしまった奇跡の柴犬『ぶん太』を主人公に京都を舞台に送るハートフル・フルカラーコミック!!犬好きにはたまらない、ぶん太のグラビア写真も多数収録!!さあ、天然記念物級に可愛い柴犬の…その中でも世界遺産級に可愛い奇跡の柴犬、「ぶん太」の可愛さに腰を砕かれるがいいっ!愛らしさに癒されるがいいっ!※可愛く感じたり癒しの効果には個人差があります。あらかじめご了承ください。

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ランドセルン西暦2030年。謎のウィルス「バベル」によってインターネット・電話回線といった地球上の全ての交信手段・情報網は壊滅した。テクノロジーに頼り切っていた先進諸国の防衛機能は失われ、人類は次々と生まれる新興国家や謎のテロ組織との戦いに直面。世界は混沌と戦乱の時代を迎える。後に人々はこれを「大後退」と呼んだ―。そして時は過ぎ、西暦2063年―。「大後退」から33年。小学5年生になった女の子『蘭堂せるん』が転校してきたのはまだまだ混沌の続く地球で、もっとも安全な都市のひとつ京都・シティーー。せるんの祖父であり、超天才科学者の『蘭堂繰造』は孫の身の安全を守るため超科学の結晶のランドセル『超弩級最強学習用品「イ号AISLK式 ランドセル」』を贈る。同じ頃―京都・シティ中に怪しく蠢く謎の黒服の姿があった。男は巨大怪獣を放ち、街は瞬く間に破壊される!平穏な日常は終わりを告げ、人々は恐怖につつまれた!姿の見えない敵は、「大後退」前のロストテクノロジーを手に入れた謎の組織。その脅威に、ひとりの少女が立ち上がる。「ほんとうは戦いたくなんかないのに」心優しく泣き虫な少女は、祖父によって生み出された超発明ランドセルを背に、人工生命体の相棒・ゴールビィに導かれ、空高く舞い上がる。謎の大怪獣、霧の巨人ーーー次々と現れる強大な敵。世界の平和を守るための、そして世界の運命を決めるための戦いに巻き込まれていく。光り輝く翼を背に戦う少女の名は、『ランドセルン』。「大後退」後の京都を舞台に、運命を背負ったヒロインランドセルンの戦いが、今はじまる!ランドセルン~ZERO BASED~を大幅に再編集してリニューアルリリース!各巻書き下ろしカラー・オマケページを大幅に追加し、特装版全7巻で登場!!ランドセルンの壮大な物語の序章、是非ご覧ください!

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「にゃがーいマンチさん」とある町に不思議な猫、マンチカン(?)のマンチさんとほのぼの少女サクラさんが暮らしている。二人はとても仲良しで、いつも楽しく朗らかな毎日をゆるーくゆるーく送っていた。そんなサクラさんのお友達である、マンチさんは、通常のマンチカン種(猫の種類の一種で犬で言えばダックスフンドやコーギーのような短い脚が特徴)をはるかに超える短い脚ととてもにゃがーい胴体の持ち主。しかもその胴体の長さは変幻自在!自由に伸びたり縮んだりできる不思議猫。そんなマンチさんとサクラさん二人のほのぼの生活を可愛い美少女イラストに定評のある「つかお」が軽いタッチでのびやかに描く。過去にギャンブル雑誌などの裏デビュー?を果たしつつ、その荒波を何度も潜り抜けながら、新たな表現に挑戦しついに堂々の公式デビュー!このドキドキの衝撃デビュー作には「今まで巨乳キャラばかり描いていた男に、こんなほのぼの漫画が描けるとは正直驚きました」と作者の師匠、佐佐木あつし氏のお墨付き。「つかお」の新境地作品です。ポップでかわいい絵柄に一つまみの毒。泣いたり笑ったり遊んだり、マンチさんとサクラさんの幸せスローライフをぜひご一読ください。

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コミカライズの匠 一峰大二の作品がデジタルリマスターとして登場!今まで単行本化されていない、まぼろしの未収録作品を含め、デビュー作の「からくり屋敷の秘密」から63年たった現代まで。一峰大二先生本人の監修のもと【一峰大二大全集】がいよいよ創刊! 第一弾は、一峰大二自身がオリジナル作品としてもっとも思い入れの強い、SF漫画の大名作。あの『電人アロー』!! あの伝説の漫画雑誌。「少年」に、「鉄腕アトム」「鉄人28号」に続き3大SF連載作品として、大人気を博した無敵のサイボーグヒーロー「電人アロー」 襲い来る宿敵「Xファイター」動く「化石恐竜」恐怖の気体化人間「0細胞」次々と起こる怪事件に怪人、怪ロボット!利夫少年のアロー銃が夜空に浮かび、光のマークとともに僕らのアローお兄さんがやってくる! キューンキューンと超エネルギー伝達!ギューーーーンとアロー号が空を飛び、ビビビビビビ!と電光スピアが唸りをあげる! 旧作に続く続刊には、なんと半世紀の歳月を超えて、一峰大二画業60周年記念作品として新たなアローの戦いが執筆進行中!「電人アロー」の物語はまだまだ終わってはいなかったのだ! 当時の科学的根拠を土台にした物語は、単なる空想科学漫画の枠を飛び越してかつての少年大熱狂の渦に飲み込んだ最高の王道SFアクション巨編が!今、蘇る! 巻末にはデジタル版限定の付録として『一峰大二の仕事』を収録!未公開の下書きやイメージボードを蔵出し公開!!

