講談社マンガの感想・レビュー6231件<<159160161162163>>衝撃の女子サッカーギャグ漫画!!アオハれ乙女 あかり ひわきはる ハル天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。弘兼憲史短編集5 私の赤ちゃん弘兼憲史短編集 弘兼憲史starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男SF短編集だった。 表題の「私の赤ちゃん」と「指定席」が面白かった。 「私の赤ちゃん」のオチが面白いんだがこれ日常の仕事でもありそうなミスだったし、「指定席」は冴えないサラリーマンのドッペルゲンガー現象により生活が一変するが、生活が一変する方法の再現性を考えたりして面白い。 一番好きなのは弘兼憲史の「自分はSFは好きなんだと、描きながら気が付きました。UFOは大好きですが、存在は全く信じていません。」のコメント 菅野直ら「第343海軍航空隊」を描くパイロット物語 紫電改343 須本壮一名無し11号に掲載された読切『五十六の密命』をゼロ話とする新連載。第1話は昭和19年、250kg爆弾を積んでの体当たり戦法実行を前に、作戦撃墜王・菅野直が厚木基地へゼロ戦を受け取りに向かい源田実と出会うところから始まる。 75回目の終戦の日を前にして始まった新連載。須本壮一先生の所信表明から始まるところに気迫を感じました。欲をいえば高校生のうちに読みたかった!プラスチック解体高校 日本橋ヨヲコ名無し日本橋ヨヲコ先生の連載デビュー作。「プラスチック解体高校」というユニークなタイトルが付いてますがロボットとかメカ的な物は出てきません。けれども普通じゃない学園モノになってます!とにかくヒロインの古屋ナオミが破天荒です。第一話の入学式の日から他のクラスメイトが見てる前で主人公の蔵田三成に大人のキスをした挙句に「キスが下手」とダメ出しをします。ナオミは始終こんな感じなんですがどんな逆境にも屈しないのでとてもカッコいいんです。彼女の生き様が主人公達がコンプレックスを乗り越えて成長するきっかけになっています。途中で打ち切りが決まったようですがそんなことを感じないくらい面白かったです。主人公やヒロイン、後に漫画家になる町田都は「G戦場ヘブンズドア」にも登場します。なんだか名前に見覚えがあると思ったらそういうことだったんですね。 期待通り絵はいいシャングリラ・フロンティア 不二涼介 硬梨菜mampukuナローはよくわからないのであくまで漫画のみを読んだ感想ですが、充実したクオリティから期待の高さと気合の入りようを感じます。ナローに詳しい人いわく大変な人気原作だそうなので、化物語といいこれといいマガジン編集部の政治力すげーなと感心してしまいました。 SAOや幼女戦記、リゼロ、このすばといった一流ウェブ小説のアニメ化はいずれも面白くて映像も一級品の傑作アニメといえるものだったので、シャンフロがそれらに比肩すると噂に違わぬ作品であるなら、これからの連載が非常に楽しみです。 現状はまだイントロダクションというか、オリジナル作品の新連載と違って初っ端からガツンと掴んでくる感じではないのでこれからの展開に期待です。聲の形久々読んで泣いた聲の形 大今良時いい漫画読み野郎※ネタバレを含むクチコミです。“神獣”を救って世界を救う!前代未聞の獣医師物語神獣医 堀内厚徳 小林作名無しまさにゴッドハンド。一般の獣医師として病院に勤めていた朝井が、内閣府に勤める先輩に突如拉致され、神獣・麒麟の治療にあたるよう命じられる! 戸惑いながらも体の様子をみると、内臓に異常が確認され…?という、設定も展開も壮大で目まぐるしすぎる新連載。 ぜひ読んで目の当たりにして欲しい…これが、麒麟の手術だ!! 能ある鷹は爪を隠す!