KADOKAWAマンガの感想・レビュー2772件<<105106107108109>>絵も物語も独特で形容しがたい「成田芋虫ワールド」堪能KILLING ME / KILLING YOU 成田芋虫mampuku 世界滅亡の大災害の後遺症で不死になってしまった二人が、死ねる方法を求めて終末を旅する漫画です。滝つぼや崖から飛び降りたりインディージョーンズばりの罠に嵌ったりしますがなかなか死ねません。 この作者の漫画は初めて読んだのですがほんわか可愛い絵柄で、サービス的なお色気がギャップで却ってドキリとさせられます(笑)今どきですとラノベの漫画化とかを手掛けていても違和感ない絵の雰囲気ですが、オリジナルだからこそ生まれた成田芋虫ワールド本当素敵なのでオリジナル書いてくれてありがとうございます先生という気持ちです普通ではないからこその真実味セカイ、WORLD、世界 新井英樹名無し60Pある初投稿作品は「主人公は必ずぶっ殺す‼︎」意気込みで描かれて本当に死ぬ。表紙の蟻鱒鳶ルを建てられてる岡啓輔さんの話は泣かずに読めない。 宇宙を目指す熱くて切ない物語ふたつのスピカ 柳沼行たか 宇宙の漫画というだけでその面白さは約束されたようなものだが、ふたつのスピカは面白いを超えて最高です。 ちっちゃくて気が弱いけれどめちゃくちゃタフな主人公、主人公を見守るライオンの幽霊、閉鎖空間での厳しい入学試験、過酷な訓練、かけがえのない友人たち、夢の実現、そして別れ。友情・努力・勝利、そして汗と涙。まさに名作少年漫画の条件を揃えている。**若者たちが貧乏したり遊んだり、夢に向かって助け合いながら成長していくところは、まんが道に通じる青春の輝きがある。** ロケットの運転手になりたい主人公・アスミは、ロケットの墜落事故でお母さんを亡くしている。ロケット開発者だったお父さんと2人ぐらしで、ちょっぴり意地悪な幼馴染・府中野くんとアスミにだけ見える幽霊のライオンさんだけが友達だった。そんな**海辺の田舎町に住む女の子の世界が、宇宙学校入学を機にどんどん広がり成長していく姿がたまらない。** お調子者の圭ちゃん、クールビューティーの万里香、ミステリアスな秀才・秋。アスミと府中野も含めて宇宙学校の生徒達はそれぞれ問題を抱えている。そして宇宙に行くことを全ての人から祝福されているわけではない。**人の悪意に触れたとき、みんなが根性とひたむきさを持って真っ直ぐ問題と向き合う姿に心を動かされる。** また、ふたつのスピカの魅力の1つがかわいらしい絵のタッチ。素朴な絵柄が作り出す温かな雰囲気が、人々の抱えるシリアスな過去を際立たせ、アスミのかわいらしさを引き出し、また事態がハッピーエンドを迎えたときの安心感をいっそう格別にしてくれる。 努力する人、夢を追いかける熱い話が好きな人が読むべき名作な。死ぬ前にぜひ一度読んでください。にゃんぱす〜のんのんびより あっとJuno田舎暮らしの女の子たちがのんびり過ごす様を描いた作品。キャラや背景の書き込みが丁寧。田舎の時間の進み方や穏やかさに癒される。ヤマザキ先生の傑作テルマエ・ロマエ ヤマザキマリしんルシウスの風呂に入ってみたい。 クイズにはやり方があるナナマル サンバツ 杉基イクラ名無し早押しクイズで問題文の途中なのに答えられるのは、こういう世界があるからなんだな。マンガから教わることは多い。泡になって消えた少女砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 杉基イクラ 桜庭一樹にわか桜庭一樹の名作「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」を「ナナマルサンバツ」杉基イクラが漫画化した作品。 原作から痛いほど伝わってくる少女の無力感と絶望的なまでのどうしようもなさが、しっかりと描写されている。色濃く描かれた日常生活はやるせなさを引き立て、決まっていた終わりにただただ流れていく。原作の雰囲気をしっかりと掴んだ上手な作画により、読みやすくもずっしりとした漫画になっている。「尊い」なんて安い言葉で片付けたくない尊さやがて君になる 仲谷鳰mampuku 特段百合好きというわけではないのですが、これほど丁寧に繊細に時に緩急をつけて描かれた恋愛漫画が面白くないはずがないんですよね。ちゃんと女の子同士でないと成立しない関係性でありストーリーだと思うので、きっと良い百合漫画でもあるのだと思います(BLなんかでも、少女漫画を男キャラに置き換えただけにしか見えない作品ありますしね) 燈子先輩(1巻表紙左の黒髪)が罪深い女で、コミュ力おばけというか人たらしの人気者なんですが、そんな彼女でも意中の人の前では乙女になっちゃうのがまた可愛くてずるいですね。