さいろく2022/01/26同人と百合の結びつきは自然であり必然であった📷百合思考の人たちの事を指す名詞って何かあるんでしょうか、普通に「百合好き」でいいのかな… 本作は一迅社の代表的百合専門誌、「コミック百合姫」作家陣によるアンソロ。 「マッチングアプリ百合アンソロジー」も素敵でしたがこちらもどうしてなかなか。 ただし同人あるあるがありまくりなので「コミケって美味しいの」系の人には少し解りづらいやもしれません。 惜しむらくは、どうしても最初の3本ぐらいが強すぎて後半との実力差を感じがち(失礼に聞こえたらすみません)なのが一迅社のアンソロ…という… あ、でも好みの問題なので個人の感想です! 私はミノちゃんが好き。同人女百合アンソロジー一迅社アンソロジー35わかる
さいろく2022/01/25速水螺旋人のかわいいかわいいSF旅行📷ウブで紳士なミハルコ男爵、そのお供アンドロイドのランパチカ、旅の一座に勝手に加わる吟遊詩人(?)ノンシャランのドタバタ星間旅行記。 SFを描かせたらきっと自由の幅が凄かろうなぁと思っていた速水螺旋人の想像を上回る自由で広大な宇宙旅行記(目的:理想の乙女、アースライト姫探し)なのだが、もちろん何もかもかわいい。 永遠に読んでいられる作品だが1巻は電子だとモアレが酷かったけど2巻からはキレイ。なんだろうねこの違いは。男爵にふさわしい銀河旅行速水螺旋人1わかる
さいろく2022/01/21すべてがかわいい速水螺旋人📷デフォルメも天才的で絵柄も安定してすべてかわいいし話もいずれもかわいい、好き。 「大砲とスタンプ」もぜひ。ワルプルギス実行委員実行する 速水螺旋人作品集速水螺旋人3わかる
さいろく2022/01/19ツッコミどころをついに公にツッコみまくる彼岸島スピンオフ📷なんということでしょう、匠の技でついにここまで・・・ ちゃんと本編での謎要素をギャグに昇華してここまでやるとは思わなかった、素敵なマンガである。完結しちゃったけど彼岸島ファンは必読の内容で、渾身の一撃である。彼、岸島松本光司 佐世保太郎5わかる
さいろく2022/01/19『喧嘩商売』という作品のための最高の「御膳立て」📷各巻すべて「どんなヤバいやつが、どんなヤバいやつと戦う事になるのか」だけのためのお膳立てでしかないというのがすごい。 一言でいうと選手紹介マンガである。 本編を読んでいたらわかるが、本編の主人公・佐藤十兵衛のせいで読んでいるこちらもめちゃくちゃ頭を使って読む(もしくは刃牙と同じように感覚だけで読むという二極化だと思う)ので登場人物たちのヤバさだけをもう一回ピックアップして見せてくれる本作は非常に面白く、重要である。 もちろん超面白い。そして1冊55円で電子で売ってる…これは買っておくべき喧嘩商売 最強十六闘士セレクション木多康昭2わかる
さいろく2022/01/19ムナクソ注意ですがスカッとさせてもらおう📷ネットの自称情報強者達からバカ発見器とも称される各種SNSツール。 現代にはモラルや倫理観が「今の時代」についていってないにも関わらず、SNSやブログコメントなどで他人を誹謗中傷する事で暇をつぶして他人の人生に泥を塗って楽しんでいる悪魔のようなバカが実在している。 そんなムナクソ悪くなるバカどもに、実際に然るべき制裁を加えるにはどうするのか?どうなるのか?というのをリアル弁護士が細かく監修して再現してくれているそうです。 正直制裁としては足りないし、これ犯罪者扱いじゃない世の中がおかしいんじゃないか?と思えるような状況なんですが、今できる最大限をぶっ放してくれます。 色々な事例が出てきそうですし、はよ続きを…しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~左藤真通 富士屋カツヒト 清水陽平12わかる
