ゆゆゆ2023/04/08たしかに恋の話ではあるけど主に1名、広島弁が満載です。 「タマとっちゃるけぇのう!」のほうではなく、Perfumeのような、怖くない方の広島弁なので、安心してください。 本作はあらすじから、導入から、色んな方向から、恋愛漫画と見せかけて、ホラーです。 亡くなったお兄ちゃんが好きだった男の人を好きになってしまった妹。 傷心のお兄ちゃんのパートナー。 「傷つきやすい人だからそばにいてあげて。」 「お前は俺に似ているからきっと好きになるよ」 そんなお兄ちゃんの遺言。 妹はたしかに兄の恋人を好きになった。 という始まり、たしかに恋の話ではあるけど、これはホラー漫画です。 気がついたらホラーに片足を引きずり込まれています。 柔らかい響きの広島弁に油断をすると、ホラー要素が今度は腕まで引きずり込んできます。 生きている人がいちばん怖い。 残った思いに振り回されるのも怖い。 続きを楽しみにしています。兄だったモノマツダミノル5わかる
ゆゆゆ2023/04/07アニメの前に予習しておこう今度読もう、読もうと思っていたら、アニメ化まで決まっていました‥ アニメの放送が始まる前に、少しずつ読み始めることにしました。 本作、連載が始まったとき、Twitterの歴史クラスタがざわついたんです。 人気が出にくい歴史漫画で、マイナーな時代で、マイナーな北条時行?! これはおもしろいことになるぞ! っていうかんじに。 歴史は、授業で習った内容から少し、というかだいぶ忘れた程度にしか詳しくないのですが、このあたりの時代はなかなかおもしろい時代だったようです。 Twitterで絶賛されていた「喧嘩両成敗の誕生」という本によれば、平和な鎌倉時代のあとは、ヒャッハー!な世界がしばらく続いたそうで。 まあ、彼らなりの倫理観や価値観はあって、それが現代と違いすぎるために、ヒャッハー!と思えるようですが、ヒャッハー!はヒャッハー!ですよね。 さてさて、学校の授業ではさらっと流される一瞬を切り抜いて、そのドラマを語るだなんて、歴史ロマンを感じます。 そして人気をとるのが難しいと言われていた歴史もので、アニメ化までされるなんてすごいなと思いました。 序盤からピカッと光る人に驚きましたが、今のところおもしろく読んでいます。 アニメの前に、あなたも一読いかが。逃げ上手の若君松井優征3わかる
ゆゆゆ2023/04/06ハッピー星人だっピどうしようもないかんじのストーリーなのに、タコピーが宇宙人で、ハッピー思考回路を持っているから、序盤は救われなさはマシになっていた気がします。 話題になっていた当時、一話ずつ読んでは少しずーんとした気持ちになっていたのですが、たった5話でも、まとめて読むとパワーが増しますね。 表紙イラストのリボンはあのハッピー道具だと思いたいです。 さて、物語をつかさどる重要なアイテムのひとつ「ハッピーカメラ」が、カメラで人を殴って壊れてしまってから、ストーリーは起承転結の「承」に入ります。 ハッピー道具に限らず、道具は取り扱い方を守らないといけないですね。 世の中何が起こるかわからないので。 どこに異星人や未来から来たロボットがいるかわかりません。みなさん、気をつけましょう。 タコピーがハッピー星人でなく、本物の猫型ロボットだったら、いろいろマシになっていたんでしょうか。 タコピーの原罪タイザン55わかる
ゆゆゆ2023/04/06ネタバレなにこれこわいこれって読み切りじゃなくて連載なの?と、思わず確認してしまった。 柴田くん、なんで佐藤くんのフルネームを知ってるの? 中学校って、他のクラスでも目立つ人ならフルネーム(漢字含む)を知ってるものだっけ? 3年生になればそういうもの? 読み直したらあらすじも怖い。 普通の人は桜の木の下に埋まってないよ。 恐怖を覚えている間に、委員長がメガネ外すと実はかわいらしい顔立ちなんて伏線はおざなりにされてしまうくらい、柴田くんと佐藤くんは仲が良くなった。 先生すら存在を忘れてしまう柴田くん。 影が薄いってレベルじゃない。 この影の薄さを考えると、柴田くんは桜の木の下に埋められて殺された男の子で、実は幽霊でした!おしまい! みたいな展開か‥と安直に思いながら読んだら、斜め上から柴田くんがやってきた。大量に。 あーこわかった。 次回はどうなるんだろう。シバタリアンイワムロカツヤ6わかる