能のない鷹は…無能の鷹 はんざき朝未名無し能のない鷹も爪を隠してるようには見える!! めちゃめちゃ面白かったですww 話数ごとに草生えてしまう! 「しょーもな」ってことをすごい高度な話の中に織り交ぜるとなんだか違和感なく読めてしまうということなのでしょうか… このコンビが絶妙 一番共感したコマ貼っときますパクリはだめです、パクリは!パクリ戦争 光秀日量ンニックどう考えても駄目なのにぽっと出の新人作家に振り回されている編集部の滑稽なことよ…だって売れるんだもん仕方ないじゃんね。タイトルに「ンニック」てつけるのもなんとも絶妙なチョイスじゃないですか。「ンニえもん」でいいのにあえて。 むしろ今の御時世で3巻まで続いたことが奇跡だと思うし、数十年後にはパクりすぎて打ち切りになった漫画としてプレミア付きそう。笑 オチも良かったです。ちょうど忘れかけていたネタだった。 前作「御蚕様改良記録」との落差も凄いです。映画前に読むか…ぐらんぶる 井上堅二 吉岡公威名無しちょこちょこ雑誌では読んでいたのですが実写映画化!とのことでぜひ読んでみよう!読んでみることをオススメします! 久々にパラリと雑誌めくっても相変わらずダイビングはしてないし変態話してますねww 大学のノリ、3、4人でつるんでいたあの頃…もしかしたら懐かしい気持ちになるかもしれない! 映画予告でも本当に全裸キャスティングしてたので地味に期待しています! 格闘技好きは、必ずハマる。破壊王ノリタカ! 刃森尊 村田ひでおクロキヒカル日本の格開校マンガ。ストーリー、絵が良い!格闘技の説明がうまい。キャラも良く、行動原理に一貫性があり作動とセリフに矛盾や違和感がない。よって読み始めると、止まらない。 格闘技、武道が好き、バキ、ホーリーランドetcの漫画が好きな人ならば、必ずハマる。 無駄遣いばかりの三十路男が節約して彼女とヨリを戻そうとする節約ロック 大久保ヒロミ名無し※ネタバレを含むクチコミです。トルコ粉もん旅粉もんロード クマリネ名無し老舗の小麦問屋の娘との結婚を許してもらうには条件があった!それは「何も持たずにトルコから中国までを旅し、粉もん料理のレシピを100個ゲットする」という歴代の彼氏も逃げ出すような超難題だったが、どうしても彼女と結婚したい主人公はトルコに旅立った!途中で麻薬や武器を密売している集団と関わることになったり危険な状況もありましたが、大半は人に恵まれて美味しいトルコ料理レシピもたくさん登場します。ラマダン(断食)やクルバン(犠牲祭)などの日本には馴染みのない文化もしっかり取材をされていて読み応えがありました。残念なのはイランに到着したところで連載が終了してしまったこと。ぜひどこかで続きを描いて粉もんロードを完走して欲しいです。 リスとしてかえってきた、おねえちゃん。リスおねえちゃん ナカハラエイジ名無し※ネタバレを含むクチコミです。何度も繰り返し読み返してきた結果、感想が重い悪女 深見じゅん漫画を読む女S連載中から読んでいて、当時、私は子供心に大人社会、会社という場所に憧れたものです。 大きな会社には行ったことのないフロアや知らない場所がたくさんあって、そこには秘密が隠されていて、隠れキャラのオセロおじさんから主人公まりりんは隠しアイテム(いつでも真夜中でも空調が効いている、好きに使っていい一室)をもらったりします。対人関係のはったりや、夜のネオン街へのあこがれも、今思えばこのマンガで覚えたもののように思います。 ホワイトローズクラブの定例会、仲間たちと夏祭りの支度をすすめる様子にそれはそれはわくわくしました。 大人になって社会人になった私でしたが、あいにく運命的にT.Oさんと出会うことも、職場で峰岸さんや小野さん、山瀬さんと出会えることもなく、金曜の飲み屋で涼子さんと出会うことも出来ないままただひたすら年月を過ごしてきました。 