mampuku2017/11/30行きたくない二次元世界ランキングTOP10には入りそう 能力に目覚めてボーイミーツガールして、戦いに巻き込まれた幼なじみを守るために自らの命を賭す。定番で王道の能力バトルですね。敵が強大すぎてあんまり爽快感がないのでそこが好き嫌いわかれるかも。超ハードモード。俺TUEEEEならぬ敵TSUEEEEEEです。 人間ピアノなどで有名なFate/Zeroのコミカライズも手掛けた真じろう先生ですが、このオリジナル作品を読めばあれが如何に適任だったかわかります。内臓アンド脳漿アンド骨アンド血!!絵が上手い人はなぜいつもそうなのか。タブー・タトゥー真じろう
mampuku2017/11/29ゲーム実況とも共通する部分がありそう ゲームの世界に迷い込んで、ゲームの要領で強くなってチヤホヤされたり、悪い輩の手に渡る前に奴隷を買い取ってみたり、聞いたことある「なろう」小説のテンプレみたいな話ではあるんですが、原作がトップクラスの人気だったたけあって漫画のクオリティも高く期待の高さが伺えます。というか涼宮ハルヒやSAOの初期と比べるとラノベのコミカライズも随分地位が向上したように思えますね。絵がもう雲泥。 ただこの手のオールドファッションなテンプレものは海外でのウケはよくなさそうですね(ポリコレ的な意味で)そういう枠から飛び出た、リゼロとかグリムガルみたいな万人に受けそうな人気作品が先にアニメ化され尽くして、異世界ハーレムみたいのは5chとかで白い目で見られがちですが頭空っぽにして読むには最適だと思いました。異世界迷宮でハーレムを氷樹一世 蘇我捨恥 四季童子
mampuku2017/11/24内臓と骨のバーゲンセールだよぅ すごいタイトルだけど中身も大概だった。漫画アプリのバナー広告でよくあるようなグロ系の中ではかなり気合はいってるほうではなかろうか(紙の雑誌に掲載されているだけあってクオリティはそれなり) ヒロインが魅力的なのと、グロとびっくり展開を頭空っぽにして楽しむ漫画かなと今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね榊原宗々 要マジュロ
mampuku2017/11/24「尊い」なんて安い言葉で片付けたくない尊さ 特段百合好きというわけではないのですが、これほど丁寧に繊細に時に緩急をつけて描かれた恋愛漫画が面白くないはずがないんですよね。ちゃんと女の子同士でないと成立しない関係性でありストーリーだと思うので、きっと良い百合漫画でもあるのだと思います(BLなんかでも、少女漫画を男キャラに置き換えただけにしか見えない作品ありますしね) 燈子先輩(1巻表紙左の黒髪)が罪深い女で、コミュ力おばけというか人たらしの人気者なんですが、そんな彼女でも意中の人の前では乙女になっちゃうのがまた可愛くてずるいですね。侑(右側の赤髪)がとても親しみやすい良い子なので、男女問わず楽しめる作品ではないかと。やがて君になる仲谷鳰2わかる
mampuku2017/11/22サイゼに恨みはないが イタリアを舞台とした、一話完結形式の紳士服漫画。よそ者ではぐれ者の主人公・織部が、他では引き受けてもらえないような難解な案件を高額報酬と引き換えに解決(納品)するという、最近だと闇医者漫画の「バカレイドッグス」なんかが近いかも。 シリーズ通算50巻到達らしいですが全然飽きがこない。スーツに関する蘊蓄がどれも面白く、普段スーツ着ない私でも一着欲しくなってしまいます(織部の仕立て屋にオーダーしたら100万は軽く超えそうなのでちょっと無理w)あと読んでるとマルゲリータ食べたくなりますね。サ○ゼリヤのじゃなくてちゃんとした美味しいやつ。王様の仕立て屋~フィオリ・ディ・ジラソーレ~大河原遁4わかる
mampuku2017/11/21幻のコミカライズアニメ化の頃始まって、たった1巻で終了となってしまった幻のコミカライズ。今も続いている弓きいろ先生の少女漫画版とは大きく異なり、ミリタリーやアクションに力の入った少年漫画テイストでした。 画力が高く動きにも表情にも構図にも躍動感が溢れていてとても見ごたえがあったのですが、作者が体調不良のため連載が中止に…… どちらもそれぞれ良さがあって良いのですが、堂上教官は弓きいろ版のほうがイケメンですね(笑)図書館戦争 SPITFIRE!有川浩 ふる鳥弥生4わかる
