集英社マンガの感想・レビュー4975件<<106107108109110>>これはいいホラーかおなくし ミヨカワ将名無し※ネタバレを含むクチコミです。絵がいい!痒い心 高橋冬名無しアトピーの女の子のはなし。他の女の子みたいに半袖着たりスカートを短く履くことが出来ず、はじめての恋も上手くいかず(あとから相手の男が最悪なのがわかるけど)。でも人に見られることに敏感な子は、共感能力が高くて人の気持ちを察して行動ができる優しい子になれる、かもしれない。 アトピーの"痒み"とキュンとして胸がそわそわする"痒み"を表現したいい作品だと思います。絵もうまくて好きですね。効率厨が地獄でお仕事改革あの世のタスク 子新唯一名無し同じくウルジャンで連載中の「黄泉比良坂レジデンス」とちょっと近い設定ですがこれはこれで面白いなと思いました。何よりも効率の良さを優先して生きてきた男が、不慮の事故で死亡、そしてあの世行き。しかし現世での効率厨ぶりを見込まれ地獄のお仕事改革を頼まれる、という話。効率厨のアイデアが冴え渡る、ある意味ではお仕事ものに分類されるかもしれないマンガです。好きな子の自殺阻止のため何度もループもどるもどるすすむ 日登利和名無し今日ジャンプラで公開された新世界漫画賞受賞作、ひととおり読んで、正直ピンとくるものはなかったけどそんななかでも一番好きな方かなと思ったのが本作。絵もうまいし可愛い話だなと思いました。トータルでいい話だったけど、主人公、好きな子がハブられてるの知ってて何もしなかったんだな〜、ってのだけ引っかかった笑 たまにはこういうゆるいのがほしい空気を清浄するイオンちゃん はせがわたくや野愛こんなんなんぼあってもいいやつ……! どんな精神状態で読んでもいい、ちょっと笑えて絵もストーリーもゆるくて心地いい。 お高い空気清浄機を買ったら、メイド服の人型空気清浄機がやってきた。 一生懸命空気をスーハーして浄化してくれる空気清浄機ちゃん。とってもかわいいけど、絵柄のおかげで萌えとかエロを抱かせないところが素晴らしい。 ただの空気清浄機ではなく人型空気清浄機にしかできないことをしなければと頑張る姿も愛おしい……! ゆるくてかわいくて癒される〜という感じではないけれど、読み終わるとなんとなくいい気持ちになる読切でした。「孤高の人」読んでみた孤高の人 坂本眞一 鍋田吉郎 高野洋 新田次郎かしこ登山マンガです。最初の高校生編の面白さは後に比べるとそれほどでもないのですが、常に孤独であろうとする主人公に対して「山は一人では登れない!」と教えようとしてくれた懐が深くて優しい先生が、雪山で遭難した主人公の捜索中に亡くなるんですね…。主要人物の死によって読者としても山の危険性に身が凍ってよりリアルに感情移入していき、そこからは登る山のレベルが上がるほど没入感がハンパなくなっていきます。 荒れ狂う雪山の描写はもちろんですが、仲間を看取るシーンでの死に際の表情なんかはマジで鬼気迫ってて脳にこびり付いてます。こういった命の駆け引きのようなところが、後のイノサンのテーマにも繋がっていったのでしょうか。 孤独だった主人公が結婚して子供が産まれてようやく幸せを掴んだのに、それでもK2を登ることになった時は妻目線になって「終わった…」と思いましたが、タイトルの『孤高の人』の意味そのままのベストなラストでした。 登れたのか生きて帰れたのか…それは最後まで読んで自分で確認したほうがいいと思う。このマンガ好きな人あつまれ孤高の人 坂本眞一 鍋田吉郎 高野洋 新田次郎まっくす周りにいないからずっと誰かと話してみたい作品なんだよねえ いたって普通の作品ルックバック 藤本タツキ名無しファイアパンチ、チェンソーマンより先にこの作品が出ていたら、話題になったのか正直疑問です。別世界線登場から始まっていいほど起伏がなかったのですが、あっさり終わって呆気なく、思いの外良くも悪くも普通の読み切りでした。 噂される現実事件との関連はなんとも言えない思いになりました。ですから単行本での切り離し修正は肯定的に受け止めたいです。 絵のコマ割りが凄いやらの声は理解に苦しみ、画力が高いとは言えませんが、連載作品よりも安定してたのは良かったと思います。 良作画で描かれるタイバニ2期TIGER & BUNNY 2 THE COMIC 桂正和 上田宏 吉田恵里香 BNPictures 西田征史 T&B2 PARTNERS名無しタイバニ2期は1話だけ観たのですがアニメよりこちらの漫画の方が好きですね。