がきデカ
「山上たつひこ画業50周年記念」の一環として、山上氏の代表作『がきデカ』を電子書籍として販売致します。 『がきデカ』は日本漫画の燦然と輝く金字塔的作品であり、現在にまで繋がるギャグ漫画はここから始まったと言って過言はないでしょう。 社会現象とも言える大ブームになり、こまわり君による「死刑!」は流行語にもなりました。単行本(全26巻)の累計発行数は3000万部を越え、 掲載誌であった「週刊少年チャンピオン」を日本漫画界初の200万部へと押し上げたことでもその人気のほどはおわかりいただけると思います。 今回の電子書籍化にあたり、底本を「秋田書店版(初版)」と『がきデカTHE BEST』(全3巻、小学館クリエイティブ)とすることに致しました。 『がきデカTHE BEST』は基本的に直接原稿からスキャニングされたものであり、掲載誌(「週刊少年チャンピオン」「月刊少年チャンピオン」など)にあたって校正をし、著者による校正もおこなったため、『がきデカTHE BEST』に収録された作品を全面的にいかしております。 その他の作品については、秋田書店版の「初版」を底本にしております。 ただし、当時の出版界の慣習でもあったようですが、秋田書店版は掲載順がアバウトで(発表順ではないのです)、これを雑誌掲載順と致しました。 また、秋田書店版の二刷以降の単行本に、クレーム対応のためだったのでしょうか、原稿に改稿されている箇所が複数散見されましたため、著者と話し合いの上の、秋田書店版からの収録は「初版」から収録致しました。 これが戦後民主主義の一つの成果との言われた『がきデカ』です。 鶴見俊輔がこう発言をしているそうです。 〈あの『がきデカ』というのがみんなに読まれているうちは、ああ、日本人にはこういう人がいるんだな、日本ってこんなんだなという自画像をもっているうちは、まだまだ安全だと思っているんですよ。「正義のために戦え」とか、「聖戦」とかいうふうにして戦争の態勢をつくるところまでにはまだ一歩あるなという感じがするのです〉(鶴見俊輔「マンガの歴史から」) 『がきデカ』は、もしかしたらこういう意味でも、「いまこそ」読まれるべき作品だと思ったりもしますが、 そんなことはともかく、まずはこの作品を読んで笑ってください。
すすめ!!パイレーツ 完全版
『ストップ!!ひばりくん!』に並ぶ、 江口寿史のデビュー作して代表作『すすめ!!パイレーツ』の完全版。(全8巻) 雑誌発表順に収録、未収録原稿、カラー原稿も完全再現しました!
ライク ア ローリング ストーン
「この単行本の初刊行によって、 ようやく日本マンガ史に開いた大きな空白が ほぼ半世紀ぶりに埋められることになります。これは大きな事件です」 (中条省平、宮谷一彦『ライクアローリングストーン』帯より) ふたりの女性 そして まんがと革命の時代—— 激動の60年代末から70年代にかけて、凄まじいスピードで時代を駆け抜けていった 〈伝説の漫画家〉宮谷一彦。 氏の代表作『ライク ア ローリング ストーン』が、雑誌(『COM』)発表から約半世紀の時を超えて、 初単行本化!
喜劇新思想大系 完全版
山上たつひこ氏の代表作『喜劇新思想大系』の「完全版」です。 なんども版を変えて出版されてきた本ですが、どれも収録作品が少なかったり、 出版社によってネームが改変されたものでした。 この「完全版」は、新たに発見された未収録ページ、カラーページをも、完全再現。 修正・削除された表現も著者による監修のもと完全復元しました。 日本漫画史に燦然と煌めく大傑作です。 是非この機会にお求めください。
サムライ・ノングラータ
矢作俊彦と谷口ジローが贈る 痛快傑作アクション! パリを舞台に、“個人商社”ホンゴー・ヨシアキと、“元フランス外人部隊大尉”ノリミズ・リンタロウが活躍する、「ユーモア」と「アクション」「美女」の三拍子が揃った紙に描かれた娯楽映画!!
ライク ア ローリング ストーン
「この単行本の初刊行によって、 ようやく日本マンガ史に開いた大きな空白が ほぼ半世紀ぶりに埋められることになります。これは大きな事件です」 (中条省平、宮谷一彦『ライクアローリングストーン』帯より) ふたりの女性 そして まんがと革命の時代—— 激動の60年代末から70年代にかけて、凄まじいスピードで時代を駆け抜けていった 〈伝説の漫画家〉宮谷一彦。 氏の代表作『ライク ア ローリング ストーン』が、雑誌(『COM』)発表から約半世紀の時を超えて、 初単行本化!
