略奪★マドモアゼル
ここに一人の男がいる。王都で一番ハンサムな男。レニエ・カヴァリエール公爵! しかし、3代にわたる贅沢で積み重なった借金を返済しなければならない! そんな彼にささやく、友人の甘い提案。 「いるじゃん、あの女! やっちゃえ、略奪婚!」 王都で一番不細工な女、アンリエット・コルテス! 10本の指に入る大富豪の娘で、父の死後、とてつもない資産を相続していた! だからって略奪婚なんか…いくら何でもそんなクズのような真似はで…で…できる!!!! 酔った勢いで、全てやらかしてしまっていた…!?でも、どこかおかしい… 俺の部屋で明るく微笑んでいるこの女、拉致されてきた女がこの状況で微笑むなんて… 一体何があったんだ? 一番ハンサムな男レニエと、不細工で有名な女アンリエットの略奪婚が始まる!
お父様を探そうとしたのに
ルイーゼは母子家庭で育つが、8歳の時に母レアが亡くなってしまう。 それ以降は村の領主のベンジャミンが後見人になり、大切に育ててくれた。 だが、ベンジャミンはルイーゼの亡き母レアに心底惚れていたため、 ルイーゼにレアのように振る舞うことを強制していた。 徐々に自分自身が失くなっていくルイーゼに追い打ちをかけるように、 16歳になった彼女は強制的に ベンジャミンと結婚させられてしまった。 いよいよ耐え切れなくなったルイーゼは自ら命を絶ってしまう。 だけど目が覚めたら家のベッドで寝ている…!? なんと8歳当時の自分に戻っていた!! すぐにベンジャミンからの仕打ちをレアに話すがレアは聞き入れてくれない。 そしてルイーゼとレアはベンジャミンや村の人達に苦しめられて… しかも死んだと聞いていたお父さんが生きている…? 今世でも亡くなってしまったレアの遺言通り、 お父さんを探しに出たルイーゼの運命は果たして…!?
暴君を癒す魔女になりました
暴君の君臨する小説に悪態をついたら「暴君に殺された可哀想な主人公の妹」として、 最初から小説に登場もせず、一切活躍もしない魔女のアメリに転生した私。 殺される前に逃げるつもりが小説とまったく別の場所で皇帝に出会ってしまうけど、 実は皇帝は、身体に封印された災厄のせいで生まれた時から心休まる時を知らなかったらしい。 「柔らかい毛布にすっぽり包まれているような気分になる香りだ」 私を殺すはずの暴君が、逃げても隠れても避け続けても香りを辿ってやってくる! 「自分では気づかないのか?そなたからは、良い匂いがするのだ」 私のそばでだけ、くつろぐことのできる暴君は、やっぱり私を殺すのか、それとも…?
しがみついても無駄です
愛する人ラカンはついに皇帝となった。 しかし即位式の日、皇后になったのは私ではなく、義理の妹ビエナだった。彼を皇帝にするため全てを捧げた私に残されたのは刻々と近づく死。 彼に捨てられてようやく悟った。私は利用されたんだ。 もしも、もう一度やり直せるならあなただけは愛さない。 そして私は18歳の全てが始まったあの日に戻ってきた。 私の全てを奪ったラカン、今度は私が地獄に送ってあげるわ。 私の意思ではなかった許嫁フェイロン… 「愛なんていらない。私があなたを皇帝にしてあげる」 ラカン、ビエナ、待ってなさい。 あんたなんかこっちからお断りよ。
悪党の愛娘になりました
豪華な部屋に華やかな服で目覚めた理花。 前世は孤児として辛い思いをしてきたけど、今度の人生はお金持ち!?かと思いきや、何やら聞き覚えのある名前が続々と…。 まさかここは武侠小説の中!?魔教の教主である冷たい父親に、私を殺す予定の小説の主人公。生き延びるためには武功を習得するしかない! 果たして理花は小説のエンディングを変えることができるのだろうか!?
