大洋図書マンガの感想・レビュー121件<<12345>>スパダリ x ピュアDK青とジェント 秋平しろstarstarstarstarstarるるすごく良かったー! 敵認定で綾間さんに会いに行ったけど、綾間さんは尊敬できる大人だった。 逆恨みで腐っていた直己くんを正当にポジティブな方向に導いていく様子がとても素敵だった。 佐久間さんの公私混同が過ぎるとは思っていたけどそういう事か。 でもそこを恨まない直己くんの心根が好きだな。 小山田いくの最高傑作マリオネット師 小山田いく名無し「こんなこと」を考えているのは、私ぐらいのものではないか?だが「『密度』の点では、他の作品を寄付けない」としかいえないのも事実。私としては、「よくぞここまで…」とまで言いたい。 『ぶるう』と『ウッド・ノート』ぶるうピーター 小山田いく森川 大資 はっきり言って『すくらっぷ』を小山田の最高傑作にし辛いのは、私一人じゃなかろう。となるとかの二者だ。奥深さはこちらだが、『ウッド』にはヒーローグループが少数ゆえの明快さがある。すると〈兄たり難く弟たり難し〉としかいえない。タイムトラベラー気分で読みたい女中小春の英断 しまだわかばstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ19世紀末の英国に渡った女中小春(18歳)の視点をとおして、当時の英国文化や日常を知ることができる四コマ漫画です。 まるで日記のようなほのぼのとした展開で、読んでいるとタイムトラベラーになった気分を味わえます。 ちなみに作品の時代を考えると、当時の日本は明治半ばあたりでしょうか。 小春ちゃんがどうして英国に行ったのか、何故英語ペラペラなのか、作中では明かされません。 そして、当時の留学生や旅行者が日記に記したような、水や料理が合わないとか、味噌や醤油が恋しいという描写もないので、おかっぱヘアの小春ちゃんは実はけっこうタフな娘なのかもしれません。 描かれていた豆知識話の中では、自転車の発展の話が興味深かったです。 タイヤにゴムチューブなしの自転車なんて考えられません! でも当時からしたら、日焼け止め対策をし、前後に子どもを乗せ、電動自転車をエンヤコラ乗り回す、現在の日本のマダムたちのほうが信じられない存在になるんでしょうね。 φろこモーション 小山田いく名無し 私は今小山田論をツイートする際、一般党員が九割方首を捻る事請合のタグを必ず付ける。〈#幸福の科学〉これだ。理由は「小山田を後者が見たら」という自問自答だ。その結論は、〈小山田の過去生は、欧州美術史の一等星の一・ラファエロ〉という物だった。その香を私に最も深く味わわせてくれるのが、そう、これ!『すくらっぷ・ブック』の不遇を嘆いてすくらっぷ・ブック 小山田いく名無し「天才の若書き」なる辞があるが、本書を手に取ってみると『巨人』(マーラーの第一交響曲)位しかその右に出られるモノはない気がしてやまない。後作『ぶるうピーター』と違って、それこそ生一本で一貫しているのが、こちらの強味なのだ。しかも全体の味は童話風とは!日本文学史の一等星扱いを受けてもおかしくないと思えてならない人間は、私一人なのか!?『すくらっぷ・ブック』の不遇を嘆いてすくらっぷ・ブック 小山田いく名無し「天才の若書き」なる辞があるが、本書を手に取ってみると『巨人』(マーラーの第一交響曲)位しかその右に出られるモノはない気がしてやまない。後作『ぶるうピーター』と違って、それこそ生一本で一貫しているのが、こちらの強味なのだ。しかも全体の味は童話風とは!日本文学史の一等星扱いを受けてもおかしくないと思えてならない人間は、私一人なのか!? https://manba.co.jp/topics/morikawaウッド・ノート 小山田いく名無し なぜか後の「フォーナ」や「風の宿」とかに通じるシリアスさが、ほとんど感じられない。そのため、人は、構えずにその世界に入っていける。勿論小山田いくのベストを争う逸品!現存モノで肩を並べ得る作品は、私のカンでも「十二国記」及び「ログ・ホライズン」位ではあるまいか。https://manba.co.jp/topics/morikawaウッド・ノート 小山田いく名無し なぜか後の「フォーナ」や「風の宿」とかに通じるシリアスさが、ほとんど感じられない。そのため、人は、構えずにその世界に入っていける。勿論小山田いくのベストを争う逸品!現存モノで肩を並べ得る作品は、私のカンでも「十二国記」及び「ログ・ホライズン」位ではあるまいか。にゃーむじな注意報 ! 小山田いく名無し これも学園モノだが、どこかから『陳腐性』が匂いやかなところがあって、ノリの点で食い足りなさが感じられたものだ。