KADOKAWAマンガの感想・レビュー2772件<<108109110111112>>UR(ウルトラレア)の漫画幼女戦記 東條チカ カルロ・ゼン 篠月しのぶmampuku 人気のなろう系の小説が書籍化→漫画化→アニメ化と出世していくにあたって、好条件に恵まれるかどうかが売上をかなり左右することをさして「絵師ガチャ」「漫画家ガチャ」「制作会社ガチャ」なんて揶揄されたりしますが、この『幼女戦記』が漫画家ガチャで引き当てたのは最高レアの類でしょうね。勿論肝心の元々のストーリーというのもSSレア級であるのは間違いなく、実際に読んでみれば生半可な作画では表現できない苛烈で緻密な世界であることがわかります。 最近、現世で苦労したオッサンが転生して美味しい目に遭う話がなろうで流行ってるみたいですが、オッサンの転生という意味で幼女戦記はそれらの先駆けと言えなくもないものの、来世でさらなる苦役を強いられるという点で真逆ですね。 神を信じない少女(おっさん)が神から授かったを振い、可愛らしい容姿の奥に冷酷さを秘め、安定生活を夢見ながら戦場の最前線を駆け回る。皮肉が受肉して軍服を纏った姿それがターニャ・デグレチャフ少尉。可哀相でかっこよくて可愛い主人公です。時間と心に余裕があるときにじっくり一気読みするのをお勧めします乱と灰色の世界 入江亜季大トロ※ネタバレを含むクチコミです。アニメ2期希望Re:ゼロから始める異世界生活 第三章 Truth of Zero 長月達平 マツセダイチ 大塚真一郎mampuku※ネタバレを含むクチコミです。哀しいけれど希望を見出すことができた下巻どこか遠くの話をしよう 須藤真澄鳥人間※ネタバレを含むクチコミです。まさかのkindle苺ましまろ ばらスィーasukas4年半ぶりの単行本発売に合わせて、全巻kindle版の発売。いろんな意見があるけど、個人的には初期のまったりロリな日常漫画より、ギャグを前面に推してる6,7,8巻が好き。 濡れる!のやつ学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 佐藤ショウジ 佐藤大輔mampukuゾンビ漫画の金字塔。原作者死亡のため絶筆に。もともと遅筆な方ではあったらしいがまさか続きが読めなくなるとは残念。 これとかアイアムアヒーローのお陰でゾンビものはまともに完結しないイメージw あと作者が右○っぽい作品ってそこさえ目を瞑れば面白いのが多いかも(プリティベルとか)忘れてた記憶が蘇るマンガでおさらい中学数学 春原弥生 佐々木隆宏hysyskもしかしたら授業で先生が言ってたかも知れないけど忘れてしまった数学を勉強する際の心構えとか、疑問に思ったけど教科書では「そういうもの」とされていて納得できなかった話が、すっと入ってくる。章の終わりに丁寧なまとめもあって良い。パート5は初歩的な統計学を扱っていて、仕事にも役立つ。伊藤ガビンの漫歩録「森泉岳土のマンガだけは紙の本で買わなくてはならない理由」感想報いは報い、罰は罰 森泉岳土マンバマンバ通信の記事の感想をどうぞ!! まだ読んでない方はこちらから! https://magazine.manba.co.jp/2017/12/15/manpo-moriizumi/新井英樹「KISS 狂人、空を飛ぶ」がコミックビームにて連載開始KISS 狂人、空を飛ぶ 新井英樹マンバ【掲載誌】 コミックビーム2017年7月号(2017年6月12日発売)より連載開始 【代表作】 『SCATTER あなたがここにいてほしい』新井英樹 『真説 ザ・ワールド・イズ・マイン』新井英樹 【受賞歴】 『8月の光』アフタヌーン四季賞 大賞 受賞 『宮本から君へ』 小学館漫画賞 青年一般部門 受賞 【公式サイトなど】 コミックビーム https://www.enterbrain.co.jp/comic/ 究極のゲテモノグルメダンジョン飯 九井諒子オカムラ素材が素材だけに料理がおいしそうに見えても食べるのを躊躇ってしまう気持ちがよくわかる。 