侑(右側の赤髪)がとても親しみやすい良い子なので、男女問わず楽しめる作品ではないかと。繊細な描写と呪いの言葉に彩られた百合やがて君になる 仲谷鳰にわか見ていて綺麗で癒やされるだけの「百合」じゃなくて、あくまで切実な女の子同士の関係。繊細に描いているがゆえに登場人物の言葉はときに呪いとなって、傷つけ合い、束縛する。目線や手の動き、仕草も作者の意識が配られて、他にない空気感が醸成されている。 女の子同士の恋愛だからこそ描かれるこの息苦しくなるような物語は、ただ読むことでしか味わえない。最高なので買ってよむべし。バトルヒロインものというより純粋に少年漫画神落しの鬼 菅原健二mampuku このテのファンタジー漫画がなろう系ばかりになってしまい、却って珍しくなった少年漫画然とした少年漫画です。 下品なギャグはキレがよく、絵が可愛いのでコメディタッチでもお色気シーンはそれなりに有難みがあります。 ヨーロッパ風のファンタジーに日本刀を登場させる作品は多いですが、ここまでがっつり鎧を着こんだ和装主人公も珍しいのではないでしょうか。顔に幼さはあるものの筋肉質で全身古傷まみれ、TUEEな主人公ではあるものの強さに説得力があります。純粋に少年漫画らしい漫画であるからこそ、「なろうを読み慣れた読者なら勝手に納得してくれるだろう」という甘えがないので誰にでも読みやすい作品だと思います。 一巻の時点では表紙のヒロインの戦闘での見せ場があまりないので二巻以降に期待したいです。 いいですよメタモルフォーゼの縁側 鶴谷香央理名無しおばあちゃんがBL読んで 「あら~~」ってなる。ほのぼの。褒められたい人におすすめ異世界居酒屋「のぶ」 ヴァージニア二等兵 蝉川夏哉 転名無し異世界系+グルメものってなんかありふれてる同士だな~って思って、で読んでみたら出てくるメニューもすごいありふれてて、大衆感すごくって、それを異人さん達がものすごい絶賛しながら食すわけ。自分がいつも食べてるものをそんなに褒められたら悪い気はしないっていうかずっと読んじゃう。 世界間の移動自由だし、装備そのままでニューゲーム的な融通の利き方、つまりうまく言えないけど自分が褒められてるかのように錯覚できるので良い漫画です。素敵…!にわにはににん 中野シズカ名無し「ひきだしにテラリウム」とか「乱と灰色の世界」「春と盆暗」「CITY」とか好きな人読んで欲しいペンとトーンの使い方がすてきです 古民家カフェでコーヒー飲みながら読みたいなぁ河原温の作品がA子さんの恋人 近藤聡乃名無しさらっと出てくるこれからも残っていくであろう名作銀河の死なない子供たちへ 施川ユウキにわか最初の数ページで物語のスケールの大きさに驚き、気がつけば物語の世界に取り込まれている。クジラに飲まれて、死骸の中からΠが出てくるシーンは、壮大な自然の中、それとは無関係な次元に生きている存在であることをさらりと理解させる名場面だった。 随所で出てくるラップは膨大な時間を生きる中で出てきた感情がただの言葉でなく、音楽的に自然にでてきたことを表してるだろう。 そんな不死の彼らが出会うのが、宇宙から来た女性だ。その母体から生まれた子供と会うことで、不死の彼らは「生」の意味を真に学んでいく。 マンガ表現もテクストも非常によく練られた、繊細だけれどスケールの大きい素晴らしい漫画。 遠くに行きたい北北西に曇と往け 入江亜季む誰でも一度は考えるここじゃ無いどこか遠くに行きたいと言う願望 漫画を読んでると疑似体験ができて欲求が満たされる気がするのですがこの漫画読見始めた段階で自分もここからずーっと遠くの極北に行って横で見てる気がしてきます。 ひんやりとした空気で広大な大地でイケメンがジムニーに乗る、空気感伝わってくるな〜と。 ストーリーも面白いけど絵に魅了されますね…「不死者」を巡る中世バトルファンタジー終末のノスフェラトゥ 真じろうmampuku「Fate/Zero」「タブー・タトゥー」の真じろう先生、圧巻のダーク&グロ&ファンタジー。相変わらず絵がめちゃめちゃかっこいいです。 「ノスフェラトゥ」といえば一般的には吸血鬼のことを指しますが、本作に出てくる不死者はまさかの○血鬼!?という意外過ぎる設定で、1話目からどんでん返しで楽しませてくれます。 さて表紙の主人公。赤髪で、少女性をギリギリ残した感じのバトルヒロイン、激しくツボです。「終末のイゼッタ」「Re:CREATORS」「天元突破グレンラガン」少し大人ですが「戯言シリーズ」の哀川潤もいいですね。日記でデスゲーム未来日記 えすのサカエにわか一巻発売時にたまたま手にとって、ワクワクしながら読んでいた作品。 そんなに昔のことじゃないのに、主人公の未来日記がガラケーなのに時代を感じてしまう.... 