集英社マンガの感想・レビュー4975件<<175176177178179>>今読むべきバトルロイヤルアクション地獄楽 賀来ゆうじANAGUMA謎の生命体が跋扈する孤島に送り込まれたのは大量の死刑囚とそれを監視する処刑人! 幕府の恩赦を勝ち取るために、島に眠る不老不死の秘薬を巡って待ったなしのデス・レースがスタート!! 2,3巻くらいで島の状況が大まかに分かってバトルロイヤルの勢力図が定まってくるんですが、とにかくテンポが良くて展開の出し惜しみがないです。 その辺りで一度落ち着くかと思ったら圧倒的なボス敵が出たり、新キャラを大量投入したりと緊張感を持続させる仕掛けが絶妙。 主人公コンビも魅力的です。 死刑囚と処刑人という立場を超えて共闘する最強の忍・画眉丸と凄腕剣士・佐切…完璧な組み合わせだ! 画眉丸の戦う理由も少年マンガとしては珍しい気がするんですが、これもまた渋い…。 アクションよし・群像劇よし・テンポよしの快作だと思います。 ドンドン次が読みたくなる!痛々しいのに目が離せない向こうの人【電子限定描き下ろし付き】 上野ポテトたか読んでいてメチャクチャ辛いのにページを捲りつづけてしまった作品。面白い…! 辛い、と感じたのは、主人公・たくまの性格と振る舞い。 妹に対して身内の特有の無礼さでモノを言い、Twitterで毒を吐き、会社の人間がいかにくだらないかを愚痴る(暗に自分は違うと言いたい気持ちが透けて見えるところがまたムカつく)。 始まって3ページで「うわ、こういうやつ無理だわ…」と思わせる主人公はなかなかいない。 自意識過剰で自尊心が強い小物。 現代文で習った懐かしの「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」という言葉が頭に浮かんでくる男。それがたくま。 そんな小物・たくまの振る舞いは見ていて痛々しいのだけど、読者である私もまた小物の自覚があるので、いつの間にか主人公にガッツリ共感していた。 ここまでかなり悪しざまにたくまを語ったけれど、たくまはちょっぴり嫌なヤツなだけで、悪いやつではない。読み進めるに連れて、その人間臭さがとても愛しく感じられる。 「たくまがTwitterでずっと繋がってて時々やり取りするだけのフォロワーの『エス』が、じつは今をときめく人気俳優の『なるさや』だった」という設定だけ読むと、BLでありがちな突飛で薄っぺらい展開のように思うかも知れない。 しかし実際は、2人の感情の動きを非常に丁寧に、かつ最初にたくま視点で描かれた場面をエス視点でなぞり直すため、かなり生々しい物語となっている。 ひたすら2人の内面のゆらぎに焦点をあてた読み応え抜群の作品。エロもないので、ぜひ普段BLを読まない人にも手にとってほしいです。 (画像は3話より。たくまはこ〜〜いう、しょうもねぇところがあるんですよ。で、このあと自己嫌悪する。そこがいい…!)長く続いて欲しい時代の生き証人トマトイプーのリコピン 大石浩二hysysk名作の条件として「どんな時代に読んでも通用するように、固有名詞や時事ネタを入れない」みたいな話あるけど、本当にそうかな?と思う。ここには2010年代の政治、芸能、流行など色んな事象を皆がどのように受け取ってたかという、ものすごい情報が詰まってる。今はネットがあるから分からないネタは調べればいいんだし(あえて古いネタを入れてたりするので後世の人は混乱するだろうけど)。 週刊少年ジャンプ本誌から少年ジャンプ+に移行した3巻からのキレが素晴らしく、ジャンプもう読んでないよっていう大人にこそ読んで欲しい。記憶から捨て去られたゴミみたいな話題で脳が活性化するのが気持ち良い。作者名もタイトルも一新して新連載スタート!さばいさんインザブッシュ 成田しがおナツオ末広光名義で、『彼女の野性が手に負えない』のタイトルで、2019年6月6日YJ27号から連載スタート。 