櫂 広海 愛憎ホラー傑作選
愛に飢えたあの人がじっと私を見ているーー。転勤する兄の邸宅の留守番を任せられた若夫婦。妻は誰もいないはずの壁側から不気味な視線を感じる。その場所には、以前この家に住んでいた美しい社長夫人の肖像画が飾られていて…。愛と裏切りが二重三重に絡み合う表題作『あの人が見ている』ほか、親友の夫を手に入れるため罠をかける女(『甘い罠』)、近所に住む可憐なシングルマザーに恋した男(『双眼鏡の中の小鳥』)など。愛や欲望のためなら手を血で染めることもいとわない男女が繰り広げる、恐ろしい愛憎劇を描いたホラー傑作選。
レベルが支配する世界で
ある日、高校生の少年トオルは異世界の貴族によって「レベルが全てを支配する世界」に召喚されてしまう。最弱レベルのトオルは奴隷として扱われ、高レベルダンジョンに入れられることに…。高レベルダンジョンで規格外の魔物を倒し、誰よりもレベルを上げ、元の世界に帰ることを誓うのだった――。「小説家になろう」人気作家・猫子が描くダークファンタジーが、待望のコミカライズ化!!
ループ100回目の転生執事は、最愛の悪役令嬢を今度こそ救いたい【単話】
「小説家になろう」発!褐色イケメン執事が願うのは…悪役令嬢の幸せ!?万能執事と性悪令嬢がゆく破滅ルート攻略ラブストーリー!「おめでとうございます! お嬢様はヴァルナー様に振られることで、破滅を回避しました!」ヴァルナー王子の頭に紅茶をぶちまけ、見合い話が破談し落ち込むリアンノは、謎の執事にそう告げられた。執事曰く、リアンノは悪役令嬢で、破滅する運命にあるという。「私は転生していますから」 怪しげに微笑む執事の言うことなんて、リアンノはもちろん半信半疑。でも「このままだと死にますよ」と脅されれば、小心者のリアンノは従うしかないわけで……とびきり優秀でちょっと変わり者の執事と、ちょっと性悪な悪役令嬢リアンノが二人三脚で目指すのは、悪役令嬢脱却と破滅フラグ回避……そしてラブラブハッピーエンド!?
最底辺であがく僕は、異世界で希望に出会う~自分だけゲームのような異世界に行けるようになったので、レベルを上げてみんなを見返します~【単話】
「小説家になろう」発!自分だけ異世界でレベルアップ!?最底辺から成り上がる少年の王道異世界ファンタジー!!現代日本――流星雨が降り注いだある夜、異形の化け物…「モンスター」が跋扈(ばっこ)するダンジョンが世界中に出現した。そして全世界の人々は、自身の「ステータス」を確認できるようになっていた。平和な日々は終わりを告げ、ダンジョンに潜りモンスターを狩る事が人々の義務となった。ステータスによってあらゆる人間がランク付けされ、最低ランクの能力しか持たない主人公・中村隆は、馬鹿にされながらも、強者の荷物持ちとして、ダンジョンに潜る辛い日々を送っていた。しかし、ダンジョンでBランクモンスター・アルゴスと遭遇しタカシの運命は回り出す。タカシはゲームのようなファンタジーの【異世界】へ自由に転移できるようになり、そこでの経験値を現在のステータスに反映できるようになったのだ。これは、最弱から成り上がるひとりの少年の冒険譚――。
幸せ番地0丁目 【再編集版】
泣けて笑える、転生ファンタジー! 私「魂管理係」の幸森と申します。転生といえば、新しい人生への旅立ち。そんな方たちを送り出す私の仕事は一見平和そうに思われがちですが…実際はやれ「ハリウッドスターの子どもに転生させろ」とか、「アイドルの彼氏になれるように」とか「待ち時間が長い」とか、もう、わがままばかり言われて胃が痛い日々。そんな私の日常をご覧ください。※本書は過去配信されていた同著者による同名タイトルを再編集したものとなります。重複購入にご注意ください。