集英社マンガの感想・レビュー5012件<<156157158159160>>川藤菌だ!!ROOKIES 森田まさのりくまぞうROOKIES。何かと不良生徒たちの活躍がクローズアップされがちですが、やはり熱血教師、川藤先生あってのROOKIESではないかと思うわけです。シリアスな場面でもギャグっぽい場面でも、常にこの人が一番イキイキしてたと思います(笑) 後半は出番が減るものの、すでに心のどこかに川藤先生が居て、その存在感は増すばかりでした。 なんてことを書いてると川藤菌に侵されてるって言われちゃいそうですね。四の五の言わずに読んでほしい名作…!! #読切応援奈落の仔 辻田大誠たかうおお〜〜! もう、とんでもないものを読んでしまった…凄まじい!! 扉絵を見た時点で「うわこれ絶対おもしろいやつ」と思ったし、実際半端じゃない面白さだった。 https://i.imgur.com/7aLgHGm.png (『奈落の仔』辻田大誠 週刊少年ジャンプ2020年19号より) まず何よりもこの作品について言いたいのが、絵の上手さ。 スタイリッシュなキャラクター、かっこいい構図、白黒ハッキリした塗り、世界の解像度を高める背景・小物の描き込み。 週刊少年ジャンプの名作に共通する「技術的な経験則」をすべて抑えてあって、紙面が完全に「面白い少年漫画」のそれで、もはや絵だけで「あっ面白い」と脳が認識してしまうレベル。 辻田先生の絵に関して、自分は全肯定大絶賛なんだけれど、仮にこの絵を「へたくそ」と言う人がいても、その言い分はなんとなくわかる。 辻田先生の画風はONE先生と共通するところがあると思う。 細かい描き込みや構図という、見せ方(表現)のセンスがずば抜けていて、かつ絵の線に『独特の歪み』があって素晴らしい味わいを生み出しているところが似ている。 そして2人とも、線の歪みが顕著なコマがある一方で、ここ一番の大事なシーンでは線を研ぎ澄ませ絵のクオリティを高めているところも共通している。 この『線の歪み』という一部分にだけに注目してしまうと「へたくそ」に見えるかもしれない。 https://i.imgur.com/CeNyIXl.png (『奈落の仔』辻田大誠 週刊少年ジャンプ2020年19号より) …………。 否定的な人を想定して、先回りして理解があるようなことを書いてみたけど、いやでもメッッッッチャ絵上手いでしょ…!?!!! 見ればわかるよな??? 最高だよ絵のセンスなにもかも…。 そして絵だけじゃなくて、キャラクターもストーリーももっと読みたくなる設定でたまらない。 キャラクターの設定も、クセが強すぎずベタすぎず(個人的に「ウジウジした弱虫」「明るさだけが取り柄の馬鹿」はもう見飽きてるので勘弁)ですごくいい。100万本の刀拾いをしていた少年が、死にかけの男から神の宿る妖刀をもらうっていう導入がクソ格好良い。 サイドキャラクターの魎も凶子も出しゃばりすぎず、しかしそのバックグラウンドを自然と想像してしまう存在感がある。そしてそんな2人との出会いで主人公は成長する。 はぁ〜! 良良良〜〜〜!!!! いや、ホント良さしかない…!! 本編の前に掲載されている「ご挨拶」によると、先生は1998年生まれで14歳から持ち込みをされているとのこと。ここらでぜひ連載していただきたい…!! 辻田大誠先生の次回作、『連載』を楽しみにしています!!いい感じにヤバくて好き森林守護者モリキング 長谷川智広ましゅまろふと思い出したのでいまさら感想。青春兵器ナンバーワンの長谷川智広先生の読切。銀魂のカブトムシ回を彷彿とさせるヤバめのギャグ。 モリキングの顔が無駄にいいのがとにかく笑いを誘う…あの顔で「チュピ」って餌食ってるのヤバい(語彙力) 最終的にカブトムシらしく相撲で決着をつけたところがよかった。 