連載版1話を読切を比べてみると、読切のほうが鯖井さんが少しおとなしい感じかな(ヤバイのは一緒)。あと師匠ポジションのお父さんが若くて格好いい。 ↓読み切り https://tonarinoyj.jp/episode/10834108156630777437 『凝縮された少女漫画』で最高のエンタメ!!この音とまれ! アミューたかブロッコリーのことを「凝縮された森」と呼んだ天才にならい、『この音とまれ!』のことは「凝縮された少女漫画」と呼びたい。この作品はジャンプSQ.で連載されていますが、コマ割りが少女漫画であるため勝手に少女漫画と呼ばせていただきます。 4月にアニメ化されるということで放送前に読んでみたのですが、まあ〜すごい作品でした。何がすごいって、**とにかく見所が多すぎる…!** **・主人公の過去が凄惨(不良に琴職人の祖父の家を焼かれる) ・琴の名家に生まれたヒロインのお家騒動がヤバイ ・顧問が実はめちゃくちゃすごい人 ・ライバル校のキャラがやたら濃い** 辛い過去、ハードな練習、美しい演奏描写、琴の知識、熱い友情、恋の予感と、とにかく注目すべき要素が多いんです。 **私が思う少女漫画の名作の条件の1つは、「ドラマチックな悲劇が起こりそれを愛・友情で乗り越えていく」こと。**『この音とまれ!』はその条件に当てはまる部分がすぎていて、**凝縮された少女漫画としかいいようがない。** まずそもそも**作者(とそのご家族)がお琴の経験者で、琴の演奏描写が非常に優れていて読み応えがある。**そこへさらに、先に挙げたようなヘビーな設定を次々持ってくるもんだから、ドラマが洪水のように襲ってきて読者は感情を付さぶられまくる。そして、思い出したようにヒロインといい感じの雰囲気になるシーンが挟まる。 んもう、最高にエンターテイメント…!! またテーマである**「琴」の演奏シーンの作画は常に大迫力**で、読み終わってソッコーで本物の演奏を比べてしまったほど。作中に登場した、アミュー先生の家族がこの作品のため書き下ろした楽曲はYouTubeで聴くことができます…! https://www.youtube.com/watch?v=Y_Db88Ef6FQ ちはやふるやナナマル サンバツなど、熱い文化部漫画が好きな人は間違いなくハマるので、ぜひ手にとってください!(※なおアニメはおすすめしません!)面白うますぎるトーキョー忍スクワッド 松浦健人 田中勇輝名無し前ジャンプで連載してたBOZEBEATSも1話からえげつない作画力で、首都高でガンガンアクションしてた気がします。 これもしょっぱなからうますぎる… 顔に傷があってベラボーに強い青年なんてドストライクすぎて好きすぎるので追っていきたいです。 中華風女性とタイ人の少年という多国籍な感じも好きです。 街並みも世界観もわくわくする…!クールなSF忍者ものトーキョー忍スクワッド 松浦健人 田中勇輝名無しの漫画好き「多国籍化して秩序が失われた未来の日本」という設定は、SFとしては全く目新しさはないけど、ジャンプとしては相当新しいな〜と感じた。 あらためてマンバであらすじを読んでみて、「これジャンプか?」とビックリしてしまう。 個人的に電子マネーが登場するSFが好きなので、2049年でも現金使ってるのかよと笑ってしまったのと、今のところ多文化主義をディスってるようにしか感じられないのとで、今ひとつ面白いと感じられない。 まだ1話なので、これから面白さかっこよさで唸らせてくれるような展開を期待。 鬼滅の刃鬼滅の刃 吾峠呼世晴名無しアニメをキッカケに読み始めましたが、めちゃくちゃ面白いです。絵も綺麗だし、女の子も可愛い!キングダム キングダム 原泰久もやし李白はやくやっつけてほしい。 