また「モンスターを料理する」という目新しさで話題になったが、ダンジョンの設定がきちんと練られているので、ダンジョンを冒険するマンガとしても面白い。 ハマショー!が最高ひなごう! おおひなたごう Extra Works おおひなたごう名無し昨夜 眠れずに泣いてたんだろう?これ読んで元気出しなよJ.BOYゲーム実況とも共通する部分がありそう異世界迷宮でハーレムを 氷樹一世 蘇我捨恥 四季童子mampuku ゲームの世界に迷い込んで、ゲームの要領で強くなってチヤホヤされたり、悪い輩の手に渡る前に奴隷を買い取ってみたり、聞いたことある「なろう」小説のテンプレみたいな話ではあるんですが、原作がトップクラスの人気だったたけあって漫画のクオリティも高く期待の高さが伺えます。というか涼宮ハルヒやSAOの初期と比べるとラノベのコミカライズも随分地位が向上したように思えますね。絵がもう雲泥。 ただこの手のオールドファッションなテンプレものは海外でのウケはよくなさそうですね(ポリコレ的な意味で)そういう枠から飛び出た、リゼロとかグリムガルみたいな万人に受けそうな人気作品が先にアニメ化され尽くして、異世界ハーレムみたいのは5chとかで白い目で見られがちですが頭空っぽにして読むには最適だと思いました。「甘木唯子のツノと愛」他3作品収録した久野遥子初の作品集甘木唯子のツノと愛 久野遥子名無しアニメーション作家として文化庁メディア芸術祭新人賞も受賞したことのある久野遥子の初作品集。 表題作の『甘木唯子のツノと愛』の他に『透明人間』『へび苺』『IDOL』が収録されている。 『透明人間』が2010年の作品なので、7年に渡って描かれた作品。 わたしのお気に入りは『甘木唯子のツノと愛』で、ツノが象徴的な、兄妹だけの独自の世界があって、読後感はじんわり痛い。俺、アイスランドで17歳で探偵したかった北北西に曇と往け 入江亜季名無しアイスランド在住の17歳の探偵 御山彗くんがクールに探偵稼業をこなしていく話です。 兎にも角にも、御山彗くんがすごい。 やたらイケメン。やたらオシャレ。やたらクール。やたらハードボイルド。車の声聞ける。つーか、機械全般の声聞ける。運転もできる。 マジか、と。17歳?マジ?と私の17歳の頃との圧倒的な差を感じながら、全てが素晴らしくクールなので、抵抗するのはやめて、かっこいい〜〜と惹き込まれることにしました。 画像を見てもらうと分かりやすいのですが、並みの17歳は、車が横転した時点でパニックになります。多分、少し泣きます。 そこを彼は、やれやれ感たっぷりに「このくらいで故障なんてないだろうな?」と。 かぁ〜〜〜〜クール!!!クールですよ。 このクールさだけで、1巻の中盤まで楽しむことができます。 後半からは、作品のメインらしき謎の方へ動いていき話に引き込まれていくので、作品の中で丁寧で素敵なスイッチングがされているな、と思いました。 これからが非常に楽しみな作品です。猫とヤンキー食い合わせの方、バッチリです!!!NYANKEES 岡田淳司名無し猫の縄張り争いを擬人化してヤンキー漫画として描いているのか、ヤンキー漫画を猫に置き換えて描いているのか。 どっちでも良いが、とにかく癒される作品。 もちろん普通の日常系漫画の方が癒され度合いは高く、本作の癒しの味付けは、他に比べると薄めです。 しかし、ヤンキーモノというハードなジャンルの中にある、薄味の癒し。 さながら砂漠のオアシス、オタサーの姫、工業高校の女子、二日酔いの朝の味噌汁。 普段だと特にありがたみを感じないのに、状況によって通常の倍以上のありがたみに感じるアレが発揮されて、癒され度合いも倍以上に!! ヤンキー漫画としては展開も内容もベタなので、熱くなる瞬間もありますが、必ずと言っていいほど猫としての描写も入れてくるので、即、かわいい〜猫〜となること間違いなしです。 ヤンキー漫画も癒され猫漫画も読みたい人にオススメしたいです。 超健全図書って感じ初情事まであと1時間 ノッツ大トロエロマンガじゃないです。 タイトルそのまんまなのですが、デフォルメされたかわいい絵でいろんなカップルの情事一時間前をオムニバス形式で描いていきます。 