これは割と"完璧"な作品とんがり帽子のアトリエ 白浜鴎さいろく美しい世界、魅力的なキャラ、奥が知れない物語と展開。 そして幻想的な「魔法」のエフェクトに加えてそのエグいほどの恐ろしさが、表紙からは想像もつかないギャップとも言える世界観を作っています。 ジャンルとしてはダークファンタジーと言ってもいいと思う。 壮大で人を惹きつけ魅了する世界観がありつつもゾッとする恐ろしさが両立しているため、こう表現すると陳腐かもしれないけどジブリ映画のような完成度の高さが垣間見えている作品。 以前どこかで見たんですが、白浜先生が絵を描いている動画があって「そこ直接書いてるの!?」とビックリした憶えがあります。 扉絵か何かで魔法使いの子供たちが家でご飯の準備か何かをしているシーンだったかと思いますが、画力というのはこういうのを言うんだなーと勝手にこれまでの努力も凄かろうと想像して感心させられました。 服のシワの書き方とか模様とかもすごかったなぁ。。。 もちろんストーリーも面白いし、怖いし、先が気になる素晴らしい展開。 編集部からも大事にされてるんじゃないかと思いますが、ゆっくりでいいので最後までクオリティを保っていただければこれ幸い。 追記:白浜先生の画力の高さはこの序章を担当されてるところでよくわかります http://www.moae.jp/comic/kugutsusenki/1あの漫画家さんとこの職場の話だったよ職場の猫 たきりょうこさいろく猫マンガだ!と思って手を伸ばし、フルカラーにワクワクしながら開きが逆なのもうふふと思いながら読み始めたら 大東京トイボックスなどでおなじみの、うめ先生のとこのアシさん?が著者の様子。 著者のたきりょうこ先生もいい絵と雰囲気があって…猫マンガとしてもいいけどエッセイ系とかこの絵でいっぱい世の中に溢れてたら和むなぁとか勝手に妄想しました。 一冊の「本」としても良いですよ!Twitterで人気の猫マンガ、キュルガちゃん夜は猫といっしょ キュルZさいろく可愛すぎる。LINEスタンプも購入済だしTwitterでよく見ていたけど、気づいたら単行本化されていた! そして初めて知る名前の由来。。。 猫を飼いたい人には幻想を抱くのに向いているし、大変な一面とかは視点を変えないと見えないような、愛に満ちた描かれ方をされているので万人にオススメ。 長足マンチカンっていうところがまた良い。 ネコ好きにはマンチカンは有名な猫種だけど、実は足が短いの優位性突然変異というもので生まれてくるマンチカンの中には普通に脚が長い子もいまして、ブリーダーサイトなぞを眺めているといつも安い価格で売れ残ってしまっているのを知ると不憫で仕方がない、そんな存在。 でも立派に可愛いし立派な猫だし何も問題はないんですよ(むしろ短足の子より身体能力は優れている) そんな長足マンチカンのキュルガちゃんとフータくんの日常が描かれている本作は早く2巻をください。超レアな持病を持つ漫画家が自伝風闘病記を女の子でアレンジした例のアレ腸よ鼻よ 島袋全優さいろくまず「腸よ鼻よ」ってタイトルの字面が強い。 そして絵は下手だなと思ってたけどこれは味が出てくるやつだった。2巻読み終わる頃には絶妙な画力と斬新なパロディが胃袋わしづかみにしてくる。大腸はないけどね! 無事4巻も出たということで記念クチコミ投稿ですが、以前からWEBマンガで人気だったらしい本作。単行本で初めて触れたけど「蛙のおっさん」で先生のことは知っていたので安心して読みました。 4コマテイストというか基本4コマで落ちるようなペースで起承転結を作っているのはもしかしてそのぐらいの区切りじゃないと体力が持たないのでは…と心配になる。先生、無理せず長生きして…でも連載はこのまま続けてほしいな!こういうの好き大魔王のOFF 水野まどかさいろく「良いタイミングで読んだ」作品って印象に残る事ありませんか。 これもアプリで無料公開されてたのを手にとってみたんですが、休憩中に2話分読んで(これいいわ)と思ったものでした。 ドラクエ風なRPGファンタジーの世界の大魔王が主人公。 大魔王とは勇者をこんな感じで待ち受けてて、来るまではこんな生活しているのだ…という感じ。 大魔王は抜けてるところはあるけど漫画の都合上(?)美女キャラなのでちゃんと華もある。 何も考えずに読めてズバッとコレだわーと思わせてくれたほのぼの作品、オススメです。