続ききになるなあドッペル美女たちのダークな恋愛 #読切応援ドッペルあなた つつい名無し美しい同級生に憧れて全身整形した主人公は自信に満ち溢れた会社員生活を送っていたが、美人同級生が後輩として入社してきた。すべてがバレて人生が終わるかと思ったら自分の正体に気づかない様子。しかも愛の告白されてしまった。 美しい同じ顔が2つ並ぶと壮観ですね。ふいに主人公が整形前の肉体で描かれた場面にはヒヤリ。真実も2面あって見応えありました。彼女達の関係の続きが読みたいです。連載にならないかな。 百合好きならこの作者の組み合わせ、ピンときますよね?痩せたいさんと失恋ちゃん 安田剛助 文尾文sogor25「私と彼女のお泊まり映画」「草薙先生は試されている。」等、百合に限りなく近い女性同士の関係性を多数描いてきた安田剛助さんが原作、「私は君を泣かせたい」で笑顔あり涙ありの様々な表情を見せる百合作品を描いた文尾文さんが作画というコンビで生み出されたこの作品。 主人公の凛子が初恋の相手である詩織先生と偶然再会するところから、中盤ある理由で詩織先生の家に行くことになるまでの展開の自然さに唸らされる。そして詩織先生が凛子の恋心を意識した辺りから終盤への展開、百合作品でこんな結末されたら悶えてしまう。 原作の安田剛助さんは「じけんじゃけん!」等のコメディの印象のほうが強かったけど、今作はコメディ要素も見せつつ直球の百合ではないドラマ性の高いストーリーを見せてくれる。作画の文尾文さんは相変わらず表情の描き方が上手いし、太ってるという印象を与えてダイエットしてるという設定に説得力をもたせつつちゃんと愛され感のある詩織先生のビジュアルが見事。 その後の物語やサイドストーリーも見てみたいという気にさせつつ、全1巻で綺麗に完結して「いい百合作品を読んだ」と思わせてくれる作品。4半世紀つづくエッセイマンガトルコで私も考えた ジェネレーションズ 高橋由佳利かしこリアルなトルコ事情を隅々まで描いたエッセイ。トルコ滞在中に出会ったトルコ人男性と結婚し、日本とトルコを行き来しながら描いています。これを読めば、言語、風習、人柄、流行、が大体わかる。この単行本は2018年発売ですが、シリーズは1992年に始まり、今もオフィスユーで連載中です。 当たり前だけどトルコも約25年で随分と変わり、読者としてもノスタルジーになりつつ、大学生になった息子ケナンくん主観での話があったりして感動しました。今のトルコで気になるのはテロですが、トルコ人はみんな慣れているので日本人にとっての地震のような感覚らしく、かつ地元の人は危ない時間や場所をなんとなく感知しているようだとか。ケナンくんも一人でトルコに行き、従兄弟と旅をして楽しそうでした。それほど身構えずにトルコ旅を計画しても良さそうです。ご飯がめちゃくちゃ美味しそう!信じたくて信じられたくて信じたから走る。強く、速く、遠くへ。風が強く吹いている 三浦しをん 海野そら太名無し※ネタバレを含むクチコミです。 「歩こう」の心地よさ五番街を歩こう 岩館真理子pennzou単行本タイトルはシリーズ名であり、このシリーズは1987年に週刊マーガレットにて掲載された。シリーズはそれぞれ「金魚草のこころ」、「紫陽花の陰に猫はいる」、「カルミア」というサブタイトルが充てられた3話から成る。単行本には短編「月夜のつばめ」(1988年発表)も収録されている。ここでは「五番街を歩こう」シリーズについてのみ記す。 岩館作品を熱心に読めていないため見当違いかもしれないが、シリーズ3話全てに結婚という概念が登場するのが本作の特徴だ。結婚する・しない、結婚後の行き違い、別れた後が物語の要素になっている。それは直接的にあるいは形を変えて登場人物の心に陰を落としているが、物語の最後には解決をみる。この解決は風が通ったような心地よさをもたらし、どこか楽になれた気がしてくる。