さいろく2022/01/15それは世にも恐ろしい三十路病📷本当に恐ろしい。 現代日本社会で言えばその病を発症したら人生を棒に振るリスクが極めて高い。 青春時代というものが存在した人であれば(あるいはそうでなくても他人を一瞬でも羨んだことがあれば)大半の人は潜伏期間である。 ただ、恐ろしいことに発症するのはごくわずかの人で、世間はそのごくわずかの発症例を白い目で見る。 最後まで諦めちゃダメだって勇者に習った。 そういう少年時代を過ごしてきた私たちは大人になって気づくことがある。 最後っていつだ?と。 それは今じゃないんだけど、三十路病は早々に守るべき何か(地位・名誉・家族・誇り、など)を守るべき状態で手に入れている人たちは発症しない。 諦めという行為を大人になったと言い聞かせた人たちは発症しない。 この漫画は諦めない大人たちの物語。 彼らにどんな辛いことがあろうと目を背けてはならない、そう考えると今から次の巻が恐ろしくてたまらないのだ。三十路病の唄河上大志郎 河上だいしろう2わかる
さいろく2022/01/15気づいたら市川になりたい📷ってなって山田が可愛いってなっている。 中学生で雑誌モデルもやってたりお菓子食うのやめれなかったりスカート短かったりその気もなしに気を振り撒くように見えちゃう山田はもうただただ読者の中でも「圧倒的な可愛い」になっていく。 一方市川はヤバさというアイデンティティを失いつつあり、ちゃんとたまに思い出す。序盤のそれは山田のための奇行だったのだが・・・ 今や読者が飼い慣らされていく、そういう漫画になっている。僕の心のヤバイやつ桜井のりお4わかる
さいろく2022/01/14転生したモフモフが試される大地の人々を温める話📷まるでシベリア(行ったことないけど)のような雪国の兵士たちを、元現代日本(?たぶん)で若くして死んでしまった人間(たぶん女子)が転生した雪の精霊が癒やしまくる、というただただ和む話。 雪の精霊なのに見た目は小ぎつね、人の姿になれるまでには修行が足りないぜ、みたいなモフモフが主人公で、モフモフで癒やされる人々は過酷な環境の兵士達。 絵柄がちょっと女性っぽさが強いけど慣れればこれはこれで◎北の砦にて(コミック)草中 三国司 明野たわ1わかる
さいろく2022/01/05浦沢直樹電子解禁、存在すら知らなかった短編集を読んだ📷さすがの浦沢直樹、合間合間にエッセイ的なロックネタを挟んでくるマイペースさも崩さず、漫画としての完成度の高さが尋常じゃなかった。 非常に申し訳ない気持ちになったけど、普段読んでいる短編集とはちょっと次元が違う。ジゲチだ。余裕が現れている。 それだけ待ち焦がれてしまっていたのだというのも感じるし、あさドラの冒頭が巻末に入ってるのも電子ならではで良いなぁと思う。 ちゃっかりしてるぜ。くしゃみ 浦沢直樹短編集長崎尚志 浦沢直樹 遠藤賢司3わかる
さいろく2022/01/03世界を救え!高橋聖一📷これは「よいこの」SFなのでとてもよい子で終わるが、それはそれでとても良い世界だった。 いずれも割とちゃんと好きなように描いたんだろうなと思ってたらあとがきでもそれっぽい事を仰っているのでほんとなんだろう。 余談というか、最後に少しだけ地球滅亡が無関係な女優の話があるが、これも読み終わった後はスッキリして良かった。 勢い任せではあるものの勢いが衰えないというのはある種強みだなーと思わせられる作品集でした。高橋聖一のよいこのSF劇場高橋聖一2わかる