ゆゆゆ2023/04/06七瀬さんの異常な日常サイコラブコメの煽りに恥じないサイコっぷりが炸裂。 第一話から怖さたっぷり。 誰がおかしいのか、読み進めれば読み進めるほどわからなくなっていく。 あの人もこの人も、どこか様子がおかしい。 どんどん普通じゃない要素がでてくるので、ストーカー気質が激しい七瀬さんが、慣れのせいか普通に見えてくるし、なんなら七瀬さんが登場すれば救世主に思えてくる。 よく考えたら主人公も慣れのせいか、ちょっとやそっとじゃ動じなくなっていっている。 なかなか斬新な漫画を読んでしまった。七瀬さんの恋が異常東雲とむ5わかる
ゆゆゆ2023/04/06個性光る山田くんネトゲ要素ありの恋愛漫画。 おもしろくて一気読みをしてしまった。 アニメ化予定も納得。 恋愛って、いいね。 若いっていいね。 ネトゲ要素はしっかりあるんだけど、恋愛要素もしっかりある。 主人公の茜は、リアルで会ってお茶するにあたっても、ネットと現実で境目がないあたり、とても現代っ子っぽい。 山田は山田で、ネットでの名前を本名にするあたり、とても現代っ子っぽい。 高校生にとって大学生は年上のお姉さん感が強いと思うんだけど、本作ではそうはならないらしい。 そもそも山田が無愛想にみえて面倒見が良いので、微妙な年の差を忘れてしまう。 いいぞ、もっとやれ!と応援したくなるような、茜二十歳の青春を感じる。 年長者枠のtakezoさん、たのしいだろうな。山田くんとLv999の恋をするましろ5わかる
ゆゆゆ2023/04/04見えないふたり見えない同士によるもどかしくて、じれったくて、ピュアな恋愛模様と、事務所の人たちとのほっこりとする展開。 心穏やかにラブコメを読みたい方におすすめ。 どうして、透明人間の透乃眼さんと、目が見えない人間の夜香さんの二人をカップル設定にしたんだろうと思ったら。 ふたりとも自分の姿が見えないという共通点があった。(透明人間は医療用のゴーグルをつけないと、本人にも自分の姿が見えないという設定) なるほどなぁ。 視覚障害者の方へ取材をされているそうなので、夜香さんのあれやこれやは、目が見えない人あるあるが含まれているのかもしれない。透明男と人間女~そのうち夫婦になるふたり~岩飛猫1わかる
ゆゆゆ2023/04/04機械要素はない(褒めてる)タイトルから興味をもって、後で読もうとダウンロードしておいた。 どんな話だろうとワクワクしながら読んでみたら、まさかのキュンキュンのラブコメ! よく見たら「花とゆめ」コミックス! それならキュンするよね!キュン!! コメディ要素もしっかり楽しめて、見るだけで若返りそうなト・キ・メ・キ展開も味わえて。 ラブコメはラブコメディの略だということを思い出させてくれて。 思ってもみなかった楽しい漫画を引き当ててしまった。 作者さん、読み切りを書いていたから連載の書き方がわからないと1巻あとがきで嘆かれていたけど、バッチグーッ(古い)で、大丈夫ですよ! ちなみにタイトルへ惹かれたが、この物語に機械要素はない。 あるとしたらマリーの主人・アーサーの脳内とアーサーに対するマリーの設定だけ。機械じかけのマリーあきもと明希5わかる
ゆゆゆ2023/04/03世の中いろんな人がいて、いろんな悩みがある📷タイトルと表紙から受ける印象と中身が違った。 「みんな違ってみんないい」のような言葉を言われても「ケッ」と思うようなやさぐれた性格なので、メインテーマのルッキズムが出てきたとき、つまるところ序盤で、この漫画は合わないかもしれないと思った。 「どうせ言うだけ本音は違うんでしょ」 「そういえば儲かる人がいるんでしょ、梨花とか」 そう思いながら読んでいた。 ルッキズムという言葉自体はやっぱり「ケッ」と思ってしまうけど、みんな生きづらいのは嫌よねと言われたら、「誰だって、そうよね」と思う。外見なんてそう簡単に変えられないから特に。 そんなかんじで、漫画自体は考えさせられながらも読むことができた。 ストーリーに触れると、 「絶対にその考え方変えてやるから」 ふたりがそう決意するシーンはとても印象的。 知子は梨花に対する怒りに燃えつつも、梨花の会社へ就職後は、少しずつ変わっていく。 時給1500円のお金の余裕と話し相手は大事。 追記 Amazonから、とあるアラ子先生の他の本だけでなく、絵本の「きみのことがだいすき」を薦められましたブスなんて言わないでとあるアラ子6わかる
