名無し1年以上前新谷先生の作品には結構な頻度で商社が登場する。 多分、先生は商社の企業戦争とか市場操作とかが ネタ的に好きなんじゃないだろうか? そこに新谷先生得意のモータースポーツ「ラリー競技」が 融合して、合わさって、とても面白い。 描かないわけがない題材だよな、と思う。 ガッデム走りきる、そして何処かに帰る2わかる
名無し1年以上前多分、バブルの時代だったのじゃないかと思うけれど、 ラリー競技は企業の熾烈な宣伝競争の場でもあった。 色々な企業や様々な人が、莫大な資金と膨大な想いを 注ぎ込んで競い合うラリーという競技。 その世界を人間ドラマとして描いた名作だと思います。 ラストスパートの盛り上がりとハートフルな結末が凄くいい。 そして登場する車が今となっては懐かしい。 ガッデム走りきる、そして何処かに帰る10わかる
名無し1年以上前今回の焼き鳥ネタ、同じテーマでも他のグルメ漫画なら? 「串料理は1本の串の形で料理として完成するものなのだ」 とか語りそうなのが、美味しんぼ。 「そんなときにはこれだ」とかいいながら、 一口分の肉を爪楊枝で挿したミニ串を出しそうなのが、クッキングパパ。 「へへっ、わざわざ外さなくてもいいんだぜ」とか言いながら 茹でる前の固いスパゲッティで刺して焼いた、 好きなところで折って分けられる焼き鳥を披露するのが スーパー食いしん坊。 キャッキャッと楽しそうに串を外して食べる女子会とかを横目に見ながら 「ああいう楽しみ方もあるか」と ウーロン茶を飲みつつ食す、孤独のグルメ。 そして上記のすべての食い方を 「あれも美味そうだな」と全て試しながら飲んで 翌朝に宗達君が二日酔いになるのが酒のほそ道。酒のほそ道呑ん兵衛漫画の金字塔4わかる
名無し1年以上前先週今週はいかにも宗達君、という感じの 「薀蓄をかたっても結局」みたいな流れ。 そしてそういう宗達君をお見通し?のカスミちゃん。 酒のほそ道の定型ともいえるストーリーでホッとする(笑)。 最近の松島さん回みたいなのもたまにはあっても 面白いし、ああいう終わり方の回があったから、 今回のカスミちゃんコメントでの定番の終わり方が より良く感じられたのかもしれない。 しかしやはり宗達にはカスミちゃんだな、と思った。 ちなみに焼き鳥の食べ方に関して自分としては バラバラになった鶏肉をつまむのはなんだか侘しい。 それに 「アレも食べたい、コレも食べたい、 でも何本も頼めないしどうしようかな。」 と少し悩むくらいがかえって楽しい。 そこに「じゃ、外して色々適度に楽しみましょう」 っていうのはちょっと違うんだよな、と思ったりします。 酒のほそ道呑ん兵衛漫画の金字塔2わかる
名無し1年以上前グルメ漫画はいろいろとあるし、 旬の食材をネタにした話もあるけれど、 わりと週刊誌掲載時のリアルタイムな季節感を ネタにする漫画は少ないようにも思う。 料理のジャンルを限定していたり 長期的なテーマを扱っていると、 それはやりにくいのかもしれないが。 「築地魚河岸三代目」は魚メインの 話なので、スピリッツ掲載時の旬の話題は 多かったけれど連載は終わっちゃったから残念。 ゴラクにはそれこそ「江戸前の旬」が あるけれど、あまり好みの漫画ではないので 読まないんだよなあ。 酒のほそ道呑ん兵衛漫画の金字塔1わかる
名無し1年以上前皮肉じゃないのですが、 江戸前の旬って料理も人物も背景もかなり 書き込んでいると思うんですよ。 一方で酒のほそ道って、無駄な書き込みを 省いて簡略化している感じ。 簡略化、抽象化されているからこそ、 自分の頭の中で色々と想像して話が膨らむ 余地があるとでも言うか。 それぞれの芸風なんで、どっちが良いとか とは違うと思うんですけれど、 個人的には酒のほそ道のほうが好みです。 酒のほそ道呑ん兵衛漫画の金字塔1わかる
名無し1年以上前ゴラクを発売日に買って酒のほそ道を読むと リアルタイムで 「そうそう、そろそろこれが美味い季節になってきたな」 と感じられていいですよね。 単行本派だと、リアルな季節と内容がずれていたり、 あっというまに半年くらい季節が進んだり・・。酒のほそ道呑ん兵衛漫画の金字塔2わかる