プロレス界のスーパースター・中邑真輔選手が”ジョー”を愛読しているということをご存知でしょうか。これはよく考えると凄いことだと思いませんか。だって彼は1980年生まれですよ。この作品の連載がスタートしたのは1968年です。連載時に生まれてもいなかった世代に、時代を超えて影響を与えているということですから。中邑選手はどうも相当なファンのようで、インタビューでも、ジョーにちなんだ発言をしています。かつて、東京ドームで対戦する高山善廣を指して「『あしたのジョー』で言えば、力石徹だ」と。要は自分が超えなければいけない存在、ということを伝えたかったようです。こんな発言をするとは、相当ハマっているとみました。原作者の方とプロレスは関係も深いので、何ならノーガード戦法とか肘打ちとか試合でやってくれると面白いのになどと思ったり。すいません、ジョーの話のつもりがプロレスに興味ない人はまったくわからない話になってしまいました。