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そこに悠久の歴史を眺めてきた一つの塔があった。歴史とは巨大な塔から眺める景色に似ている。この塔の窓から見る眺めは、角度こそ違え、どの階からも同じ風景が見渡せる。歴史における人間模様もまた同じだ。正義、悪、男と女、夢、挫折、そして愛と裏切り。この作品はすべて読み切りの短編集であり、そこに描かれるのは少し不思議なストーリー。【第1話 祖母の話】祖母の時代から続く女の宿業、繰り返される負の人生の不安と葛藤の果てに何があるのか。【第2話 確かなもの】徐々に失われていく視力。やがて乳白色の世界にいざなわれていく男が最後に見たものとは。【第3話 分岐点】突然現れた複数のドッペルゲンガー。それらは必ず失敗しない人生を示唆してくれる、しかしそれによって男の人生はどこに向かっていったのか。【第4話 告白】永遠に繰り返される、ある日の告白、夢のまた夢の果てに何が待っているのか。【第5話 右腕】交通事故で失った右腕の幻肢痛、しかしその幻肢痛が奇跡を起こす。【第6話 妄執】母と息子の異常な日常、ゆがんだ愛情と妄執、そしてついに訪れる悲劇。すべて単行本未収録作品ばかりを集めた短編オムニバス。塔の名は「リバースの塔」様々な宿命や岐路に立たされた人間たちの運命をあなたはその塔の上から垣間見る…塔の名は「リバースの塔」あまたの人生を眺め続けた、異界の塔。

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はじめに… この作品は実際にあった事実をベースに作られたものである。 この恐ろしい話と出会ったのはかれこれ30年以上昔の話。その頃はまだデビュー前の私は、本屋や図書館に通っては様々なネタを探していた。そんな中、ふと何かの本で目にしたエピソードがこの話の根底にある。 それは第二次世界大戦中、旧ソ連で起こった実際の悲劇。ドイツ軍によってソ連兵7名が捕虜となり、国境近くの小さな教会の地下室で丸裸の状態で閉じ込められた。そして、約2カ月がたった頃、ようやく戦争は終結に向かい、捕虜となった7名の内、2名が仲間のソ連軍によって救出され【奇跡的】に生還した―、という物語である。 【奇跡的】にという言葉はある種、とても便利な言葉だ。しかし、そこに想像が介入することで物語は途端に現実性をおび、醜怪さや悍ましさ、狂気や悲憤、そして絶望などが一気に表面化する。彼らは60日にも及ぶ監禁生活の中、いったいどのようにして生き伸びてきたのか。このテーマは若かった私にはあまりにも重いテーマだった。いったんはネーム(漫画を作る上での設計図のようなもの)を起こしてみたがそれはただ単に事実をトレースしただけのもので、命の尊厳も何もないただのコマの羅列でしかなく、とても作品と呼べるような代物ではなかった。 それから10年ほどした頃だろうか。私はその頃細々とやっていた連載も打ち切りになり、生活のために、知り合いの漫画家のところでアシスタントをしたり、短編漫画を描いたり、小さなカットを描いたりして、なんとか糊口をしのいでいた。この先の漫画家人生に不安を思いつつ、持ち込み用作品を描くためネタ帳を漁っていた時、この漫画のプロットが目にとまった。その頃、デビューして10年も過ぎた私には、カニバリズムを含む作品が如何に掲載が難しいか、商業ベースで使えないジャンルであるなど、十分にわかってもいたが、気が付いたときには夢中でこの作品を描いていた。 今振り返ると、キャラクターの絵柄をアニメ風にしてみたり、グロい表現をベタ(黒)で潰してみたりと、それなりに配慮をしているのがわかる。こうしてようやく完成した作品だったが、予想通り、どこの出版社に持ち込んでも、口をそろえたかのようにすべて拒絶された。 当たり前といえば当たり前の結果だった。 そしてこの作品は封印され、押し入れの奥で眠ることとなった。 その後、友人の漫画家からあのエピソードを基にした戯曲があると聞き、バリーコリンズの「審判」を探し出し夢中になって読んだ。またその戯曲が一人芝居にもなっていると聞いて、それも見に行った。バリーコリンズの戯曲は一人芝居という切り口で、生き残った最後の一人が主人公として法廷で告白し、その事件を淡々と語っていくという手法で、それは私にとって大変衝撃的だった。 一人芝居という発想は漫画には無い。(もちろん別格的に優れた一人キャラの作品もあるが)基本的に物語をキャラクターと絵で見せていく手法と、言葉による力で想像を喚起させる手法とではまったく真逆のものであるからだ。そして、同じテーマを扱っても、戯曲や芝居では世に出せる物語も漫画の世界ではタブー視されることもまた真逆だと感じたし、それに対する憤りも感じた。 ともかく、私の「エデンの星」はその後も眠り続け、気が付けば描き上げてから四半世紀が過ぎようとしていた。 今現在、漫画家たちは、出版社の型から飛び出しはじめ、自ら作品を直接読者へ発表できる時代になった。今回長い、監禁生活を強いられてきた、拙作「エデンの星」がようやく押し入れの暗闇から光のある世界へ踏み出し、読者の皆様に読んでいただけることを本当にうれしく、感謝の思いしかない。 主人公の「ヒロ」は作中でも閉じ込められ、そして現実世界でも閉じ込められ続けた私の漫画の中ではもっとも可哀そうな主人公であり、私が最も思い入れのある主人公かもしれません。 最後に、最後まで読んでくださった皆様に心からの御礼を申し上げます。佐佐木あつし

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