オリンピック並のローペースだけど生涯大事にしたいマンガよつばと! あずまきよひこさいろく電子書籍がないので未だに紙で続きを買っている唯一のマンガ(浦沢直樹は新作まだ読んでないしバガボンドは続き出ないし…) そして自分を偽らずに言うと好きな漫画TOP5には入る作品。 隣の三姉妹は見た目も中身も可愛いし(みうらちゃんも)、ジャンボはでっかくてなにげにオシャレ、やんだはたまにいいトスを上げるし、ばーちゃんはかっけえ。 そんな周りの人たち+よつばととーちゃんのなんのこともない日々の出来事を柔らかくマンガにしている、っていう感じ。 あずまんが大王も好きだったし面白かったし評価されているのでそれもオススメですが、これは全く違うジャンルの幅広い層に支持される一つの名作です。家族が増えるよ!(わかる人向け)やったねたえちゃん! カワディMAXさいろく超絶鬱展開成人漫画として某掲示板などで話題となった作品が同著者によって一般誌向けに生まれ変わったもの。 という理解をしました。 一般誌向けにするとブラックエンジェルズもびっくりな殺人術を繰り出すバトル漫画になるんだね。わかる(わからない)リアルだけどリアルであってほしくないアガペー 真鍋昌平さいろくウシジマくんの真鍋昌平先生。 独特のいや〜な空気感と不思議なテンポはもちろん健在で、本作はテーマが日陰の中の隅っこのほうって感じ。 相変わらずすごく生々しく見えてある意味気持ち悪い感じが残る。 ただ、暗いだけではなく、救われるとまではいかないかもしれないけど光明の兆しがほんの少し見える。そんな短篇が詰まっている。 完成度の高い話ばかりでもあり、どこともつかない結末がふわっとしている点も含めてヴィレヴァンで人気出そう(disではないよ)ジャンプ大好きすぎるギャグ漫画僕とロボコ 宮崎周平さいろくはたしてあなたは全ての元ネタがわかるだろうか。 本当に最近のネタから古くは30年ぐらい前のネタまで(もっと古いのもあるか?)ふんだんに散りばめられておりめちゃくちゃフリーダム。 主人公の友人2人は映画版のジャイ○ン&ス○夫を上回る優しさで出来ており、ヒロインも異名を持つ裏の顔があったりとだいぶギャグが鋭い。 ギャグマンガ日和やたけしぶり?ぐらいの続いてほしいギャグ作品に出会えて幸せです。ロボコも見慣れるとすごく良いし、秀逸な作品に育つ気もするのでみんなで応援していこうね!さいろく1年以上前ハードコアチョコレートは定期的に見ておくと面白いのがありますよ https://core-choco.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=816694&csid=0&sort=n自由広場マンガのTシャツ3わかる語呂が良すぎて買うしかなかった空手バカ異世界 D.P bun150 輝井永澄さいろく空手バカ異世界 もう今年一番のツボです。 なんていいタイトルなんだ・・・ そしてそのタイトルに恥じない空手バカなのかなと思ったがもはや人間ではなかった。詳細は読んでもらうとして、振り返れば最初に4tトラックに轢かれて死んだ(転生)のがおかしいのでは?と思ってしまうぐらいタフな主人公である。 異世界転生モノの王道をあまり知らないけど、チートスキルとか色々を巧く活用して世渡りしていく感じのものが多そうな中、空手だけでなんとかしていくこのスタイルはきっと珍しいのではないか。 なんとなーく後半は最初に出てきた女神がくれるスキルをもらってチート級の展開になっちゃいそうな気はするけど、タイトルが面白かったのですべてよしとしたい。KOFからまさかの八神庵が異世界転生THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双 月を見るたび思い出せ! 蒼木雅彦 天河信彦 SNK おぐらえいすけさいろくタイトルをしっかり読んだ上で開いたのにポルナレフ状態になった。 ありのままに今起こったことを話すぜ…と言いたくなるようなスピンオフ(?)が誕生していた。 しかもちょっと面白いじゃないか…と思えてしまうのだ。 八神庵といえば格ゲーファンの間では知らぬものはないダークヒーローで、時にはエヴァンゲリオン初号機のような(というかそのまま)暴走を魅せ、今見ると中二病真っ盛りなイタい服装も初登場の頃(もう25年以上前?)には斬新なファッションとしてちょっと話題だったものである。 八神庵はKOFの主人公的なキャラクターである草薙京(スト2でいうリュウとケン、もしくはサガット?)