mampuku2017/11/17サバイバルといえば女子高生みたいなとこあるよね📷 エロありグロありのゾンビ系サバイバル漫画。平和な学園生活が突如崩壊したところから始まるあたりは「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」に近いかも。主人公やヒロインたちが、お互いを守るためそして生き残るために必死で銃を執り戦う姿が、少年漫画らしくて熱い。 負けヒロイン愛好家としては、らぎ姉という至高の負けヒロインを推していきたい(一応まだ連載続いてるので負け確定ではないけど…)インフェクション及川徹3わかる
mampuku2017/11/16表紙みたいな可愛い話ではないです(笑) いいところがほとんどなく振り回されてばかりの主人公、もがけばもがくほど嵌っていく泥沼のようで、積み上げたと思ったら鬼(星名さん)がやってきて簡単に元通りにされてしまう賽の河原のようでもあり…こういうドロドロとした人間の内面を一切の容赦もなく描きつつ、群像劇としてもちゃんと面白い。 何よりデッサン力や表情芝居など、とにかく絵が上手いというのは大きな魅力ですね。キャラクターの豊かな表情やしぐさが心情を正確に伝えてくれるので無駄なモノローグも要らないですし、構図も多彩かつ計算されつくしていて目を楽しませてくれるし、キャラクターデザインも一目見ただけで彼らがどういうキャラなのかを物語ってくれます。きみが心に棲みついた Love Addiction天堂きりん4わかる
mampuku2017/11/15サイエンスな先生とサイキックなJKの話文系(というか文科系)なので物理とかの難しい話はわからんのですが、上手いこと嚙み砕いた上で「念力」や「透視」といった超能力を(少なくとも私にとっては)目新しい切り口で解説されており、またそれらを駆使してのバトルも緊張感があって面白かったです。 駆け足気味に4巻までで終わってしまったのが惜しい…4D汐里 橘尚毅2わかる
mampuku2017/11/14前作比でクセは減ったけど深みが増した気がする📷「お前にとって大人になるってどういうことだ?」という消防庁長官の問いに対する桜備大隊長の答え。 これは深いな〜。。でも本当その通りだと思った。「オトナだなぁ」って感じるキャラってだいたいこれ炎炎ノ消防隊大久保篤8わかる
mampuku2017/11/12マガジン黄金期を煮詰めたような漫画 エア・ギアより以前、マイナーではあるものの既に恐ろしいほど完成された、天才大暮維人・初期の傑作。ちょっとグロい伝奇アクションですね。 超絶画力はいうに及ばず、迫力・絶望感・わくわく感・かっこいい主人公にかわいいヒロイン、ガバガバなのにハッタリと勢いで面白くなってしまうこの感じはまちがいなくエア・ギアのそれでした。 JKの制服の着こなしが、懐かしさ通り越して新鮮でした。ルーズソックス。魔人~DEVIL~大暮維人
mampuku2017/11/09東京ご当地マンガ練馬区周辺の都内を自転車でのんびり散策(「ポタリング」というらしいです)する話。石神井公園や東武練馬などが登場する。背景がとても綺麗に描き込まれているので、地元の人なんかはみてすぐ気づくかも。 自転車部もとい「自転車天使部(チャーリーズエンジェル)」というネーミングセンスが秀逸w 主人公はARIAの灯里のなりそこないみたいな、かなりクセの強いキャラですが、相方?の加藤さんがとても美人で可愛い。しかし結局加藤さんの下の名前が明らかになることはないまま完結してしまった……東京自転車少女。わだぺん。
mampuku2017/11/08〇ーチンじゃないか📷さすがの画力。筋肉アンド筋肉(あと時々お〇ぱい) それはそれとして、これは大丈夫なのか?怒られないのだろうか? 喧嘩商売みたいに連載休止にならなきゃいいけどw さらにページをめくると〇破さんが……ゴロセウム馬場康誌
mampuku2017/11/07ネタバレ煽り文が怖いアフタヌーン新連載。 ヤバイ予感しかしない。アフタヌーンらしい精緻な絵で18世紀スウェーデンの空気感が映画のように鮮明に入ってきます。キャラの絵柄も親しみやすくて魅力的。それだけに、先の展開が気になるけど怖い マルキドサドは読んだことないですが、とりあえず知らないまま読み進めたいと思いますw 「ダレカノセカイ」と同時に始まったのか。濃いな~恋の罪如月芳規10わかる