さいろく2021/12/15キャプ翼と違ったのはチーム名があるところ📷その昔、私が小学校の頃は各地に小学生のサッカーチームがあったんですが、割と「キッカーズ」という名前は全国どこにでもいたと思う。 自分もキッカーズというサッカーチームに所属していたことがあるのでちょっと馴染み深い名前でしたが、当時は全くコミックの存在は知りませんでした。もしかしたらコミックからの引用じゃないかもしれない(笑) とはいえ本作は割と全国区で人気を博した作品でした。 ジャンプで大人気だった「キャプ翼」を、コロコロでやれないかというコンセプトから始まった(安易にパクリとか言わないように。内容も全然違いますし時代的なサッカーマンガ人気にあやかっただけです。)もので、小学生達は兄弟がいない子たちはどちらかというとコロコロの方が手に取りやすかったのではないだろうか。 私自身はジャンプは小学6年からで、それまではコロコロ&ボンボンでした。 そんな頃にコロコロで連載していた本作、描いているのはゲームセンターあらしでおなじみのすがやみつる先生の一番弟子(たぶん)であるながいのりあき先生。 菅谷先生と比べてみても画力に劣ることもなく、No.1アシスタントだったながい先生の実力が遺憾なく発揮された作品といえると思います。 ただ、惜しむらくは表現などではさすがにあの「キャプ翼」に及ばなかった。。 マラカナン・スタジアムの上までオーバーヘッドキックで飛び出ちゃって降りてくるのに3週かかるなんてことは当時のコロコロでは出来なかったのです(ちょっと違うけど) とはいえ、サッカー愛という意味では抜群に小学生のハートを掴み、Jリーグが出来上がった頃の初代Jリーガーたちはきっとみんな読んでたんじゃないかな。 もちろん当時の事なので、キャプ翼並にサッカーのルール知らない可能性がすごく感じ取れるけどそれもまた良い味かなと。がんばれ!キッカーズながいのりあき2わかる
さいろく2021/12/14信じられる?当時の「週刊少年ジャンプ」の屋台骨で一番人気作品📷当時といってもジャンプ立ち上げから2年目の話で、1970年のことだそうです。 1970年〜1977年の連載終了まで、当時としては異例中の異例である単行本30巻まで続き、累計1000万部を突破していた作品。 そしてなにより 「『少年ジャンプ』のモットーである友情・努力・勝利が初めて作品中で提示された作品と言われる」とある。(wikipedia調べ) 連載時には生まれてもいなかった自分は本作をほんの10年前ぐらいに知りましたが、ボンボンでやってた作品のような印象でした。 正直古いし、お下劣だし、決して絵が上手いわけでもなく、アニメ化などもされてない。 ただ、当時お下劣ブームを作ったのも本作の影響であり、アニメ化の話も来ていたけどTV向けタイトルへの変更を断ったが故に出来なかったのだそう。 とりいかずよしと言うと本作のイメージが強く、他の作品も気になって見てみたが、「くたばれ!とうちゃん」などタイトルの時点でぶっ飛びまくっていて笑うしかなかった。 こち亀よりも先輩で、紛れもなくジャンプの屋台骨だった超お下劣作品だが、ジャンプの勝利の方程式を生み出したのもまた本作であった、という事で興味を持たれた方は是非30巻買ってあげてほしい。(責任は取れないけど)トイレット博士とりいかずよし1わかる
さいろく2021/12/11いくえみ綾の現代ファンタジー📷じゅうぶんファンタジーなんだがすげー良かったので拡めたい 読了直後の今は胸いっぱいで…とにかく、良かった。トーチソング・エコロジーいくえみ綾1わかる
さいろく2021/12/11切味もすごければ切り口もエグい、ガチ女子トーク📷こわ! という結末が待っているのはわかるのだが、勧善懲悪とは決してすべて丸く収まるというわけではないんじゃないかと思わされる「人間関係」の闇を描いたガールズトークのブラック版。まさにタイトルどおり。ブラックガールズトークマキノマキ4わかる