の宿敵として登場し、そのインパクトから当時の格ゲーキッズは夢中でKOFをやったものです。懐かしすぎてそっちの話ばっかりになりそう。 で、本作はそんな庵がKOFのラスボス的存在であるオロチと相対しているところから、血の暴走を抑え草薙京のいわゆる「くらいやがれ」→「燃えたろ」のコンボで光に包まれ…気づいたら異世界に転生していたというトンデモ話である。 ちょっと読めばわかるぐらいストーリーは浅いのだが庵が元々キャラが立っているので不自然で面白く、道中で出会うキャラたちはKOFの誰かしらの面影があるやつが多い。チャン・コーハンとかチョイ・ホンゲみたいにそのまんまなやつもいる(そういえばキム・カッファンは出てきてないような) 3巻に至っては軽いネタバレになるがあとがきというかオマケというかでギースが江戸時代?に転生してしまう話がちょっと描いてある、という今の3~40代格ゲーファンにはくすっとくるようなマンガである。 面白いかはちょっと人によるかもしれないけど、こういうネタを使ってむちゃくちゃしていいというのは異世界転生って便利だな!と思う。 そういえばSNK問題ってどうなったんだ(巷の噂ではどっかの皇太子だか王子だかに買収されたとかなんとか?) « First ‹ Prev … 86 87 88 89 90 91 92 93 94 … Next › Last » もっとみる
これは割と"完璧"な作品とんがり帽子のアトリエ 白浜鴎さいろく美しい世界、魅力的なキャラ、奥が知れない物語と展開。 そして幻想的な「魔法」のエフェクトに加えてそのエグいほどの恐ろしさが、表紙からは想像もつかないギャップとも言える世界観を作っています。 ジャンルとしてはダークファンタジーと言ってもいいと思う。 壮大で人を惹きつけ魅了する世界観がありつつもゾッとする恐ろしさが両立しているため、こう表現すると陳腐かもしれないけどジブリ映画のような完成度の高さが垣間見えている作品。 以前どこかで見たんですが、白浜先生が絵を描いている動画があって「そこ直接書いてるの!?」とビックリした憶えがあります。 扉絵か何かで魔法使いの子供たちが家でご飯の準備か何かをしているシーンだったかと思いますが、画力というのはこういうのを言うんだなーと勝手にこれまでの努力も凄かろうと想像して感心させられました。 服のシワの書き方とか模様とかもすごかったなぁ。。。 もちろんストーリーも面白いし、怖いし、先が気になる素晴らしい展開。 編集部からも大事にされてるんじゃないかと思いますが、ゆっくりでいいので最後までクオリティを保っていただければこれ幸い。 追記:白浜先生の画力の高さはこの序章を担当されてるところでよくわかります http://www.moae.jp/comic/kugutsusenki/1あの漫画家さんとこの職場の話だったよ職場の猫 たきりょうこさいろく猫マンガだ!と思って手を伸ばし、フルカラーにワクワクしながら開きが逆なのもうふふと思いながら読み始めたら 大東京トイボックスなどでおなじみの、うめ先生のとこのアシさん?が著者の様子。 著者のたきりょうこ先生もいい絵と雰囲気があって…猫マンガとしてもいいけどエッセイ系とかこの絵でいっぱい世の中に溢れてたら和むなぁとか勝手に妄想しました。 一冊の「本」としても良いですよ!Twitterで人気の猫マンガ、キュルガちゃん夜は猫といっしょ キュルZさいろく可愛すぎる。LINEスタンプも購入済だしTwitterでよく見ていたけど、気づいたら単行本化されていた! そして初めて知る名前の由来。。。 猫を飼いたい人には幻想を抱くのに向いているし、大変な一面とかは視点を変えないと見えないような、愛に満ちた描かれ方をされているので万人にオススメ。 長足マンチカンっていうところがまた良い。 ネコ好きにはマンチカンは有名な猫種だけど、実は足が短いの優位性突然変異というもので生まれてくるマンチカンの中には普通に脚が長い子もいまして、ブリーダーサイトなぞを眺めているといつも安い価格で売れ残ってしまっているのを知ると不憫で仕方がない、そんな存在。 でも立派に可愛いし立派な猫だし何も問題はないんですよ(むしろ短足の子より身体能力は優れている) そんな長足マンチカンのキュルガちゃんとフータくんの日常が描かれている本作は早く2巻をください。