講談社マンガの感想・レビュー6230件<<187188189190191>>タイトルと表紙から内容が想像しにくいはじめての虐殺 稲光伸二名無し※ネタバレを含むクチコミです。アヘ顔ダブルピースRaW HERO 平本アキラ名無し4巻の表紙やべえなww 正気なのか!?出会って2週間の姉弟をつなぐ母の味いただきます、のまえとあと 糸川一成名無し登場人物の人間関係がちょっと複雑だけど、重苦しくなくて爽やかな新しいグルメ漫画。 主人公は、幼少期に母親に捨てられ祖父に育てられたみつば。 そんな彼女のもとに消えた母親の子供、つまり弟のそうまが、死んだ母親の骨と一緒に突然現れた、らしい(第一話は2人が出会って2週間後から始まってるので、どんな出会いだったか細かくは描かれてない)。 母親と別れてから年月も経ち、顔も思い出せなくなっているみつばは、母親の死を知っても落ち込むことができない。一方で幼くして母親を亡くしたそうまは、傷つき言葉を発することができなくなっていた。 しかし、みつばは忘れたと思っていた母の「味」の部分は自分でも気づかないうちに覚えており、作ることができていた、という話。 ここまでで、なんかおかしいなと思いませんか?違和感ありますよね。 そう、2人の「父親」の存在が全く描かれてないんです!!! どこ!?どこ行った父!!生存してる? きっとそのうちちゃんと描かれるんでしょうけど、そこ気になってしょうがなかったです。笑MMR復活してほしい緊急報告MMR 〜令和・新たなる黙示録〜 石垣ゆうき名無し27年続いた金田一シリーズが一億部を超えた記念のマンガ。 意外なことに「一億部突破」は講談社初の快挙だとか。 そう考えると、先に一億超えのワンピースって本当に凄いね。 この読切は、金田一の宣伝マンガだったので、面白いどうこうはないのだが、やはりMMRの鉄板ノリは健在で懐かしい気持ちになる。(キバヤシが持っていた壺に何の意味があったのかは謎だけど・・) いつかまた復活してくれることを願ってます。 アラサーにはしんどいくらい素敵お嬢と番犬くん はつはる天沢聖司ネット書店でピックアップされてて、その絵の美麗さに惹かれて1巻を購入した作品。繊細美しい絵とベタな設定がすごくいい。 中でも少女漫画らしい細くて柔らかい線と、水彩の塗り。そしてこだわりを感じる男性キャラの下唇の線がもうたまらない…!!(自分が中高生の頃ハマっていた何かに似てるようで、記憶と感性を刺激されます…好き) とっても可愛い16歳のヤクザの娘・いさくと26歳のイケメンヤクザ・けいやの恋愛&スクールライフなのですが、ピュアでキラキラでもう…! いさくの人見知りだけど、名前も喋り方もボーイッシュなところ、けいやがいさくに敬語なところにキュンときます。 ただ作品は素晴らしいのに読んでてなんかしんどかったです。これが加齢か…。心を揺らす物語を、あなたに。「友達100人できるかな」をおすすめしたい友達100人できるかな とよ田みのるふな※ネタバレを含むクチコミです。怪しいというリアルな世界もっけ 熊倉隆敏名無し彼方の世界の住人達、 モノノケ、妖怪、アヤカシ。 彼らは善悪や敵味方の区別も明確でないままに 突然に現れて人間に、人生に関わりあってくる。 例えそれがどんなに唐突で理不尽であろうとも。 関わらない防御術も、オールマイティな解決策もない。 そんな一見(というか普通の人には見えないが) 怪しく危険で魑魅魍魎が跳梁跋扈する百鬼夜行の世界。 なにが善悪で誰が敵味方か判らない世界。 触れるべき部分と触れてはいけない部分を 認識して守りつつ、というか守っていると 思いつつ生活するしかない世界。 「もっけ」はそういう世界という設定になっている。 