さいろく2021/12/11倉科遼という人物を虜にした永井荷風という文豪の物語📷本作は一本の連続物語ではなく、これを読んでもわかるのは永井荷風の事ではなくそれに憧れたある漫画原作者の一途な想いである。 「女帝」を始めとした夜のマンガの原作では帝王と言っても過言ではない、倉科遼が、自身の思い出や体験、思い返す瞬間などから自身が憧れ、成りたいと思っていた文豪・永井荷風に重ねて想いを寄せるというどこか走馬灯のような作品。 時代も大きく影響しているし、銀座のクラブ通いも大人過ぎてわからない、という色んな意味で別世界すぎる話なのだが、人間が憧れの人間に陶酔し、自身を重ね、弱さや脆さ、かっこ悪いところも含めて深く掘りながら夢中になっている様はとてもおもしろい。 ましてやそれが倉科遼という夜の帝王(ちょっと語弊があるけど)なので興味深いもので、実際倉科先生という人物も読者から見たら憧れられてもおかしくない存在だな、と本作を読めば更に印象づくのではないかと思います。荷風になりたい~不良老人指南~倉科遼 ケン月影4わかる
さいろく2021/12/11故・速水翼先生の代表作📷バンドブームというのもあり、当時を物語るような背景。 よくいえば流行、悪く言えば少女漫画あるあるな設定だったものの、そこに霊媒師(スピリッツマスター)という要素を足す事で大人気を博した作品。 速水翼先生は離婚されてしまったものの、頭文字Dのしげの秀一先生と夫婦仲であったというのも印象深い。 懐かしいなーという気持ちで今読むと突っ込みどころがいっぱいでホッコリする(内容は魔祓いが中心のダークさに加えミーハーな雰囲気があるので全然ホッコリ要素はないが)霊媒師多比野福助速水翼
さいろく2021/12/09Twitterでよく見る日本贔屓の金髪碧眼ラトビア人アルトゥル君昔からTwitterでフォローして見ていた自分としては感慨深い。 マンガ化されたことはバンザイなのだが、Twitterで感じる彼のツイートの深さはまた別のベクトルで素晴らしいので最初にそっちをバーっと見てあげてほしい。 マジでかわいいので。 タイトルの通り、外国人からすると不思議な日本の習慣が紹介されている微笑ましいエピソードばっかり。 つけ麺のスープをかけちゃうのとか想像すると思わずニッコリしちゃうような話がいっぱいあるのだが、やっぱりTwitterで本人の顔を見ておくと想像できてとてもよい。 https://twitter.com/ArturGalata/status/1464874419248111620 推しのツイッタラーである。アルトゥルと行く!不思議の国・ジャパンアルトゥル ぺぷり1わかる
さいろく2021/12/09たぬきかわいいよたぬきテロップで日本語を堪能に使いこなす謎のたぬき。 謎である。 犬として飼われている。 獣医の先生が好き。 何も考えずに読むのに向いている。良い。雨と君と二階堂幸3わかる
さいろく2021/12/07祝!このマンガがすごい2022オンナ編第1位📷(がんばれっていうとパワハラになるらしいので) いざゆけ、うみ子さん。 映像科の大学生×夫を亡くしたおばあちゃんのなんともいえない感情と想いの交錯。 久しぶりにこんなに惹きつけるチカラが強い作品を見た。 「メタモルフォーゼの縁側」でも思ったけど、おばあちゃん主人公の作品って強い。これは自分がそういうのが好みなだけではないと思う。海が走るエンドロールたらちねジョン3わかる
さいろく2021/12/07なんということでしょうマンガに狂ってしまう人間、漫画家になりたかった自分を呪う。 自らの失った利き腕がマンガを描きたいと化けて出てくるものの、呪縛は自分自身がかけていたもの、というのはよくわかる。 にしてもこの展開はすごかったなぁ・・・ 迫力もあり、コマ使いもベタもすごく雰囲気があってよかった。無くした利腕の葬式をあげる話あ2わかる
