祥伝社マンガの感想・レビュー468件<<12345>>想像以上に面白い!発達障害なわたしたち 町田粥ママ子発達障害というワードと女性二人のポップな表紙に惹かれて読みました。発達障害は最近よく耳にしてましたが、結構しっかり勉強になりましたし、事例(実体験?)を交えながらとてもイメージしやすく、かつ重たくないような展開でスラスラ読めました。本人もそうですが、もしかしたらそれ以上に周りの人も知っておくことって大事なんだなと感じました。 余談ですが、途中、このキラキラ目の作画コストがかかって後悔という一言がありましたが、そのキラキラ目につられて読み始めた私です(笑)設定がぶっ飛んでる・・・わけではなさそうw偏愛ドラマティック・モンスター ハルモト紺starstarstarstarstar_borderるる途中までSF入ってる本当の化身かと思った😆 そんな事はない生身の人間でしたw スーツ着たビジネスマン鈴木がめっちゃカッコ良かった。絵がかわいくて癒されるたべられうさ。【フルカラー】 ウミバードstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。10年も引きずる理由・・・こっち向いてよ向井くん ねむようこstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。 シリーズ化したらおもしろそう体にまつわるエトセトラ シモダアサミ名無し女性特有の生理現象とか体の不調についてざっくりと描かれているのかと思いきや、「月経カップ」という製品について予想外に知ることが出来た話でした。月経カップの快適さに気づき、ついでに彼氏の生理に対しての理解まで得られる主人公。深刻にならずライトな感覚で読めるので、1話完結のシリーズになったら良いのになと思いました。一途な年下男子か、どタイプのバツイチか…ムサシノ輪舞曲 河内遙starstarstarstarstar_borderかしこ河内遙先生の漫画はメンズが魅力的なんですよね。私は「関根くんの恋」の関根が一番好きなんですけど、この「ムサシノ輪舞曲」は関根の外見と内面をそれぞれ宿した男2人にヒロインが迫られる夢のような内容なんですよ。 内面を宿した阿川くんは10歳年下で、親の代からのお隣さんで自分のことをずっと好きでいてくれてる筋金入りの一途だけど、恋愛対象としてなかなか見れない。外見を宿した衣笠さんは見た目も性格も超タイプで、相手も自分のことを好いてくれてるけど、別れた奥さんと仕事上での関係が続いててしがらみが残っている状態。どっちも魅力的だけど同じくらいややこしい!! 雑誌で読んでる時は衣笠さん派だったのに、単行本で読むと阿川くんに惹かれたり、その時々で自分も揺らいでるのが面白いです。隔月掲載なので単行本が年1冊のペースなんですが、リアルタイムで登場人物たちと一緒にドギマギしながら読むのが楽しい気がします。56才ササポンの影ながらの応援。つんドル!~人生に詰んだ元アイドルの事情~ 飯田ヨネ 大木亜希子Pom まぁまぁ年のいったおじさん、ササポンとシェアハウスとはどんな内容だと思ったけれど、ササポンの言葉を始め、大木さんの友人や精神科医の言葉もとても響いて、個人的には最初のイメージ以上のものを得られたなと思いました。面白かったです。 何よりも元アイドルで人生行き詰まった大木さんが、ササポンに出会いシェアハウスをし、右葉曲折ありながら、最後地に足つけて独り立ちしていく姿がかっこよかったです。 ギャグ漫画だったの!?女の園の星 和山やまstarstarstarstarstarNanoおしゃれでかつシンプルでかっこいいタイトルと表紙だと思ったら笑える漫画でびっくりした!本当の布袋ずるすぎる。本当の布袋ってなに?? 先生も生徒も可愛い。癒し。個人的に3話の漫画の話が好きです。ファン増えたの嬉しいね。あと先生がまともな編集者ぽくて真面目だなあと笑いました。頑張れ松岡さん。10年振りの復刊!描き下ろし読切もあるよ!ぷらせぼくらぶ 新装版 奥田亜紀子starstarstarstarstarかしこ「ぷらせぼくらぶ」は名作なので未読の方はぜひ!私が以前に書いたクチコミも参考までに貼っておきます! https://manba.co.jp/topics/16731 まさか祥伝社から新装版が発売されるとは思わなかったです。軽く衝撃でした!正直すでに単行本を持ってる漫画の新装版って自分はあまり買わないんですが、奥田亜紀子ファンなのと、描き下ろし読切が収録されているとの事なので購入しました。 ただ描き下ろし読切って本編とは関係ない話なんですね。どちらかというと「心臓」の流れにあるような話な気がします。もし大人になった岡ちゃんの話だったとしたら受け止めきれなかったかもしれないけど!笑 青山ブックセンターに原画展を見に行ったのですが、展示されてるイラストや販売されているリソグラフのポストカードがすごく素敵で原画以上に感動しました。もしかして今はアーティスト活動を主にされているんだろうか?でも「あんきらこんきら」も単行本に収録して欲しいし、また漫画を描いてくれたら嬉しいな。