クラスメート

クラスメート

私立の名門、東高校の入試に落ち、ランクが下の桜が丘高校に入学した柴崎利子は、入学式の日、登校中に知り合った村田カンナと共に遅刻。東高校に落ちたことを恥じる利子だが、カンナは勉強一本やりで人間らしさがない東高校に幻滅し、桜が丘高校に入学し直したという変わり者。クラスメートになった爽やか少年、池本良や生徒に人気の教師、山口たちとの高校生活がスタート!!

私生活

私生活

高校の同窓会で顔を合わせた5人の女性たち。女子大生、人妻、OL……全く別の道を歩む5人の女性、それぞれの恋愛が語られるオムニバス・ストーリー。鼻っぱしらの強い女子大生・沢木玲は、プレイガールを気取っているものの、未だ男性経験は無い。独身の助教授に魅力を感じ、近づこうとするが、彼にはある秘密があった……。

Boys

Boys

17歳、それは輝く青春の季節。そして同時にためらいと迷いの時期でもある。武士はずっと続けてきた野球をやめた。退部届けを出して帰る道筋出るのはため息、全く未練がないわけではないのだ。かっこ悪くて言えないが、恥をかくよりやめた方がマシという、せこいプライドが原因だった。“白球”だなんて言葉は綺麗だけど、実際そのボールは結構汚れているもの。そんな青春を回り道しながら、少年たちは大人になっていく――。

パンドラ

パンドラ

両親が戦死したため、親戚に引き取られた明子。そこには幼い頃から憧れていた哲士がいた。密かに想いをつのらす明子だったが、ついに哲士の元にも赤紙が来てしまう…病に伏せる叔父に隠れ、叔母が別の男と遊んでいることに気付いてしまった明子。気の毒だと明子は一生懸命叔父の世話をしていたが、叔父に迫られ、空襲警報に救われたのだった。ついに哲士が戻って来たが…――その昔、パンドラが開けてしまったと言われる玉手箱。女たちの愛、そしてありとあらゆる不幸、そして最後に残った希望の物語。

スポットライト

スポットライト

いつか輝くスポットライトをあびて、華やかな蝶のようにはばたきたい…幼い頃から、バレエや歌を習わされ、いつか芸能界に入るよう育てられた望。毎日のけいこごとで友達ともろくに遊べない望は、母が何故自分を芸能界に入れたいのかと疑問を持つのだった。ある時、過労で倒れてしまった母を介抱していた望は、押入れの中から昔の雑誌の切り抜きを発見する。その昔、母は女優として活躍していたのだ…望は母の夢を叶えるため、スターを目指す決意をする!

クレオパトラ

クレオパトラ

時に紀元前51年、クレオパトラは十八歳で王位につく。しかし、亡き父の何人目かの妻・エウロペは自分の息子を王位につけようと画策していた。クレオパトラと共同で王位を守っていた弟・クレオンがエウロペにより殺され、クレオパトラは危うく難を逃れる。しかし、兵力を持たないクレオパトラは、再びエジプトを治める女王になるため、その美貌を武器とし、シーザーに愛される道を選ぼうと…美しく気高く、そして誇り高く、芸術と知性を愛したエジプトの女王・クレオパトラ。その波乱に満ちた生涯を描く名作!

風のゆくえ

風のゆくえ

菖子は結婚を間近に控え、新婚生活を夢見て幸せの絶頂にあったが、婚約者の慎也は、挙式を目前に控えたある日、菖子に何も告げないまま行方をくらましてしまった。愛し合っていたのに、なぜ…?慎也の妹から譲り受けた手帳には、菖子の知らない電話番号が記されていた。菖子はそれらを手がかりに、慎也の居場所を突き止めようとするが…!?

夢の航跡

夢の航跡

妾の子として育った慧は、父の葬式で、大企業の令嬢として育った本妻の娘・瑶子と出会う。表面上は穏やかでも、心中で互いを否定しあう二人は、亡き父の遺言により、残された会社で共に働くこととなった。審美眼を見込まれ、仕入れ部の責任者となった慧だが、顧客に贋作を売りつけ、本宅への復讐を果たそうとする。駆け引きと陰謀の渦巻く中、二人の思惑は交錯して…!?

あした輝く

あした輝く

第2次世界大戦末期・満州―――開業医を父に持つ夏樹今日子は、ある日青年衛生兵の速水香と出会う。二人は互いに惹かれあい恋に落ちた。しかし終戦と共に事体は一変、満州に不穏な空気がたちこめる。引き揚げの混乱の中結ばれた二人だったが、元軍人の香はソ連軍に捕らえられてしまう……引き裂かれた二人の運命は!?

姫がいく!

姫がいく!

ボロは着てても心は白雪。転校してきた白雪姫ちゃんはちょんまげおさげ髪に毛糸のズロース、しましまデカパンを掲げたちょっと変わった女の子。超がつくほどお人よし、心やさしく、ケンカに強い正義感!素敵な恋を夢見て、今日もわれらの姫がいく!講談社出版文化賞受賞の傑作学園コメディ。

初恋時代

初恋時代

別々の高校に進学することになったが、めぐみは中学時代の同級生・小西と健康的なお付き合いをしていた。ある日の授業で源義経と静御前の恋の話をならっためぐみは愛人なんて不潔だと不快感を覚える。更に、クラスメイトにキスもしていないことをひやかされ、小西に子供っぽいと言われためぐみは、大人になることに抵抗を覚え…

長屋王残照記

長屋王残照記

持統天皇の甥、長屋王。律儀でまじめな彼は生涯を一臣下として生きようとする。しかし、その高貴なる血ゆえに、自ら望むところではない陰惨な政治闘争の渦中へと巻き込まれていく…古代王朝史上、最も悲劇的な歴史事件「長屋王の変」を里中満智子が華麗に描き出す歴史絵巻!