【週刊少年ジャンプ2019年33号掲載】 http://jumpbookstore.com/item/SHSA_JP01WJ2019030D01_57.htm天才とは何かを考えさせられる左ききのエレン かっぴー nifuni名無しどんなに努力をしても超えられない壁、生まれつき天才の人にはどう頑張っても追いつけないという現実や絶望感。 また天才が故の孤独や苦悩など、凡人側と天才側のリアルさがとても上手く描かれています。 私自身も天才になれなかった側で、光一くんの姿を見ていると、若い頃の自分にリンクしていて、気が付けば作品にのめり込んでいました。 また過酷な環境に負けずに耐え抜いていく光一くんの姿に私自身も勇気を貰える部分があり、読んでいてここまで共感できる作品は初めてだと感じています。合法だけれども禁断の味ぽんしゅ部! 野口こゆり名無し自分は酒は好きだがビールが好きな程度で 日本酒とかの美味さは良くわからない。 そしてスケベであるとも、スケベでないとも言わないが、 どちらかというとお姉様系が好きで、 すくなくともロリッ娘系の趣味は無い。 「ぽんしゅ部!」は明らかに 日本酒好きかロリッ娘好きかをターゲットにした漫画だ。 少なくとも日本では飲酒は20歳を過ぎなければ違法だ。 そして普通は20歳を過ぎた女性はロリッ娘ではない。 なので普通に考えれば、ロリッ娘と日本酒を ともに愛でるシチュエーションは日本では成立しない。 その辺の、日本酒とロリッ娘を愛する人達の願望を 「20歳を過ぎているので飲酒OKだし日本酒が大好き、 でも見た目と言動がモロに小学生の女性」 を主人公にして漫画化し、ソッチ系の層に 夢を見させてくれようとした漫画だと思う。 日本に日本酒とロリッ娘の両方が大好きです、という層が どのくらいいるかは知らんし、 そういう人達がいたとして、この漫画にめぐり合うかどうかとか、 ノンケ?の人達がこの漫画をみて目覚めるかどうかは知らんが。 というか、この漫画は結構過激なサービスシーンも描いては いるが、実はけっこう第一話あたりから早々に、 「常識の範囲、安全圏で楽しめる漫画ですよ」 という雰囲気がなにかしら感じられる。 漫画全体から、いわゆる18禁漫画のような、 「やばいモン描いちゃってますよ」ということはなさそうだという 雰囲気が伝わってくる。 なのでワリと安心して楽しめる漫画であるとは思う。 しかしまあ、第6話に日本酒にあう肴として 「クリームチーズと奈良漬けの和え物」 とか登場したりする。 ほんとこれは美味そうだな、日本酒には合うんだろうな、と 日本酒に詳しくない自分でもそう思うのに、 だからソッチ方向で正統派酒食漫画に舵を切ればいいのに、 なんでロリッ娘的な方向に話を進めるんだよ~という 残念感は否めない。 それはそれで凄く面白い、間違いなく面白い漫画なのだけれども、 「普通のグルメ漫画にしても良かったのでは?」 と思う面とか、 「主人公がお姉様だったらなあ」とか、 「日本酒とロリッ娘好きにアヤマレ」 と言いたくなる部分もある。 そう思わせるのもこの漫画の味なのかもしれないが。 しかし今まで生きて来た人生で「ロリッ娘」と 書いた総数よりも、今日一日で「ロリッ娘」と 書いた数のほうが遥かに多いな。 多分、今日が一生で一番「ロリッ娘」という文字を パソコンで打ち込んだ日になると思う。 ならなかったらマズイし。 ド天才でしょこんなの…!MY LITTLE MARS 踊場ゆうたか※ネタバレを含むクチコミです。読む手が止まらないキングダム 原泰久名無し※ネタバレを含むクチコミです。脱力系キン肉マン『キン肉マン』スペシャルスピンオフ THE超人様 石原まこちん ゆでたまご名無し人気漫画キン肉マンのスピンオフ作品。