さいろく2021/12/07山手線駅の数だけ上質な物語が📷山手線の駅の数は29駅だそうです。 というわけでこちらには29話入っています。 そして何れもホッコリするエピソードであり、かと言って鉄道(JRが国鉄と呼ばれてた時代の話)が全てというわけではなく脇役的なときもあればただ駅として出てくるだけという話もあり、なんとも上手くできてるいい話が盛り沢山。 この内容で29話も1冊に入ってるとは…漫画本として素晴らしいコスパである。 ちなみに私は「田町の提灯殺し」が好きでした。 序盤からもそうだけど、照美がどんどんいいキャラになっていくのもまた見どころでしょう。山手線ものがたり池田邦彦2わかる
さいろく2021/12/06ジョークと思うことなかれ、真剣に恐ろしいショートショート奇才うめざわしゅん先生のとんでもないショートショート。 ただ「恐ろしい」というのは全てには当てはまらず、解釈次第である。 趣味趣向の偏向でオタク文化を切り分けたまま極端に育てたらどうなるか、といったような第一話。 ©、いわゆるコピーライト。それはその人名あるいは団体名が保持する著作権物である事を示すが、全てが著作権(IP)に守られていたらどんな未来かを揶揄しながらもさらに捻られまくった第二話。 そして一人の人間として認めるのはどこから?人権って何?というのをもしこうだったらどうなるか?というめちゃくちゃ考えさせられる第三話。 最後に、エピローグ。これも皮肉りまくってて面白い。 余談というかアレだが、自分自身これまで社会で生きてきて、「ただ声がデカいだけの人」というのが10年ほど前までは本当に大手を振っていたが、徐々にそういった社会が変わりつつあることを実感している。 未だに偏った人たちによる意見というのは目立つものだが、よーく考えてみるとそれらの意見は非常にマイノリティなもので、要するに普通じゃないですアピールであったりかまってちゃん的なアピールとなんら変わらないという解釈も出来てしまう。私がそう思っているとは言わないが、そういう事だろう。 うめざわしゅん先生の作品は割とそういった風刺が効いたものが多く、皮肉ってるだけではないものの、読者はある程度「自分でモノを調べる事が出来る」ぐらいの能力(教養?)を必要とする。 また、あえてやってるのにそのまま一本描ききっちゃうから途中から自然すぎて忘れてしまうが、多くは模写から始まる。北条司、藤子・F・不二雄のようにわかりやすいものから最近の漫画家のものまであって、それはそれでわかると(これはリスペクトだと思うが)とてもおもしろい。 本作はとにかく最高である、というのは言えよう。ショートショートは得てしてこういう不気味さが必要だ。えれほんうめざわしゅん7わかる
さいろく2021/12/06ヒューマンとチンパンジーのあいの子、ヒューマンジーチャーリーこりゃー事変だ。 3巻まで一気に読了。 すごい漫画だ、そしてすごくアメリカだなぁとつくづく感じる。 かといってこの題材で日本だと現実味はないとわかっててアメリカなんだろう、想像してみりゃわかる自然さと、リアルすぎる文化が入り交ざっている。 どうなっていくんだろう、どうするんだろうという期待も含め、これまで自分の読んできた短い名作たちと同じ短めな物語になってしまうのを想像してしまう。 ただ、自分の感覚ではこの時点ですでに名作だ。 自由の国では何を主張してもいい、みたいな風潮はあるけど主張したことで起こるその後の事については誰も守ってなんかくれない。 例えば(この漫画でも序盤に話題に出てくるが)私はヴィーガンはある種の宗教のようなところがあると思うけど、多数の人が集まるとそうなってしまうもんなんだろう。 ヒューマンジーであるチャーリーは唯一無二だが、この世界において生を受けたという意味ではただの一人でしかない。ONEであることはひどく難しい、というのがよくわかる。 なんか色々言いたくなる漫画でもあるなー、とにかくすごい漫画。 単行本派なので次号で終わってしまいそうな心配も少しあれど、それはそれで仕方ないとも思う。 うめざわしゅん先生の知識や想像力がいかんなく発揮されているので、この後の目を瞠る展開を楽しみに待ちたい。ダーウィン事変うめざわしゅん3わかる