メチャクチャ良作画だし、特に0話が「そう!こういうのが観たかったんだよ…!」という内容ですごく良かったです。まず1回すぐ読んでゆびきれない ピロヤ野愛※ネタバレを含むクチコミです。 親父に会いにHUNTER×HUNTER カラー版 冨樫義博starstarstarstarstar_borderNanoハンター。貴重で入手困難なアイテムを追いかけることに生涯をかけている人たちの総称。 ゴンはハンターである父親ジンに会うために、ハンターになるための試験へ挑戦していく。 ざっくりこんな内容。 結構前にGI編まで読んだんですが、ほとんど内容を忘れてました。 めっちゃ面白かった記憶はあります。 世代問わず楽しめる作品だと思います。優しい気持ちになれます。新ぽっかぽか 深見じゅんstarstarstarstarstar干し芋素直になることは、簡単なのに難しい。 素直になることは、恥ずかしい事じゃない。 素直になることは、きちんと人と向き合うこと。 素直になることは、大好きな人に大好きって言えること。 素直になることは、本当に大切。 読んでいて、心が洗われました。 日々の生活で、ギスギスした気持ちは、考え方ひとつで変えることができる。それを、気づかせてくれた本です。とても良かったですサウダージにくちづけて 渡部大羊nyaeこれといってなにか大きな出来事が起こるわけじゃないんだけど、読み終わったあとに「読んでよかったな〜」と思える読切りでした。学生時代の狭い世界で考えていたことが、社会に出てから全く変わることって普通にあるけど、それでも「大人になるって、なんなんだ…」と考えてしまった。 ボクは影だ黒子のバスケ モノクロ版 藤巻忠俊starstarstarstarstarNano帝光中学校バスケットボール部。 全中三連覇を誇る超強豪校。 その輝かしき歴史の中で特に最強と呼ばれ無敗を誇った、10年に一人の天才が5人同時にいた世代は「キセキの世代」と呼ばれている。 が、「キセキの世代」には奇妙な噂があった。 誰も知らない試合記録もないにも拘らず、天才5人が一目置いていた選手がもう一人、幻の6人目がいたと。 黒バスアニメ10周年おめでと~~~! あれから10年経ってるのびびりますね。 はじめてまともに触れたスポーツ漫画かもしれん。 初めての人でも読みやすくて熱い漫画だと思います。 キャラクターも一人一人個性があってかっこいいんですよね。 あと名言も多い。 悩むけど「みんなの夢の邪魔をするな」が一番好きかも…。 どの試合もめちゃくちゃに熱くてすんごく面白くて、今からでも遅くないのでぜひ読んでくれ~~~「増田こうすけ」ファンは読んで損はないあの頃の増田こうすけ劇場 ギャグマンガ家めざし日和 増田こうすけ六文銭個人的に独特の言葉選びが秀逸で、毎話腹抱えて笑わせてもらっている『ギャグマンガ日和』作者の漫画家になるまでの自伝的作品。 大学受験のときに、初めて1人でホテルに宿泊する際、心細くて参考書と一緒に『ギャグマンガ日和』を持っていたのはいい思い出です。 (落ちたけど) そんな自分にとって思い出深い作品の作者の話であれば読んでみたいと思い読んでみました。 ギャグはいつものとおり安定。 意外だったのが、日常生活も面白おかしくギャグ漫画のような感じかと思ったら、デビュー前は、ごく普通の実家ぐらしのフリーターでたまげた。 しかも、あまりパッとしない暗い感じ。 まず、ここですごい親近感がわきました。 ただ、バイトが嫌で、たまたま本屋で買った漫画家セットをつかって、初投稿した漫画があっさり赤塚賞の最終候補、そしてその後、立て続けに佳作→準入選という漫画家になることが決まっていたかのような流れに、作者の才能やセンスを感じずにはいられなかったです。 しかも、読んだことある人はわかると思いますが、絵も正直そこまで上手ではないので(失礼) ホントにセリフまわしやキャラづけ、総じてギャグのセンスだけで勝ち取っていたと思うと、その凄さが際立っている。 実際、『ギャグマンガ日和』も、基本ストーリーではなく毎回異なるキャラ・設定にも関わらず(一部、聖徳太子などは連載しているけど)、どの話も面白い。 シンドイ時とか、疲れた時、笑いたい時、いつも読み返して元気をもらっています。 