mampuku2018/01/08ポンポさんとかいう名言製造機 WEB漫画舐めてました。鳥肌が立ちました。ポップな見た目からキャラと雰囲気だけと侮ってはいけません。 この短い全1巻に職業クリエイター物語としての完結したストーリーが詰まっており、さらに映画マニア的エッセンスが登場人物やストーリーに深みをもたらしているように思います。クライマックスの見開きで鳥肌が立ち、最後の一コマで目頭が熱くなりました。 あとは月並みですけど、やっぱり映画が見たくなりましたね。ゴッドファーザーやニューシネマパラダイスなど多くの人が見たことありそうな名作を取り上げつつもコアな話もしてくれるので色々漁ってみたくなります。なかでもキャラ紹介で触れられた日本のアニメ映画3作まだ見たことないので配信あればいいなぁ映画大好きポンポさん杉谷庄吾【人間プラモ】
mampuku2018/01/06これぞ別マガ!重厚ファンタジー開幕 「pupa」の茂木清香最新作。互いに捕食・被捕食の関係にある異種族のふたりが、言語や本能を超えて絆を育んでいく物語。 地上の大多数を占める「人間」と、人間を捕食する「獣人」、そして獣人を狩る「狩人」。ヒエラルキーの頂点である種族「狩人」は命を奪うべき相手「獣人」とは本能的に言語でのコミュニケーションができない(情が移らないようにするため)。そんな狩人・ウルが幼い子供の獣人・マニと出会う。 言葉で会話ができない両者は如何にして強く結びついていくのか。さらに、第1話のラストで示唆された信じがたい結末に本当に進んでいくのか。1話読んだだけでこれほど傑作の確信のようなものを得たのは久しぶりかもしれません。(第1話はここで読めるみたいです↓) https://comic.pixiv.net/works/4260# あと推せるポイントとしてはマニがとてつもなく可愛い!わしゃわしゃしたくなる可愛さというか、庇護欲?父性?母性?育てなきゃ…!!という謎の感情が沸き上がりますw甘々と稲妻ですね。 気になるポイントは、「狩人」という種族の正体ですね。見た目は「人間」と変わらず、人間に仇なす獣人をただ狩る存在。彼らはなぜそのように生まれたのか。それが、もしかしたら先述の結末への足掛かりになるのかも?赤ずきんの狼弟子茂木清香1わかる
mampuku2018/01/06つよいぞ火縄銃 17世紀のヨーロッパで活躍する日本人の傭兵「イサック」がとにかくカッコイイ漫画。火縄銃なんて日本史の授業で単語覚えたくらいしか馴染みのない代物って感じですが、表紙を見ればわかる通りこの男が構えると超カッコいいんすよね。伝説の武器かなにかですかって感じ。実際に当時の火縄銃の命中精度ってどんなものだったんでしょうね?(教えて詳しい人)ちなみに作中のイサックは超絶スナイパーでした。 あらすじや時代背景の解説はここ読むとわかりやすいかもです https://magazine.manba.co.jp/2017/08/26/1st-isakku/ 次から次へ戦いに身を投じていくイサック。因縁の敵みたいのも出てきてますます先が気になります。イサックDOUBLE-S 真刈信二1わかる
mampuku2018/01/05泣きゲーのオーラがする青春恋愛群像劇 爽やかで甘酸っぱい恋愛を描いた青春群像劇、からの急転直下。周到なミスリードで、予測もつかない展開へと引きずり込まれていく。 作者の成家慎一郎先生といえばあちこちの出版社からありとあらゆるジャンルの作品を何でも屋の如く発表しています。傑出した画力と独特の魅力・雰囲気があり、個人的には十指いや五指に入るくらい好きな漫画家かもしれません。というのも表紙やパラ読みした雰囲気が好きでなんとなく買ってみたら、またこの作者だった…というパターンがあまりに多くて、この「ドロップフレーム」もその一つだったりしますw ここからは多少のネタバレになりますが、謎解きや入れ代わった時系列、タイムリープなどの要素って恋愛モノのとりわけギャルゲーやラノベなどのオタクコンテンツではもはや定番とも言えると思います。「ドロップフレーム」も読んでまず思ったのがエロゲみたいな話だなと(褒めてます)。「君の名は。」なんかも、慣れてない一般人が見たら面食らうらしいですね。 2巻まで読んで結末を知らないので、読み終わったらまた書きにきます。ドロップフレーム成家慎一郎
mampuku2018/01/04濡れる!のやつゾンビ漫画の金字塔。原作者死亡のため絶筆に。もともと遅筆な方ではあったらしいがまさか続きが読めなくなるとは残念。 これとかアイアムアヒーローのお陰でゾンビものはまともに完結しないイメージw あと作者が右○っぽい作品ってそこさえ目を瞑れば面白いのが多いかも(プリティベルとか)学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD佐藤ショウジ 佐藤大輔1わかる