さらに悪いことには、もしかしたら、私はたぶん、新入社員のまりりんを鬱陶しく思うタイプの大人になってしまった。つらいです。やるせないです。おかしいな? 果たしてT.Oさんに胸を張って好きですと伝えるのに恥ずかしくないような成長してこられたのか?できていないな… やるせない時、深呼吸をして、この37冊を読みなおしたりします。それを繰り返してきました。 昔ただよくわからない嫌な人でしかなかった上司、同僚、それぞれに暮らしがあって、考えがあって、だから働いていて、この漫画はそれを取り立てて肯定することもしないし否定もしていない。一時一瞬一緒に仕事をしただけの人、時を経て違う場所で再会した人、なんだかんだで関係が続いている人、いろいろ出てくる。まりりんは会社で人生を冒険していて、絶対の正義なんかじゃないけど、ひたすらまっすぐだ。ずいぶん遠くまで来てしまったな、そう思います。 さらに年を取って、そんなまりりんのまっすぐさに泣きそうになったり、実際泣き、何度も読み返したから隅々まで知っている話なのに、いつも節々で感動するのです。 大好きな社会人RPGコミックです。 なんせ冊数が多いので勢いで読むには大変だと思いますが、子供に、大人になっていく若者に、社会人になった人に、中年になった私などに、おすすめしたい漫画です。が、自分が抱くくらいに熱い感想を余所で見かけたことがないのが少し気になります。なんでみんな泣かないのん…? 好きなキャラクターは木村さんです。あと高田さんと小野さん。タクシーーーーッ!!!ザ・ファブル 南勝久名無しユウコがめちゃめちゃ好きだあ 実はまだ実写版を見たことがないんだけど どうなんだろうか? https://doga.hikakujoho.com/library/00187703.html リヴァイが調査兵団に入るまでのスピンオフ進撃の巨人 悔いなき選択 ニトロプラス 諫山創 駿河ヒカル 砂阿久雁 「進撃の巨人」製作委員会名無し時系列は壁が破られる1年前の844年。スラムで燻っていたリヴァイがエルヴィンと出会い、調査兵団に入るまでの出来事を描いたスピンオフです。 物語のテーマはタイトル通り「選択」です。数多くの選択を積み重ねてきたリヴァイの最初の「選択」が描かれていて、エルヴィンとの関係がどう始まったのかもわかるのも見所です。 巻末の諫山先生との駿河先生の対談も面白いです。リヴァイのイメージの源泉になった作品として『七人の侍』や『ハート・ロッカー』の名前が上がっているのですが、どれも「なるほど…」と頷けます。 2巻と短いながらもリヴァイの誕生の物語、オリジンとして説得力のあるスピンオフでした。ずっと読み続けていたい二階堂幸短編集 ありがとうって言って 二階堂幸さいろく大きな感情の起伏はなく、過度に甘酸っぱすぎたりもせず、絶妙に距離を保たれた感じでどの作品も読めてすごいなぁと感心。 最後の旅行のは〆の部分で急に80`sっぽくなってハッとさせられたりして、たまらんなぁと思い候。 あとオマケがいい。書店限定のおまけが毎回こういう形だったら買う価値が更にあるなぁ。読者に議論させるために描いたのかも普通の人でいいのに! 冬野梅子名無し自分は主人公と同年代ですが10年くらい前の自分と重なるところがあり結構くらいました。人にはあっち側とこっち側を隔てる大きな壁があるし、あっち側に行きたくてもどうしようもない感じ凄くわかる。 ただ漫画では33歳女性の今の姿を描いたものなので「33でこれ」をどう捉えるかは意見分かれるんじゃないでしょうか。 個人的にはウラジオストクに行ったけどビザが…という部分はどうでも良くて(むしろ最後になんも考えず突っ走ってくれてよかった。それまでが考えすぎだったから。)自分のことを俯瞰で見てるのか見てないのかよく分からない変なフラつき方に不安を覚えた。まあ簡単に言うと凄いめんどくさい人ですよね。 