思い出し笑いもよくする。 ギャグよりも、奇天烈な発想もっている作者に興味がある人向けかな?と思うので『ギャグマンガ日和』が好きな人はおすすめしたい作品です。 『ギャグマンガ日和』を知らない人は、まずそちらか読むことをおすすめします。 迫害される超能力者の少年たちを描くエモーショナルなやつ恋、ときどき超能力 上村太心名無し※ネタバレを含むクチコミです。 こんな青春してえ~~~アオハライド 咲坂伊緒starstarstarstarstar_borderNano吉岡双葉は中学の時、田中くんのことが気になっていた。 しかし休み明けに彼は転校しそれから会えないままだった。 時は流れ高1の終わり。 田中くんは馬渕と名前を変え、双葉の前に現れる。 でも昔の優しかった田中くんとは違って、馬渕くんはちょっと意地悪になっていて。 「あの時好きだったよ。でも今は何もかも違う」 あまずっぺ~~~~~ 大昔に全巻読んだけどまた一から読みたくなった。 高校生めっちゃいいな~~~~~~ 王道で読みやすい。読んでくれ。めちゃくちゃ面白魔界刑事マリボー 島袋光年名無し※ネタバレを含むクチコミです。骸骨がどんどん可愛く見えてくる #読切応援骸骨と恋はできるのか? 修行コウタ 小東のら名無しタイトルに書いた通りのことだが、それが本当にすごい。骸骨だから表情だってわからないのに果たして恋に落ちることはできるのか、というワンテーマからのクライマックスのあの画作り。かなり考え込まれた末に生まれたものだろうなぁと思いました。作画と原作それぞれで持ち込んだイメージを相当な制度ですり合わせないと最後のやり取りで主人公の二人が見せたあの「顔」は描けない。のではないか。少なくとも自分は記憶に残る演出として深く脳裏に刻まれました。多くの方にぜひラストまで読んでほしい。 遊戯王Rと「冥府の使者ゴーズ」の思い出 #完結応援遊☆戯☆王R 高橋和希 伊藤彰ANAGUMAふと思い立って検索してあらすじを見たところ「※デジタル版には同梱カードは付属しておりません。ご了承ください。」の注意書きがまず目に入ってちょっと笑ってしまいました。そらそうだろ。 さて、原作でいうバトル・シティ編と王の記憶編のあいだの出来事を描いたこのシリーズ。正確なところは覚えてないですけど、基本的には原作に接続する本編時系列の外伝エピソードという扱いだったはず。もちろん細かい不整合はあると思いますけど遊戯王で細かいことを気にする意味があるかどうかは…ね! 個人的な見どころとしてはペガサスにフォーカスした物語だということと、それに絡めて初心者デュエリストに優しいことで有名なあのバンデッド・キースが再登場する点、そして神のカードを3枚所有した状態のパーフェクト遊戯のデュエルが見られるところ(実はかなり貴重)。 ペガサスが三幻神を恐れて作ったもののヤバすぎて封印した邪神シリーズのおかげで当然ヤバいので立ち向かうというお話です。いつも言うが作るな、そんなカードを。 そんな元気のある本編以上に世界にインパクトを与えたのが当時の遊戯王OCGの環境を一変させたモンスターカード「冥府の使者ゴーズ」。本作の3巻に特典として付属しています。 あくまでマンガのオマケのカードですが、実際はこのオマケの需要が高すぎて3巻だけがどこの本屋にも無く、入荷されれば一瞬で売り切れるというのが当時の状況でした。大体のマンガって1巻が一番売れているものだと思いますが、この遊戯王Rに関しては絶対に3巻が飛び跳ねていると断言できますね。スターチップひとつと命を賭けてもいい。 死にものぐるいでこの表紙を探したデュエルキッズの多くが今や30代に差し掛かっているだろうな…怖。 https://manba.co.jp/boards/62637/books/3 で、そのゴーズ、どうしてそんなに人気だったのか。 ざっくりまとめると「どんなデッキにも入れられる。相手ターンに手札からほぼ制限なしで召喚できる。それで相手の攻撃を止められる。しかも2体出せる」というパッと見でもいや強いだろという仕様だったため。改めて書くとわけわからん性能だな。 細かい効果とOCG環境での歴史については遊戯王Wikiを見ていただければと思いますが、ゴーズがこの世界に印刷されたことで「攻撃力の低いモンスターから順番に攻撃宣言をする」というルール外ルールみたいなのがほぼ全プレイヤーに強制させられたのが影響力のデカさを裏付けています。