超レアな持病を持つ漫画家が自伝風闘病記を女の子でアレンジした例のアレ腸よ鼻よ 島袋全優さいろくまず「腸よ鼻よ」ってタイトルの字面が強い。 そして絵は下手だなと思ってたけどこれは味が出てくるやつだった。2巻読み終わる頃には絶妙な画力と斬新なパロディが胃袋わしづかみにしてくる。大腸はないけどね! 無事4巻も出たということで記念クチコミ投稿ですが、以前からWEBマンガで人気だったらしい本作。単行本で初めて触れたけど「蛙のおっさん」で先生のことは知っていたので安心して読みました。 4コマテイストというか基本4コマで落ちるようなペースで起承転結を作っているのはもしかしてそのぐらいの区切りじゃないと体力が持たないのでは…と心配になる。先生、無理せず長生きして…でも連載はこのまま続けてほしいな!こういうの好き大魔王のOFF 水野まどかさいろく「良いタイミングで読んだ」作品って印象に残る事ありませんか。 これもアプリで無料公開されてたのを手にとってみたんですが、休憩中に2話分読んで(これいいわ)と思ったものでした。 ドラクエ風なRPGファンタジーの世界の大魔王が主人公。 大魔王とは勇者をこんな感じで待ち受けてて、来るまではこんな生活しているのだ…という感じ。 大魔王は抜けてるところはあるけど漫画の都合上(?)美女キャラなのでちゃんと華もある。 何も考えずに読めてズバッとコレだわーと思わせてくれたほのぼの作品、オススメです。オリンピック並のローペースだけど生涯大事にしたいマンガよつばと! あずまきよひこさいろく電子書籍がないので未だに紙で続きを買っている唯一のマンガ(浦沢直樹は新作まだ読んでないしバガボンドは続き出ないし…) そして自分を偽らずに言うと好きな漫画TOP5には入る作品。 隣の三姉妹は見た目も中身も可愛いし(みうらちゃんも)、ジャンボはでっかくてなにげにオシャレ、やんだはたまにいいトスを上げるし、ばーちゃんはかっけえ。 そんな周りの人たち+よつばととーちゃんのなんのこともない日々の出来事を柔らかくマンガにしている、っていう感じ。 あずまんが大王も好きだったし面白かったし評価されているのでそれもオススメですが、これは全く違うジャンルの幅広い層に支持される一つの名作です。家族が増えるよ!(わかる人向け)やったねたえちゃん! カワディMAXさいろく超絶鬱展開成人漫画として某掲示板などで話題となった作品が同著者によって一般誌向けに生まれ変わったもの。 という理解をしました。 一般誌向けにするとブラックエンジェルズもびっくりな殺人術を繰り出すバトル漫画になるんだね。わかる(わからない)リアルだけどリアルであってほしくないアガペー 真鍋昌平さいろくウシジマくんの真鍋昌平先生。 独特のいや〜な空気感と不思議なテンポはもちろん健在で、本作はテーマが日陰の中の隅っこのほうって感じ。 相変わらずすごく生々しく見えてある意味気持ち悪い感じが残る。 ただ、暗いだけではなく、救われるとまではいかないかもしれないけど光明の兆しがほんの少し見える。そんな短篇が詰まっている。 完成度の高い話ばかりでもあり、どこともつかない結末がふわっとしている点も含めてヴィレヴァンで人気出そう(disではないよ)ジャンプ大好きすぎるギャグ漫画僕とロボコ 宮崎周平さいろくはたしてあなたは全ての元ネタがわかるだろうか。 本当に最近のネタから古くは30年ぐらい前のネタまで(もっと古いのもあるか?)ふんだんに散りばめられておりめちゃくちゃフリーダム。 主人公の友人2人は映画版のジャイ○ン&ス○夫を上回る優しさで出来ており、ヒロインも異名を持つ裏の顔があったりとだいぶギャグが鋭い。 ギャグマンガ日和やたけしぶり?ぐらいの続いてほしいギャグ作品に出会えて幸せです。ロボコも見慣れるとすごく良いし、秀逸な作品に育つ気もするのでみんなで応援していこうね!さいろく1年以上前ハードコアチョコレートは定期的に見ておくと面白いのがありますよ https://core-choco.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=816694&csid=0&sort=n自由広場マンガのTシャツ3わかる語呂が良すぎて買うしかなかった空手バカ異世界 D.P bun150 輝井永澄さいろく空手バカ異世界 もう今年一番のツボです。 なんていいタイトルなんだ・・・ そしてそのタイトルに恥じない空手バカなのかなと思ったがもはや人間ではなかった。