名無し1年以上前最近webアクションでは新・長嶋有漫画化計画的な企画で連続して小説の短編が読切漫画になって公開されていますが、コレもその1つ。 最初の何作かは目を通したのですが、数が多いため保留。鶴谷香央理先生の作画ということで久々に読みました。 長嶋先生の作品を小説で読んだことはないのですが、ゆったりとした空気とこの独特の読後感がいいですね。震災がテーマということで読むのに少し気合が入りましたが。 心配される側が心配してもいいし、関係ない他人が勝手にその存在に希望を感じ感謝しても良い。そう感じられるお話でした。問いのない答え長嶋有×鶴谷香央理1わかる
alank1年以上前コービーや能代など、ピンとくるモチーフが随所に散りばめられていて、バスケ好きなら一巻から面白い。最初はイップスの話かと思ったけどそうじゃないっぽいのでこの先が楽しみ。Deep3バスケ好きならピンとくる仕込みがたくさん3わかる
名無しの権兵衛1年以上前第5巻の同じ3つの家の話がすごい面白かった。新人の危なっかしい感じにドキドキしながら3つの家庭の人生を見ることができて面白かった。普段効率や時短ばかりに気を取られているが、ローズガーデンの庭の家主のありかたも良いもんだよな、と効率化が苦手な自分はそこに救われた。魔法のリノベ5巻面白い5わかる
まみこ1年以上前幾つかある「江戸前の旬」のスピンオフ作品。と言うか、「別冊ゴラクスペシャル」なんて、どこにも置いてない雑誌(超失礼)に掲載だったので、単行本が揃ってから読みましたよ。 主人公、田ノ上水産二代目の田ノ上蒼、って本編でも全然記憶にないキャラだったので、慣れるにはちょっとかかりましたね。本編の舞台「柳寿司」の仕入先も、河岸をめぐる人達も、基本、柳葉旬の奥さん、藍子の実家「朝岡水産」ですし。 ですが、柳葉旬、藍子、工藤和彦、吉沢大吾ら、本編のレギュラーメンバーは、一通り登場しますし、「柳寿司」で柳葉旬が調理するシーンも多いので、外伝/スピンオフ作品の中でも、一番本編に近いですね。実際、本編でも柳葉旬が殆ど登場せず、周りのキャラだけで回す話もちょくちょくありますので…。 主人公は、ガタイが良くて力持ち、大食漢で、おせっかい焼き、押しが強くて、行動力とバイタリティは人一倍強い。「江戸前の旬」の登場人物は、大概おせっかい焼きなんですが、この主人公は、それが頭一つ抜けていますね。 「近くにいたら、ウザいだろうな…」と思う人もいるかもしれませんが、まぁ、フツーにウザいです(?) この作品には出てきませんが、現状、イタリアンバル、カジュアルフレンチ、小規模割烹等々、多少気の効いた店では、こと鮮魚に関しては産直相対取引で仕入れちゃうんですよ。 河岸の仲卸の目利き、みたいなのは、相対的に存在意義が薄れている、と言うか大半が幻想でしょう。「流通の都合上の調整弁」以上でも以下でもない、と言う、夢も希望も浪漫も無いのが現実です。 だからこそ、この主人公の、産地と、調理人を結び、食べる人に美味しい魚を食べて欲しい!という熱意が、ウザさを突き抜けて仕事の矜持にまで昇華されている、この作品の描写は良いですよね。 インスタントな食生活を送っていると、ついつい忘れがちな、海産物とそれを取り巻く食文化、もう一度見つめ直すには良い教科書、とも言えるのではないでしょうか。 そういう視点で読み返すと、主人公のウザさも…、やっぱちょっと気になるんですけどね(?)ウオバカ!!!バカじゃないですよ、けどね…。7わかる
マンガトリツカレ男1年以上前単純なラリー競技だけでなく、ラリーを取り巻く環境をバランスよくわかりやすく書いてありつつ、いつもの新谷かおるのロマンを忘れない名作ですよね。久しぶりにまた読みたくなった。ガッデム走りきる、そして何処かに帰る2わかる
名無し1年以上前新谷先生の作品には結構な頻度で商社が登場する。 多分、先生は商社の企業戦争とか市場操作とかが ネタ的に好きなんじゃないだろうか? そこに新谷先生得意のモータースポーツ「ラリー競技」が 融合して、合わさって、とても面白い。 描かないわけがない題材だよな、と思う。 ガッデム走りきる、そして何処かに帰る2わかる
名無し1年以上前多分、バブルの時代だったのじゃないかと思うけれど、 ラリー競技は企業の熾烈な宣伝競争の場でもあった。 色々な企業や様々な人が、莫大な資金と膨大な想いを 注ぎ込んで競い合うラリーという競技。 その世界を人間ドラマとして描いた名作だと思います。 ラストスパートの盛り上がりとハートフルな結末が凄くいい。 そして登場する車が今となっては懐かしい。 ガッデム走りきる、そして何処かに帰る10わかる