本編であまり活躍しなかった超人、カナディアンマン、スペシャルマン、プリプリマンを漫画の主役にして、ファミレスで喋っているだけの作品で。力の抜け具合が実に面白いです。連載中のキン肉マン本編を1週遅れのスピードでネタに作品が進んだこともあり、独特の時間軸が流れているところが非常にユニークです。女子の大好物メイちゃんの執事 宮城理子名無し学園×執事もの漫画。女子の大好物みたいなストーリーと絵柄で、夢中になって読みました。執事達のビジュアルが良き。設定も細かくて読みごたえがありますし登場人物が多いのに、キャラが被らないところもいいです。メイちゃんがうらやましい〜!こんな設定実際にないだろ~!とか思いながらあっという間に読めます。ちなみにドラマ版も面白かったです。おもしろせつないかくかくしかじか 東村アキコ名無し作者の実体験を基にした、美大を目指す女の子の話です。高校生女子の、自信過剰さや現実とぶつかって葛藤する心理描写がリアルです。シリアスだけでなく、東村作品ならではのギャグも満載で、面白く切なく楽しめる作品。社会人になってから読んだけど、学生の時に出会っていたらまた違う読み方ができたかなぁ。 偽装出産編を語ろう怨み屋本舗WORST 栗原正尚名無し外国人を使ってニセの出産を装って出産一時金をガメる悪が敵。 巣来間の同僚のヴェリさんが殺されてしまったのがショック…有閑倶楽部有閑倶楽部 一条ゆかり名無しセレブな高校生たちが暇を持て余して、いろいろな事件を解決していくストーリー。倶楽部のメンバーの個性豊かで、みんなそれぞれ良いところがある。底抜けに明るく運動神経抜群のユウリが個人的に一番好き。メンバーそれぞれいろんな特技があるし、読みごたえのあるストーリーばかりで面白いです。美しい少年マンガ封神演義 藤崎竜名無し90年代の少年ジャンプで連載されていた美少年がたくさん出てくる歴史もの漫画です。この漫画のおかげで人生おかしくなった封神世代の一人ですが、とりあえずなにも後悔する事はない、とだけ言っておきましょう。 作品の世界観、キャラクターいずれも最高峰レベルの漫画です。 最終的には”封神演義”という物語そのものが好きになれます。 割と女性人気の高い漫画ですが、個人的には男性読者にこそ熱く語って頂きたい名作です。好きな人を想う純粋な気持ちに青春を思い出す君と僕の街で 谷川史子名無し母の本棚を整理しているときに見かけた谷川先生の短編集。一つの街を舞台にそれぞれの可愛らしいカップルたちの恋愛模様が描かれています。主婦になった今はもう感じることのできない甘酸っぱさや、相手を好きだからこそすれ違ってしまう気持ち、好きになってはいけない大切な人との折り合いのつけ方など、一話一話のストーリーが染み入ります。連作になっているので、主人公が変わってもお友達として前の作品の主人公が出てきたり、この一冊を通して一つの街のあたたかな恋愛模様を見守っている気持ちになってとても良いです。歌うたいの黒うさぎの続編のシリーズ歌うたいの黒兎 石井まゆみ名無し歌うたいの黒うさぎの続編のシリーズ。すっごく面白くて大好きな漫画です。特に主人公黒うさの事が大好きな叶夢おぼっちゃまが可愛すぎる話です。黒うさの怪しい話やうまく乗せられてそれにちゃんと従う叶夢おぼっちゃま。叶夢おぼっちゃまのいつも黒うさにひたむきな姿は見ていて心が癒されます。このシリーズでは新たな男性も出てきたので黒うさとどんな関係になっていくのか目が離せません。 連載しそう! #読切応援ゾンビワールド・ミリオネア 手前野ようた名無しゾンビだらけの世界で両親も死んでしまい、生きることを諦めかけていた少女の華は、状態のいいゾンビを捕まえてカネを稼いでいる久我に命を助けてもらう。 