古参の遊戯王プレイヤーは今でもその呪いにとらわれているとか。哀れな…。 https://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%CC%BD%C9%DC%A4%CE%BB%C8%BC%D4%A5%B4%A1%BC%A5%BA%A1%D5 もちろん自分もデュエリストとして友人にダメージを与える度にカードショップで大枚をはたいて手に入れたゴーズとカイエントークン(※手近な消しゴムの姿を取って現れることが多い)が手札(と筆箱)から飛び出してきて何リットルもの煮え湯を飲まされてきたわけですが、当時遊戯王Rは読んでいなかったのです。 そのため結局ゴーズが原作でどんな使われ方をしているのか分からないまま青春を過ごしました。あのときの私たちは「カードついてない単行本を古本で買うの癪だな…」という気持ちを抱いたまま雰囲気でゴーズを使ったり使われたりしていた。 時が経ち環境も変わり、あれだけ猛威を奮ったゴーズも段々と存在感をなくしてきた(OCG界の生存競争はどんなカードにとっても平等に過酷なため)ある時、なにかのタイミングで本作を手に取る機会がありました。 さんざ苦しめられた憎っくきゴーズ、よほど性格の悪い敵キャラが使ってくるんだろうなと予想しながら本作を読み進めていた私は思わず「えっ!?」と声を上げてしまいました。 そこには冥府の使者ゴーズとカイエンを堂々と召喚する我らが主人公、闇遊戯の姿があったのです…。 お前が…使うんかい…! 以上、ゴーズ今昔物語でした。 「森の番人グリーン・バブーン」については次の方に筆を譲ります。正義のレッドVS悪の四天王(最弱) 沼駿先生の新作読切だ〜!!最弱!! ジェノサイドクイーン 沼駿名無し※ネタバレを含むクチコミです。ちょっとおバカで一生懸命な恋の物語消えた初恋 アルコ ひねくれ渡starstarstarstarstarNano高校2年生の青木は、隣の席の橋下さんが気になっていた。 しかし、彼女から借りた消しゴムには「イダくん♡」の文字が。 橋下さんは前の席の井田が好きなんだ…と青木はあっけなく失恋。 悲しんでいるのもつかの間、青木はなんとその消しゴムを床に落とし、井田に拾われてしまった。 井田はもちろんその字を見るが、橋下さんの気持ちをばらすわけにもいかない。 仕方なく青木はその消しゴムを自分の物だと言い張ることに。 橋下さんを守るためとはいえ、井田の事が好きだと井田本人に勘違いされる青木。 勘違いから生まれるピュアなラブストーリー。 めちゃくちゃ尊いのでとにかく読んでほしい。 すごく優しい話です。きゅんきゅんもする。 キャラクターみんなよくて、愛おしくなります。 今からでも遅くないので是非読んでみてください。 何度読んでも美しい #読切応援勇者ご一行の帰り道 平野稜二名無し超絶画力で描かれる王道の「剣と魔法」の世界…と見せかけて、徐々に不穏な様子が現れ最後に大きなどんでん返しのあるストーリー。非の打ち所がない漫画とはこういう作品のことを言うのではないかと久々に読み返して思いました。 もう4年も前の作品になるんですね…。 youtubeを観てたらボイコミがおすすめされてまずは原作を、と読んだのですがやはり美しかったです。 https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156632706507 https://youtu.be/ntiXLuO8uIYサブウェイは最初から完成形を出してほしい繭は破られた 家守真言野愛めちゃくちゃおもしろいし誰もが共感するやつだ! 表参道で髪を切るのがハードル高いっていうのは定番あるあるなんだけど、子どもの頃から通ってた美容室は押しが強くてめんどくさいっていう超クリティカルあるあるに痺れた。田舎民あるあるだ。 姉妹愛も素晴らしいし表参道の美容師さんもプロだしみんなあたたかくて素敵な作品でした。地元の美容室のおばさん以外最高だ。そしてサブウェイはいつまで経っても緊張しますね。 おしゃれ美容室から颯爽と出てくる美女にもこういう背景があると思うと強く生きられる気がします。<<106107108109110>>
※ネタバレを含むクチコミです。