だが、それはごく普通の世界だとも言える。 リアル現代社会だって実はそんなもんだ。 見えている人や見えていない人、 見えているようでいて見えていない人がいて、 見えているからといって解決できるわけでもない。 何をどうしてもしょうがなく憑かれてしまうこともある。 だから、自分が強くなるしかないのだ。 怪異な存在が見えてしまう姉。 憑かれる体質の妹。 祖父が祓いの術をもち、彼方の世界の存在も理解しているので 助けてはくれるが、けして無敵な存在ではない。 なので姉妹は互いを想い助け合う。 だが、結局は自分が強くなるしかないのだ。 家族に保護されている幼年期をへて、 学校に通うようになり、親元を離れていく。 それはリアルな世界だ。 人は誰でもいずれ、何が善悪で誰が敵味方か判らない世界へと 飛び込んでいき、一人で生き抜かねばならない。 「もっけ」は怪異が共存する異世界を描きながら じつはリアルな社会を生きていく姉妹の成長譚を 描いていると想う。 むしろ世の中が理不尽で魑魅魍魎が跋扈する世界で あることを、怪かしが干渉してくる世界に置き換えることで より判りやすく面白くマンガとして描いているように感じる。 結構ホラーな展開やシーンもあるけれど、 けして陰鬱な救いようがない気分で終わることなく読めるのは 主人公姉妹の純粋で明るいキャラによるものだろうか。 面白くて深い漫画だと想った。 これは映画化するわミュージアム 巴亮介マオ普段あんまり猟奇殺人が描かれてるマンガは読まないのですが、勧められて読んでみたところ3巻あっという間に読んでしまいました、実写映画化してますけど、まさに濃い映画を一本見たような気分です。怖いけどページをめくる手が止まらない、というやつです。 事件が解決しても、悪い意味で心に残り続ける終わり方が、逆にいい。出てくるモノノケソウルフード 神崎タタミ大トロご飯がとても美味しそうです。 読んでるとお腹空いてきます。亜人(デミ)ちゃんの別視点オカルトちゃんは語れない ペトス 橋本カヱ 本多創さいろく珍しいけど亜人(デミヒューマン)化が普通にあり得るほのぼの日常女子校ストーリーである「亜人ちゃんは語りたい」のスピンオフ。 スピンオフと言う割にはだいぶ力が入ってる感じがある。ペトス先生、自分の本もしっかりして! 主人公は亜人ちゃん〜の主人公の先生の妹だったと思うんだけど、座敷わらしが住んでしまっている部屋で、"見えちゃう人"であることに気づいて色々なことに巻き込まれていく不思議なお話。 面白いとしか言えないので読むといい。読みやすいし何より絵柄もペトス先生と近い感じがして違和感ない。 生きることは演じることブタイゼミ みかわ絵子名無しそれを理由に読むのを避けたり軽視したりは一切していない事実を大前提で捉えていただきたいのですが、女性作家の漫画を一定以上好きになる機会がほとんどない中でこの作品にはかなり胸を打たれました。衝撃が突き刺さる。 むしろ女性だからこそたどり着けたであろうあまりにも奥行き深い表現の連続で 怒り、憤り、悔しさ、ままならなさ、悲しみなど 人間の負の部分と、そこからどう立ち上がるか、向き合っていくかという強さとが同時に力強く描かれていて「圧」を感じます。 全2巻と尺は短めですがいわゆる打ち切り感はなく、綺麗な結末を迎えています。 おすすめです。ストーカー狩りを生業とする骨太ダークヒーロー私人警察 小川亮ANAGUMAタイトルの『私人警察』は現行犯であれば一般人でも「私人逮捕」が可能というところから来ています。 アメリカにはバウンティ・ハンターという職業があると聞きますが、日本を舞台にそのテーマをリアリティ持って描くのは多分いろんなマンガが苦労しているはず…。 