だが、今となっては、これとていとしい。 ぐだぐだ言うな!!どん亀サブマリン 小山田いく名無しこんな代物の設定が空振りだったところで、どうだというのだ。誰の識った事かというわけだ。もとより、おりゃ知らんわそんなもん。はあ…ラスト・シーン 小山田いく名無し〈巨匠の手すさび〉という辞がある。これもその口だな。ただ〈(・∀・)イイ〉!きまぐれ乗車券 小山田いく名無しとにかく、しみじみとさせられるものだ。これ以上は、書けない! 狂ってるのは自分、それとも囀る鳥は羽ばたかない ヨネダコウstarstarstarstarstar_borderママ子グロくなくて綺麗でエロい。 任侠物はガッチガチの絵だったり線強めのやつはちょっと苦手だけ、これは読みやすい。 裏社会、BLとガッツリした内容。 心理描写も細かく、重いかも思ったらユーモアたっぷり軽妙で切なくて苦しい。 当たり前と思っていたことが普通ではない、自分とは違う、おかしい事に気づけないほど世界が歪んでいる。 どこを切り取っても、最高です。好きと不安それでも、やさしい恋をする ヨネダコウstarstarstarstarstarNano「どうしても触れたくない」のスピンオフ。小野田さんの話。最初視点は童顔のわりに爛れた生活してる出口さんなんだけども、小野田さん視点もあって彼がどういう想いを抱いているのかがよく分かります。小野田さんすごく優しくて前作読んでて泣いたくらいなのでスピンオフめちゃくちゃ嬉しい。 ただ優しすぎるゆえに出口さんがね…しんどい…けどそこがいい…。好きになっちゃったらとまんないどころか些細な言葉や行動でもっと好きになっちゃったりとかね、すごく共感できます。ヨネダコウ先生のこういう心理描写が丁寧で好きです。前作同様ひたすらに幸せを祈りたくなってしまう…。今作も泣けます…。久しぶりに読んだけどどうしても触れたくない ヨネダコウstarstarstarstarstarNano何年も前に読んだとは思うんですが今読んでも嶋ちゃんが可愛すぎる…そしてしんどい…ああぁ…。二人とも色々抱えてて、嶋ちゃんはなかなか一歩を踏み出せずにいるんだけど外川さんは踏み込もうとしてて。 お互い優しさゆえの不器用なところがあって、二人なりに歩み寄ろうとして、でも離れて…みたいなもだもだがしんどいけど良いです。読んでる最中はひたすらに「幸せになってくれ…」と拝み倒しました…。言葉選びや台詞が本当に秀逸で泣けます…。 「ボーイズラブ」を辞書で引いたらこれが出てきてほしいαの花嫁 共鳴恋情 【コミックス版】 岩本薫starstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。悪意のはびこる王宮で紡がれる美しくも恐ろしい物語 #1巻応援お伽話は地獄の果て、 市梨きみsogor25ヒライスという国に住む16歳の青年レヴィは魔術師団に所属していながら実は魔術を使うことができず、目的もなくただ生きているだけの日々を送っていました。 そんなレヴィが出会ったのが第十三王子である6歳の少年サフィール。 彼は常に何者かに命を狙われており、まるで身代わりのように周囲の人々が命を落とし続けていたので、「死を呼ぶ末王子」などと呼ばれていました そんな2人が出会い、心を通わせてゆく中で互いに生きる意味を見出していく、美しい絵柄で紡がれていく王宮ファンタジーです。 しかし、その美しさはこの作品の持つほんの一面に過ぎませんでした。 話数を重ねると見えてくるこの物語に秘められた裏の顔とそれに連なる愛憎劇は、冒頭の2人の運命的な出会いからは想像もできない方向に広がっていきます。 BLレーベルの作品ですが、その枠を超えて読まれてほしい、ファンタジーとしてもヒューマンドラマとしても一級品の作品です! 2巻まで読了銀行で繰り広げられる水面下オフィスラブ俺が好きなど嗤わせる【コミックス版】 里つばめ千代同作者の『俺が好きなら跪け』のスピンオフ、舞台も同じ東都第一銀行本店 前作では主人公達の上司だった梶次長と神谷次長の話 この作品以外にもいえるけど里つばめ先生のお仕事ものはちゃんと業務内容にも触れられていてキャラクター達が仕事していると実感できるのが良い 『俺が好きなら〜』では神谷次長は主人公の上司という立場だったから威厳ある雰囲気だったけど、実は隠れビッチだったとは… なんか誘うのも手慣れてるし、さらに涼しい目元の眼鏡の美形…属性盛り沢山で好き 梶次長も神谷次長の反応見て試行錯誤を重ねて関係を進展させようとしているのが分かるからつい応援してしまう 全体的なストーリーは『俺が好きなら〜』と比べるとこっちは比較的大人っぽい もともと台詞だけじゃなくて間を取ったりすることで言外に人物の心情を描写することの多い作者さんだけど、今作では読者に委ねるような余白の部分がより多いと感じた あと、付き合うまで割と色々あったのにくっついたら2人とも甘々でびっくり…永遠に見ていたい ちなみにその後の2人はCRAFT vol.96に読み切りとして描かれているのでよかったらぜひ https://bookwalker.jp/debc034947-f52f-41f2-9398-09bbf9ad6181/ レトロだけど古くさくないドタバタ金稼ぎラブコメお金ためます! 