また、登場人物の悩む内容には読者にとってもわかりポイント(現時点でそう思っているでもよいし、もし登場人物と同じ立場だったら確かにそう思うだろうなーでも構わない)があり、それも心地よさに作用している。 五番街という地名はおそらくニューヨークの五番街(Fifth Avenue)からとったネーミング。ネタ元の街並み通り、作中の街も当時の都会的なビル街となっているが、たまに出てくる庶民的なアイテム(ちくわとか……)やあんまりかわいくない猫にくすりとさせられたりもする。これらの要素は突き詰めると矛盾しているように思えるが、あまり世界設定にはこだわるなということだろう。こだわらない分、物語に集中できる効果もあるかもしれない。 岩館作品に共通しているあまりにも繊細で美しい絵も大きな魅力だが、たまにあるコメディチックな表情付けや演技もほっと一息つけて良い。 前述の通り、本シリーズは結婚という概念の存在感が大きい。つまり、所謂大人の世界を描いている。それが週刊マーガレットに掲載されていたと考えると驚いてしまうが、「五番街を歩こう」~「月夜のつばめ」以降は週マでの作品掲載がないことから、岩館先生の描きたいものが変化していっていると捉えることもでき (作品世界と混同するのは良くないが、3話の終盤の台詞にそのニュアンスを感じる)、そういった意味では過渡期の作品であるかもしれない。前後の作品を読み、その変遷について考えるのもいいだろう。自分はそうしてみようと思います。面白い🤣物ノ怪奇譚 山口和海うし私は この漫画を 電子版ではなく 紙の雑誌で読みました。 私は犬か大好き。 狛犬の 右近 左近 がとても印象に残りました。 1番大好きなのは 右近です。 可愛いキャラです。 続きが是非読みたい。 そう思う作品でした。 少女を殺したのは誰なのかアリスにお願い 岩館真理子名無し美少女アリスの横顔が美しい表紙です。 ……が、物語を最後まで読んだ後にもういちどこの表紙を見ると、背筋が凍ります。 とある田舎町で行われた、少女たちの残酷な遊び。 その中で失われた命は、いったい誰が償わなければならないのか? 犯人探しがメインなので、詳しく書くことはできないのですが、主人公が望む『アリスへのお願い』は一生叶うことはないのでしょう。 いまジャンプ+で一番楽しみなマンガサマータイムレンダ 田中靖規starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)夏、幼馴染の潮という少女の訃報を聞き、和歌山の島に帰る主人公の慎平だが、島では誰にも気づかれずじわじわとある異変が起こり始めていた。 やがて慎平はその謎に巻き込まれていき、どうやら自分が解決の鍵を握っていると気づくようになる。 好きな要素がいっぱい入っているんです。 夏、海、島、田舎、方言、幼馴染、死、葬式、死体の謎、違和感、じわじわと迫りくる異変、夏祭り、一家蒸発、そしてネタバレになってしまうので言えない、ある設定がもうたまらないんですよね。 そして主人公の、口癖「フカンしろ」は、読後しばらくしてもすごく残ります。 冷静になって俯瞰すれば自ずと解決の糸口が見えてくる。かもしれない。 そんな状況になったら僕も小さい声でブツブツ言ってみようと思います。 サマータイムレンダを読んで書いているいま現在春なわけですが、夏に読むのが楽しみです。犯罪という題材に寄り過ぎないバランスが良い山羊座の友人 乙一 ミヨカワ将名無し全体的にスッキリと簡潔にまとまっていて読みやすかった。 いじめ被害者の生徒がいじめ加害者を殺害したのをきっかけに、主人公の松田は、いじめを見て見ぬふりをしていた負い目から、警察からの逃亡の手伝いをする。その道中、いじめられっ子の若槻と話をする中で、松田は少しづつこの事件の真実に近づいてゆく。 