mampuku2017/11/03これがゲームだったら死にゲーの類だな荒廃した世界、吸血鬼という圧倒的支配者、絶望的な戦力差。「復讐」から始まって、やがて「絆」へと成長していく物語。頼れる師匠(めっちゃ強い)でもまるで歯が立たない中ボスクラスの敵がわんさかいる超ハードモードっぷりにぞくぞくしますね。 現行のダークファンタジー漫画ではトップクラスの面白さですね。いくら鏡貴也と山本ヤマトの豪華タッグとはいえこのクオリティはちょっと凄いなと思ったところ、よく調べたら小説のコミカライズではなく最初から漫画原作での起用だったんですね。道理で素晴らしい少年漫画です。 キャラクターも粒揃いで、主人公・優一郎も最初はただの考えなしの馬鹿かと思いきや、だんだんと良い味が出てきます。仲間の少女シノアとの独特の掛け合いも面白くて、からかう少女とうろたえない主人公の構図が新鮮です。終わりのセラフ鏡貴也 山本ヤマト 降矢大輔5わかる
mampuku2017/11/02ゲームのように緻密に作られた世界 中世後期の西洋っぽい舞台で、悪魔とか天使とか出てきて、人がいっぱい死ぬダークファンタジー。と、ここまではありがち。天使や悪魔のデザイン、そして彼らと契約することで顕現する武器のデザインが、ギルティクラウンとかに出てきそうなめっちゃスタイリッシュな近未来SF風なのがすごくツボでした。この一見ちぐはぐな世界観には理由があって、タイトルの「Garden」や主人公の仕事「庭師」が実は重要なキーワードになっています。 描き込みが緻密で描線が細くてきれいで、この壮大で複雑な作品世界はこの作者にしか描けないものであると確信できます。現在休載中とのことでとても残念ですが、早く続きが読めることを願ってやみません。7thGARDEN泉光
mampuku2017/11/01最適化された自己投影と萌えの世界 御徒町(表紙奥のメガネ少年)がまっすぐで純朴で可愛いです。顔にはほとんど出さないけど相手のこと色々考えてて、それが突拍子もない発言につながる系キャラ。ミステリアスだけど話してみると「○○くんって面白~いw」ってなる系男子。 姿乃芙(しのぶ・手前の女の子のほう)はというと、帰宅部で無趣味、びっくりするくらい何も考えていなくてモノローグも大したこと書いてない、でもそこが可愛くもあるという不思議なキャラですね。驚くことにつるんだり一緒に帰る友達の存在もほとんど描かれていないので、姿乃芙と御徒町とその他みたいな構図になっています。大変潔くてノイズが少なくて、ある意味硬派な少女漫画かもしれないと思いました瞬間グラデーションひろちひろ4わかる
mampuku2017/10/31これを誰かに薦めるとしたら、表紙を見せるだけで十分 魔法少女(∋変身ヒロイン)の多様化が激しい。プリキュアで肉弾戦をやるようになり、まどマギ以降は過酷な運命を背負わされるのも当たり前になった。キューティーハニーやセーラームーンではセクシー路線が開けていたように見えますが、CCさくらやリリカルなのはを含め'10年代現在に至るまであまり主流にはならなかった模様です(高齢オタク向けの二次創作界隈では未だに人気は健在ですが) 「魔法少女まどか☆マギカ」以降、メタ的かつダークな作品が増えた印象です。そうして開けた新たな道を踏み台にしつつ、それらの作品群にありがちな『二番煎じ感』から脱却して次のステージへ…この「魔法少女特殊戦あすか」からはそんな予感を勝手に感じ取りました。 ※『二番煎じ感』の詳細は以下の通り ①魔法少女ものがもつファンシーなイメージを逆手に取った、可愛らしいパッケージとは裏腹の血みどろ展開(「結城友奈」「魔法少女育成計画」など) ②従来のクリーンでピュアな魔法少女像とのギャップを意識した、暴力的な魔法少女を全面に押し出したもの(「魔法少女オブジエンド」「間違った子を魔法少女にしてしまった」など) 「あすか」からはそれらは違い完全に開き直った『作者が描きたいものを色々ぶっこんだらこうなった』というビジュアルイメージがこの表紙に現れている気がします。こういうの好きな人がこういうの好きな人に向けて描いたらこうなったっていう、もうそれ以上言葉とか必要ないんですよね。たとえばマジカル自動小銃の先輩である暁美ほむらさんは、あの能力の設定があったからああなったのか銃火器魔法少女という最高にクールなアイデアを実現するために辻褄を合わせたのかわかりませんが、「あすか」では要らぬ心配です。軍の特殊部隊なのでw 「まどマギ」がウケたからアンチ魔法少女で二匹目のドジョウを狙おう、の時代は終わって、魔法少女の新しい時代が始まったと捉えるべきでしょう。魔法少女特殊戦あすか深見真 刻夜セイゴ 田村尚也4わかる