すすめ!!パイレーツ 完全版
『ストップ!!ひばりくん!』に並ぶ、 江口寿史のデビュー作して代表作『すすめ!!パイレーツ』の完全版。(全8巻) 雑誌発表順に収録、未収録原稿、カラー原稿も完全再現しました!
がきデカ
「山上たつひこ画業50周年記念」の一環として、山上氏の代表作『がきデカ』を電子書籍として販売致します。 『がきデカ』は日本漫画の燦然と輝く金字塔的作品であり、現在にまで繋がるギャグ漫画はここから始まったと言って過言はないでしょう。 社会現象とも言える大ブームになり、こまわり君による「死刑!」は流行語にもなりました。単行本(全26巻)の累計発行数は3000万部を越え、 掲載誌であった「週刊少年チャンピオン」を日本漫画界初の200万部へと押し上げたことでもその人気のほどはおわかりいただけると思います。 今回の電子書籍化にあたり、底本を「秋田書店版(初版)」と『がきデカTHE BEST』(全3巻、小学館クリエイティブ)とすることに致しました。 『がきデカTHE BEST』は基本的に直接原稿からスキャニングされたものであり、掲載誌(「週刊少年チャンピオン」「月刊少年チャンピオン」など)にあたって校正をし、著者による校正もおこなったため、『がきデカTHE BEST』に収録された作品を全面的にいかしております。 その他の作品については、秋田書店版の「初版」を底本にしております。 ただし、当時の出版界の慣習でもあったようですが、秋田書店版は掲載順がアバウトで(発表順ではないのです)、これを雑誌掲載順と致しました。 また、秋田書店版の二刷以降の単行本に、クレーム対応のためだったのでしょうか、原稿に改稿されている箇所が複数散見されましたため、著者と話し合いの上の、秋田書店版からの収録は「初版」から収録致しました。 これが戦後民主主義の一つの成果との言われた『がきデカ』です。 鶴見俊輔がこう発言をしているそうです。 〈あの『がきデカ』というのがみんなに読まれているうちは、ああ、日本人にはこういう人がいるんだな、日本ってこんなんだなという自画像をもっているうちは、まだまだ安全だと思っているんですよ。「正義のために戦え」とか、「聖戦」とかいうふうにして戦争の態勢をつくるところまでにはまだ一歩あるなという感じがするのです〉(鶴見俊輔「マンガの歴史から」) 『がきデカ』は、もしかしたらこういう意味でも、「いまこそ」読まれるべき作品だと思ったりもしますが、 そんなことはともかく、まずはこの作品を読んで笑ってください。
サムライ・ノングラータ
矢作俊彦と谷口ジローが贈る 痛快傑作アクション! パリを舞台に、“個人商社”ホンゴー・ヨシアキと、“元フランス外人部隊大尉”ノリミズ・リンタロウが活躍する、「ユーモア」と「アクション」「美女」の三拍子が揃った紙に描かれた娯楽映画!!
喜劇新思想大系 完全版
山上たつひこ氏の代表作『喜劇新思想大系』の「完全版」です。 なんども版を変えて出版されてきた本ですが、どれも収録作品が少なかったり、 出版社によってネームが改変されたものでした。 この「完全版」は、新たに発見された未収録ページ、カラーページをも、完全再現。 修正・削除された表現も著者による監修のもと完全復元しました。 日本漫画史に燦然と煌めく大傑作です。 是非この機会にお求めください。
最近江口先生っぽいイラストが流行ったりと再評価(偉そうにすいません)の向きもある江口先生のデビュー作です。ジャンプ連載当時は相当の人気を誇ったとのことで聞いています。 おしゃれ女子のイラストでおなじみの江口先生ですが、この作品の頃はそんなことはなく、頭身の低いキャラによるナンセンスギャグマンガとなりますのでお気をつけください。 というかどちらかというとこちらが本職ですよね。元気が出るテレビのオープニングとかもギャグですし、基本はギャグ漫画の方だと思います。 その肝心のギャグですが、イマイチ笑えなかったですね・・「本当に大人気だったんかコレ・・」とか思ってしまいました。まじですいません。 理由は時代なのか(時事ネタが結構出てくる)、センスが合わないのか悩みましたが、時代という結論にしました。というのも、その後の江口先生の作品(爆発ディナーショーとか)は、結構笑わせていただいたんですよね。なのでセンスがどうのってことはないんじゃないかと思いました。 https://twitter.com/tHgInDiMdNuOr/status/1218865182241259520