ゆゆゆ2023/04/03今はヒグマだから仕方ない📷ある朝起きたらヒキニート兄が女の子になっていたようなノリで、ヒグマになってるのかと思ったら、違った。 怒りっぽく情緒不安定な、産後の奥さんを前に旦那さんは言った。 「今は…ヒグマだから仕方ない」。 ――子育てものでした。 獣と化した奥さんの負の感情が主に詰められた1巻、前半は負の感情、後半は子供かわいいが詰められた2巻の構成となっている。 『少女漫画ぽく愚痴る。』は子供が成長したあとのせいか3周くらい回って「どおにでもなあれウフフフフ」と言う感じだったけど、ヒグマだけにこちらは怒りがダイレクト。 しかし、赤ちゃんを育てる系の漫画はなんでこんなにも「こっちだって初めてのことばかりなのに、なんでアレコレ指示出したり説明しなきゃいけないんだよ」「使えねえ」「赤子が寝る前に寝るな!」「赤さんを起こすな!」みたいな話が多いんだろう。 そのほうが読者ウケするのか、それとも多くのご家庭でそういうものなのか。どうなんだろう。気づいたら私…ヒグマでした。ヒグママ5わかる
ゆゆゆ2023/04/01大腸は痛みを感じないから自覚症状がないそうで飄々と綴られる闘病記。 ポジティブに書かれているので、読後は元気に頑張ってくれているといいなと思うくらいで、ズーンとした気持ちにはならない。 末期がんとあるから、そうとう心にも体にも負担があっただろうに、すごいなと思う。 という感想だった。今までは。 さきほど、なんとなく漫画を読み直して。 なんとなく、検索して。 知ってしまった。 作者さん、2022年の12月に亡くなられていたそうで。 作中でも「すぐ泣く」と札を立てられ、おいおい泣くシーンが多かった旦那さんが心配になってしまった。 健診、大事! 見つからないこともあるんでしょ、と避けてちゃいけないね。(作者さんは健診ではみつからなかったそうだけど)末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸ガンになるひるなま3わかる
ゆゆゆ2023/03/31たしかにただれてる酒のんで、あぶらっこいもの食べて、甘いものを食べて、「あたしゃ✕✕がすきだよ。✕✕だからね」とTwitterで突然呟いて。仕事に追われて。 最近のTwitterは、まとめ漫画初期にあるような、人としていかがなものかと思う生活が流れてこないぞと思っていたら(タイムラインへ流れてこなかっただけ?)、がっつりマイクラにハマって浮き沈みしていたという新刊が出ていて、相変わらずの生活だったようでなんだか安心した。 ちなみに、アニメ化もされて、ゲーム化もされているこの方。 本職は一体何なのか、川尻こだまと呼ばれて話題に登る前の存在は相変わらずわからない。 いや、わからないくらいが漫画を楽しめてちょうど良いのかもしれない。川尻こだまのただれた生活川尻こだま3わかる
ゆゆゆ2023/03/29ジャンプへ短期連載された漫画ドラゴンボール後に連載開始して読んだときは、 「アラレちゃんともドラゴンボールとも違うし、なんだこれ?」 「短期連載とあったのに、巻末の方へ移動したのに、なんでなかなか終わらない!!!」 と思っていた「サンドランド」。 なるほど。「マッドマックス」の舞台に似ているのか。 そう思って読んでみたら、確かに「マッドマックス」! 久々に読み直してみたら、父親が子にテレビゲームの時間制限を伝えるところに親心を感じて、クスッとした。 読んでいた当時はつまんないこと書いてるなとしか思わなかったのに。 大人になって読むと、違う感じで受け取れるものだなぁ。 ちなみに最終回あたりで作者が、予定より長く好きに書かせてもらった旨をジャンプ本紙のコメントで書いていた。 「終わらなかったのはドラゴンボールを長く続けてもらったお礼だったか!」とようやく理解した。 先程「もうちっとだけ続くんじゃ」を検索したら、ドラゴンボールが終わらなかった、大人の世界における複雑な事情を知ってしまい、そりゃ短期連載くらい好きに描かせてあげるよねえと、作品に対する印象がまた変わった。SAND LAND鳥山明5わかる