mampuku2018/01/042018年1月アニメ化なろうナイズされてるかどうかに係わらず、「戦記」と名のつくラノベはだいたい面白いと思っているのですが、グランクレスト戦記はいまどき珍しいレベルでトラディショナルな戦記ラノベなようです。 チート感もお手軽感も(漫画3巻現在)全然ない主人公は、とにかくお人好しで誠実が売りで、魔術師で参謀のヒロインが能力を過信して窮地に陥るのを絶妙な立ち回りで救い出します。というかここまでヒロインが役立たずなのでそろそろ見せ場があるといいな…グランクレスト戦記水野良 深遊 四葉真1わかる
mampuku2017/12/26「ワルキューレ」感はあまりないが、マーケティング的には正しいタイトルポン刀JKが、侵略的モンスターを退治したり、親しい間柄同士で血で血を洗う争いをしたりします。萌え度の強い喰霊みたいな感じでしょうか。強キャラっぽい説明をされながら登場した味方が苦もなく惨殺されたり、なかなかヤバめの難易度な敵のようです。 「00年代アニメを見て育ったオタクはだいたいバトルヒロインが好きである」という説を友人が提唱していましたが、自分がまさしくそれでしたね。もうちょっと気が強そうなほうが好みなんですけど。「ワルキューレ」とか「ヴァルキュリア」とか名のつくものはだいたい好物です。ワルキューレのキコ阿倍野ちゃこ 天王寺きつね2わかる
mampuku2017/12/25この人の描く悪女が好き 読切2回目?面白いので是非シリーズ化してほしい。米澤穂信の「儚い羊たちの祝宴」や「満願」みたいなのが好きな人はハマるかもしれない。サイコサスペンスな短編。 ヤングキング 2016年24号に掲載された1本目は、「本物そっくり」と評判のラブドールを友人の勧めで購入した青年の話。2018年2号に掲載された最新話は、他人を見下しながら自分は特別だという妄執にとり憑かれた女の末路。 シンプルに残酷な第1話と比べ、最新話は主人公の哀れな妄想や突き落とされるような結末がすごく完成度高くて素晴らしい短編でした。是非とも単行本が出るまで続いてほしい。悪辣 アクラツ霜月かいり
mampuku2017/12/22ウェブっぽくてアニメっぽいSFバトル漫画サイバーパンクのような異能力バトルのような SFアクション。ヒロインとの出会いも掴みとしては良かったし、日常と切り離され、暗躍する敵と戦うための組織の一員になるまでがテンポよく描かれた第一話だった。 ここで読める↓ https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS12200143010000_68/ 他の瀬川作品と同様、和テイストな要素も盛り込まれてきそう(組織「賢人機関」のエージェントっぽ人は「天日鷲神」と名乗っていた)電撃トラベラーズ瀬川はじめ オカザキトシノリ8わかる
mampuku2017/12/21EQ高い主人公すき異世界版よつばとみたいな話。おじロリ。優しい気持ちになれます。父性? リルイの普段と“正体”とのギャップがすごくて、そこもまたコミカルに可愛く描かれています。 29歳って年齢がまた絶妙ですね。おっさんを自称するには自虐と背伸びが入り混じる感じ。あるいは現代日本より平均寿命が短そうなファンタジー世界ならよりおっさんかもですね。29歳独身中堅冒険者の日常奈良一平4わかる
mampuku2017/12/20このブームはいつまで続くのか 最近流行りの悪ふざけ系スピンオフですね。トネガワとハンチョウがあまりに大成功したんで後追い的に見られてしまいがちですが、原作が国民的人気作ということもあって話題性は抜群です。あとトネガワより先に「北斗の拳 イチゴ味」とかもありましたからね。 これも金田一のやつと同様SNSや5chなどでバズらせることをある程度意識してか、大ゴマを使ったパワーワード押しです。 「事故物件、みんなで住めば怖くない。」 「住所変更です」 etc. あとよく考えたら米花町的にあたりまえなんですが、他の黒タイツ(犯林)が登場したときはちょっと卑怯な面白さでしたね。絵面が黒すぎるw犯林が黒タイツのまま逮捕&連行されてたのはさすがにシュールでした。名探偵コナン 犯人の犯沢さん青山剛昌 かんばまゆこ4わかる