異能力デスゲームものの中でも強烈な個性のキャラが立っていた。伏線も色々と張っていて、展開を予想するのが楽しかった。いま考えても日記を題材にして、デスゲームをやるという発想はスゴイ。繊細な作品とは言えないかもしれないが、発想と新規性をのある漫画だったと思う。少年少女、みながおかしいib -インスタントバレット- 赤坂アカにわか世界を滅ぼすほどの「悪意」の魔法-ib-を持つ少年少女の物語。それぞれがそれぞれの理由で世界を滅ぼそうとする、そんな能力者同士の駆け引きと、徐々に判明していく人々の裏の顔が面白い。 個人的に、厨二病設定全開であるが、物語がしっかりしているため読んでいて引っかかりを覚えない。良い漫画山知識満載 山賊ダイアリーと合わせて読みたい罠ガール 緑山のぶひろmampuku 女子高生が罠を仕掛けてイノシシをつかまえたりする漫画です。ゆるキャン△のようなレジャーものと違って自分でやってみようという気は起らないところがキャッチーではないですが、雑学的な感じで楽しめます。 1巻の最後でつかまえた鹿を自分たちで解体して食べるくだりはとてもいい話でしたね。銀の匙もそうですがこれも食育ですね。 ところでニュース番組でみたことあるカゴの罠ってめっちゃ高いんですね…ポンポさんとかいう名言製造機映画大好きポンポさん 杉谷庄吾【人間プラモ】mampuku WEB漫画舐めてました。鳥肌が立ちました。ポップな見た目からキャラと雰囲気だけと侮ってはいけません。 この短い全1巻に職業クリエイター物語としての完結したストーリーが詰まっており、さらに映画マニア的エッセンスが登場人物やストーリーに深みをもたらしているように思います。クライマックスの見開きで鳥肌が立ち、最後の一コマで目頭が熱くなりました。 あとは月並みですけど、やっぱり映画が見たくなりましたね。ゴッドファーザーやニューシネマパラダイスなど多くの人が見たことありそうな名作を取り上げつつもコアな話もしてくれるので色々漁ってみたくなります。なかでもキャラ紹介で触れられた日本のアニメ映画3作まだ見たことないので配信あればいいなぁ背景やべぇ甘木唯子のツノと愛 久野遥子かしこほぼすべてのコマに背景が描いてあります。 そういうのって自分の記憶がしっかりあるからリアリティを持って描けると思うんです。 小学校生活とか他人の家とか、日々さまざまなことに意識を向けて観察してそれを作品に活かしてる。 だからファンタジー要素があっても浮つきがないので読みやすかったです。 もちろん絵も超上手いし、どの話も最初から最後まで面白かった。才能やべぇ。魔王とか勇者とか村人とかの話LV999の村人 岩元健一 星月子猫 ふーみmampuku 冒頭のカラーページに出てくる「役割:村人」って表示にどうしても笑ってしまいます。どう考えてもシュールですよね、なろうを読みなれてる人にとってはそうでもないのでしょうか?最初シリアスギャグなのかと思ったのですが、その直後に世界の人々に役割がどうたらと説明があったのできっと狙ってるわけではないんですよね。 内容はタイトルそのまんまですね。単純明快に豪快で型破りな主人公なのでスマホの力でチヤホヤされたり現代知識で料理したりするよりよほど好感を持てます。素直に面白いです。 絵はリゼロや異世界ハーレムと比べると見劣りしますね。被写界深度っていえばいいのか、背景とキャラのメリハリがないのでせっかくのファンタジー世界なのに臨場感がイマイチ。デッサンも発展途上感。ただ表情のデフォルメが良いので話には入り込みやすいです。完全にチャンネル視聴者向けではある輝夜月のルナマンガ! 輝夜月 相島桃志郎mampuku今やVtuberを牽引するユーチューブ・スターの1人となった輝夜月(かぐやるな)の漫画化。 正直面白いかと言われるとなんともいえないところなんですが、月ちゃんの可愛さは十分に発揮できていると思うのでVtuber業界を応援する者の一人として推していきたいところです。 ここで読めるようです↓ https://twitter.com/_lunamanga<<105106107108109>>
世界滅亡の大災害の後遺症で不死になってしまった二人が、死ねる方法を求めて終末を旅する漫画です。滝つぼや崖から飛び降りたりインディージョーンズばりの罠に嵌ったりしますがなかなか死ねません。 この作者の漫画は初めて読んだのですがほんわか可愛い絵柄で、サービス的なお色気がギャップで却ってドキリとさせられます(笑)今どきですとラノベの漫画化とかを手掛けていても違和感ない絵の雰囲気ですが、オリジナルだからこそ生まれた成田芋虫ワールド本当素敵なのでオリジナル書いてくれてありがとうございます先生という気持ちです