mampuku2017/10/27続編希望 終末後の変わり果てた世界を舞台にした、ゆるやかな日常系ファタジー。全1巻で終わってはいますが、気になる仕掛けや設定がたくさんあって、もっと読んでいたくなります。 失われた日々への喪失感と、面白おかしくにぎやかな日常。変わり続ける町・逢刻町と、時代に置き去りにされた地底の町。空の隙間から覗く、威容を湛えた門のようなオブジェ。ディストピアみたいな世界で面白おかしく生きている個性豊かなキャラクター達がなんだか新鮮に映ります。 ハトコやミフネ、イクサたち四姉妹、彼女らの姿がなぜ"ああ"なのか。明かされてほしくもあり、想像するのもまたオツであり。逢刻町そらそれ鳥取砂丘
mampuku2017/10/26これまた凄い新人「スプリガン」たかしげ宙先生原作の新作。強化人間に妖怪に戦闘メイドなどいろいろてんこ盛りすぎるので内容についてはあらすじ等を参照してください。 画力が高く洗練されていて、頭身は高いですがアニメのように見やすくデフォルメされたキャラデザは一見少年漫画のようでもあり、決して子供だましとは言えない深い心理描写や骨太なストーリーは如何にも青年誌的。ヤングガンガンの良さが詰まってるなという印象。 アクション(主に戦闘メイドの)がまた外連味たっぷりで素晴らしく、銃火器やメカの描き込み、マズルフラッシュや爆発などのエフェクト、長い手足をぶん回して美女が大立ち回りなど、絵だけでも十二分にお金がとれそうな満足度。 作画の方は初単行本でしょうか?応援したい作家が増えました。RDB-レッドデータブック-たかしげ宙 六本順5わかる
mampuku2017/10/25タカくんの話もっと読みたいんだが高1男女6人の複雑に絡み合った恋愛を描いた、青春群像劇です 表紙の英二もメガネ男子の直彦も底抜けにいい奴なので幸せになってほしいところですが、直彦の遠恋相手ちゃんのあの顔の描かれ方も意味深でしたし、「人の気持ちなんて簡単に移るだろ」という台詞のように英二も何やら闇を抱えていそうです。恋を知らない僕たちは水野美波
mampuku2017/10/24ゼロ年代フレーバー香る正統派セカイ系恐ろしく強気かつ能天気なタイトルに似合わぬ「THEセカイ系」。一風変わった雰囲気をもった作品ですが、漫画を担当しているのが原作イラストレーターの方なので"世界"の再現度は折り紙付きではないでしょうか。(「ラブコメ」って「セカイ系」の一側面でもあると思うので、ある意味内容と合ったタイトルではありますね) コミックス1巻まで読んでも序盤も序盤、導入部ですしあまり内容については言及できませんが、作画担当の肋兵器先生に関して、個人的に2011年の魔法少女まどか☆マギカの頃から注目していて、Pixivのイラストや公式アンソロジーでひと際尊くて印象的でした。この「もんラブ」が氏にとって"代表作"なのは間違いなさそうですが"出世作"となるか、期待は大きいです。文句の付けようがないラブコメ鈴木大輔 肋兵器
mampuku2017/10/23控えめに言って結婚したい「さんかれあ」「ウミショー」などで数々のヒット作と美少女を生み出してきた天才・はっとりみつる先生がヤングガンガンという新天地で見せてくれたのは、海を臨む街・熱海でクリーニング屋を営む綺麗なお姉さんが主人公のいわゆる”お仕事”モノ。短期集中掲載が人気出て月一連載になった模様です。 美人で仕事熱心で優しくて人当たりもよくて、こんな人が配達で街中駆け回っていたら地元のアイドルになっちゃいますね。控えめに言って結婚してほしいです。綺麗にしてもらえますか。はっとりみつる7わかる
mampuku2017/10/20女子高生いいなって心から思えた作品 最近仕事やプライベートで心身とも疲れ気味だったので、こういう優しさに満ち溢れたお話が心に沁みて目頭が熱くなります。LOVEはLOVEでも人間としての愛の話ですね。 苦労人で周囲より大人びた性格の高校生の主人公が、自分より大人の男性に心を解きほぐされていく様がとてもキュンと来るんですが、彼らには幸せになってほしいと願わざるを得ない(まだ読み途中) 心無いことを言うモブを登場させて短期的にカタルシスを得ようとする少女漫画にありがちなスカッとなんとかみたいな演出あんまり好きじゃないんですが、主要人物がみんないい人で本線がとにかく温かいお話なので、適度なスパイスになっててこれはこれで良いかなって感じ。LOVE SO LIFEこうち楓