ゆゆゆ2023/03/29アリエナイ?アリエール?「アパートの清水」に越してきた男の子・コタロー4歳。 おそらく、前作の『コンビニの清水』をやっていたおじーちゃんおばーちゃんが大家さん。 あの夫婦なら4歳児の一人暮らしでも、「しっかししてるから大丈夫ね~」「子供は元気が一番ね〜」と住まわせそうな気がする。 そもそもあの年代は、4歳児が一人で公園に行くこともあった時代だろう。 ドラマ化もアニメ化もされているので、知っている人は知っているだろうけども、本作はアリエナイが多発する。 多発しすぎて、ティッシュを食べるのは、アリエナイのか、アリエルのか、悩んでしまう。 研究室の「キムワイプ」でもなく、ネタで聞く「ティッシュの天ぷら」でもなく。 しっとりしている高級ティッシュはグリセリンが入ってるから甘いそうだけど、うーん。 取材でそういう話を聞いたんだろうか。コタローは1人暮らし津村マミ5わかる
ゆゆゆ2023/03/29暗号解読の天才とその家族登場人物はボーン親子と住み込みの秘書。 父のほうは古い文字を解読する、言語学の教授。 天才的なセンスを持ち、その言語解読能力は暗号にも通づる。 一方、息子は父と正反対の体育会系。 住み込みの秘書は教授の研究補佐をしたり、男所帯で家事をしたりする修道院出の女性。 ボーン教授は軍で暗号解読をしていた経歴を持つ。 このために、親子+秘書はいろいろなトラブルに巻き込まれることに‥。 舞台は1920年代のイギリスとあるので、作中で話題に登る戦争は第一次世界大戦のことだろう。 調べると、エニグマのせいか暗号というと第二次世界大戦の印象が強かったが、第一次世界大戦も通信と暗号は重要な立ち位置だったようだ。 アラン・チューリングとは年代も生まれも合わない教授だけど、第一次世界大戦時も、アラン・チューリングのような天才がいてもおかしくはない。 なお実際の物語は、そんな背景はつゆとも感じさせないし、知らなくても楽しく読める。 表紙のような親子+一人でほのぼのした感じとアクションが混じる、そんな漫画。λの箱舟秦和生5わかる
ゆゆゆ2023/03/27スナァの勢いで、気絶タイトルを見てなんだそりゃと思って読んだら、本当に驚きの頻度で勇者が気絶してる! 一応勇者の心のうちの「振る舞いたい僕の姿」が見られるのがたまらない。 ものすごく強いからか、徐々に勇者のメンタルが鍛えられているようで、よかったよかった。 喋れないのは大変だもの。 お仲間の女の子たちも勇者をなんとかしたいという狙いは同じだから、3人集まればパジャマパーティーができそうなノリでよかったよかった。 勇者は倒せるのか。 もしかしたら、この勇者なら倒されてくれるんじゃないか。 ラブコメだけど、大丈夫かな。 お父さんの命か、勇者の命かってなっちゃうの? コミックスの発売はもう少し先のようだったけど、ブックライブで3話まで無料で読めたので、コミックス購入の指針などにぜひ。 https://booklive.jp/product/index/title_id/1322085/vol_no/001気絶勇者と暗殺姫のりしろちゃん 雪田幸路13わかる
ゆゆゆ2023/03/27クッキーを食べてみたいオモシロイヨーとは聞いていたけど、実は以前読んだときは何がおもしろいのか、よく理解できなかった。 読み直してわかった。 あのときはギャグ漫画を楽しめないくらい心が疲れていたんだ。 今回は普通にくすくす笑いながら読めたのだから、間違いない。 大事なのは睡眠時間と、穏やかな日常。 しかし漫画の略称が「吸死」なんていう、湯婆婆に種族名を「贅沢な名だね」とやられたかのような名前だと知ったら、誇り高き吸血鬼のドラルクは、ショックのあまり一度死ぬのでは。 さらに省略されて、「94」と一部界隈では呼ばれていると知ったら、もう一回死ぬのでは。 そんなことを思いながら2巻を読み終えたのでした。吸血鬼すぐ死ぬ盆ノ木至6わかる