mampuku2017/12/17 「ヨルムンガンド」「デストロ246」作者のデビュー作 裏社会の殺戮と、それらに関わる思春期(あるいはそれ以前)の少年少女の人間模様を同時に描かれた漫画。 上記にあてはまる作品はすぐにいくつも思い浮かんでどれも大好きなんですが、高橋慶太郎作品の特長といえばやはり「スタイリッシュでかっこいい」ですかね。それに加えて荒々しくて勢いのある絵柄のせいか、精神もコミュニケーションも未熟な中高生のキャラクターたちがなんだかすごく生っぽく感じられます。 いじめっ子と和解するシーンや闇医者のお姉さんが襲撃されるシーンなど、人の心が動く様子が描かれた場面が、ある意味ドンパチ以上に見ごたえがありました。オーディナリー±高橋慶太郎5わかる
mampuku2017/12/16だんだん理解が追い付いて、だんだん面白くなる ファンタジーとミステリーは相いれないと思われがちだが案外そうでもない。米澤穂信の『折れた竜骨』は中世欧州は海賊の時代が舞台のローファンタジーで、魔法ありバトルあり殺人事件の謎解きありのなんでもありなのに美しくまとめられており、魔法も込みで見事な推理で事件解決してみせている。世界のルールや常識を読者に押し付ける「説得力」とか「強度」が凄いのかもしれない。この『虚構推理』もそのような意味では面白いリアリティを持っている作品だと思う。 妖怪や幽霊のような存在と密接に関わり合いながら、都市伝説じみた事件を解決していく伝記ファンタジー。謎解きモノとして読者が掴まっていられる拠り所となるリアリティの線引き(世界観の輪郭みたいなもの)が1巻2巻と読み進めていくうちに徐々に鮮明になっていく。 たとえば、第1章『鋼人七瀬編』の1巻で登場する怪人「鋼人七瀬」は、それまでの流れ的になんとなく異物感があって腑に落ちない感じがするが、登場人物の思考や「七瀬」への感じ方を通して読み手が抱く「七瀬」に対する違和感の正体がだんだんわかってくる。これがなんとも快感なのだ。 本編には関係ないが、裏表紙の紹介文が1巻では「伝記×ミステリー」だったのが2巻で「伝記バトル」、3巻では伝記ミステリーに戻っている。変遷に意味はあるのかないのか・・・虚構推理城平京 片瀬茶柴7わかる
mampuku2017/12/15萌えは付加価値がいい 架空の女子格闘スポーツ界で、門外不出=唯一無二の技術を受け継いだ少年が、美少女格闘家の専属整体師に…ってここまでだと完全にハーレムでお色気不可避な設定にも見えますが、案外ちゃんと格闘技(総合)してます。オールラウンダー廻のような細かい技術の解説とかはないものの、漫画的な迫力、派手な打撃に意外性のある技の掛け合いは見ごたえがあります。故障のせいで3発までしか打撃が打てない「縛り」がほどよく緊張感ですね。 スカッとできるスポ根 + 付加価値としての萌え これが親しみやすくていいです。この主従が逆転しちゃうと雰囲気ガラっと変わって一気にハードル上がっちゃうんですよね。あくまで格闘マンガでありつつ、その体裁を壊さない程度にちょいちょいサービスしてくれてます。放課後少女バウト藤田かくじ4わかる
mampuku2017/12/15キャッチーでいいタイトル「コレットは死ぬことにした」可愛いだけでなく、向上心と反骨心があり芯が通っいる魅力的な主人公コレット。ブラック労働で過労気味になってしまったり、現代病っぽくてクスっときます。 相手役の冥王さまも厳しいこと言うわりにいい奴なんですが、ちょっと冥府を統べるにしてはヒョロガリで弱そうなのが玉に瑕ですね。コレットは死ぬことにした幸村アルト3わかる
mampuku2017/12/12ド定番だからこそ違いの出る「姫カット」実はミステリー作家だった西尾維新先生、面目躍如とも言えそうな短編ミステリー。河下水希の作画も相変わらず本当に素晴らしいです。 河下先生の代表作「いちご100%」と同様美少女がいっぱい出てくる読切でしたが、群青にサイレンやてとくち等を経てぐっと画のパワーが増した感じがします。特にあざとさがすごい!w 河下先生の画によって、西尾維新の新たな魅力が垣間見れた気がします。絵付きの西尾作品で一番漫画的であざと可愛いかったんじゃないですかね。パートスリーズ河下水希 西尾維新
mampuku2017/12/11一昔前のバトルヒロイン感 これぞ萌え×燃え。絵が上手いだけでなく綺麗なので、可愛さとサッカー漫画としてのクオリティどちらも満足度高いです。絵柄が微妙にレトロなのがまたいい味。 サッカー漫画って作家の個性や得意分野が出まくってて読み比べるだけで楽しいんですが、「マイぼーる!」ではテクニカルな足技や闘志むき出しな表情がすごく魅力的。淡泊にサクサク進む「さよなら私のクラマー」とは対極な感じw 求道者的にサッカーを極めていくBeBluesやアオアシ、人生やサッカー界をとりまくすべてに目を遣るジャイキリやフットボールネーション、青春の1ページとしてのサッカーを描くDAYSやシューダンなど様々ですが、言うなればマイぼーる!は熱血おっぱいフットボール漫画でしょうか。これに続く作品も是非見たいですねマイぼーる!いのうえ空3わかる