その点本作はスタイリッシュな画風と確かな画面構成で説得力を担保しています。本当に絵がかっこいい。キャラデもサイコーだし。 個人的には主人公の麻木が強すぎないのが好きポイントのひとつです。 掛けているメガネは割れてるし、ストーカーと戦えば骨も折れるし、いつもボロボロなんです。 加害者への怒りを常に剥き出しにして自分の身すら顧みない一見破滅的な男ですが、被害者のためなら体を張ることを厭わないタフな正義の心を持っている…超クールな絵柄で描くのがこの泥臭い内面っていうギャップがイイんですよね。 アウトローヒーローが好きな人にはとりあえず読んでほしいです。止まらない漫画ちはやふる 末次由紀aico福井出身者としては嬉しい漫画。百人一首は確かに文化として今も根付いています。やる子も少ないけど。目標に向かって青春してる話は読んでてやっぱりおもしろい。感動もあるし次の展開がとにかく気になる、1人1人のキャラも素敵だしストーリーもとてもおもしろい! 思ってたeスポーツと違ったeスポーツをしてみよう カレーとネコ名無し悪eスポーツなんてものがあったとは…恐ろしや 今更なのかも知れないけどママの髪型すごい面白いな、元からこんなんだったっけ?美人が手巻きタバコを吸っていたら…喫煙は、あなたにとって(以下略) 広瀬べろせ名無しエロかった。というはなし。 手巻きタバコ吸ってる人たまにいるけど、ただのカッコつけじゃんと思っていた… けど先パイの手にかかればエロかっこいい代物に。嫌煙者だったコータくんを一瞬でたばこ好きに変えてしまいました。 しかし結局はけだるげな白衣メガネ美人は何しても様になる。とくに最初の2つが珠玉田島列島短編集 ごあいさつ 田島列島mampuku筆者の中にある数え切れないほどの発信すべきメッセージが、短編でぎっしりと纏められているので、読み応えがあり同時に著者の長編と比べていささか読みにくくも感じますが、それでも「はっ」とさせられる田島列島節が随所に埋め込まれており、読後に余韻が頭の中で残響しつづけ、自分自身を見つめ直すきっかけにもなったりして…… 特に印象的だったのが、「優しくみえる人というのは実は基本的に他人の能力を信用していないだけ」という台詞。ドキリとしました 人生は有限であるがゆえに、読んだ本や見た映画から必ずなにか影響を受けたい、得るものがほしいと思っている私にとっても、田島列島作品ははっきりいってコスパの良さが異常です。 ヤマザキマリの半自伝的漫画・中学生編涼子さんの言うことには ヤマザキマリnyaeルミとマヤとその周辺の続編。 小学生だったルミが中学生になり、母親の代わりに1ヶ月間たった1人でヨーロッパへ行ったエピソードがメインに描かれてます。 これは著者の実体験らしいです。 これ単体でも問題ないですが、ルミマヤの方を読んで姉妹がどんな幼少期を過ごしたのか知ってからの方がより良いです。 ルミマヤでは無邪気に過ごしていた2人ですが、ルミはヨーロッパ旅行でかなり荒波に揉まれます。当然と言えば当然で、言葉も通じないのに知り合いもいない外国へ1ヶ月も行くなんて怖すぎる。下手したら事件に巻き込まれることだって十分あり得るのに、結果的に運命的な出会いも果たし、良い思い出を作って戻ってこれたというのは、ツイてるというか持ってるというか。 怖いとは書いたけど、これはある意味博打のようなもので、たまには自分の意思とは違う方の流れに乗ってみるとか、人に振り回されてみるとか、普段なら絶対やらないことをやってみるとか、そういうイレギュラーって意外とのちの人生に大きく影響する事があるから必要なのかもしれない。 でも著者の他のエッセイもいくつか読んでるけど、このヨーロッパ旅行が大したことないと思えるくらい良くも悪くもいろんな事が起きまくるから、多分この人は特別なんだと思う。