変なマンガ。しかしこの切実さは何なのだ!? 時代と切り結ぶ不条理マンガ短篇集! 私は「J」。森に囲まれた小さな家にいる。あの森の向こうは知らない。ある日森の奥からやってきた「N」。彼女は私を探しにやってきたらしいのだが…。奇妙な感動がここにある! 意識の深淵のさらに奥… そこからの眺めは? 「マンンションは完成しました。」「アメリカという国」「ガム」を併録。
昭和20年、樺太。髪をなくした私の前に、美しい金髪(ブロンデェンカ)の少女マーシャはやってきた。往時の敵国人であったはずの私と彼女は自然と絆を深め、まことの姉妹のように心を許しあった。やがて垣間見る、彼女の抱える闇を知らずに…。
「もう私の記憶を消さないでください」学園ラブコメSFの傑作! 女子中学生の小林雪未はアンドロイド。人間そっくりの彼女を生徒として通わせるプロジェクトが長年行われていたが、実験を重ねるほど彼女は何故かクラスメイトと距離を置くようになっていって…。表題作の他「HAPPY BIRD」「8ページの日常」の計3編を収録。ちょっぴりヒネった、ふかさくえみのSF世界をお楽しみください!
可愛くてヘンなモノにあふれた素敵なお店! 手づくり雑貨の「ちまさんち」。不器用でカワイイ小物に目がないとり子、幼なじみの雪宮くん、ちまさんちに集まる素敵な人達! ワクワクなこの場所で今日はどんな出会いがあるかな?
ある日、少女の頭頂部に不思議な水たまりが出現した。それは未知の空間に繋がる「窓」だった。困り果てた彼女にも初恋の時がやってくる「水窓」/若い女たちが不可解な死を遂げる村で、少年が目撃した命を燃やして死んでいった女の姿とは…? 「火色」/不可解な連続殺人は、決まって月の下で発生する。犯人が語る不死身の男の真相が明らかに「月男」/美しき幻想的大正時代に、暖かくて冷たい摩訶不思議な人間百態!
先祖からの言い伝え、古事(ふること)を未来の人に伝えるという大役を命じられた太安万侶(おおのやすまろ)。記憶のエキスパート稗田阿礼(ひえだのあれ)と共に、壮大な神々の物語を紐解く旅が始まる! 「無」という混沌から、続々と神が現れ、高天原から地上に降り立ったイザナギとイザナミによって始まった国造り。神の歴史はやがて人の歴史へ…。再発見&うんちくの嵐! 「古事記」ってこんなにオモシロかったの!?
1997年南極大陸に落下した隕石の影響で、世界の大半がす水没し、たくさんの「夢」が東京の街とともに海に沈んだ。そこにやって来た少女が唯一の東京ガイドとともに一枚の壁画を探すことに… 「水の下の千の夢」/空飛ぶ鯨の背中に住む一族の巨大ダニ退治「鯨神」/地下鉄から始まる人類滅亡の序曲「融合」/鏡に死に顔が映る「鏡の中の…」/恐怖の大王の悩み「前夜」/人間の絶望のなかでの希望を描いた極上本格SF作品たち。
三角帽子
いつでも三角帽子のいかれた私立探偵とミニスカ助手のカオリくん。特別チューンのスバル360を飛ばして難事件を解決だ! 第1巻は1~3話を収録。電脳マヴォのお色気スラップスティック探偵コメディー、待望のオリジナル電子書籍化!
ケンちゃんとマイコ―は自由な旅人、風にまかせて今日はどこへ行こう。気に入った場所を見つけて、得意の工作でなんだって作っちゃう! 良いヤツ、悪いヤツ、いろんなヤツが集まって、最後はみんなでパーティーさ。読切作品「ゾンビのケーキ屋・葬式」を併録。
やじきた雑学問答
エジソンは電球を発明していない!? ドヴォルザークは鉄道オタク!? 日本で最初のクリスマスは……!? 雑学マニアのヤジさんとツッコミ役のキタさん。目からウロコの、うんちく道中! ツイッターで大反響を呼んだ「コケシ」を含む、10タイトルを収録。
ピルポ村に住む男の子クッポが、死んだ親友に贈り物を届けるため、空を飛ぶ青き大すっぽん様に声をかけた……。笑って、ときどき泣いて、そこには不思議な出会いがたくさん。さあ、クッポと一緒に心の冒険に出かけよう! 第1~5話を収録。
へけもこ短編集
僕のクラスに「猛獣」がやってきた! 人間の真似をしているけど、言葉もルールも解らない。トラブル続きでなんだか少し悲しそう。どうして猛獣はここに来たんだろう? いつからか、僕は猛獣の美しさに惹かれていた……。同時収録「オブ・ザ・デッド転校生」今度はゾンビが転校してきた!? 「コミPo!」で描く非日常的世界、いろんな意味でドキドキが止まらない「転校生」シリーズをご覧あれ!
光あれと神が言ったから光ができたのと同じで、言葉や概念を与えられてはじめて「それ」を「それ」と認識できる。 マンションだってアメリカだって言葉を与えられたから認識しているだけで、わたしが想像しているものとは全く違う姿を持っているのかもしれない。自分とか明日とか見たこともないけど当たり前だと思っているものなんて、吹けば飛ぶようなものなんだなと感じた。 そんなこと考えて書いてねえよ意味なんかねえよ、みたいに作者が思っていたらそれはそれで凄く素敵だなあとも思いました。