ゆゆゆ2023/03/26ほんわかしている女の子と人でないモノすごく不思議なマンガだった。 主人公の女の子の名前は「果ノ道楽(ハテノドウラク)」。 猫又に育てられている子供。 学校に通っているけど、戸籍とかどうなっているんだろう。 するんと違う世界に呼ばれているけれど、お友達はいるのかな。 きっと、細かい設定は気にしたらいけないタイプの漫画なんだろう。 道楽がとても良い子で、ふわふわしていて、お日様のような明るさを持っていて。 他のキャラクターも優しさの塊で、疲れていた心が癒やされた。そうしてここに、残るもの。守田うせき1わかる
ゆゆゆ2023/03/26ねねさんの美味しそうに食べる表情が良い主役のねねさん。 カツカレーの温玉のせが好きみたい。 不健康社会人をするねねさんをみて、お隣に住む大学生が毎日ご飯を作りますよと。 この毎日を描くだけでも幸せそうな連載漫画たりえるのに、読切です。 起承転結がしっかりあります。 あれ?となることが積み上がってきたころに、ねねさんが動きます。 ずっとほんわかし続けられる、日常系マンガだったらよかったのに! ねぇねぇ、ねねさん。天色ちゆ6わかる
ゆゆゆ2023/03/24コミカライズで大変身どうせ「なろう」原作の俺TUEEE小説がもとだからなんて、甘く見ないでいただきたい作品「追放されたチート魔術師」。 この漫画、ギャグシーンが多々登場するのに、原作にそれらのシーンは存在しないのである。 この漫画を知ったきっかけのtwitterでものすごく話題になっていた。 当然のように、マンバの雑談でも業務用餅先生によるコミカライズっぷりは話題になっており、インターネットを検索してもなんだコレはいう戸惑いと驚愕が満ち溢れており。 それどころか、まさか漫画の担当編集さんも >とにかく『チート付与魔術師』は六志麻あさ先生の広い心と、業務用餅先生の才能がケミストリーを起こして、見たことがない作品になっています。 https://manba.co.jp/manba_magazines/21000 と述べていたなど、とにかくこのコミカライズは様子がおかしい。 たしかに、コミカライズで読みやすくなる「小説家になろう」投稿作品は多いのだけど、この作品は読みやすくなるを超えて、ジャンルがかわっているんじゃないか。 なろう原作と知らなければ、いや、タイトルが違えば、ギャグメインのファンタジー漫画にしか見えない。 連載初期からの原作ファンの気持ちを聞いてみたい。 https://twitter.com/x_boy005/status/1577961267188289536 さらなる付記 twitterまとめ https://togetter.com/li/1955931 マンバの雑談 https://manba.co.jp/topics/33323 マンバの連載記事(上記と同一) https://manba.co.jp/manba_magazines/21000追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。 ~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~六志麻あさ 業務用餅 Kisui6わかる
ゆゆゆ2023/03/24時代劇は古びない再アニメ化するみたい。 第一話から読んだのはどのくらいぶりだろう。 言われてみたら確かに、初期は少女漫画みたいな絵だ。それから、もっとたくさん「ござる」と「おろ」を言っていた気がするけど、勘違いだったようで。 あの頃と違って、今は江戸末期から明治初めのゴタゴタ時期に登場した歴史上の人物は多少名に覚えがあるぞ! と読んで嬉しくなったものの、名前を覚えているだけで、どういう人かは記憶になかった。 「ゴールデンカムイ」でもそうだけど、歴史上の人物を知っていようが知るまいが、楽しめるのは良いですね。 それからチャンバラシーンも迫力があって、今見てもとてもかっこいい。 闘う緋村剣心の絵が好きで、応募者全員サービスでテレホンカードを応募したのを思い出した。 マンガやアニメのリバイバルがとても増えているので、我々世代+少し上の世代+絶対売れるの?数字あるの?が世の中の要職をしめているのかなと、想像してしまう昨今。 おもしろいんだけどね、嬉しいんだけどね、なんだかなと思ってしまうね。 若者よ、おじさんおばさんたちは、こういうのを見て育ったんだよ。るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― カラー版和月伸宏3わかる
