檸檬館まで [完全版]
コミックされなかった幻の第2巻を、連載時のカラー原稿を追加し、完全版として電子書籍化!! 「お父さんに、好きだったと伝えて……」。母の最期の言葉を胸に、東京へやってきた18歳の女の子・晃。父がやっているという下宿宿「檸檬館」は見つけたものの、そこには「女人禁制」の文字が。仕方なく男のふりをして潜り込んだ晃だが、父はブラジルへ発った後だった――。フツー(?)の女の子・晃が活躍する、イケメン揃いのアパート・ラブコメディー!!
うさぎ雲といっしょに
空を見上げればきっと 今日もうさぎに出会える―『フワフワした空想癖が、大人になってもやめられません。好きになると、頭がそのことでいっぱいになってしまう私。大好きなうさぎをいつでもあちこちに見つけてしまいます。そんな私から、ちょっと提案してみたいのです。あなたの人生の旅に、うさぎ雲をご一緒させてもらえませんか?』人気うさぎイラストレーターが描く初のコミックが1冊に。眩しい青空、輝く月夜、まっしろな雪の朝…ふわりと浮かぶ、お気に入りのうさぎ雲を見つけてください。
その婚姻届、マッチング条件にありました!?~ハイスペ男子が結婚したがる理由~
「1か月後…それを書いてくれるか捨てるか、決めてください」初デートで手渡されたのは、《夫》の欄に記入済の婚姻届でした――沢木ユウナはもうすぐ30歳。結婚を考えていた彼氏にある日突然裏切られ、婚活サイトに登録し本気の相手を探すことに。そこで出会ったのは、逞しい体に柔らかい雰囲気、そして外資系企業に勤める好条件すぎる男・サトルさん。すごくいい感じのオンラインお見合い……だったのに、ユウナはカメラの前でとんでもない《やらかし》をしてしまって…!?なのにいきなり婚姻届って、どういうことですか!?
この大きな胸が嫌いで好きで
胸のことを最初に意識したのは小学4年生の頃。先生からのひと言で自分の身体の変化に気づき始め、人よりも早く身体が変わっていくことが不安だった―。男女混合の着替えが嫌で学校に伝えると先生に嫌われ、「ブラジャーしてる!」「背も胸もデカくね?」「胸のおかげで付き合えたんだろ」「正直自慢してるよね」「何カップ!?」など周りからの容姿に対する言葉にも悩まされた学生時代。できるだけ胸を目立たせないように隠して生きてきた。「胸なんか気にせず生活してみたい」「胸を小さくする手術がしたい」と自分の胸が嫌いだった過去。それでも、環境が変化する中で成長するにつれて「自分の身は自分で守らないとそれ以上に傷ついてしまう」と少しずつ気持ちが強くなっていく―。多様性と言いつつも、まだまだ周りからの評価で固められた価値観だらけの世の中で、「自分らしく生きたい」という気持ちが加速する1冊。