変なマンガ。しかしこの切実さは何なのだ!? 時代と切り結ぶ不条理マンガ短篇集! 私は「J」。森に囲まれた小さな家にいる。あの森の向こうは知らない。ある日森の奥からやってきた「N」。彼女は私を探しにやってきたらしいのだが…。奇妙な感動がここにある! 意識の深淵のさらに奥… そこからの眺めは? 「マンンションは完成しました。」「アメリカという国」「ガム」を併録。
宇宙の果てに置き去りにされた少女と捨てられたロボットとの出会い、死から蘇った少年が帰宅して対面する自分の代わりに暮らす自分、不必要と判断された人間ばかりで構成された未知の星の探査隊、AI婚活が生んだちょっと不思議なマッチング、厳しい思い出しかない父が痴呆のすえに愛した妄想、村のはずれに千年も暮らす正体不明の不死の魔女……。SNS等で一風変わった短編を発表してきた雉鳥ビューがお贈りするどこか懐かしい手触りのSF短編オムニバス!電子版限定特典として描き下ろしイラスト付き!
光あれと神が言ったから光ができたのと同じで、言葉や概念を与えられてはじめて「それ」を「それ」と認識できる。 マンションだってアメリカだって言葉を与えられたから認識しているだけで、わたしが想像しているものとは全く違う姿を持っているのかもしれない。自分とか明日とか見たこともないけど当たり前だと思っているものなんて、吹けば飛ぶようなものなんだなと感じた。 そんなこと考えて書いてねえよ意味なんかねえよ、みたいに作者が思っていたらそれはそれで凄く素敵だなあとも思いました。
光あれと神が言ったから光ができたのと同じで、言葉や概念を与えられてはじめて「それ」を「それ」と認識できる。 マンションだってアメリカだって言葉を与えられたから認識しているだけで、わたしが想像しているものとは全く違う姿を持っているのかもしれない。自分とか明日とか見たこともないけど当たり前だと思っているものなんて、吹けば飛ぶようなものなんだなと感じた。 そんなこと考えて書いてねえよ意味なんかねえよ、みたいに作者が思っていたらそれはそれで凄く素敵だなあとも思いました。