忠津陽子野愛頭の回転がはやくて口が達者で転んでもタダでは起きないバイタリティ溢れる女の子、こんなヒロインが見たかった!! 財閥のご令嬢なのに父の教育のおかげでめちゃくちゃケチな女の子・アニーがお金を稼ぐために奔走するドタバタラブコメです。 独立志向のアニーとは正反対、金持ちの女の子と結婚したいイケメン・ラフティと敵対しつつ惹かれ合うのも微笑ましくて楽しいです。 テンポがいいし、レトロな絵柄も可愛いし、ストーリー自体に古くささはまったく感じないです。 トーベンボクとかあんちくしょうとかワードセンスに時代は感じるけど、これがまたテンポのよさを生んでいる気がする。とにかく楽しかった!甘いひとときオールドファッションカップケーキ 佐岸左岸starstarstarstarstar_borderNano寝て起きて仕事。それだけの毎日。 それだけの毎日を好き好んでいる自分が少し憂鬱な、もうすぐで四十路の野末。 そんな野末が気になっている部下の外川。 「女の子同士っていいよな」そんな何気ない野末の一言から、彼らは女子人気の高いパンケーキの店へ一緒に行くことに。 そこで野末は外川に、あらゆる物事が面倒なのではなく、怖いから何も踏み出せないのだと自分の事を言い当てられてしまう。 もだもだな社会人BL。 これ年取ったら野末さんに共感するのかな~ていうのが一話読んだ感想。 何も変わり映えしない日常に、自分と一緒に居てくれる誰かがいたら、それはとても素敵なのかもなあ。 こういう可愛い恋愛したいな~~~~~!!!!これもっと続いてもよさそうな感じだった農業ノススメ ~恋と涙の就農生活~ 美和剛 中山たくみマンガトリツカレ男試し読みしてあまりの内容で気になって買って読んだが面白い。エロ劇画の要素もたくさんあるが都会の会社を辞めて農家の後をつぐということ、農家の仕事の内容、新規就農、田舎の人間関係などについて書いてあり面白かった。 wikipediaに書いてあったが単行本化を望む声も多かったというのも納得できる内容だった 実録風味の不条理ギャグホラーだと思って復讐SNS~保育園落ちた、ズル女死ね!~ 伊東倫智野愛SNS、ご近所さん、ママ友、子育て、夫婦、介護など……鬼女板とかで見かけるエピソードを集めて煮詰めた地獄みたいな短編集。 こういう類の漫画は実録っぽさを残しつつ、振り切ったホラーのような良さがあります。 今っぽい絵柄で勧善懲悪系もいいんですが、レディコミっぽい絵柄で理論も救済もなんもないやつもまた味わい深いんですよね。この作品は完全に後者です。趣があります。 なんにも悪いことしてない主婦たちが、なんの理由もなく不幸になるだけです。 ダメな旦那を捨てて実家に逃げたら介護でボロボロに、理不尽なママ友切ったら娘までいじめの標的に……いろいろあって爆死!みたいな感じです。 テンポよく地獄がやってくるので爽快感すらあります。 ギャグとホラーは不条理なほうが面白いんです。命の危機でもお金をくれなきゃ助けてくれませんお金ためます! 忠津陽子よーこ忠津陽子さんは70年代に活躍した女性漫画家。美人はいかが?はドラマ化された。お金ためます!はkindle unlimitedで読むことができる。 ケチな主人公とお金持ちと結婚するために自分磨きをする男とのラブコメ漫画。 ケチではあるが、コツコツ努力して稼ぐべきだと考えており、自分で稼ごうとせずお金持ちになろうとする男と対立しながらも主人公は果たして1万ドルを貯めることはできるだろうか。 実際には関わりたくないとは思うものの見る分には楽しいとは思える作品。自分磨きをして金持ちと結婚するのも一つの稼ぎ方とも思うが、そこは人それぞれ。 テンポの良い展開なのがいい。 <<12345>>
すごく良かったー! 敵認定で綾間さんに会いに行ったけど、綾間さんは尊敬できる大人だった。 逆恨みで腐っていた直己くんを正当にポジティブな方向に導いていく様子がとても素敵だった。 佐久間さんの公私混同が過ぎるとは思っていたけどそういう事か。 でもそこを恨まない直己くんの心根が好きだな。