全編愛があって健全でかわいいです。ちょっと泣けるし。OZについて、語りたい!Oz -オズ- 刻夜セイゴ 岩井恭平ひみ能力バトル漫画好きな人には、おすすめ!どうなったんだろう、最後。ゲーム会社ギャグマンガにゃん天堂 うさくん霧兵衛良かった点 ・「うさくん」らしいマンガ ・ギャグが面白い 総評 この作者は原作者なしで、ギャグを描いてる時が好きかな続編希望逢刻町そらそれ 鳥取砂丘mampuku 終末後の変わり果てた世界を舞台にした、ゆるやかな日常系ファタジー。全1巻で終わってはいますが、気になる仕掛けや設定がたくさんあって、もっと読んでいたくなります。 失われた日々への喪失感と、面白おかしくにぎやかな日常。変わり続ける町・逢刻町と、時代に置き去りにされた地底の町。空の隙間から覗く、威容を湛えた門のようなオブジェ。ディストピアみたいな世界で面白おかしく生きている個性豊かなキャラクター達がなんだか新鮮に映ります。 ハトコやミフネ、イクサたち四姉妹、彼女らの姿がなぜ"ああ"なのか。明かされてほしくもあり、想像するのもまたオツであり。エロ…夜縛◆夜明曲 RAN名無し1裸よりエロいレオタードの上から緊縛。競泳水着の描写もエロい。 というかいろいろはみ出しそう。こんな格好許す学校あんのか?w ストーリーよりエロ方面が大好きな方向けだが、おすすめ。四国民必読の郷土密着ファンタジー狐狸の花盗り 朱子すずたたみ四国を舞台にした和風ファンタジー。 主人公の郷土愛、狸愛が激しくて可愛い。 敵キャラの狐さんがヤンデレ怖い。 しかし、狸(人間に変化中)の謎コスプレは読者サービスなのか……?入江亜季の新作!北北西に曇と往け 入江亜季大トロ入江亜季先生の久々の新連載。 舞台はアイスランド、機械と話せる青年が主人公。 登場人物全員にそれぞれの色気があって、海や山や大地や動物も美しい。 まだ一巻なので話はそこまで展開してないけど、乱と灰色みたいなファンタジーっぽい感じではなくちょっとミステリぽい感じかな!前作よりおしゃれな感じがする。 二巻がとてもたのしみ。ダメ人間を描く天才東京発 異世界行き 大武政夫mampuku「ヒナまつり」作者の短編集ですが、脱力したギャグと心温まる人情の絶妙な配合加減は紛うことなきヒナまつりの人ですね。発想の勝利みたいなエピソードが多いですが、異世界転生の話は落ちまでよく練られてて面白かったです。 新人賞時代の作品も載っているのですがこれだけ少し雰囲気が違って切ない感じ。スカッとする公爵令嬢の嗜み 双葉はづき 梅宮スキ 澪亜やむちゃ最近転生ものが人気ですね!こちらは乙女ゲームのヒロインではなく悪役どころ。ヒロインのライバルに転生します。 物語はゲーム上悪役のヒロインが追放されるところから始まりますが、元銀行員のスキルを活かして領地の運営で無双するのが見どころです。 ゲームの真のヒロインの悪気のない毒がよく表現されていて、ほんとに憎くなってきます。視点を変えるとこんなにも違うのかと勉強になります。<<108109110111112>>
人気のなろう系の小説が書籍化→漫画化→アニメ化と出世していくにあたって、好条件に恵まれるかどうかが売上をかなり左右することをさして「絵師ガチャ」「漫画家ガチャ」「制作会社ガチャ」なんて揶揄されたりしますが、この『幼女戦記』が漫画家ガチャで引き当てたのは最高レアの類でしょうね。勿論肝心の元々のストーリーというのもSSレア級であるのは間違いなく、実際に読んでみれば生半可な作画では表現できない苛烈で緻密な世界であることがわかります。 最近、現世で苦労したオッサンが転生して美味しい目に遭う話がなろうで流行ってるみたいですが、オッサンの転生という意味で幼女戦記はそれらの先駆けと言えなくもないものの、来世でさらなる苦役を強いられるという点で真逆ですね。 神を信じない少女(おっさん)が神から授かったを振い、可愛らしい容姿の奥に冷酷さを秘め、安定生活を夢見ながら戦場の最前線を駆け回る。皮肉が受肉して軍服を纏った姿それがターニャ・デグレチャフ少尉。可哀相でかっこよくて可愛い主人公です。