ゆゆゆ2023/03/23サイエンスフィクションとスコシフシギの短編集作者の他の作品がおもしろかったので、短編集も読んでみた。 読後はちょっと悲しかったり、ちょっと嬉しかったり。 感情をゆるやかに動かしてくれるお話が詰められている。 どちらかといえば、「螺旋じかけの海」のようなファンタジーめいたSF作品が多い。SFは、サイエンスフィクションとスコシフシギの両方。 現代を舞台にした日常系作品の「お前の寝言がわからない」は、これまでとちょっと違う系統の作品だったんだなと、よくわかる。 どちらもおもしろかったので、楽しく読めた。 永田礼路先生の作品は今だと全作品がKindle Unlimitedで読めたので、ご興味がある方はぜひ。 君の薫る星 永田礼路短編集永田礼路10わかる
ゆゆゆ2023/03/23設定が小難しいけどおもしろい食費をうっかりお酒代にかえては、一緒に暮らすハルに叱られる生態操作師のおじさん・オト。 料理はすごく不味いらしい、射撃の腕はピカイチな若者・ハル。 人以外の遺伝子をもつ異形成キャリアと呼ばれる人たちがいる世界。 水没した街には何故か特に多く住んでいる。 この世界の法律では人以外の組織の割合が一定を超えた異形成キャリアは基準外キャリアと呼ばれ、人とはみなされない。 とはいえ、見捨てられた水没した街の人々は、他の生き物のパーツが体に発現するまで、自分が異形成キャリアであることすらわからない。 街に近い洋上で暮らすオトとハルは、国の定めた基準を超えてしまった異形成キャリアの人たちを、生体操作をして助けていく。 人以外の組織が1%でも超えたら人ではなくなるのは、おかしくないか。 服などで見えない部分が超えていたらわからないのに、人ではなくなるのか。 人間らしい思考を持っているのに? じゃあ、人間らしい思考を持っていたら、あきらかに別の生物でも人なのか? 「人間と他の生物を分かつものは何か」 あらすじにあるこの問いを、「螺旋じかけの海」は様々な物語から問うている。 そして、めずらしい(より人のかたちに近い)異種形成キャリアは高値で取引されることが、問題を複雑にする。 作者の本職は医者とのこと。 色々悩みながら描かれているのかもしれない。 小難しい漫画に思えるが、食えない性格のオトとおだやかそうなハルの掛け合いがおもしろいので、さくさくと読める。 続刊があるのかないのかわからないけど、続くなら読みたいなと思う。 追記 11話の5巻でいったん終わりだと、単話11話前編として公開された電子書籍内に書かれていました。 https://twitter.com/nagatarj/status/1642143272561954818 追記の追記 5巻が発売されました螺旋じかけの海永田礼路6わかる
ゆゆゆ2023/03/21男女差も文理の違いも、人によるからね文系理系でなんやかんやいうのは嫌いなんですが、おもしろく読めました。 文理というより、この人たちが変だからでしょう。 男は〜女は〜という言い分に、文系理系という区分を組み合わせたラブコメディです。 ラブコメらしく始まって早々に、久しぶりに出会った昔なじみとルームシェアになるのですが、二人揃って大人のせいか、にじみでる熟年夫婦感というか。 とはいえ、熟年夫婦だともう言わないような生活の不満を言い合うフレッシュさというか。 なんというか、月日を感じさせない仲良しさがあります。 そして作中で描かれる、一緒に住んでいてのちょっとした不満は「あー、そう!それ!!それ!!あるある!!!」みたいなのがわりと出てきます。 「少女漫画ぽく愚痴る。」には出てこなかったタイプの愚痴です。 ちょっとした不満が大きくなりすぎないうちに、ちゃんと解決しようと話し合えるのが素晴らしいです。 衝突は起きれど、ルームシェアは円満長続きしそうなお二人です。 ちなみに、賞味期限を気にしない人は、文理問わず気にしません。 彼の人たちは、細菌の増え具合などを凌駕する腹を持っているようです。なお、腹を壊すかどうかは外国の水と同じく、ある程度は慣れのようです。 https://twitter.com/nagatarj/status/1578613334618038272お前の寝言がわからない永田礼路5わかる