社会派は実力がある人じゃないと滑って終わります。ジーンブライド 高野ひと深名無し・・・ということがよくわかる一作。 なんか全てにおいて軽薄で、何事も熟慮されてなさが気になった。 作者自身はそこまで作中の問題について 思考を巡らせてなさそうな底の浅さが、 付け焼き刃で時事ネタを放り込む雑な手つきと相なって 如何にもこうにも不出来な感じ。 絵がうますぎるBL純情でなにが悪い 冬縞しぐれ名無し表情きれいだな〜ぐらいで買いました。 いやいやいやいや…絵、うますぎん!!?!? はちゃめちゃに絵が上手いのでBL好きなら買ってみてください!!疾走感がたまらない世界は寒い 高野雀starstarstarstarstar野愛銃を拾った女子高生6人組。どうせなら1人1発殺したいやつを殺してしまおう。 わちゃわちゃコミカルな会話劇もありながら、ヒリヒリするストーリー。 上下2巻で終わってしまうのがもったいないけれど、この疾走感が心地よくもある。 女の子が6人もいたらキャラ被りが起こりそうなものなのに、6人全員ビジュアルも性格も全然違う。 記号化された可愛さや面白さがあるわけではなく、それぞれ弱さも賢さも愚かさも意地悪さも持っていて魅力的。 殺したくなるのも理解できるクソな大人もたくさんいるけれど、まともな大人もちゃんといるのがまたリアルでよい。 巻末のおまけ漫画も含めて非の打ち所がない面白さだった。岡村さんかっこよすぎる。野菜とお菓子の交換しませんか?食べちゃいたい タケチイチコstarstarstarstar_borderstar_borderママ子野菜とお菓子の交換が成立するのは田舎あるあるだけど少女漫画での設定が気になりました。そして食べてる姿が微笑ましい少しぽっちゃりな「たまき」と学校で一番人気の「ユウ」がどのように恋愛を進めて行くのか気になります。 可愛くなりたい女子の気持ちクラスで一番可愛い子 山中ヒコstarstarstarstarstar_borderママ子「可愛くなる」の意味が衝撃的でした。誰でも可愛くなりたいと思うけど顔を変えるのは究極ですね。処置する側と整形する側で需要と供給が成り立っているけど内面的な需要と供給にはならずお金だけが動いていると感じます。主人公の心情がどのように変化していくのか気になるところです。センシティブなシリアスからグルメコメディまで #1巻応援やがて明日に至る蝉 ひの宙子兎来栄寿先日、『最果てのセレナード』の記事で触れたひの宙子さんの短編集です。2021年から2023年にかけて『フィール・ヤング』に掲載された5つの作品が収録されています。 ただ、それらの作品の温度差たるや最近の三寒四温な気候に匹敵するほどです。作者自身があとがきで言及しているように「振り幅すごい」。でも、そんなところもまた短編集の味わいの良さの内であろうと思います。 14歳になった主人公が「はる」に手紙を送るシーンから始まる表題作である「やがて明日に至る蝉」は、一見青春群像劇のように見えます。が、読み進めていくとただのそういったお話ではなく、あるテーマに取り組んだ作品であることが解ります。苦心しながら描き切ったであろうことが伝わってくる内容ですが、相変わらず構成力が高いなあと唸らずにはいられませんでした。 続く「折って切らない」も、『フィール・ヤング』らしさを感じる1篇です。マイノリティの生き難さ、とりわけ一番身近な存在である家族から理解を得られない辛さは特別大きいものですよね。最終ページのメールの文面にとても共感してしまいました。同じような共感をするであろう、かつての友人たちが元気に平穏に暮らせていることを祈ります。 「ホタテガイの女」と、「タラバガニの男」はひの宙子さんがギャグやグルメに振り切っても素晴らしい作家であることを示すお話です。1コマ目のセリフが "あなた七輪持ってるでしょう" から始まる男女の物語、端的に大好きです。ここで描かれる、最高のホタテガイやタラバガニのシズル感たるや、並のグルメ番組が裸足で逃げ出しそうなレベルです。色も、音も、匂いも、存在しないはずのモノクロの画面からすべてが伝わってきます。最高のホタテガイを最高に美味しく食べるために、ジョルノ・ジョバーナのように敬語でまくし立てるところの愛しさよ。読んだら貝焼き味噌という犯罪行為を犯したくなること請け合いです。 総じて、お薦めの短編集です。連載の『最果てのセレナード』や、4年前に発売された『グッド・バイ・プロミネンス』とあわせてぜひ。懐かしく読めるハッピー・マニア 安野モヨコstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi勢いがすごいです!!絵も内容もやんちゃです。 時代的なものもあると思いますが、パワーがあってちょっと懐かしい感じです。重田さん、アホなんだけど、女子が多かれ少なかれどこかに持ってる願望を、ストレートに表現できちゃうスゴさが羨ましくもあります。 案外、わかるわかる!と思う人多いと思います。 