そして、未来の日付の新聞に書かれている通りにならないようにするために…! という、少々ファンタジックな要素もありつつ、普通の学生のはずの松田くんの推理力がすごかったり、山羊座だから山羊が好き(なぜ)だったりと「いじめと殺人」に重きを置きすぎないところが面白い。 もう一回読み返したくなる。内容が連載向け物ノ怪奇譚 山口和海nyae※ネタバレを含むクチコミです。 考えず感じて浸りたいこの狂気の沼THE・GIRLS・SCHOOL 双刃美兎来栄寿たまにこういうネジが2、3ダース飛んだギャグマンガを抉りこむように撃ち込んでくる新人作家が出てくることを嬉しく思います。 表紙絵の美しさに騙されて手に取って下さい。中身も絵は綺麗(な所は綺麗、良い意味で酷い所は酷い)ですが、ぶっ飛んだテンションによる痛快さすら感じるカオスな世界が広がっています。何度も声を出して笑ってしまいました。 下ネタが大丈夫な方、『あそびあそばせ』や『春になるとウズウズしちゃう。』、美川べるの作品などのような趣が好物の方はぜひぜひ。 巻末のおまけも色々な意味でボリューミーで、今後も双刃美さんの描くマンガは問答無用で追っていきたいと思わせられました。岸本斉史完全新作は「侍」SF!サムライ8 八丸伝 岸本斉史 大久保彰mampukuサイボーグだし侍で刀でバトルだし簡単に説明できない独特な世界観だけどとにかく読むべし! さすがの面白さだしメカメカしくてwkwkさせるし何より芸が細かい。生命維持装置に繋がれてるのが飼い犬のメタファーになってるんですね。そもそも侍というのが「侍(さぶろ)う者」の語源の通りもともと偉い人の飼い犬という意味ですから、岸本世界観における侍の解釈と、鎖を断ち切った主人公が今後どう変わっていくのか見届けていきたい。わたしも大洋アパートの住人いろはにこんぺいと くらもちふさこせのおです( ˘ω˘ )読んでいて一番驚くのは、まるで主人公たちを自分も昔から知っているような、自分も大洋アパートの住人かのような感覚に陥ることです、 これはさすがくらもち先生、、本当に場の雰囲気を描くのが上手いです。 そしてさらに驚くのは、主人公チャコ(田代寿子)と達ちゃん(姫野達)の恋愛話かと思いきや、実は大洋アパートの住人たちの物語だったということです、 真の主人公、それはクンちゃん、あなただった…! 個人的には、どの作品よりもくらもち先生のストーリーテラーの才能が垣間見える作品だと思います。 また、舞台も"マンション"でなく"アパート"ですから、こういう作品はまずもう現代では中々読めないと思います。 住人同士の会話も本当にリアルで、どこか懐かしい時代を感じることができると思います。 テラフォーマーズを読んでテラフォーマーズ 貴家悠 橘賢一名無しとても面白かったです 少し話は難しいですが、楽しめました。オサレBLEACH モノクロ版 久保帯人名無し戦闘の演出がすごいうまいと思う <<175176177178179>>
謎の生命体が跋扈する孤島に送り込まれたのは大量の死刑囚とそれを監視する処刑人! 幕府の恩赦を勝ち取るために、島に眠る不老不死の秘薬を巡って待ったなしのデス・レースがスタート!! 2,3巻くらいで島の状況が大まかに分かってバトルロイヤルの勢力図が定まってくるんですが、とにかくテンポが良くて展開の出し惜しみがないです。 その辺りで一度落ち着くかと思ったら圧倒的なボス敵が出たり、新キャラを大量投入したりと緊張感を持続させる仕掛けが絶妙。 主人公コンビも魅力的です。 死刑囚と処刑人という立場を超えて共闘する最強の忍・画眉丸と凄腕剣士・佐切…完璧な組み合わせだ! 画眉丸の戦う理由も少年マンガとしては珍しい気がするんですが、これもまた渋い…。 アクションよし・群像劇よし・テンポよしの快作だと思います。 ドンドン次が読みたくなる!