金を稼ぐためなら危険をいとわない久我の行動に華も少しづつ感化されてゆく。しかし、久我がカネを稼ぐ真の目的は、実は自分自身が既に感染をしていて…!?という驚きの理由がありました。 詳細はネタバレになるので気になったらヤンジャンを読んでみてください。 表向きはちょっとゲスいんだけど、実は常に命のリミットがつきまとう久我の今後が気になります。 読切ではコロニーがどんな場所なのかというのがわからないのと、華が久我の助手になると言い出しているあたりが続きがありそうな気がします。ちびっこナンパイケメンクールにいきましょう あゆかわ華名無しイツキは5歳にして年齢問わずあらゆる女性にモテまくる天才ナンパ幼児。 そんなイツキが巻き起こす愛にらあふれたスーパーナンパギャグ漫画です。 可愛い美少年が次々とお姉さん達をメロメロにしていく様子がおかしく、テンポが良いのでスイスイと読めます。面白いです。ハートフルめぐたんワールドおしゃべりな時間割 水沢めぐみ名無し姫ちゃんのリボンでおなじみの水沢めぐみ先生のハートフル初恋ストーリーです! 小5の千花ちゃんの甘酸っぱい初恋に思わず顔がにやけてしまいます。 絵柄も女の子キャラは可愛く、男の子キャラはかっこよく描かれていて心の清涼剤になってくれそうな漫画です。 笑顔になりたい貴女、可愛らしい少女漫画で癒されてくださいね。アニメ化記念完全新作読切‼その後のハルとリクオは…イエスタデイをうたって 特別編-11・S14- 冬目景名無し短いけどいい読切だった… アニメ楽しみです。初めて読みましたが、非常に面白い漫画でした!鬼滅の刃 吾峠呼世晴次郎私は今、話題の鬼滅の刃をついに初めて読んでみました。やはり、人気なだけに確かに読んでみて率直に面白かったです。主人公の炭治郎と言う男が非常に優しい気持ちの持ち主とあって、単に強いだけの主人公でないと言うことが良く解ったしストーリーも非常に良く出来てると思いました。たまに全巻読み返すBLEACH モノクロ版 久保帯人名無しサムライ要素とファンタジー要素が組み合わさっているような漫画で、オサレと言われつつも、友情・努力・勝利の詰まってた作品だったと思う。 連載は終了してしまったが、単行本は全巻売らずに保存している。 暇な時などはたまに読み返したりするが、それでも改めて面白いと感じる。 強敵が出てきても、だんだん強くなっていく姿も格好良い。 主人公の一護が家族や友達を大切にする姿も好感が持てる。超クールな冒頭と激アツのラスト #読切応援BURN THE WITCH(読切) 久保帯人名無し※ネタバレを含むクチコミです。年齢を重ねてから理解できる女ともだち 一条ゆかり名無し中学生の頃にリアルタイムで読んでいた時はいまいち理解できなかったけど、ある程度の歳になって読むと理解できる作品。主人公とその叔母の「女ともだち」のような関係が、あっさりしているようで、実はお互いにとって大切な存在という、奥の深さを感じる。りぼん誌に連載されていたが、ターゲットとしてはもっと上の世代を狙ったほうがウケたと思う。異世界で子供達が脱出‼約束のネバーランド 白井カイウ 出水ぽすか元少年ジャンプ連載されていたので読んでみました。ジャンプにあまりないミステリーチックな話で大人でも読みごたえのある作品です。<<156157158159160>>
ROOKIES。何かと不良生徒たちの活躍がクローズアップされがちですが、やはり熱血教師、川藤先生あってのROOKIESではないかと思うわけです。シリアスな場面でもギャグっぽい場面でも、常にこの人が一番イキイキしてたと思います(笑) 後半は出番が減るものの、すでに心のどこかに川藤先生が居て、その存在感は増すばかりでした。 なんてことを書いてると川藤菌に侵されてるって言われちゃいそうですね。