女帝の手記

女帝の手記

時は奈良時代、聖武天皇と光明皇后の間に生まれた娘、阿倍内親王。皇太子だった阿倍の弟は体が弱く、幼くして死んでしまう。藤原氏直系で唯一の内親王となった阿倍は、皇太子として即位する。藤原家の期待を背負い、女の幸せを捨て、阿倍の政治家としての日々がはじまろうとしていた…史上初の女性皇太子となり、二度、天皇として即位した女帝の華麗なる生涯。

浅葱色の風

浅葱色の風

若くして天才剣士と呼ばれ、新撰組一番隊組長として活躍した沖田総司。浅葱色の羽織をまとい、下駄の音を響かせて、ただ夢中で剣をふるった。愛する人たちのため、信じる道のために生き、二十五歳の若さで病に倒れた沖田総司の、一途ではかない生涯を描いた著者入魂の傑作!

アトンの娘

アトンの娘

古代エジプト王朝、常に権力の頂点に立っていたのは「神の子」といわれる王(ファラオ)であった。今から約3550年前、古代エジプトが勢力・文化ともに最盛を誇った第18王朝期、エジプトは多神教だったが、アメンホテプ四世と王妃ネフェルティティは、絶対無二の存在としてアトン神を信仰しようと、宗教改革をはじめた。その頃、二人の第三女、アンク=エス=エン=パ=アトン(アンケセナーメン)は姉たちに囲まれて幸せに暮らしていたが…ツタンカーメンを支えた王妃アンケセナーメンの波瀾に満ちた生涯を描く!

愛人たち

愛人たち

出版社に勤める五月は、妻子ある小説家、三枝仁と恋に落ちてしまう。妻と別れるという三枝の言葉を信じ、五月は彼の仕事場に暮らしはじめた。そのマンションの隣に住むイラストレーターの朋子には、圭介という恋人がいたが、彼には彼女以外にも女性関係があった。朋子の隣には政治家秘書の妻、藤村亜紀子の愛人、劇団員の来栖貢が住んでいた。同じマンションに住む3人の愛人たち、それぞれの愛の葛藤を描く問題作!!

北回帰線

北回帰線

竹之内飛鳥は国際線スチュワーデス。いつしか、飛鳥は一緒に働く先輩パイロット・仲緒に恋をしていた。しかし、仲緒には会長の娘である妻がいた。その矢先、ギリシャの大実業家クレウスにプロポーズされて…!?紺碧の大空を舞台に繰り広げられる壮大なラブストーリー!!

ミスターレディ

ミスターレディ

二卵性双生児の太郎と花子。太郎は男の子だけど、心は女の子。花子は女の子だけど、心は男の子。でも、園丘家では、男は男らしく、女は女らしくと育てられてきた。フラストレーションがたまった二人はある日お互いをチェンジしようと思いたつ!!

SEE YOU AGAIN

SEE YOU AGAIN

15歳になったミリーは医学生のベルナルドに初めて恋をした。時は1966年、アメリカは終わりの見えないベトナム戦争に介入していた。二人がお互いの想いを伝えあった矢先、ベルナルドの元へ召集令状が来る。徴兵拒否をしても、自分の代わりに誰かが辛い思いをするのだ、ベルナルドはベトナムへ行く決意をした。ミリーはベルナルドを待ち続けるが…!?

積乱雲

積乱雲

敗戦の色濃くなった第二次世界大戦下の日本。足の悪い知絵子は圭一郎と出会い、はじめて生きる喜びを知る。仕事と恋に追われていた笛子は、貢と出会ってやすらぎを知る。兄に守られていた美代子は、周一と出会って愛を知る。特攻隊員を命じられ、死を目前に控えた男たちの心の葛藤、そして彼らを愛した女たちの必死な青春。

レディー・アン

レディー・アン

椿あん子ことアンは、洋品メーカー「レディー」のあととり娘。アンは新しいモードの勉強のため、パリに滞在していたが、偶然ライバル会社の洋品メーカー「ヤング」の社長の三男・慎之介と知り合った。何だか気になるけど、商売敵と仲良くなんて出来ない!「レディー」のピンチを知り日本に戻ったアンは早速新しいデザインを次々と送り出すが、「ヤング」側の邪魔が次々と入って…!?

あかね雲

あかね雲

東京から遠く離れた虹が島で祖母と一緒に暮らすあかね。七年前にあかねの父が他界した後、母は仕事を求めて東京へ行ったが、それ以来島へ戻って来なかった。いつか母が戻って来ると信じて待っているあかねは、ある日、母がもう戻って来ないことを知り、東京へ行く決意をする。島の出身で東京で成功した高円寺氏が、人を雇うため島に戻って来ていたが…!?

彼方へ!

彼方へ!

父親を亡くした真幸は16歳、まだ何色にも染まっていない純白の青春の日――。水泳部に所属する真幸は、クラブの先輩・日下部将に憧れていた。将もまた、母を亡くしていた。真幸は父兄懇談会で学校に訪れていた母と、将の父がかつて友人だったと知る。「二人は愛し合っている」という将の言葉を一度は否定した真幸だったが…!?