詳細は読んでもらうとして、振り返れば最初に4tトラックに轢かれて死んだ(転生)のがおかしいのでは?と思ってしまうぐらいタフな主人公である。 異世界転生モノの王道をあまり知らないけど、チートスキルとか色々を巧く活用して世渡りしていく感じのものが多そうな中、空手だけでなんとかしていくこのスタイルはきっと珍しいのではないか。 なんとなーく後半は最初に出てきた女神がくれるスキルをもらってチート級の展開になっちゃいそうな気はするけど、タイトルが面白かったのですべてよしとしたい。KOFからまさかの八神庵が異世界転生THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双 月を見るたび思い出せ! 蒼木雅彦 天河信彦 SNK おぐらえいすけさいろくタイトルをしっかり読んだ上で開いたのにポルナレフ状態になった。 ありのままに今起こったことを話すぜ…と言いたくなるようなスピンオフ(?)が誕生していた。 しかもちょっと面白いじゃないか…と思えてしまうのだ。 八神庵といえば格ゲーファンの間では知らぬものはないダークヒーローで、時にはエヴァンゲリオン初号機のような(というかそのまま)暴走を魅せ、今見ると中二病真っ盛りなイタい服装も初登場の頃(もう25年以上前?)には斬新なファッションとしてちょっと話題だったものである。 八神庵はKOFの主人公的なキャラクターである草薙京(スト2でいうリュウとケン、もしくはサガット?)の宿敵として登場し、そのインパクトから当時の格ゲーキッズは夢中でKOFをやったものです。懐かしすぎてそっちの話ばっかりになりそう。 で、本作はそんな庵がKOFのラスボス的存在であるオロチと相対しているところから、血の暴走を抑え草薙京のいわゆる「くらいやがれ」→「燃えたろ」のコンボで光に包まれ…気づいたら異世界に転生していたというトンデモ話である。 ちょっと読めばわかるぐらいストーリーは浅いのだが庵が元々キャラが立っているので不自然で面白く、道中で出会うキャラたちはKOFの誰かしらの面影があるやつが多い。チャン・コーハンとかチョイ・ホンゲみたいにそのまんまなやつもいる(そういえばキム・カッファンは出てきてないような) 3巻に至っては軽いネタバレになるがあとがきというかオマケというかでギースが江戸時代?に転生してしまう話がちょっと描いてある、という今の3~40代格ゲーファンにはくすっとくるようなマンガである。 面白いかはちょっと人によるかもしれないけど、こういうネタを使ってむちゃくちゃしていいというのは異世界転生って便利だな!と思う。 そういえばSNK問題ってどうなったんだ(巷の噂ではどっかの皇太子だか王子だかに買収されたとかなんとか?)
さいろく1年以上前ハードコアチョコレートは定期的に見ておくと面白いのがありますよ https://core-choco.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=816694&csid=0&sort=n自由広場マンガのTシャツ3わかる
美しい世界、魅力的なキャラ、奥が知れない物語と展開。 そして幻想的な「魔法」のエフェクトに加えてそのエグいほどの恐ろしさが、表紙からは想像もつかないギャップとも言える世界観を作っています。 ジャンルとしてはダークファンタジーと言ってもいいと思う。 壮大で人を惹きつけ魅了する世界観がありつつもゾッとする恐ろしさが両立しているため、こう表現すると陳腐かもしれないけどジブリ映画のような完成度の高さが垣間見えている作品。 以前どこかで見たんですが、白浜先生が絵を描いている動画があって「そこ直接書いてるの!?」とビックリした憶えがあります。 扉絵か何かで魔法使いの子供たちが家でご飯の準備か何かをしているシーンだったかと思いますが、画力というのはこういうのを言うんだなーと勝手にこれまでの努力も凄かろうと想像して感心させられました。 服のシワの書き方とか模様とかもすごかったなぁ。。。 もちろんストーリーも面白いし、怖いし、先が気になる素晴らしい展開。 編集部からも大事にされてるんじゃないかと思いますが、ゆっくりでいいので最後までクオリティを保っていただければこれ幸い。 追記:白浜先生の画力の高さはこの序章を担当されてるところでよくわかります http://www.moae.jp/comic/kugutsusenki/1