mampuku2017/12/11正統派な歳の差片想い漫画お爺さんなのにシュッとしててキマってて素敵…しかも教授で知的。そんな先生に憧れをいだく根暗で地味女な大学院生が主人公。はたしてロマンスに発展していくのか… 教授は昭和元禄落語心中の八代目八雲とか火ノ丸相撲の駿海と近い系統のイケメン爺ですね。長閑の庭アキヤマ香2わかる
mampuku2017/12/10このマンガがすごい!2018オンナ編第5位ウザさキモさが面白い!ヲタ女マンガでここまで美化せず逆に気持ち悪さを爆発させてる漫画は珍しいのではなかろうか笑。 まずとにかくモノローグがうるさい!Twitterやコピペで見る腐女子そのもの。空知英秋先生は「自己肥大」と称していたっけ。 あとなにより腐女子という主人公が、「自虐」「ハイテンションギャグ」と相性良すぎ。気づけば変顔を求めてページを捲る自分がいる…タイムスリップオタガール佐々木陽子1わかる
mampuku2017/12/06絵柄とのギャップがすごい 拳と拳ならぬ「卓球」で語り合う、タイトルに違わぬ努力と友情の灼熱卓球マンガ。灼熱つながりで灼熱カバディとも面白さが通ずるところもありますが、どちらかというとはねバド!が近いかなと思います。天然とツンデレのダブル主人公が互いをライバル視しながら切磋琢磨しあい、全国大会めざして強豪に挑みます。 スポーツとはいえ萌え系マンガ特有の読みにくさがあり(バガタウェイ、ハナヤマタなど)逆にそれさえ慣れてしまえばタイトル通りの熱血スポーツ青春マンガとして楽しむことができます。灼熱の卓球娘朝野やぐら
mampuku2017/12/05女子向WEBコミックランキング第3位 玉石混淆のLINEマンガですがこれは珍しく当たり。「100万人が選ぶ本当に面白いWEBコミックはこれだ!」にもランクインしています。 http://top.tsite.jp/news/book01/campaign/37767457/ カドカワ系あるいはもっとマイナーな青年コミックっぽい雰囲気の表紙とタイトルですが、中身は普通にレディース寄りの少女漫画って感じでした。出版社に勤める、恋愛経験がなく冴えない女主人公。ある日、新しい担当編集者として売れっ子でイケメンだがオンナ癖が悪いと噂される小説家の自宅を訪れるところから物語が展開していく。 「面白いヤツ(女)」とか言って気に入られるのってこの手の作品の常套パターンですね。文学処女中野まや花
mampuku2017/12/04トリックってお金がかかる流行りのスピンオフ漫画ですが、これもなかなか面白いです。事件の舞台裏、犯人たちの悲哀がコミカルに描かれています。 装丁こそ原作「金田一少年」に限りなく寄せていますが、語り口というかテンポは「ハンチョウ」「トネガワ」と最近のTwitter口調(突然の死!!みたいな)とを混ぜ合わせたような軽妙な感じです。 「トリックって金がかかる……!!」などパワーワードが盛りだくさんなところも推せるポイントですね。金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿天樹征丸 金成陽三郎 さとうふみや 船津紳平
mampuku2017/12/01ジャケ買いの当たり ホラーとサスペンスがほのかに香る異能力バトル漫画。 大暮維人に憧れているだけあって絵はめちゃくちゃ気合が入っており、キャラが強烈でストーリーもしっかりしていて掛け合いが面白い。正直なんでマガジンRなんてマイナーな雑誌で連載してるのかわからないが、他に候補がぱっと思いつかないくらいには尖ってる作品。 喧嘩するほど仲がいい兄妹、いいですね。妹のリアクションが良いので嗜虐心がくすぐられます。欲鬼色原みたび34わかる
mampuku2017/12/01JKといえばサバイバルみたいなとこあるので遭難したJKが無人島でサバイバルする漫画。JKサバイバルってもはや様式美というか、サバイバルといえばJKみたいなとこあるよね。 JK集団にひとり玄人がいて、多彩なサバイバル知識を披露してくれるので案外ためになる(遭難でもしないかぎり実践する機会ないかもしれんが)ソウナンですか?岡本健太郎 さがら梨々3わかる