消えたアイドルが、自分の手記を書いてほしいと言う君はゴースト 染谷みのるstarstarstarstarstar_borderゆゆゆゴーストライターを仕事の一つにしている、売れない小説家の主人公。 これまでに売れた作品は、絶大なる人気を誇ったにも関わらず、突如消えてしまったアイドルをモチーフに描いた処女作のみ。 ある日、その消えたアイドルが、自身の手記をゴーストライティングしてほしいと言ってきた。 主人公を前に、彼女の口から語られる想像を絶する消えた理由――。 「君はゴースト」は、最近読んだ漫画「往生際の意味を知れ!」に似ているなと、読み直していて思った。 あちらは元カノでこちらは消えたアイドルだとか、あちらは未来を記録しようとしてきて、こちらは過去を記録しようとしているとか、あれこれ設定は異なるのだけど。 2巻完結の短めの漫画となっており、2巻の後半からが見せ場(だと思う)。 そのため、1巻で読むのをやめず、ぜひ2巻まで手を伸ばしてみてほしい。 最終話まで読めば、読後は気持ちがスッキリとすること間違いなし。 もやっとするとしたら、それはきっと芸能界の闇と社会の闇のせい。一般人は無力だから仕方ない。なんだか切ないお話クラスで一番可愛い子 山中ヒコstarstarstarstarstarこめつぶ中学生の頃にミュージカル俳優神田くんの大ファンになります。 父親が若い女性と出て行ったことでえりは容姿の美しさが重要だと考えるようになり、可愛くなりたいと整形する。 なんとか繋がりたくいろんな手法で近づき、ようやく神田くんと話すことが出来たのに、、、 とても切ないお話でしたが、えりが最後に自分を好き、と思えたことがよかったです。現世界転生ループ血脈の物語たべられうさ。【フルカラー】 ウミバードstarstarstarstar_borderstar_borderSS※ネタバレを含むクチコミです。 めぐわこカップル可愛すぎるジェンダーレス男子に愛されています。 ためこう名無し※ネタバレを含むクチコミです。可愛いけど食べられちゃう系たべられうさ。【フルカラー】 ウミバードstarstarstarstar_borderstar_borderママ子なんぞこの可愛い生き物?食べ物? うさぎの親子が、食べ物に次々に生まれ変わって行く。 マシュマロやお餅、お団子にケーキ…いろいろな食べ物に生まれ変わっては食べられていく。 自分を食べてみたり、父子の掛け合いもほのぼのしているようでとってもシュールです どの食べ物に生まれ変わってもぷにっとしたフォルムが可愛い、食べられてしまう切なさもあり。 そして一緒に生まれ変わらなかった母は!気になります。次巻期待!「合理性」って・・・かしましめし おかざき真里名無し私も仕事をしているが、今回のワーキングマザーには共感できない。 子どものことで人に残業させたり急に休んだりするのはいたしかたない場合もあると思う。しかし、そのあと「合理性は愛のある所に発生する」って、そこまで威張ることか? 少なくとも休みをとった直後に偉そうに言うことではないだろう。 もう少し謙虚にならないと、同僚とトラブルになって、ワーキングマザー全体への迷惑な印象を植え付けかねない。 中学3年生が恋をしてしまったのは婚約者のいる女教師中学聖日記 かわかみじゅんこ渚ブルーぼーっとしていてちょっと世間ズレしている黒岩晶という男子中学生が、学校でも美人と話題の25歳の女教師の聖を見ているとなんだかイライラしてしまう。なんでイライラしてしまうのかわからないけど、そのイライラを堪えることもできずかなり不器用で攻撃的な吐き出し方をしてしまったりもする。 初めての恋で恋がなんなのかもわからない男子中学生と、かねてからの夢である教師になって大学からの付き合いのいい婚約者がいてある意味で人生の上がりが見えた聖が不器用すぎる衝動に当てられてクラクラしてしまう様子なんかもある。 2巻でかなり事態が動いて、若気の至りや気の迷い的な形で終わらせにきているのかなと思ったら、3巻へとまだ続くようなので、これからどうなるのだろうと楽しみにしている。結婚=幸せではないあなたのことはそれほど いくえみ綾starstarstarstar_borderstar_bordermotomi心に引っかかって忘れられない人って居るのは少し共感できました。でもそれを思い出すのは幸せなときではなくて、自分が今のパートナーと辛い関係になったときだったり。 あの時あのままの関係だったら、なんて考えたりするけど、やっぱり不倫はだめです。そこの線引きが出来ない時点で自制心ないな。と残念ですが、漫画としてみるのは面白いです。自分は絶対しないからこそ面白く見れました。<<12345>>
発達障害というワードと女性二人のポップな表紙に惹かれて読みました。発達障害は最近よく耳にしてましたが、結構しっかり勉強になりましたし、事例(実体験?)を交えながらとてもイメージしやすく、かつ重たくないような展開でスラスラ読めました。本人もそうですが、もしかしたらそれ以上に周りの人も知っておくことって大事なんだなと感じました。 余談ですが、途中、このキラキラ目の作画コストがかかって後悔という一言がありましたが、そのキラキラ目につられて読み始めた私です(笑)