あとどうしても倉田さんのような男性を「普通」と思えない。それは私が現実を見れてないだけか?? 老舗百貨店のクレーム処理係は大変だ!銀座からまる百貨店お客様相談室 鈴木マサカズ 関根眞一名無し「お客様に勝ったら負け、負けても負け」なクレーム対応。最後に「またのご来店をお待ちしております」と言えるようになったら解決だそうです。お客様の言い分を鵜呑みにする訳にもいかないし、落としどころが本当に難しい…!しかも店側に非がないことでも怒られるのでしんどいですよね。 例えばこんな事例がありました。百貨店で贈答用にお菓子を購入したが相手方に届けるまでに日にちが経ってしまい、もらった人が食べようとした時には賞味期限が切れてしまっていた。これによりお菓子をもらった側から外箱に賞味期限のシールが貼ってなかったとのクレームが。まさかのそっちから?!と驚きがありますが、ものすごく正義感の強い人だったんです…。結構な騒動に発展しますが最終的には全員が笑顔で解決していて、読んでいて勉強になる部分があると思いました。クレーム対応するお客様相談室のメンバーも個性派揃いで面白かったです。性欲にもがき苦しむダークな青春譚モンクロチョウ 日暮キノコ名無し同じ団地の隣の部屋で育った仲のいい幼馴染の正也と桃子が思春期のこじらせが原因ですれ違ってしまい他人を巻き込んで葛藤する話。ぽっちゃりしてて妹みたいな魅力のある桃子が自分より先に大人になっていくことが正也にとって恐怖だったのはちょっと分かる。とはいえ自分のトラウマ解消の為に他人をないがしろにしすぎ。そりゃ刺されますよ…。ラスト間際で「やだやだ!あの頃の桃子のままでいてよ!」と正也が情けなく取り乱したのを見て、桃子の復讐劇はこれでやり遂げたなと思いました。二人の心の距離があの頃のように戻るようなチープな終わり方じゃなくて良かったです。同級生(ヤンマガ)へのラブレターDKS40 押切蓮介名無し押切蓮介40歳。ヤングマガジンも40歳。…ということで、押切先生が高校時代から現在までの同級生(ヤンマガ)との関係について描いた読切。 18のときには彼女に恋をしていて、6年間ラブレター(原稿)を描き続けようやく恋が実り交際(連載)開始。徐々にヤンマガ以外の女とも付き合うようになり、途中でスクエニちゃんとともに書類送検…と、押切先生のヒストリーが語られます。 最後のページで初恋の憧れの女・ヤンマガの胸に抱かれるシーンはかなりバブみが深い。これがヤンマガか…。 「でろでろのおかげで意識して可愛いものを描くようになった」という話が面白かったです。 https://yanmaga.jp/columns/articles/53 歌を軸にした小夜子の人生昭和ファンファーレ リカチPom 結構グッときたた話だった。 小夜子、小さい頃から芯が通ってて強い。 そして本当に映画の世界に入って右葉曲折ありながらも活躍していくからすごい。 軸がブレない小夜子に、読んでるうちに同じ女性目線で惹かれてました。 後半、小夜子が年齢を重ねると同時に起こる戦争は辛いものがありましたが、人間の命の尊さ、生きる強さ、人と接することの喜びなど、この物語を通して昭和の時代背景が教えてくれるものは多い気がします。 クラシック豆知識をしっかり学べるギャグ漫画フロイデ 車戸亮太名無し天国にある音楽の都ウィーンで偉大な音楽家たちが死後も作曲しまくってるギャグ漫画。誰もが知ってる音楽家がたくさん登場しますが、ギャグの合間に挿入される大量の偉人豆知識が全部破天荒すぎて、本当に天才と変人は紙一重だなと思いました。ギャグとして好きだったのはモーツァルトも映画「アマデウス」に感化されてサリエリを犯人扱いするところと、超絶技巧が有名なリストはスマホを打つのも早かったところかな。クラシックに詳しくなくても面白かったです。<<159160161162163>>
※ネタバレを含むクチコミです。