笑いつ読んでも格好良い…バガボンド 吉川英治 井上雄彦starstarstarstarstarくまぞういつ読んでも格好良い漫画です。見た目がイケメンだからじゃなくて、登場人物たちの精神の葛藤が格好良いんです。しばらく続刊が出てない状態ですが、宮本武蔵と佐々木小次郎の決着が一体どう描かれるのか、最終回をこの目で見届けるまでは死ねません。なんだこのマンガ!あなたに耳ったけ! 染谷みのるむ耳かきへの執着がすごいそしてなんかエロい 読んだ感想「なんだこのマンガ!面白いけど…」としか言えない こんな青春生活とても素敵。ワンダンス 珈琲Pom 楽しくあっとゆうまに2巻読み終えました。 青春マンガ+ダンスシーンの描写が素晴らしかった。引き込まれました。 吃音を抱えながら、前向きにダンスに取り組み、自分を解放していくカボくんの楽しそうな姿に勇気をもらえた。(花木とゆう名前も素敵) こんな高校生活送りたかったなーと思ったり。 男性女性年代問わず読みやすいなと思える内容でした。槙野センパイのキャラ面白すぎない?巨竜戦記 本田真吾名無し巨竜戦記読んでてちょいちょい目に止まるセンパイ。 天然なのか計算してるのかわからない、 振り幅が大きすぎて何をやらかすか全く読めない笑日本に蘇るヤマタノオロチ伝説!!巨竜戦記 本田真吾名無し※ネタバレを含むクチコミです。 最高にカッコいい式森さん可愛いだけじゃない式守さん 真木蛍五さいろくまるでマーベルヒーローのようなヒロインの式森さんは最高にカッコいいので結婚したい。ドーナツが穴あきの理由ドーナツ父さん 赤堀君名無し雑学とか豆知識みたいな記事でときどき 「ドーナツはなぜ真ん中に穴があいているのか?」 みたいな記事を目にすることがある。 なるほどね、と思うことが書いてあることもあれば、 え、そんだけ、だからなんだというの、みたいな記事もある。 なかには 「いや、ドーナツって全てが穴あきじゃないんですよ」 とか、勝手にノリツッコミをして終わっている記事も。 こうなるとドーナツが穴あきの理由なんぞ 「どうでもいい」 「深い意味ナイだろ」 「面白そうだからあけただけだろ」 としか思えなくなる。 「ドーナツ父さん」という題名は恐らくは ドーナツ=真ん中に穴=中身がない、 ということにかけた感じで、 中身の無いダメ人間の父さん、を表現したのかと思う。 無職で昼間から酒を飲んだり、パチンコしたり、 おそらく妻はいて、ヒモ的に生活をしているだろう父さん。 息子の誠司(4歳)はなぜか上半身半裸。 結構、不憫な扱いを受けていると思うが、 特に悲嘆にくれたりグレることもなく、 健気というのともちょっと違う気もするが そこそこ明るく生きている。 しっかりと父さんにツッコミを入れたり、 気遣ってツッコミを入れなかったり、 包丁で切りつけたり、辞書の角で殴って 流血させたりしながら。 パターンとしては、 誠司の素朴な疑問に父さんが、 深い意味がありそうでホントに中身の無い解説をし始め、 それが意外な方向に進み出してギャグになっていって、 みたいな展開が多い。 爆笑もの、というよりは、おいおいそうなるのか、みたいに ジワッと来る感じの面白さ。 一見すると、もしかして深イイ話かも、とか よく考えると哲学的な意味合いがある、とか、 考えてしまいそうにならないこともないかもしれないが、 実のところ、そんなことは絶対にない・・と思う。 ドーナツの穴のごとく、 「どーでもいいけれど穴があいていたらなんか面白い」 という感じの、それだけだけれど間違いなく面白いマンガだ。 <<187188189190191>>
※ネタバレを含むクチコミです。